2015年12月15日火曜日

飲み薬で飛蚊症が改善した件(マニアック)

水木プロダクションHPより
 2カ月ほど前のこと。
 いつ気が付いたか定かではないけれど、左目の視界の左下のほうに糸くずのようなものが見える。

 最初は当然、ゴミが入ったと思って洗眼液で目を洗ったりしたのですが、やはり糸くずは見えていて、一向に消える気配はありません。
 何か目の悪い病気ではないかと心配になり、かかりつけの眼科に行ったら、見立ては何と「飛蚊症」とのことだったので驚きました。

 飛蚊症は目の中のごみが硝子体の中をプカプカ浮遊して、それがまるでたくさんの蚊が飛んでいるように見える病気だと思っていたので、一カ所にずっと、しかもわりとはっきりと見える糸状のものが飛蚊症のためだとは全く予想していなかったのです。
 わしはまず最初に、あーこれで毎日3回か4回か目薬を差さなくてはいけないのかあ、副作用で目の周りが真っ黒になるかも・・・・などと不安が頭をよぎったのですが、先生が言うには、「あなたは目をよく使う仕事だから目薬もたいへんでしょう。今は飲み薬でよくなりますから」とのことで、確かに指示通り薬を飲み続けたら、約2週間で糸くずはすっかり消えてしまいました。
 まあ、話のタネということで処方された薬をメモしておきます。

 わしが処方してもらったのは、次の4種類でした。
1)ヨウレチン錠 
 甲状腺ホルモンの原料として知られますが、目の網膜の新陳代謝をよくする作用もあるそうです。
2)カルナクリンカプセル
 末梢血管を拡張して血流を良くする。
3)アドナ錠
 血管壁を強くして、出血を抑える。
4)ムコスタ錠
 胃の粘膜を保護する。おそらく1~3の飲用で胃が荒れるのを防ぐための処方。

 これを各1錠ずつ、朝・昼・晩の食後に飲用します。つまり、一日に12錠のクスリを飲むことになります。
 これはわしにとってなかなか大変でした。いかにも自分が病人になったような気がしたし、よくお年寄りが薬を飲み忘れたり、面倒くさくなってわざと飲まなくなった、などということを聞きますが、そもそも小さな錠剤やカプセルを、透明プラスチックとアルミが凝着したパッケージから押し出すのもかなり面倒なので、これは確かにそんなこともあるだろうと思いました。(わしも特に昼食後は飲み忘れそうになるし、実際に何回かは忘れました。)

 先生によると、わしの飛蚊症の原因は加齢です。
 目玉の真ん中にある透明な 硝子体(しょうしたい) という部分は、加齢とともに縮んでいくのだそうですが、わしの場合、その縮み方が均等でなく ~その理由は近眼だったり、眼球の形だとかの個人差によるみたいです~ 眼球の周りの膜のある一点が、硝子体とくっついているような状態になっており、その部分の視野にひずみが出るのが糸くずのように見えるのだろう、ということでした。

 このために、そのくっついている部分を上手にはがすようにもっていくのだそうで、網膜の代謝を良くし、毛細血管も強くしつつ、硝子体の収縮が均等になるような薬を飲む、ということだったみたいです。
 何でも飛蚊症にヨウレチンを処方するのは、最近になって学会などでコンセンサスが得られるようになったらしく、近ごろは、特に目薬を差しにくい事情がある人などに、そのような処方をすることが増えてきたとのことでした。

 前述のように、今はおかげさまでまったく糸くずは見えません。
 しかし、多分これは、そもそも個人差が大きい話だと思うので、わしのケースが全部の飛蚊症に当てはまるものでもないでしょう。

0 件のコメント: