2014年6月18日水曜日

養殖ビジネス 国際競争時代

 明日(6月19日)のNHK総合テレビ クローズアップ現代 のテーマは、養殖ビジネス 国際競争時代~日本の活路は~ というものです。
 その中で、三重県尾鷲市に本社がある、尾鷲物産株式会社が取り上げられるそうです。

NHKクローズアップ現代 ホームページより
 きわめて残念なことですが、日本の漁業(水産業)は産業としては完全に斜陽です。漁港や冷凍倉庫の整備などに巨額の税金が投入され続けていますが、担い手の高齢化はとまらず、消費者の「魚離れ」も深刻です。その中で、一時期は養殖漁業こそが次世代水産業の柱になると言われ、海外への水産物輸出も期待されてきました。
 しかしながら、現実には養殖漁業の生産量は減少傾向であり、国内市場はむしろ海外で養殖された魚介に市場を奪われている有様です。

 なぜ日本の養殖漁業は成長できないのでしょうか。

 番組では、ノルウェーの鮭養殖などの現場を取材し、徹底したマーケット研究、顧客ニーズに合わせた商品の開発、生産流通過程の効率化など、ビジネスとして戦略に取り組んでいる実例が取り上げられます。
 苦戦する日本勢ですが、しかし一縷の望みも垣間見えます。その代表例として取り上げられるのが尾鷲物産です。

 尾鷲物産は尾鷲湾で自ら養殖業を行っているほか、九州、四国から年間約100万匹の養殖ブリを出荷しています。また、食品の安全性と品質を表す国際規格であるSQF2000の認証を、水産加工業界においていち早く取得。高品質な商品により競争力を確保しており、大手回転すしチェーンの寿司ネタを一手に供給するなど、日本を代表する水産業・水産加工業・流通業の複合企業となっています。

 このブログを書いている時点ではまだ放送はされていないわけですが、日本の水産業が成長産業となるためのヒントが ~おそらくそれは既存の水産業者や行政機関といった既得権益者にとって厳しい指摘になることでしょうが~ 得られ、水産業が再生する一助になればと期待します。

((参考))
 
■ほぼ日刊イトイ新聞  勝川俊雄+糸井重里対談 日本の魚は「世界一」じゃない!?


■はんわしの評論家気取り  滅ぶ漁業、栄える漁業(2013年6月17日)

                  宇和島「みかんぶり」VS尾鷲「夏ブリ」(2012年8月1日)



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

タイムリーな話題ですね

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20140619/CK2014061902000015.html