2014年5月18日日曜日

ギークカフェ伊勢に行ってみた

 今朝(5月18日)の中日新聞朝刊サンデー版はファブラボの特集でした。
 この記事によれば、ファブラボ(FabLab)とは「工作」を意味するFabricationと、「楽しみ」を意味するFabulousを組み合わせたものだそうで、おそらくそれに「実験室」とか「工房」を意味するLaboratoryがくっついてできた造語です。
 「地域に開かれている工房」であり、ものづくりが趣味であったり、技術に関心や知識、技能を持つ市民が集い、そこにある工具や工作機械を使って、好きなものが作れるスペース、というくらいの定義になるかと思います。
 ものづくりというのは幅広い概念で、ものづくりが趣味と言っても、日曜大工、造園、手芸、陶器、ガラス、クラフト作り、織物、染色、模型作りなどなどたくさんのジャンルがあります。
 しかし、ファブラボでいう「ものづくり」とは、往々にしてソフトウエアの製作とかデジタルデータを活用した製造(3Dプリンターを使った造形など)のような、ハイテクな分野を指すことが多いようです。具体的にはゲームソフト、アプリケーションや、ロボット、ラジコン、複雑な形状の模型やオブジェ、メカや装置などを作れることが、ファブラボの持つ強み・差別化ポイントになると思います。


 中日新聞が取り上げているファブラボは、鎌倉、渋谷、大阪・北加賀屋といった、国内でも早期に設立された老舗、かつ、ある程度の規模を持っているところですが、三重県伊勢市にもファブラボ的なスペース&コミュニティである ギークカフェ伊勢 があるのでご紹介しておきましょう。

 ギークカフェ伊勢の所在地は、伊勢市宮後(みやじり)1-9-1で、御園屋というビルの2階にあります。
 伊勢市駅から徒歩10分足らずの場所ですが、ハッキリ言って土地勘がないと相当に分かりにくいです。近くにある産院(小原産婦人科)を目当てに来るといいかもしれません。

 営業日は水、木、金、土、日の週五日の、「晴れの日」です。つまり、雨天時はこれらの曜日でも休業です。
 営業時間は13時30分から18時。
 初めて来店される場合は、ホームページかツイッターで営業中かどうかを確認してからのほうが良いようです。

 看板が出ているので、この入口から2階に上がっていきます。

 階段を登り切って左に曲がると、何とダンボールにGeekCafe ISE と書かれた看板がかかっています。ワイルドです。
 

 店内ですが、やはり本質的には工房なので、殺風景なのは否めません。恋人とのデートなんかは別の場所のほうが良いでしょう。
 カフェと名乗ってはいますが、ドリンクは店内備え付けの冷蔵庫から缶入りのコーヒーだのソフトドリンクだのを取り出し、代金を支払うセルフサービス方式です。
 わしが行った時は、店長の中西さんがカウンターの隅っこのほうでパソコンを使って何かの作業をしており、初めてだったので、来てしまって良かったのか悪かったのか、何だかバツが悪い感じでしたが、応対はごく普通なので心配はいりません。

 店を入ったすぐに3Dプリンターが置かれています。


 5月10日~11日に伊勢神宮・外宮前で開かれたイベント(伊勢楽市)に出店した「伊勢ギークフェア・PRイベント」の時も登場し、人気を博していたマシンです。(その時の様子はこちらを)

 さらにCNCルーターも備え付けたとのことで、数値制御で板(木板? 樹脂?)が複雑な形状に切断加工できるそうです。


 で、利用料金ですが、Wifiは無料で使え、パソコン等で電源を使う場合は一日あたり100円。ドリンク(セルフサービス)も一缶100円。
 3DプリンタやCNCは1時間当たり100円で利用できます。使い方はある程度は店長が教えてくれそうですが、基本的にはデータは利用者側で準備する必要があると思います。

 伊勢市には造船や工作機械、電子部品、錠前部品などの地場の製造業があります。また、鳥羽商船高専や伊勢工業高校などもあって、エンジニアの方や、ファブリケーションに関心を持つ方も多いのではないかと思います。ぜひ一度、足をお運びください。
 ちなみに8月9日(土)には、「作るを楽しむイベント」である伊勢ギーク・フェアがいせシティプラザで開催される予定で、ギークカフェ伊勢が実行委員会事務局になっています。現在、出展者を募集しているので、ものづくりに関心がある方は検討していただいてはどうでしょうか。

■ギークカフェ伊勢   http://geekcafe.fow.bz/  (Google Mapはこちら

■伊勢ギーク・フェア   http://igfaire.office-kuma.com/

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