2015年8月16日日曜日

夏のスーパーは寒すぎる

 ややピークは過ぎたのかもしれませんが、お盆の期間中も伊勢は大変な暑さでした。お盆期間は仏様に備えるお菓子を買ったり、お花(お墓に持っていくシキビ)なんかを買うのに、案外と食品スーパーに行く機会が多かったのですが、わしの家の近所にある3~4カ所の食品スーパーの、その店内がどこも尋常でないくらいに寒かったのには閉口しました。

 外気温40度近くから店内に入ると、室温はおそらく26~27℃なので体感温度がガクンと下がります。しばらくのうちは涼しくていいのですが、5分10分と店内をうろついていると足の先とか腕がジーンと冷えてくるようになります。
 特に鮮魚や精肉売り場はひどくて、売り場の空間そのものが冷蔵庫状態になっており、おそらく20℃くらいだと思います。働いている店員さんは清潔保持のため長袖、長靴、帽子、マスクといういでたちなのでこの温度設定でも平気かもしれませんが、商品を陳列したりレジの係りの人は寒そうです。商品を選んでいる特に女性のお客さんも「ここ、寒いわあ」とか言って早々と立ち去っていく人がほとんどでした。
 食品スーパーはなぜこれほど「省エネ」に不熱心なのでしょうか。業界ぐるみで考えるべき問題だと感じます。


 そう言えば、東日本大震災以来、あれほど声高に叫ばれていた節電も、いつの間にかすっかりトーンダウンしてしまい、今年の夏は節電に関する広報をほとんど耳にしません。
 中部電力のホームページによると、中電管内の今夏の電力需給状況は、利用者による節電協力の効果を見込んだうえで、安定供給の目安となる8%の予備率が確保できる見通しであり、
 今夏につきましては、具体的な数値目標を設けない一般的な節電が、国から要請されております。
 とのことで、特に電力需要が高くなる13時から16時の時間帯を中心に、無理のない範囲での節電の取り組みをすればいいだけのようです。
 
 そうすると何でしょうか、やはり世間で言われているように、わざわざ原子力発電所など再稼働させなくてもいいじゃんかと思ってしまうのですが、どうなのでしょうか。
 それはさておき、良くも悪くも電力会社と利用者の双方の努力によって、節電は必要なくなっています。必要ないとは言い過ぎかもしれませんが、一般市民の場合は要するに通常の心がけでいいようであり、このことが省エネ意識を低下させている面は確かにあるのでしょう。

 しかし、食品スーパーのあの寒さは異常です。みなさんは何とも思わないのでしょうか。

 食品スーパーは消費者に最も身近で、地域に根差した業種業態であるため、大手のナショナルチェーンか、地域密着型の小規模スーパーかに関わらず、一般的に社会貢献には熱心です。しかし、節電に関しては問題意識が低下してしまっているようです。
 ちなみに、念のため、三重県内で有力な、イオン、マックスバリュ中部、スーパーサンシ、一号館、マルヤス、ぎゅーとらの各店のホームページを見たのですが、今夏の節電(省エネ)に関する記事は見当たりません。残っている記事は、ほとんどが平成23年の震災直後の節電営業に関するアナウンスの消し忘れだと思われます。
 唯一、オークワだけが「環境への取組」というページの中で省資源活動として節電・節水に努めると明記していますが、どうもこれも一般的な目標のようです。要するに、節電の取り組みとか、ましてや店内の温度を何度にするというような方針が明らかにされている食品スーパーは(わしが見た限り)ありませんでした。


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