2014年7月11日金曜日

台風と美しさと

 今週は超大型台風と言われていた台風8号に振り回されました。7月のこの時期、台風が上陸することも割合に珍しいケースと思います。

 わしは若いころマスコミ関係でバイトをしていました。
 毎日の払暁、ごそごそと起きて仕事場に向かい、各戸を宅配して回るわけですが、わしの生涯でこの約2年間の時ほど天気予報を真剣に見ていた期間はなかったと思います。何しろ雨が降るか降らないか、どれくらい降るのかで仕事の段取りや作業時間が大幅に替わってしまうので、今思うと、常に頭の片隅では今からの天気のことを考えており、テレビの天気予報は必ずチェックし、今晩から本格的に雨になると聞けば憂鬱になり、台風が接近中と聞けば恐れおののいていました。

 しかし、台風のさなかでもびしょ濡れになり、吹き飛ばされそうになりながら作業していると、ふと雲の切れ間から星が見えたりして、人知の及ばない大自然の暴力とともに、それと裏腹の、悪魔的とさえいえるような美しい光景や不思議な気象現象も体験することができました。

 今回の台風8号も、伊勢に襲来する前後、そんな景色を見せてくれました。たまたま携帯のカメラで撮ったのでアップしておきます。

 台風襲来前、帰宅途中の駅から、恐ろしく美しい夕焼けが見えました。風が強いためか雲の表情が刻々変わっていき、光線の色も、オレンジ、赤、青みがかった黄色が複雑に交じり合っていました。こういう夕焼けを見るのは非常に珍しいと思いました。




 その後、台風8号はいったん九州に上陸したあと、再び潮岬付近に上陸。急速に勢力を弱めながら太平洋沿いに東に進み、今朝は雨も上がっていました。

  大雨の時とは空の色がまったく異なっており、抜けるような青空でした。ちぎれ雲というのか、色々な形の雲が散らばっており、やはり風に送られてどんどん流れていきました。



 幸いにも、わしの周辺では大きな被害はなかったようですが、長野県では土石流で死者が出るなどもあったようです。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。


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