2013年8月10日土曜日

日本ほめる達人協会三重県支部が伊勢に

ほめ達三重支部HPより
世の中にあまたある自己啓発セミナーの中でも、「キワモノ系」かつ「お笑い系」の両方を兼ね備えて注目を集めているのが、一般社団法人日本ほめる達人協会なる団体ではないでしょうか。

 マラソン金メダリストの高橋尚子選手を育てた小出義雄監督が「誉めて育てる」というタイプの育成者として有名でした。
 それまで日本では、厳しくしごく星一徹型と、優しく誉める小出監督型の両極端の指導法があり、現場の指導者たちはその両極を行ったり来たりしながら最適な指導法を体得していたわけですが、高橋選手のオリンピック金メダルという、これはもう、スポーツ界にとっては押しも押されもせぬ金字塔で絶対の最高権威を獲得したことによって、小出型の指導法が正しいことが証明された形となり、日本でも誉めることが市民権を得て、それがビジネスの人材活用の世界でも主流になってきた感があります。

 日本ほめる達人協会、略して「ほめ達」とは、ホームページによると以下のようなものです。



日本国内だけを見ても、年間3万人を超える自殺者が続く異常な事態。
日本は物理的な戦争をしていないものの、これはまさに「心の内戦」ともいえる状態です。
そんな状態を打破したいと、日本ほめる達人協会は設立されました。
ただお世辞やおべんちゃらを言うのではなく、心の底から相手の良さを見いだし、あらゆるものから価値を発見できるのが「ほめる達人(ほめ達)」。
「ほめ達」が、日本だけでなく世界中に広がれば、間違いなく平和で暮らしやすい世の中になります。

 しかし、この説明はわかったようでよくわかりません。
 協会もそう感じているらしく、以下のような補足説明もされています。

・「ほめ達」は、目の前の人や物・商品やサービス、起きる出来事などに独自の切り口で価値を見つけ出す『価値発見の達人』のことです。
・ほめることは、甘やかせたり迎合したりすることではありません。ほめることによって、心の内戦に対する「心のエアバッグ」が作動し、勇気がわくのです。自信がめばえるのです。心が開かれ、世界が広がるのです。 

 これでもやや抽象的ですが、要するにただお互いを誉めちぎって傷の舐めあいをするのではなくて、誉めることで前向きになり、新たな自分の価値や能力を再発見し、困難な現実に立ち向かっていくために、相手の良い部分を探す訓練 ~ひいてはそれが自分の良い部分を引き出してくれる手段にもつながる~ をする活動だと解釈すべきなようです。

 さてこの「ほめ達」ですが、平成23年10月に創立されたもので本部は大阪にあります。
 代表理事の西村貴好氏は、大学卒業後、家業のホテル運営で人材定着不足に悩み、その中で「ほめて伝える」効果に気付き、その結果たった一年で人材募集費を年間120万から0円にした実績の持ち主とのこと。ほめる仕組みで組織を活性化するためのコンサル会社を設立し、当時の橋下大阪府知事から府庁の実態調査を2年連続で依頼され、その様子をNHK「クローズアップ現代」が取り上げたことから大ブレークしたとのことです。(わしも確かその回のクローズアップ現代を見ました。)

 現在、福島、名古屋、姫路、高松、大阪、福岡、沖縄、そして三重に支部があります。三重支部は三重県伊勢市にある南部自動車学校に運営事務局が置かれ、今年5月にはホームページも公開されています。
 南部自動車学校は「共感運転」を校是としているようなので、「ほめ達」的な哲学が経営方針と共通するのかもしれません。
 せっかく三重に、そして伊勢に、このようなユニークで実効性もある活動の拠点があるのですから、せいぜいPRしていただき、興味や関心がある方や企業、団体、組織と接触を持っていただきたいと思います。
 10月には「ほめ達」検定の3級のセミナーが三重支部で行われるそうです。セミナーを受講すれば検定にも合格できる仕組み(?)のようなので、まずこのあたりからとっついてみるのもいいかもしれません。

■一般社団法人ほめる達人協会 三重支部  http://www.hometatsu.jp/mie/index.html

 


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