2014年7月4日金曜日

気の毒なのは県職員

zakzakホームページより
 夜のニュース番組は、兵庫県の例の「号泣議員」のニュースばっかりやっています。

 この県会議員(野々村竜太郎氏)は、平成25年度に195回もの日帰り出張をしたとして、県から議員に支給される政務活動費で、交通費として約300万円を受給していたとのことです。

 常識的に考えてこの出張回数は異常なので、マスコミに対して釈明会見を行っているうち、厳しい追及が続く中で突如情緒不安定となり、約30分間に渡ってわけのわからないことを絶叫し、号泣したということです。

(ただ、ニュース番組でも何人かが指摘していましたが、わしが見た感じでもあまり涙は出ておらず、「号泣」ではないような気はしました。)

 おそらくこれによって疑惑はますます深まるでしょう。この責任は議員ご本人が負うと共に、選出した選挙区民にも、その責任は(積極的に選んだにせよ、消極的に選んだにせよ)及ばざるを得ないと思います。

 しかし、わしが気の毒だと思うのは、議員の不始末とは直接関係がない兵庫県庁にも一般の苦情が殺到しているということです。

 朝日新聞によれば、兵庫県庁や県議会(事務局)には3日夕方までに、計737件の抗議や苦情などが届いたとのこと。平成24年にNHK大河ドラマ「平清盛」に対して知事が「画面(映像)が汚い」と注文を付けた時にも短期間に1千件程度の意見が寄せられたことがあるものの、その時は賛否両論だったのに対し、今回は(野々村議員を)擁護する声はほとんどなく、県庁広聴室は「短期間にこれだけの批判が集中したことは聞いたことがない」とコメントしているとのことです。

 もちろん、県による(正確には県議会事務局による)議員の政務活動費の使い道のチェックは万全を期すべきとは思いますが、基本的に現在の法律は議員は選良であるとして性善説に立っています。絶対に不正はない、と主張されれば、それ以上の確認は困難です。
 これは法制度の不備なので、結局は政務活動費の支出にも領収書の添付を必須とするよう法改正する以外根本的な解決はないでしょう。

 余談ですが、野々村氏の経歴を見ると(あくまでネット情報ですが)、大阪府内の高校、大学を卒業後、兵庫県川西市役所に就職。
 その後退職して、平成20年7月の兵庫県太子町長選に立候補し落選。同年11月の兵庫県西宮市長選に立候補し落選。翌平成21年7月の兵庫県議補選西宮市選挙区に立候補し落選。さらに翌平成22年5月の西宮市長選に立候補し、またも落選。
 平成23年の選挙で兵庫県議会議員に当選したとのことで、議員の地位への執着は人一倍強いのかもしれません。

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