2013年8月5日月曜日

みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金の交付先が決定

 公益財団法人 三重県産業支援センターが、平成25年度第1回「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金」と、「みえ農商工連携推進ファンド助成金」の助成先内定を公表しました。

 これらの助成金は、三重県産業支援センターに造成された基金の運用益を財源として、中小企業や個人事業者、NPOなどの多様な主体が、新しい時代の担い手として地域の発想や工夫による特色あるビジネスを創出することを支援するため、地域課題を解決するビジネス(コミュニティビジネス)や地域資源活用ビジネスにおける新商品・新サービスの開発などに対して、審査のうえで交付するものです。

 スモールビジネスにとって大変使い勝手が良い制度であり、わしは三重県内の地域経済活性化に大きく寄与していると思うのですが、なぜかあまりマスコミにも取り上げられないようなので、採択された事業者の方々にエールを送る意味でも、ここで紹介したいと思います。
 なお、これらの情報はすべて三重県産業支援センターのホームページで公開されている内容です。詳細はこちらをご覧ください。



平成25年度第1回みえ地域コミュニティ応援ファンド【地域資源活用型】
応募18件、内定先 10件

1.株式会社稲藤(四日市市)
 失われた伝統技術の再獲得と、三重県産の竹を使った約300年前の「日永うちわ」の復活を目指す事業。

2.澤佐酒造合名会社(名張市)
 地域づくりの一環として作られる酒米を使い、「味」・「物語」・「スタイル」の3方向から日本酒を研究開発し、全国に発信していく事業。

3.SUNKI Iseshima Design Office 中村 純(伊勢市)
 つかえばつかうほど心地よい風合いの出る昔ながらの木綿「伊勢木綿」を用いたアパレル商品を洋服の生地として企画・製造・卸売し、全国に発信していく事業。

4.株式会社シラキ(伊勢市)
 老舗パールメーカーとタイアップし、国内外のセレブ層に愛されるペット向けアクセサリーのブランド化を目指し、販路拡大を図る事業。

5.茶陶苑まさき 正木 孝生(四日市市)
 初の圧力鋳込みによる急須製造で、画期的な茶の抽出方法を実現する。また急須本体を洗いやすくするなど、急須の清潔さを実現することで、消費者の不満を解消し万古急須の販路拡大に繋げていく事業。

6.株式会社中野(松阪市)
 御浜町で取れるマイヤーレモンなどの柑橘類を有効活用してお酢、ドリンクなど新製品の開発をする事業。

7.株式会社浜与本店(鳥羽市)
 伊勢湾産の天然鯛・浦村牡蠣を使用した炊き込みご飯や雑炊、答志島の茎わかめを使用したふりかけや惣菜、しらすを使用した蒸ししらす等の開発を行うことで地元魚介商品の付加価値・ブランド価値を高める事業。

8.有限会社ミスズ(松阪市)
 みえ豚(松阪豚)の未利用部位(チマキ)を利用した時雨煮と、みえ豚の特徴であるうまみ成分の多さとジューシーさを活かしたローストポーク、ハンバーグの商品化事業。

9.株式会社明菱(鈴鹿市)
 「三重県産のお米」を活用して機能性を付与した上で造粒し、介護食品やダイエット食など幅広い分野に向けて商品開発をしていく事業。

10.有限会社山口陶器(三重郡菰野町)
 器の提供だけでなく、器を通じた“やさしい暮らし”の実現により、料理体験教室やレシピ等を新たに提供する。さらに、新シリーズの試作開発を行い自社ブランド「como noko」の魅力向上を図り、四日市萬古焼全体の活性化を目指す事業。


平成25年度第1回みえ地域コミュニティ応援ファンド【地域資源活用型 ものづくり部門】
応募4件、内定先3件

1.有限会社アイジィエー(伊賀市)
 これまでの屋台のイメージを変えるデザイン性を有した屋台ユニットの販売事業。

2.桑原鋳工株式会社(桑名市)
 家庭用調理器具を鋳鉄、アルミ鋳物、錫で製作。専門家を活用し、自社製品を開発。桑名商工会議所と連携し、展示会出展、ヒアリング調査、販路開拓事業を展開し、地元の“くわな鋳物”のフレーズ発信、意識付けを行う事業。

3.有限会社高建(名張市)
 地盤沈下修正・補強に係る技術力の向上並びに、新しい工法の標準化に向けた取組により、伊賀管内を含め内陸部を中心にした大規模災害等に対応する安全保障ビジネスを行う事業。


平成25年度第1回みえ地域コミュニティ応援ファンド【地域課題解決型】
応募14件、内定先4件

1.社会福祉法人九華福祉会(桑名市)
 障がい者施設がJAなどと連携し、桑名産たけのこの加工品を製造販売することで、障がい者の経済的自立を支援し、地域での共生社会を創る事業。

2.大王運輸株式会社(多気郡明和町)
 地域特産品の物流・流通を支援するビジネスモデル構築事業。

3.福地ゆかり(鈴鹿市)
 出産後の母子が静養できる産後療養院「はんなり」設立事業。

4.増井和人(四日市市)
 地域情報(行事・観光・産業・広報等)を動画とSNSで即日配信するネット放送局事業。


平成25年度第1回みえ農商工連携推進ファンド
応募2件、内定先2件

【産学官共同研究開発型】
竹政製陶有限会社(四日市市)+ タナカ園芸 田中康章(津市)
 植木業界・陶磁器業界の新規需要の創造、販路開拓のため「香り」をキーワードにし、植物栽培技術と耐熱陶器制作技術のお互いの強みを活かし、新商品を開発し、園芸・陶磁器業界への相互のPRを行う事業。

【一般型】
有限会社未来(三重郡菰野町)+ 伊藤いち男養鶏場 伊藤一男(いなべ市)
 創作中華の店 饗庭(有限会社未来)と 国産米を中心としたオリジナル配合飼料使用の伊藤一男養鶏場の連携による、創作メニュー開発ならびにレシピ公開、情報発信などの事業。

 以上です。
 なお、これらの採択者に対しては同センターから200万円~500万円の助成金が交付されますが、実際に支払われるのは事業が完了して適正な内容であったことの検査を受けた後になります。したがってその間は事業者の立替えとなりますので、一定の自己資金(運転資金)は必要であることには留意が必要です
 なお、これらの助成金は年2回公募を行っており、次回の募集は平成25年9月25日(水)~10月25日(金)とのことです。

■(公財)三重県産業支援センター

 みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金について(相談メニュー)  こちら

 みえ農商工連携推進ファンド助成金について(相談メニュー)  こちら 

0 件のコメント: