2014年10月22日水曜日

最も注目のセミナー、伊勢で開催

伊勢市産業支援センターでは、起業家向けのセミナーであるK&Kカフェが毎月開催されていますが、ホームページによると、次回の講師は 株式会社赤福 会長の濱田典保氏だとのことです。

 伊勢はもちろん、日本を代表する和菓子といえる「赤福」が、賞味期限の改ざん問題で営業自粛に追い込まれたのは平成19年のことでした。
 この時、社長であったのが濱田氏であり、法に違反する偽装行為や不正に関しては、代表取締役としての責任は免れえないのは当然ですが、この事件の反省から同族経営であり不正行為に対して外部の目が届きにくかった同社の経営体質改善に着手し、一定の成果を上げたことに関して評価を得ている人物であることも事実かと思います。
  
 今回のK&Kカフェでは、ニュービジネスを成功させるための心得とは? と題した講演とのことであり、社歴が200年近くにもわたる老舗の赤福が、伝統を守りつつもどのように時代の変化に対応してきたか等についてのお話となるようです。



 興味深いのは、ホームページ上の講演要旨の中に「イノベーション」という表現が使われていることです。
 イノベーションとは、まだまだ一般には「技術進歩」や「技術革新」のことだと誤解されることが多く、マスコミや行政機関でさえ誤用している例が散見されます。
 言うまでもなくこれは間違いであり、イノベーションとは、様々な要素を組み合わせて ~この要素には科学技術を含むことはもちろんですが、それがすべてではありません~ 、新しい市場を作ったり、新しい製品・サービスを生み出したり、新しいビジネスを作り出したりすることで、世の中に有用な新しい産業を世に出すことを指します。
 日本語に訳すと「創新」とか、ただ単に「革新」というのが正しいのでしょう。

 一見、伝統的で保守的とも思える赤福という会社が、どのようなイノベーションに取り組んできたのか、大変興味があるところです。
 おそらく別会社によって開発・運営しているテーマパーク「おかげ横丁」とか、スポーツ施設を運営している「スコルチャ三重」などのビジネスモデルについての話もあるのかもしれません。

 いずれにしても、今、最も注目すべき経営者の一人であり、地域産業振興に関心がある方はぜひ参加されてはどうかと思います。


■伊勢市産業支援センター   http://sangyo.city.ise.mie.jp/

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