2012年4月17日火曜日

「伊賀忍者特殊軍団・阿修羅」の正体は(笑)

三重県伊賀市と名張市は、戦国時代の伊賀忍者を輩出した地として有名です。
忍者は間諜や謀略活動にもっぱら従事し、特殊工作技術を持つ下級武士・郷士だったようですが、江戸時代になって社会が安定すると次第に活躍の場を失い、半ば伝説として記録が残されているのみで、実際には黒づくめの忍者服とか、水雲、手裏剣などの武具は後世の創作だという説もあるようです。(何しろ隠密活動のプロなのですから公式な記録が残っておらず、史学的な実像は全然わかっていないのが本当のところだとか。)

最近ではもっぱら伊賀地域を売り出す観光資源として活用されており、4月15日にはアメリカ合衆国ワシントンでの「日米桜寄贈100周年事業」に参加している 伊賀忍者特殊軍団・阿修羅 が、同会場で忍術パフォーマンスを披露し、計2回の公演に約2000人の観衆を集めたことが報じられていました。

毎日新聞の毎日JP(4月16日付け)によれば
・桜祭りは、ホワイトハウス近くのペンシルベニア通りで開催。屋外会場は観光客でごった返した。
・阿修羅のメンバーは武器を手に、 激しい動きの殺陣を披露。司会の合図で、「MIE!」「IGA!」の掛け声が一斉に響き渡り、盛り上がったという。
・体験コーナーも特設され、約3000人が手裏剣打にチャレンジ。(伊賀上野観光協会の企画兼施設係長である)森本係長は「あまりにも人が多く、写真撮影に苦労しました。大変な盛り上がりで、幅広い年代にPRできた」と成果を伝えてきた。
と、大成功の様子を伝えています。

日本の武道と忍者とがミックスされたような、いかにもアメリカ人が好きそうな、ショーアップされたさぞかし迫力あるパフォーマンス集団かと思っていたのですが・・・
Youtubeを見る限り、「大道芸」に近い雰囲気です。
庶民的というのか、チープというのか。しかし、確かに観客には大ウケなのです。

こうやってまたアメリカ人にNINJAのイメージが刷り込まれていくのでしょう。これは伊賀にとって、そして三重県にとって、良いことなのでしょうか? それとも・・・



■伊賀忍者特殊軍団・阿修羅 http://www.k3.dion.ne.jp/~ashura/

■伊賀上野観光協会 http://www.igaueno.net/

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