2016年11月24日木曜日

「ふくろうカフェ」に行ってみた

 わしは商店街の振興に関心があって、奈良市の「もちいどの(餅飯殿)センター街」を年に1~2回訪れています。かつては限りなくシャッター街に近かったこの商店街は、関係者の尽力もあって、今ではレストランやカフェ、セレクトショップなどが多数出店し、観光客や地元の買い物客で大変に賑わっています。
 そんな中、これも今はやりと言っていいのでしょうが、ふくろう(もちろん鳥の)と触れ合える「ふくろうカフェ」なるものがオープンしており、物珍しかったので入店してみました。
 以前、特に期待もないままに「ねこカフェ」に行ってみたところ、案外癒されたことがあり、その時の話はこのブログにも書きました(リンクはこちら)。
 それとコンセプトは同じだとは思いましたが、生物としての関心は、どちらかというと普段見慣れているネコよりも、やはりふくろうのほうがわし的には高いので、前回と同じく、ダメだったらさっさと帰ってくればいいと思い、ごく軽い気持ちで入ってみたのです。


 わしが行ったのは、観光客でごった返す三条通から、もちいどのセンター街に入って100mたらすの場所にある ふくろうカフェ ならまち です。


 看板はかなり目立つのですが、やはり正直、キワモノ感はぬぐえません。
 このカップルも、入っていいのか悪いのか、中はどんな風なのだろうか・・・みたいに店内を覗きまくっていました。


 で、入店するとまず受付カウンターで、入店料(名目は「ふれあい体験料」)1000円なりを支払います。


 すると、入店証となるバッジをくれ、ふくろうの触り方(撫で方)と、フラッシュ撮影は禁止という旨の説明を受けます。制限時間は1時間で、自動販売機の飲み物1本がついてきます。

 店内はこんな感じ。意外に広く、奥行きがあります。鳥というと、臭いが気になるかとも思ったのですが、まったくそんなことはない清潔な印象です。
 この写真の右側に、置物のように見えるのがふくろうたちです。


 こんな感じで、テーブルの上におとなしくとまっています。
 これは「カラフトフクロウ」という種類だそう。結構大きく、高さが50cmくらいあります。ときどき、首を左右に ~というか、300度ぐらいぐるりと~ 回していました。 


 こっちはちっちゃいやつです。
 写真は基本的に撮り放題。ふくろうは触り放題です。
 どの子もおとなしく、鳴きもしないし、嫌がりもしません。ただ、どうしても人に慣れない種類のふくろうとか、臆病な子もいるようで、そんな場合は「触らないでください」という看板が出ています。


 これは、なんとかミミズク。
 ミミズクは森の哲人と呼ばれていたそうですが、確かに表情が感じられて、何かをじっと考えているとか、誰かをずっと待っている、といったような雰囲気です。


 目が合うと、ふくろうとじっと見つめ合うような形になります。
 一番最初の写真のように、まん丸い目でまんじりもせずにじーっと見つめてくるので、本当はこいつらは言葉が喋れるのではないかと思ってしまうほどです。

 で、こんなふうに全部で10羽くらいいるふくろうを一羽一羽かまっていると結構時間が過ぎてゆくのですが、さらに驚くことに、このカフェではほとんどのふくろうを手に乗せることができます。
 スタッフが革のグローブを貸してくれ、それをはめた腕の上にゆっくりとふくろうを置いてくれます。


 鳥だからなのか、意外なほど軽いのです。カラフトフクロウは人間の赤ちゃんくらいの大きさなので2~3kgぐらいあるのかと思ったら、1kg以下。大きく見えるのは羽毛がぶ厚いためで、実際の身体はかなり細身です。
 しかし、くちばしと爪はさすがに非常に鋭く、時々こんなふうにバサバサっと羽根をはばたかせるとちょっとびっくりします。

 ところで、こうしたふくろうは希少動物のはずで、こんなところで働らかせていいのかと思ったのですが、スタッフに聞くと、すべて人工ふ化したふくろうで、法的には問題ないそうです。ヒナの時から人と暮らしているので夜行性でもなく、人と同じように昼間起きて、夜は眠るそうです。それもなんだかなあ、とは思いましたが、しかたがないのでしょう。
 いずれにせよ、ねこカフェ以上にわしには楽しめました。

■ふくろうカフェ ならまち   http://www.fukurou-naramachi.com/ 

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