2016年5月23日月曜日

道の駅 津かわげ に行ってみた

 4月24日にオープンした、道の駅 津かわげ に行ってきました。
 日本の47都道府県の県庁所在地の中で間違いなく一番地味な津市ですが、その理由の大きな一つは、都市活力の源泉である繁華街や商店街、つまり中心市街地が分散していて、まちの核に当たるような集積 ~空間的なエリアや、施設、建物~ が存在しないことです。
 この現実は、土地柄と住民気質を本当によく反映していて、まさに津市は、やはり同じように突出した巨大都市がなくて、都市構造が均等な三重県の縮図だといえます。その結果どうなるかというと、人為的に核を作ろうとする作業を、市民のニーズのもとに市行政が推し進める政策が市是となります。

 家屋が密集する場所から遠く離れた、国道23号の中勢(ちゅうせい)バイパスと、国道306号が交差する、まあ、山の中と言っていいロケーションに道の駅が建てられたのも、その延長上と考えると理由は納得できます。
 まあ、それはさておき。
 意外にもというか、お客(クルマ)が多くて賑わっていたのと、海のものも山のものも揃う、というキャッチフレーズに違わず、品揃えが非常に豊富で安く、楽しめる施設だったのでメモしておきます。


 まず感じたのは、率直に言って、クルマで非常に出入りしにくいことです。
 中勢バイパスを津市街地方面から鈴鹿方面に走り、306号の交差点をいったん亀山側に曲がって200mほど走った緩やかなカーブに出入り口があります。306号の通行量が多いわりに道路の見通しが悪いので、対向車が切れるまでのしばらくの間、右折ウインカーを出したまま1分少々待たなくてはいけませんでした。
 ただ、駐車場は結構広い(80台分ある)ので、建物から離れたほうは空いており、駐車場所を探し回るほどではありませんでした。

 国土交通省三重河川国道事務所のホームページによると、道の駅津かわげの総面積は12,268㎡。

・広大な市域(711.11㎢)をもつ津市の道の駅として、新鮮な伊勢湾の魚介類や高原野菜など様々な地域産品、特産品がそろう
・海あり、山ありで、海水浴や森林浴、また藤堂高虎公や北畠氏といった豊富な観光資源、文化資源をもつ津の魅力を広げる情報発信拠点
・津の北の玄関口における新たなにぎわい・産業振興を図るとともに、地域内外の人が集まる交流の拠点
・主要道路の結節点及び高台に位置し、一時避難場所や救援物資の活動拠点復旧支援活動の拠点の役割を果たす地域の防災拠点

 という4つの役割が期待されているようです。

 で、道の駅の目玉と言っていい「地域物産展示・販売コーナー」ですが。
 たいへんアンポンタンなことに、わし、せっかく何枚も写真を撮ったのに、パソコンに転送する作業の際にミスをして、データをすべて消去してしまいました。
 もともと写真は、お客さんが写り込まないようなアングルで撮っていて、基本的にヘタレな写りのものばっかりだったので、店内の様子は公式ホームページ(http://www.tsukawage.com/)をご覧ください。

 第一印象としては、店内が広く、展示販売されている物産がたいへん豊富であると感じました。
 確かに平成の大合併後の津市は三重県最大(面積的に)の市であり、海も、田畑も、山もあるので、鮮魚とか貝、海藻や水産加工品から、野菜、くだもの、加工食品、和菓子、洋菓子、パン、パスタ、肉、乳製品、惣菜、などなどざっと見ただけで200~300アイテムはありそうな感じでした。
 三重県内の道の駅は比較的物販スペースが狭いところが多いので、これは県内最大級ではないかと思います。

 特に、清酒や味噌、醤油、酢といった醸造品が多いことが目を惹きます。
 これも今さらながらの印象ですが、江戸時代から城下町として、あるいは高田本山専修寺の門前町などとして繁栄してきた津では、歴史・風土に根差す典型的な伝統産業の醸造業が今も多いのだと再確認できました。

 ただ残念ながら、全国的によく知られている銘酒とか、たとえば野菜なら津を代表する伝統野菜とか、代表的な和菓子とかは見当たりません。津のアイテムは、きっとすべてが優れた品質なのでしょうが、日本中のだれもが知っているような突出して有名な物産はないのです。
 併設されているレストランもメニューは洋食で、わしが津の名物の筆頭と思っている「鰻のかば焼き」はなかったように見受けました。
 
 こういった売り方は、道の駅によくあるように、地元の農家や漁家、菓子商や食品製造業者らが事業協同組合を作って皆が平等に販売しているためかとも思ったのですが、調べてみると、この道の駅津かわげを運営しているのは津市から委託を受けた新三商事なるアイシン精機グループの関連会社とのことです。
 ここは、愛知県西尾市の道の駅も管理も受託しているようなので、全国展開できるような特産品の開発とか、既存商品のプロモーションのノウハウも持っているのでしょう。期待したいところです。

 で、半時間ほどうろうろしたわし。迷いに迷って、結局、買ったのはかまぼことかハチミツとかの少々でした。道の駅津かわげには、津の土産に何を買ったらいいのか(平治煎餅以外で)をTPOに応じてアドバイスしてくれる、「津の土産物コンシェルジュ」をぜひ置いていただきたいと思います。
 
■道の駅 津かわげ  http://www.tsukawage.com/

2 件のコメント:

まろ さんのコメント...

名物は津の牛乳を使ったソフトクリームです(笑)食べていただけましたでしょうか?

半鷲(はんわし) さんのコメント...

 そうだったんですね!今度、食べに行ってみます。
 実はこの記事を書いた直後から、ホエイの入った生パスタこそが津名物だの、某醸造店の卵かけごはん専用しょうゆは本当においしいだの、いろいろ情報をいただいておりまして、次回はまとめて体験してこようかと思っています。