2012年5月14日月曜日

QBカットハウス VS カットコムズ

わしは地域の商店街を愛しており、できる限り地元の商店で買い物したり、サービスを受けたりしており、床屋についても月1回ほど、20年来行きつけの地元の理容店に行っています。
しかし、どういうわけか今年度4月当初、5月当初と何だかんだいそがしく、その床屋さんに行くことができませんでした。
そこで、4月はQBハウス、5月はカットコムズという、どちらもいわゆる1000円カットハウスという業態のチェーン店を利用しました。
そのレビューです。

QBハウスは東京都渋谷区にあるキュービーネット(株)が展開しているチェーン。1000円、10分間という低価格・短時間のヘアカット専門店です。
インターネットで調べると、このビジネスモデルは全国に数多くあるようなのですが、はんわしが知る限り、マスコミに多く取り上げられ、最初にメジャーになったのはこのQBハウスだったと思います。(創業は平成7年)
1000円札で自販機からチケットを買い、イスに座ると、理容師さんに「どんなふうにしますか?」と聞かれ、答えると首に薄紙を巻かれてエプロンみたいなのをパッとかけられ、いきなりカットが始まります。サービスはカットのみで、ひげ剃り、顔剃り、洗髪、パーマなど他のサービスは一切ありません。
イスの前には鏡と、その下の液晶モニターには時事通信社の文字ニュースとか天気予報が流れており、それほど退屈しない仕組みになっています。

 
カットの後はバリカンでもみあげとかうなじを仕上げてもらい、一番最後に掃除機のホースみたいなので細かい髪の毛をガーッと吸い取ってもらうという(有名な)行程を経て、終了。きっちり10分で終わります。店内のレイアウトも機能的で、悪く言えば「工場」のような感じがしないでもありません。

一方、カットコムズを展開するのは富山市に本社がある(株)マックスコムズウエストで、創業は平成15年だそうなので比較的後発組なのでしょうか。
ここも同じように1000円で、カットのみのサービス。事前にチケットを自販機で買うのは同じですが、店内の体裁はイスが一台ごとにパーテーションで仕切られていて、目の前にあるのも鏡のみ。理容師さんとの一対一感を強く感じます。
理容師の話掛け率はQBよりも高く、トークで退屈させない方針のようです。わしを担当してくれたオニーサンは若いわりに驚くほど博識で、円高から小沢問題、プロ野球、小林幸子問題まで話題が広く退屈しません。
時間が10分以上になっても、思い通りになるまでちゃんと切ってくれます。最後はブラシで頭をゴシゴシと掃除されて終了。

どちらがいいのかはお客の好みによると思いますが、急いでいる時はQB、それほどでもなければカットコムズが納得は行くような気がしました。

日本経済にとってサービス業の生産性向上は至上命題であり、サービス業のイノベーションを次々生み出すことは企業家の大きな使命です。
床屋さんは、同時消費性とか非代替性など、サービス業の特質が強く、かつ、理髪だけでなく、シャンプーも、マッサージも、顔剃りもひげ剃りも耳掃除も付いてくるという(その代わりに時間もすごくかかり、料金も高い)超高付加価値な日本のサービス産業の代表のような業種です。

余分なサービスを切り捨ててダウンサイジングした「1000円カット」というビジネスモデルは生産性向上の一つの解ですが、それでは従来型の理髪店が淘汰されるかというと、なかなか甲乙つけがたく、技術やサービス水準の高い従来型の理髪店はやはりしっかり生き残っていくことでしょう。
まあ、消費者の選択の幅が広がることで、とりあえずは良しということでしょうか。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

超付加価値?

それはあなたの価値観でしょ?

匿名 さんのコメント...

カットコムズ、東京とか神奈川とかじゃなくて、埼玉に出来ないかな。

神奈川は日本一おしゃれする所だから作ってもどうかと思う。

浦和とか春日部あたりに作ってもらえればと思う。

マユカット300円ってのがいいよね。

安い所行くと眉がボサボサになって困ってたんだよね。

匿名 さんのコメント...

まともな企業ならいきたいですね。しかし、まともとは云えない企業ばかりですね。本当に千円で満足は替えません。私の経験から、騙されてるだけです。

匿名 さんのコメント...

昨日愛知県瀬戸市の店によりカットしてもらいましたが、店員の横柄な態度に
二度と行く気になれません。