2016年6月22日水曜日

KITTE名古屋に行ってみた

 日本郵便が名古屋駅前に建設している「JPタワー名古屋」内にオープンした KITTE名古屋 に行ってきました。
 KITTE名古屋は地下1階から地上3階に設けられた商業スペースで、約4700平方メートルの床面積を持ち、カフェ、レストラン、物販店など36店舗が入居しています。
 リニアモーターカーの工事がスタートし、名古屋駅には大深度地下に新しくリニア用のターミナルが建設されることになります。この影響もあって、1960~70年代に建設された名古屋駅周辺のビル群は次々と建て替えられており、まさに建設ラッシュ状態になっています。
 この付近では、名古屋駅東側に「大名古屋ビルヂング」が3月にオープンしたほか、建設中の「シンフォニー豊田ビル」や「JRゲートタワー」なども来年竣工する予定。
 KITTE名古屋が入居するJPタワーはまだ一部が工事中であり、全面オープンは来年になるそうですが、これらがすべて完成すればオフィス人口が1万人も増加することになるそうです。
 在名マスコミもKITTE名古屋の情報は大きく報じており、わしも名古屋駅から徒歩10分ほどのJPタワーに向かいました。


 KITTE名古屋に限らず、最近オープンする商業施設はどこも店内の撮影がかなり緩やかです。
 わしもはっきり確認したわけではありませんが、写真撮影禁止と表示されているスペースはごくわずかで、消費者によるSNS拡散なども期待してか、撮影を拒まれることはありませんでした。
 しかし、まあ、ショップ情報とか、詳しい店内の様子は専門のページを見ていただいた方が正確だしキレイだと思うのでそちらに譲ることにし、単にわしの感想を列記してみます。

1)KITTE名古屋はJPタワー自体が木調の落ち着いたインテリアとなっており、スペースもゆったりしているため、ある種の高級感があります。
 しかしながら、これは大名古屋ビルヂングとも共通しますが、~そしてこれが名古屋的というのかどうか迷うところではありますが~、合理的な空間利用であり、たとえば東京・新宿の伊勢丹本店のような「ゴージャス感」はありません。あくまでも庶民的な感じです。

2)これはKITTE名古屋が、名古屋で言えば「ラシック」のような商業専業の施設でなく、あくまでもオフィスビルの一角を商業利用しているに過ぎないという位置づけのためかもしれません。
 実際、一部の報道によると、地下1階を中心に20軒近くあるレストランやカフェに期待されているのは、名駅周辺で激増している「ランチ難民」への対応ということらしく、有名なガイドブックで格付けされているような高級レストランは入居していません。

3)物販店も同様で、一番大きなスペースはメガネのナショナルチェーン店であり、セレクトショップもタオルとか雑貨が中心で、名の通ったブランド店や宝飾店などはありません。

 というわけで、KITTE名古屋って、それほど大騒ぎするような施設なのか?というのが率直なわしの感想ではあります。
 6月17日のオープンに先立って行われたマスコミ向けの内覧会でも、「名古屋めし」として知られる“あんかけスパゲティ”の「スパゲッティハウス ヨコイ」が名駅地区に初出店するとか、岡崎市の人気イタリア料理店「ヴィーノ アンド リストランテ コネッサ」、津市にある製菓大手の井村屋によるフランス菓子店「ラ メゾン ジュヴォー」などが注目を集めており、名古屋的中華思想の典型を見る思いです。

 ただ、KITTE名古屋のスペースには、「JPタワー名古屋アートプロジェクト」と題された、当代一流の芸術家の手になるオブジェや和紙、書などが展示されており、文化力を発信しようという意気込みを感じることも確かです。
 この日も美濃和紙を使った七夕飾り・あかりアート展というものをやっており、多くの人がこれをバックに記念撮影していました。

 まあ、名古屋駅に近く、近未来を予言するような感じもする ~しかし名古屋ローカルの体臭も持つ~ KITTE名古屋。
 一度はあんかけスパの行列に並んでも損はないと思います。

■KITTE NAGOYA  http://jptower-kittenagoya.jp/

■名古屋情報通 【レポート】『KITTE名古屋』いよいよオープン!注目グルメが集結した最新ビルを大解剖!!  http://jouhou.nagoya/kitte-nagoya-report/

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