2014年3月1日土曜日

ピエリ守山が閉館、リニューアルへ

 ピエリ守山(滋賀県守山市)がリニューアルのため閉館することが決定したようです。

 平成20年9月に、滋賀県最大級の200店舗を有する大型ショッピングモールとして開業。多数の買い物客が押し寄せ、クルーズ客船をイメージしたという外観も相まって、一大流通スポットとしてにぎわっていたそうです。

 しかし、景気の悪化と、近隣商圏内に後発の大型ショッピングモールが続々と開業するなど競争が激化しだすとピエリ守山からは一転、退店するテナント店が続出するようになります。
 昨年末には10店以下にまでテナント店が激減し、売り場のほとんどが空き空間となって、来店者はほとんどなく、まさにガラガラ、スカスカの状況となり「何も無さすぎる」「廃墟化している」ショッピングモールとして、別の意味で有名になっていました。

 今回の閉店(ホームページによると「リニューアル期間中のため休館」となっています)はやむを得ないことと関係者には受け止められているようです。

 わしは「名所」としてピエリ守山の名を耳にしたころ、同時に、平成24年1月にピエリ守山が運営会社からkodo.ccに売却されたことを知り、これはひょっとすると業績が回復するのではないか、と直感したことが記憶に残っています。


 kodo.ccはこの時期、三重県デベロッパー業界の風雲児として、同県菰野町に複合リゾート施設「アクアイグニス」を建設している、ちょうどその時期だったからです。
 kodoグループの立花社長とはお目にかかったことはありませんが、県内の中小企業経営者の方々からお話しを聞くと、注目している若手経営者としてよくお名前が出る一人でした。

 (株)kodo.ccのホームページによると、同社は、毎日新聞販売店事業、不動産事業、建設事業、そしてアクアイグニスを擁する複合リゾート事業の4事業を行っています。
 アクアイグニスも、以前にあった「片岡温泉」という施設が道路建設で移転を余儀なくされ、リニューアルに際して有名パティシエである辻口博啓氏を招へいするなど、温泉 プラス 新しい魅力としての「食」を加えて、総合的なリゾートして生まれ変わらせるスケールの大きな事業を遂行されました。

 そのような同社なら、ピエリ守山も再生できるのでは・・・と勝手に思ったのですが、ピエリ守山の運営会社(kodo.ccとはまた別の会社らしい)は平成25年には、また別の会社に株式を売却しているとのことなので、まあ実際、kodo.ccがショッピングモールの運営そのものに関与できる立場だったのかどうかはわかりません。

 一方、kodo.ccは今年になって、2年後の平成28年に三重県多気町で、日帰り入浴と薬膳料理を楽しめる複合健康リゾート施設「アクア×イグニス多気(仮称)」を新たにオープンさせると公表しています。
 ここでは、多気町内にある三重県立相可高校(高校生レストラン「まごの店」を運営している食物調理科が有名)と連携するなど、産・学・官が連携した健康リゾートを提案していくとのことであり、「食と健康」というアクアイグニスのコンセプトは一貫しているので、守山の方は、あの場ではそのようなコンセプトが描けなかったということなのかもしれません。推測ですが。
 

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