2016年11月14日月曜日

新姫&イオンのコラボ商品を発見

 朝日新聞に、三重県熊野市だけで生産されているかんきつ「新姫(にいひめ)」がサントリーやイオンとのコラボ商品開発を加速させているというニュースが載っていました。(「熊野の「新姫」、サントリーやイオンとコラボ」11月12日付け)

 ゆずやすだちと同じの、いわゆる香酸かんきつの一種である新姫は、ニッポンタチバナが温州ミカンと自然交雑してできた新しい品種とみられ、平成9年に品種登録されました。熊野市内の農家のみで栽培されており、熊野市の地域特産品の生産・販売を行っている熊野市ふるさと振興公社が製品化を進めています。

 記事によると、サントリーが新姫の果汁をバーボンに加えた「三重新姫果汁ハイボール」を10月から三重県内の居酒屋で展開しています。また、スーパーのイオンリテールは、新姫の果汁を使った「鶏生つみれ」を8月から本州、四国のイオンなど450店で通年販売しているとのこと。
 恥ずかしながら、わしはこのことを朝日新聞で初めて知ったのですが、先日たまたまイオンの売り場で、まさにこのことだと思われる 純輝鶏生つみれ なる商品を見つけました。


 あ、でも、実際には買いませんでした。
 その日は家のメニューがもう決まっていて、つみれを買っても使うあてがなかったので、購入するのはもっと寒くなって鍋物でもするときにします。

 ただ、わしは東紀州観光まちづくり公社(当時)在職中から、熊野市や、熊野市ふるさと振興公社が、新姫の栽培や応用商品の開発にどれだけ熱心に取り組んでいたかを側聞していました。
 本格的にプロモーションが始まってから足掛け9年 ~それ以上か?~ で、やっとここまで生産量が増え、メジャーになったことを大変うれしく思ったのが正直なところです。

 少し残念だったのは、せっかく鶏のつみれにするなら、やはり熊野市の特産である「熊野地鶏」を使ってもらったらよかったのではないかと思いました。しかしこれをするとスーパーの日配品として高価になりすぎるため、「純輝鶏」なる、飼育に際して抗生物質や合成抗菌剤を一切使用していないというイオンのPB「トップバリュ・グリーンアイ」の鶏肉を使うのもやむを得ないとは思います。

 また、まあこれは仕方がないことですが、新姫の生つみれの隣には、高知県産の大しょうがを使ったという純輝鶏生つみれも販売されており、朝日の記事にあった「本州、四国のイオン」というのは、こういう意味だったのか、と理解できました。
 新姫を応援したいのはやまやまですが、地域特産品の開発は全国各地で激しい競争となっており、大手とタイアップした商品開発も、さまざまな食品メーカーや大手・中小スーパーと全国の産地で取り組まれています。
 こうしたライバル商品が次々と市場に投入されるので、これからも売り場に置かれ続ける定番商品となるには、消費者からの支持がなければ、つまり「売れなければ」なりません。

 まだ新姫のことをよくご存じないと言う方は、イオンに行った際にぜひこの「三重県産新姫果汁使用純輝鶏生つみれ」をお試しいただいてはどうでしょうか。わしもこの次は絶対に買います。

■熊野市ふるさと振興公社

 幻の柑橘果実 新姫  http://www.kumano-furusato.com/shop/niihime.html

 熊野地鶏  http://www.kumano-furusato.com/shop/kumanojidori.html


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