2015年3月2日月曜日

「津之輝」は津市と無関係だけどおいしかった

 わしがよく利用している、大紀町にあるスーパー、「フレッシュにしむら」に先日立ち寄ったら、店頭にたくさんのミカンが、あるものはバケツに盛られ、あるものは袋に詰められて盛られ、あるものは箱で販売されていて賑やかでしたが、中にこんなポップがあるのを見つけました。

 わしは正直言って、この 津之輝(つのかがやき) というミカンの品種は全く知りませんでした。
 ただ、店長オススメということなので試しに買ってみて、家で食べてみたのですが。

 これが、ウマい!
 しかも普通の温州みかんのように手で皮が剥けて、タネもないので大変食べやすく、香りもよく、これはいい買い物でした。
 試しにネットで「津之輝」を検索してみたら、こんなミカンでした。


 旬の食材百科などによると

・津之輝は独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において、清見(きよみ)と興津早生(おきつわせ)を種子親に、アンコールを花粉親として交配し、育成されたタンゴール(はんわし注:ミカンとオレンジの交雑主の総称)の一種。
・平成21年3月に「津之輝」として種苗法に基づき品種登録された。
・果実は平均180gで、やや扁平気味な球形で大きさは温州みかんと伊予柑の中間くらい。
・果肉はプリッとした感じでとてもジューシー。糖度は13度前後と高く適度な酸味が甘みを引き立て濃厚な味を楽しめる。

 とのこと。


 わしは「津之輝」という名前なので、何となく三重県の津市と関係があるのかと思ったのですが、どうもまったくそうではなく、農業・食品産業技術総合研究機構の口之津拠点(長崎県)で開発され、果皮に光沢があることから命名されたとのことです。
 現在のところ、産地は佐賀県や長崎県、大分県、宮崎県などの九州が中心で、ミカン産地として知られている各地でも栽培が始まっているものの、まだまだ新しい品種なので生産量は少ないとのことだそうです。
 フレッシュにしむらで買ったのは「三重南紀産」とあったので、熊野市か、御浜町や紀宝町産ということでしょう。いずれにしろこれらの市町は三重県を代表するかんきつの産地です。

 露地ものの収穫時期は1月中旬~2月上旬にかけてということで、3月の今はやや時期はずれなのかもしれませんが、もし見かけたらぜひお試しいただいてはどうでしょうか。

2 件のコメント:

ニシ さんのコメント...

いきなりのコメント失礼します。
あのpopを作った張本人です(笑)
はんわしさんに記事にしていただき嬉しく思います。ちなみにあの津之輝は南紀御浜産で今期初めて市場に入荷があった品です。まだ全国的に見ても生産量が少なく当店でも今期2度しか入荷がありませんでした。今はもう扱いも終わってしまいましたが、はんわしさんの評価の通りみかんの味が落ちる時期に貴重な味の良い品種なので今後生産量が増えて相場的にも求めやすい価格になる事を願うばかりです。

ご来店ありがとうございました。
今後も期待に添える品を揃えられるよう努力しますのでよろしくお願いいたします。

半鷲(はんわし) さんのコメント...

 ニシさま、コメントありがとうございます。
 フレッシュにしむらサイコーです。最低でも月に1回は利用させていただいています。津之輝は本当ににしむらさんで初めて知り、勉強になりました。仕入のお目が高いとお見受けしました。
 今後も「わざわざ紀勢大内山インターで降りても寄りたくなるお店」として繁盛していただきますようお祈りしております!