2012年11月11日日曜日

めっちゃ天気が良かった志摩半島

 秋の行楽シーズン、先週はやや遠出したので、今週は近場で伊勢市内から車で小一時間ほどの、志摩市安乗(あのり)に行ってきました。

 伊勢市から志摩方面には、通称「伊勢道路」と呼ばれる県道を通ります。
 道の両側は伊勢神宮が所有する神宮林で、広葉樹が中心のうっそうとした森林が迫っています。くねくねした険しい道ながら、幹線道路のため通行量も多く、けっこう気を使って運転します。


 出発から30分ほど、途中にある志摩市磯部町には、伊勢神宮内宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)が鎮座しています。



 奇祭といわれる「御田植式」が今も伝えられているほか、海に近い地域なので漁業者の信仰も厚く、全国各地に派生形がある竜宮伝説の志摩版も伝わっているそうです。
 良い方は微妙ですが内宮のミニュチュア版のような小じんまりした境内で、落ち着いた、静かな参拝を行えます。


 伊雑宮を出て走ること30分で、安乗灯台に着きます。
 伊勢湾に突き出した安乗半島からは、有名な(?)渡鹿野島がすぐ対岸に見え、遠くには鳥羽や離島、さらに伊勢湾対岸の渥美半島などがパノラマで臨めます。



 本当は灯台に昇ることができるのですが、この日は強風のため公開中止でした。残念。
 気を取り直して、今や安乗を代表する特産品である「あのりふぐ」で有名なレストランに昼食に行きました。
 ふぐは高価なので、安くておいしいという地魚定食が目当てだったのですが、観光バスの団体客が到着した直後で大混雑。店員さんはてんてこ舞いで、飛び込みの一見客は対応するヒマもない様子。結局食事にはありつけないまま、ほうほうの態でお店を後にしました。あのりふぐブランドのパワーを実感させてくれる出来事でした。

 仕方なく車でさらに30分ほどの、志摩半島の先端に近い志摩市和具にある「てこね寿司」が有名な店に向かいました。ここはなじみの店で、きっと空いているだろうと思ったのですが、なんと「店主が体調を崩したため、10月末をもって閉店しました」という張り紙。
 空腹感が一気に増したと同時に、地方の、特に家族経営のお店を取り巻く経営環境はきっと厳しいのだろうな・・・と思いを馳せずにはいられません。
 和具の、このお店のあたりの賑わいも、気のせいか以前より少なくなっていた気がしました。

 というわけで昼飯を求めて志摩半島をさまよい続け、ようやくありついて、伊勢に戻ってきました。

 伊勢道路を伊勢に向かって走り、二つ目のトンネルを抜けると県営体育館や伊勢志摩スカイラインと分岐する交差点があります。
 実はこの辺り、伊勢神宮の宇治工作場という施設があって、長さ200mほどのイチョウ並木があります。


 この写真では見にくいですが、工作場の奥の方の並木は黄色く見事に色づいていました。なかなか素晴らしい眺めです。
 しかしまた、ギンナンもたくさん落ちていて猛烈な臭いを放っていました。ブログでは臭いが伝わらなくてよかったです。

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