2016年10月1日土曜日

赤福が10月1日から商品値上げへ

赤福HPより
 株式会社赤福(本社 三重県伊勢市)が10月1日から赤福餅の価格改定を行いました。8月10日から告知していたもので、徹底したコスト削減や業務の効率化等により販売価格の安定に努めてきたものの、物流費及び人件費の高騰、並びに安全安心な商品提供のための設備投資により企業努力高では販売価格を従来のまま維持できなくなったため、主力商品である赤福餅を最大7%値上げするというものです。
 これにより、店頭で食べる「召し上がり盆」(一皿2個、番茶付き)が税込み200円から210円に値上げされるほか、土産物として最もポピュラーな8個入りの折り箱が税込み720円から760円へ、12個入りが同じく1030円から1100円へ値上げされます。
 なお、赤福氷、赤福ぜんざい、冷やしぜんざい、抹茶、朔日餅全商品はいずれも値段が据え置かれます。
 報道によると、消費税増税以外の理由での値上げは平成16年以来、12年ぶりになるとのことです。


 物流費や人件費の高騰は、近年特に増加傾向となっているらしく、今年になってから赤城乳業の「ガリガリ君」が25年ぶりに、井村屋の「あずきバー」が24年ぶりに値上げされ、大きな話題となったことは記憶に新しいところです。
 特にあずきバーのほうは、砂糖やあずきの価格が高騰し高止まっていることが原因と説明されていたので、同じくあずきあんを使用している赤福も同じような影響を受けていたのかもしれません。

 また、物流費の高騰もメーカーに限らず、多くの産業、企業に影響を与えています。このことについては、以前このブログに書きました。(はんわしの評論家気取り 「イノベーションは物流ビジネスで起こる」(2016年9月12日)
 大きな視点から見れば、今後国内の労働力人口が減っていく中で、物流にかかるコストはますます増大していくことでしょう。少量を頻繁に搬送するような日配食品といった分野は、特にこの影響が大きいので、今回の赤福の値上げもやむを得ないものと言えるのでしょう。

 

0 件のコメント: