2014年8月12日火曜日

26年度 みえ地域コミュニティ応援ファンドの助成先が決定

 公益財団法人三重県産業支援センターが、今年度の「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金」「みえ農商工連携推進ファンド助成金」の第1回目の助成先を公表しました。
(詳細はこちら http://www.miesc.or.jp/web/cgipg/cms/see_more.pl?d=1&c=418

 みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金は、新たなビジネスを興そうとする個人(創業者)や、会社、団体などに、その費用の2/3を、上限200万円まで助成する(補助金をくれる)というもの。
 また、みえ農商工連携推進ファンド助成金は、農林水産業者と商工業者が有機的に連携して、農林水産物を高付加価値化するような新事業に対して、その費用の2/3を、上限800~900万円まで助成するものです。
 公募が年2回あること(次回は今年9月下旬です)と、事業期間の起算が交付決定を受けた時から1年間もしくは2年間となっており、国や県といった行政機関の助成金や補助金が、会計年度(4月から翌年3月まで)に縛られるために年度をまたぐ事業には使いづらいのに対して、こちらは制度が柔軟であり、創業者などユーザーにとっては使い勝手は良いものとなっています。

 ただし、当然ながら助成を受けるには一定の要件が必要であり、申請者からの事業プランに対しては書類審査(第一次審査)と、プレゼンテーション審査(第二次審査)があり、それにパスしなければなりません。
 また、みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金のメニューが①地域資源活用型、②地域課題解決型、③ものづくり部門、の3つにく分かれているなど、初めての人にはわかりにくいことも多いので、活用にあたっては、まずは三重県産業支援センターに相談してみるのがよいと思います。

■みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金について
  http://www.miesc.or.jp/web/cgipg/cms/see_more_sm.pl?d=10&c=16

■.みえ農商工連携推進ファンド助成金について
  http://www.miesc.or.jp/web/cgipg/cms/see_more_sm.pl?d=10&c=8



 さて、今回の助成決定のビジネスプラン一覧を見ると、四日市の萬古焼(ばんこやき)といった、伝統産業や地場産業による「地域資源活用型」の新商品・新サービス開発プランが多いのは第一印象としてあります。
 しかし注目すべきなのは、みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金の中でも「地域課題解決型」で採択されているものです。

 地域資源解決型ビジネスとは、「地域の課題を解決するための事業を、新たに地域の特性を生かし、ビジネスの手法によって取り組む事業」と定義されており、世間一般ではコミュニティビジネスとかソーシャルビジネスと呼ばれるものです。

 応募総数17件の中から選ばれたという5件の地域資源解決型のビジネスプランの中には、

・有限会社広沢企画(松阪市)
 リサイクル率100%を目指す遺品整理事業(独居高齢者が抱える問題の解決と排出ゴミの抑制)
 http://koufukusya.com/

・一般社団法人i-oh-j(いおうじ)(桑名市)
 松阪市の休日夜間応急診療所で働く医師確保のため、広告を通じ県外より医師募集を行う企画事業
 http://iohj.sakura.ne.jp/

 など、昨今の核家族化・高齢化で生じる課題や医師不足等の課題の解決を目指す興味深い内容があります。

 地域資源活用型や、みえ農商工連携推進ファンドのような一般ビジネスもさりながら、三重県発のコミュニティビジネスが地道に発展し、地域課題の解決に資することを期待してやみません。

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