2015年9月10日木曜日

志摩市役所が碧志摩メグを一時撤去へ

 伊勢新聞によると、海女をモチーフにした三重県志摩市の公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」のパネルとポスターが8月7日に同市庁舎から撤去されたことがわかりました。
 開会中の志摩市議会9月定例会での中で、ある議員が指摘したことから発覚したものです。
 この指摘に対して同市の商工観光部長は、胸や脚を強調したデザインで海女文化を傷つけているなどとして公認撤回の署名が市民から提出されたことを受けて、大口志摩市長が先月、「指摘された部分のデザインを変更し、皆さまに愛されるデザインにしていきたい」と発言したことから、今回の対応も、デザインを変更するために一時的に撤去したものであることを強調したそうです。
 市側はまた、「(インターネット上の批判では)税が使われているなど誤った情報も流れている。趣旨を正しく理解してもらい、デザインの変更があれば再び掲示する。」と答弁しており、大口市長も「今後、問題の現状を分析した上で、海女らと対話の機会をつくっていきたい」と話したとのことです。(伊勢新聞 9月9日付け
 いずれにせよ、何とか事態を収拾してほしいと思います。


Observer Webshigt

 しかし、海外の一部のメディアでは碧志摩メグは児童ポルノ扱いです。この問題は相当にナーバスなので、日本国内でのみ寛容に扱われる「ご当地キャラ」や「萌えキャラ」的な認識は捨てたほうがいいような気がします。
 フェミニズムは間違いなく世界の価値観の主流です。ここからの批判に対して「市のPRになっている」「海女文化の魅力を伝えている」などと内々の論理を展開しても議論はかみ合いません。ますます後ろ向きなイメージを拡散するだけです。

 東京オリンピックの一連のごたごたを見ても、市当局が取るべき真摯な方策は ~G7サミット開催会場という国際的な立ち位置を考慮しても~ 一つしか残されていないのではないでしょうか。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

クールジャパンと言うものだからオタク文化は海外で普遍的に人気だと思ってしまったのでしょうね。
ボーカロイドに熱狂する日本人の映像にフランス人女性が嫌悪感を露わにしたり、飛行機内でアニメキャラの画像を見ていたら児童ポルノを見ている客がいると苦情を言われたり。
そういうことを見聞きすると海外ではあまり受け入れられていないのではないかと思います。
コミックマーケットやコスプレサミットには、オタク文化が好きな人が海外からやって来るので問題にならないでしょうが、サミット開催地にはふさわしくないのでしょうね。

半鷲(はんわし) さんのコメント...

 コメントありがとうございます。
 碧志摩メグが公認キャラクターをこのまま「引退」するのはほぼ確実な情勢のようです。アングラ化して非公認キャラとして生き残りはするかもしれませんが、銘打ったイベントなどは二度とないでしょう、