2012年11月29日木曜日

起業家はなぜいつも不幸なのか?

 GIGAZINEに、Polyvoreというネットショップを起業したと経営者Jess Leeさんのブログが引用されています。
 Why Startup Founders are Always Unhappy(なぜ起業家はいつも不幸なのか)と題されたブログの内容は、「起業家は常にストレスに満ちており、たとえその会社が成功を収めていても不幸せを感じる瞬間がままあるが、なぜそのような精神状態になるのか」を考察したものです。

 
このグラフのX軸を経年、Y軸を業績とします。仮に創業直後の企業が、トレンドとしては右肩上がりで成長していたとしても、ミクロ的にみると短期的な業績は小さな上下を繰り返しています。

 マクロ的にはB点はA点よりずっと上にあります。しかしミクロではA点は上昇基調の中にあり、反対にB点は下降基調の中にあります。なので、創業者の「体感」としては下降基調にあるB点にいる間は「不安」や「不幸」を感じやすくなります。
 このような細かい波動上の不安や不幸が常に繰り返しやってくるので、企業が成長していても起業家は不幸を感じやすいというわけです。
 では、どうしたらいいのか。Leeさんのアドバイスは以下のようなものです。

 
◆01:自分たちがどこから来たのかを思い出して下さい
◆02:すばらしい文化とすばらしい人々があなたの助けとなる
◆03:スタートアップによってあなたの自身の価値を決めつけないで下さい
◆04:外に出て、他の起業家たちと話しをして下さい
 一つ一つのアドバイスの内容は、ぜひGIGAZINEをご覧ください。(リンクはこちら

 はんわしが特に興味深く感じたのは、04のアドバイスです。
 Leeさんは内向的で人との付き合いを嫌っていたため、Polyvoreを起業してからも3年間は彼女は働きづくめで、他の起業家たちには話しかけることはありませんでした。後から思えば、これが最大の間違いだったのです。
 他の起業家たちから情報を得なかったため、彼女は起業についての情報をTechCrunch(起業情報専門のブログ)から得ていました。しかしTechCrunchはサクセスストーリーやポジティブな話でいっぱいであり、そのために彼女は自分の会社で起こる問題すべてが世界の終わりのように感じられたのでした。
 他の起業家たちと話すようになってから、彼らから知恵や激励、そして問題に対する解決策を教えてもらうことによって、彼女は解放され、精神的にすごく楽になったとのことです。
 そして彼女は、ネットワーキングイベントに行くよりも、他の起業家と1対1で会ってコーヒーでも飲むのが一番おすすめと書きます。(jessblog  リンクはこちら

 起業家が孤独だというのはよく聞きます。
 本当なら1対1のお茶もいいのでしょうが、なかなかいきなりそうもいかない場合、産業支援機関やインキュベーションが主宰しているネットワーキングイベントも、参加する価値は高いとわしは思います。

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