2012年10月25日木曜日

伊賀の人には「舌が3枚ある」という話

三重県の歴史を紐解くと、大部分を占める旧伊勢国を中心に、志摩国、伊賀国および紀伊国の一部の旧4つの国が一つにまとめられて成り立っていることがわかります。
 県制が敷かれてから100年以上経つわけですが、いまだにこの4つの地域はそれぞれ強い個性があると言われています。

 中でも伊賀地域は、県庁がある津市、およびその周辺の伊勢平野とは布引山地などの山塊で隔絶しており、古来から中部と近畿の中間にある交通の要衝として独自の文化を育ててきました。

 今日は、この伊賀地域で事業を行っており、その分野では日本でも指折りの技術を持つニッチトップである中小企業の経営者と雑談する機会がありました。

 その社長の談によると、伊賀で生活するには「舌が3枚要る」とのことです。

 伊賀は東に名古屋、北に京都、西に大阪という3つの異なる地域と近接しています。
 行政は東海(名古屋)、文化は京都、経済は大阪に属しているので、それぞれ相手を見て話をしなければなりません。

・名古屋の人は質実なので、あるものは「ある」、ないものは「ない」と正直に言わないと嫌われる。

・大阪の人ははったりかましなので、あるものは「ある」、ないものも「ある」と言わないといけない。

・京都の人は見栄張りなので、ないものは「ない」、あるものも「ない」と言わないと恥をかく。

 この3つ、それぞれ政治的・文化的・経済的な引力が釣り合った場所が伊賀なので、伊賀の人は他の地域に自分を合わせることが得意。(舌が3枚ある)
 しかしながら、自分の「我」も結構強いという2面性があるとのこと。
 伊賀で忍者が生まれ、諜報や謀略をもっぱらしたのも、伊賀が地理的に情報の交差点であったことと、相手への使い分けがうまく、しかも身内の結束は強いという土地柄だったから、という話でした。

 わしは、うーん、なるほどと思ったのですが、これってどっかのネタなのでしょうか?

 ちなみに、2年前は上野天神祭に行っていました。

■はんわしの評論家気取り (2010年10月24日) 上野天神祭と伊賀鉄道

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