2014年12月4日木曜日

とりあえず「2014年ヒット商品番付」をチェック

日経WEBより
 日経MJに、この時期恒例のヒット商品番付が掲載されていました。いよいよ年の瀬です。

 東の横綱の「インバウンド消費」とは、外国人の訪日観光客のことです。日本の受け入れ態勢の充実や、最近の円安傾向もあって外国人観光客は過去最高の1300万人以上となる見込みで、国内の消費市場を牽引しています。

 西の横綱の「妖怪ウォッチ」は(株)レベルファイブが発売したニンテンドー3DS用のゲームソフトで、100万本以上を販売。テレビ放映も高視聴率をマークし、バンダイが発売した「妖怪メダル」も販売枚数が1億5千万枚に達する見通しとのことです。

 外国人観光客は、たしかに夏以降、伊勢志摩や東紀州でもけっこう見かけたのは事実で、少なくともリーマン前までの水準には戻しているような感覚があります。
 また、妖怪ウォッチは、いつだったかショッピングセンターのおもちゃ売り場で、いたいけな子どもたちと、その父母、ジジババと思しき人々の一大行列を目撃したことがあったので、これも大ヒットであることは間接的に体感できました。

 このような今年の番付をMJは、「消費増税後の消費者の節約志向もあり、ファッションや家電ではヒット商品が少なく、海外コンテンツが上位に入った。」とし、国境超えて共感集める と総括しています。


 さて、この番付のいくつを体験したか、もしくは知っているかで自分の流行の感度を測定しているわしですが、年々と「体験してない」「行っていない」「知らない」割合が増えてくる傾向があり、近ごろは「聞いたこともない」みたいなアイテムもあって悲しい思いをすることもままあるようになってきました。

 東の大関のアナと雪の女王は結局見に行けませんでした。あまりに大ヒット大ヒットと言われていたので返って行く気もなくなったのが本音ですが。まわりの大人からは主題歌の流行のわりに、ストーリーが面白かったという評判は意外に聞かなかったのですが、どうなのでしょうか。
 西の大関のUSJも関心なし。わしは行列が嫌いなので、ああいうところに並ぶ人の気がしれない。(好きな方はスイマセン)

 そのあとは、関脇、小結、前頭の上位くらいまではほとんど知っているか、見聞きしているものでしたが、「Ban汗ブロックロールオン」になるとかなり怪しくなり、「TSUM TSUM」に至ってはわし自身がLINEをやらないので見たこともなく、「ラブライブ!」もスマホゲームはやらないからまったく知りません。
 このほか「ミラカール」、「カクノ」、「希少糖」なんていうのも初めて聞きました。フジテレビの不倫昼メロ「昼顔」も知らない。昼間テレビ見ないし。

 そんなわけで、まったく知らないものが三分の一くらいありました。これって日本人として標準的なのでしょうか。

 もっとも、ヒット商品といっても、かつての~昭和の時代のような~国民全体が支持し、持っているような大ヒットはもはや今の成熟した市場では生まれる余地がない、というのはコンセンサスかと思います。ヒット商品は生まれ続けるにせよ、それらは細かくセグメントされた市場でのみ支持されているもので、後世に記憶されるような大ヒットは、やはり今年も、この番付の横綱と、せいぜい関脇くらいまでではないかと思います。

 むしろ、わしが興味を持つのは、この番付の中のいくつが「企図された」つまり戦略的に導かれたヒット商品なのか、ということです。言い換えると、企図せざる=偶然の=ヒョウタンから駒のヒット商品があるのかないのかということに興味があるのです。
 妖怪ウォッチは、ゲーム、テレビ、玩具といったクロスメディア戦略なのが企図したヒットであることを想像させます。しかし、そうではなくて、何だか突然世に出てしまったとか、何だかわからんけどウケてしまった、みたいなヒットのほうが無欲なだけ夢がある気もします。

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