2015年2月26日木曜日

日本さかな検定会場に尾鷲市が!

 世の中には、さまざまな「検定」が存在しています。わしが取得した「検定お伊勢さん」のようなご当地検定もそうですし、そのほかにも、外国語とか漢字とか、珠算とか書道とか、もうさまざまな検定を、なんたら協会が認定しています。
 その中に、一般社団法人 日本さかな検定協会(東京都)なる団体が実施している 日本さかな検定 という検定があることをわしは初めて知りました。
 その検定が、今年は6月28日に全国11か所で行われるそうなのですが、試験会場には三重県尾鷲市も新たに追加されたとのことです。


 尾鷲市は三重県でも紀伊半島の南部に当たり、人口が約2万人という典型的な地方の小都市です。このような全国検定が開催される都市規模では正直言ってありません。
 しかしその一方で、黒潮踊る熊野灘に面した日本有数の漁業都市であり、尾鷲市役所のホームページも、まるで水族館のようなデザインの極めてユニークなもの。
 しかも岩田昭人市長は、尾鷲港に水揚げされた魚やエビ、イカなどを取り上げている「三日に一魚」という超有名なブログを書いているほどのさかなクン市長さんでもあります。このような尾鷲市の、いわば「さかなのまち」ともいうべき土地柄が新検定地として考慮されたもののようです。
 この検定を、ぜひ地域活性化に役立て、尾鷲の、そして日本の魚文化を国民に広げる一助にしてほしいと願います。



 日本さかな検定協会のホームページによると、さかな検定は、日本の伝統食である魚食が次第に減少しており、危機的ともいうべき状態となっていることから、一般消費者に検定という形で魚への関心や知識を深めてもらうことで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につながることを狙って創設された制度だそうです。
 今までに検定は5回実施されており、累計で1万5千人以上が受検。47都道府県から、最年少5歳、最年長89歳と、幅広い層が受検していることが特徴だそうです。
 また、受検料の一部は三陸地方の漁業復興のための義援金に寄贈されており、受験を通じて震災復興にも寄与できる仕組みとなっています。

 ちなみに、どのような問題が出題されるのかという例題もホームページに書かれています。

 たとえば、3級(初級)では
・静岡県駿河湾のある魚介は唯一国内で市場に出せるほど水揚げされます。春と秋、年2回漁獲され、釜揚げの美しい色が目に映えるこの魚介を選びなさい。
 (1)イセエビ (2)カサゴ (3)キンメダイ (4)サクラエビ

 というもの。これはわしでも何とか解けそうです。

 しかし、1級(上級)になると
・成魚は深海魚ですが、20cmほどの子どもは親と離れて磯周りで群れるため“オンシラズ”と呼ばれています。冬が旬のこの魚を選びなさい。
 (1)マゴチ (2)ムツ (3)ヤナギムシガレイ (4)ヤナギノマイ

 と、無茶苦茶に難しくなり、当然わしはチンプンカンプンです。

 もっとも、この種の検定(検定ビジネス)は勉強してもらうことが目的なので、公式ガイドブックが刊行されており、これを反復学習すると、ある程度の線までは行けるみたいです。

 せっかくの三重県内での検定開催です。魚や魚料理などに関心がある方は、ぜひ奮発して学習し、尾鷲会場で受験していただいてはどうでしょうか。


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