2015年12月26日土曜日

年末きいながしま港市とか

 三重県紀北町の紀伊長島漁港で、12月28日(月)まで開かれている 年末きいながしま港市 に行ってきました。先日のブログにも書いたとおり、約30の業者(約100ブース)が出店して、伊勢エビやブリ、マグロ、渡利カキなどの鮮魚や、ひものなどの水産加工品、サンマ寿司などの地元特産品が通常よりお値打ちに販売されています。


 これは午前11時過ぎの様子ですが、たくさんの買い物客でにぎわっていました。(会場は海のすぐ近くで風が冷たいので、防寒対策はしっかりして来られることをお勧めします。)

 でまあ、年末港市はすでに10回目(10周年目)ということで、歳末恒例という言葉がぴったりでした。
 よく言えば一つのスタイルが確立しているし、別の言い方をすればサプライズ感はあまりない ~もちろん、日替わりでいろいろなイベントは打っていますが~ ものがありました。
 今までなら時々見かけた各店の新商品とか新メニューも今年はあまり見かけず、お値打ちに買いたい定番商品がよほどあるなら別として、これから年末港市に何度も足を運ぶかというと、必ずしもそうでもない感が、正直なところわしの胸中には去来しました。(そのわりに、今回もいろいろ買ってしまいましたが。)

 というわけで、次の目的地に移動しました。
 これも以前ブログで取り上げた、大紀町にある食品スーパー フレッシュにしむら です。10月にリニューアルして以来行く機会がなかったので、様子を覗きがてら買い物してきました。

 意外なことに外観はほとんど ~というか、まったく~ 変わっていませんでした。
 ただ、店の前(写真の左側)にある青果の箱売りコーナーが拡大されたのは目に入りましたが。


 しかし、店内に入るとビックリ!
 ピカピカになっていました。冷蔵ショーケースが黒色を基調とした高級感があるものにすべて一新されており、通路も広くなっています。今までの、どこか野暮ったかった雰囲気は完全に払拭されていました。


 通路が広くなった分、店内カートがすれ違えるようになり、買い物が楽になりました。
 場所柄、お年寄りの買い物客も多いので、これはきっと喜ばれると思います。


 わしが愛用している鮮魚コーナーとか、種類がものすごくたくさんあって迷ってしまう「お惣菜」コーナーも健在でした。また、精肉コーナーが充実していました。
 品揃え的には、お刺身やお惣菜などの一人用パック商品が増えていた気がします。これもお客さんのニーズに応える形でこうなったのでしょうか。

 フレッシュにしむらでもなんやかんやと買ってしまい、高速道路代が急にもったいなくなってきたので、帰路は下道、つまり国道42号を通って帰ることにしました。

 遅いお昼を、大台町にある中華そばの名店 一冨士 で食べていくことにし、立ち寄りました。


 午後2時ごろでしたが満席。かろうじてテーブルが一つ空いていました。
 ここは地元ではもちろん有名店ですし、見たところ、遠くからわざわざ中華そばを食べに一冨士にやって来たお客さんも少なくないようです。

 一冨士があるのは、JR紀勢本線の三瀬谷駅のすぐ近くの商店街です。かつては旅客はもちろん、木材出荷の一大拠点になっていた三瀬谷駅も、今は無人駅となっています。
 商店街もほとんどの店は仕舞屋(しもたや)で、人けがなく、ここ一冨士だけが異常にはやっているという不思議な光景でした。
 しかし、ここのラーメンうまい。何年ぶりかで食べました。

 つくづく思ったのですが、にしむらとか一冨士のように、郡部に立地しており、周辺は少子化高齢化して市場として「縮小」していく中で、それでもはやっている店というのは確かにあるのです。
 きいながしま港市も、にしむらや一冨士も、お客を地域外の商圏から引っ張ってくるという戦略は共通する(もちろん、地元のお客さんも大切にしています)のですが、港市が郷土色を全面的に打ち出し、紀伊長島に優位性がある海産物で勝負しているのに対して、にしむらや一冨士はスーパーとかラーメン屋という、普遍的で地域色が売り出しにくい職種です。
 ここで顧客を獲得するのは、品質やサービス、味が優れているのは当然として、それ以上の何かの一工夫があるのだと思います。このへんに、疲弊している地方の経済活動を活発にするために応用できるヒントがあるような気がしました。

■中華そば 一冨士  http://www.mie-1fuji.com/

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