2015年4月18日土曜日

イオンモール桑名に行ってみた

 4月17日にリニューアルオープンした、イオンモール桑名に行ってきました。

 ここの前身は平成7年に開業した「マイカル桑名」です。総合スーパーと専門店街、さらにシネマコンプレックスもある超大型複合商業施設であり、当時としては日本最大の売り場面積を有していました。

 その後、マイカルの経営不振に伴ってイオンの傘下に入り、4年前からはイオン桑名ショッピングセンターと名称変更していましたが、今回は大がかりなテナント変更や店舗改装もあり、RE→BORN(リボーン)、つまり新しく生まれ変わったと銘打っています。

 20年前の開店当時とは、ここを取り巻く商業環境は大きく変わっています。桑名市内や近隣都市にも大型ショッピングモールがいくつも生まれました。消費者の購買行動も変化しており、いわゆる総合スーパー(GMS)は魅力が低下しているとも言われています。
 イオンモール桑名は、いったいどのように生まれ変わったのでしょうか?


 ここを訪れてまず感じるのは、圧倒的な交通アクセスの良さです。
 国道258号に隣接しており、東名阪自動車道の桑名東ICからも至近距離にあります。クルマなら市街地からストレスなくやって来ることができますし、クルマ社会の三重県内のSCには珍しく、バスの便も比較的充実しています。

 店舗はイオンと専門店街からなる1番街、ボーリング場やゲームセンターがある2番街、そしてシネコンがある3番街という3つの建物から構成されており、広大な、まるで一つの町のようなスケールがあります。

 しかし、これだけの規模があるゆえに、「リボーン」とはいっても建物そのものの構造を変えることはできず、基本的には内部の改装にとどまり、外観はほどんど(看板以外は)変わっていません。

 メインの建物である1番街の中央には、メインオブジェである「噴水の広場」があります。これも確かマイカル時代からあったような気がします。
 ちょうどお昼時だったので、超満員のフードコートからは人があふれ出していて、噴水の広場の休憩コーナーでたくさんの人が牛丼だのたこ焼きだのハンバーガーだのを食べていました。

 1番街のメインテナントはイオンの食品スーパーです。
 最近のイオンは、地域密着が一つのコンセプトになっているので、その土地の特産品や農産物を販売する「地産地消コーナー」とか、レストラン街にその土地のご当地メニューの店があったりするパターンが多いのですが、イオンモール桑名にはそのようなコーナーはありませんでした。
 いや、正確には、桑名名物である「はまぐりのしぐれ煮」であるとか、銘産菓子、地酒などの販売コーナーはあります。しかし、特に桑名らしさが強調されているわけでもなく、地元農家が生産した野菜とか果物を販売するコーナーも見当たりませんでした。

 2階、3階は専門店街ですが、GU(ジーユー)や洋服の青山のような量販店のほか、チェルシーニューヨーク(雑貨)、ベルーナ(婦人服。通販のリアル店舗)、TGC(メガネ)、トゥルースリーパー(寝具)などたくさんの店が新規出店しています。
 これらの中で何と言っても注目を集めていたのは、三重県初の出店となる東急ハンズです。
 実際にハンズに行ってみると、予想以上に広いスペースが割かれていました。約2000㎡とのことなので、文具、生活雑貨、健康グッズ、カバン、などなど一通りの品揃えはされています。ハンズの小型店である「ハンズ ビー」を予想していたので、これは良い意味で裏切られました。

 さらに、三重県でも比較的若年人口の構成比が多い桑名市のニーズに合っているためか、ハンズの隣のスペースはハンズ以上の面積が、子供向け、もしくは幼児のいるファミリー向けの店舗にさかれています。
 3can4onのような若いファミリー向けのお店のほか、プティマインゲンキ・キッズランドリーアリキッズといった幼児向けの店がいくつも出店しています。また、これも最近の郊外型モールの特長ですが、パパイヤ式セイハダンスアカデミーとかセイハ英語学院といったような英才教育?の習い事サービスの店舗も出ていました。
 たださすがに、子供用の料理教室とか、子供向けの仕事体験のようなサービスまではありません。このへんのニーズが、三重県内では読み切れなかったということかもしれません。
 
 そんなこんなでふらふら店内を見て回っていると、あっという間に2時間くらいたってしまいます。お腹が空いてきたので、柿安でオープン特価の500円弁当を買って(なぜか柿安はすき焼店とかレストランではなく、弁当・総菜店として出店している)、天気が良かったので外のベンチで食べました。
 遊具には子供たちが鈴なりで、そういえば、伊勢市や、ましてや鳥羽市でもこれほどたくさんの子供がショッピングセンターで遊んでいる光景は見たことがありません。三重県は南北に長く、地理や人口構成が大きく異なっていますが、やはり三重県北部の、愛知県に近接する一大ニュータウンを有する桑名市は、まだまだ子供の数が多いのだなあ、と実感せざるを得ませんでした。

 なかなか楽しめるイオンモール桑名。伊勢からわざわざ行くほどでもない気もするけど、東急ハンズは広くて買い物しやすいのでおすすめです。

 以下は蛇足。
 イオンモール桑名は何しろ広いのですが、建物内の表示が不十分で、トイレの場所とか、複数ある出口の方向がすぐにわかりません。店舗のレイアウト図もあるのですが、まず自分が今どこにいるのかの現在地表示がないものがあったりして不親切です。これは早急な改善を要します。

 あと、1番街~3番街の周辺にある駐車場に行くために、クルマがびゅんびゅん走っている、横断歩道のない道路を渡っていくお客が非常に多いので、見ていて冷や冷やします。
 わしは西出入口のところにいたのですが、ここには警備員がおらず、弁当を食べている15分くらいの間に100人以上のお客さんが道路を渡っていきました。何らかの交通安全対策が必要でしょう。


■イオンモール桑名   http://www.aeon.jp/sc/kuwana/

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