2016年12月24日土曜日

年末きいながしま港市(2016)に行ってみた

 三重県紀北町の紀伊長島漁港で行われている「年末きいながしま港市」に行ってきました。
 伊勢海老やブリなど熊野灘の新鮮な魚介類や、干物など地元ならではの商品を地元価格の2~3割引のお値打ち価格で提供しているほか、さんま寿司、押し寿司などの郷土料理、紀伊長島のお菓子である「とらまき」やみかんなどの地元産品の販売が行われており、毎年大変な盛況です。この冬は異常気象ともいえる暖冬のうえに今日は天気も穏やかだったので、かなりの人出がありました。

 いつも何か新しい商品がないか探しているのですが、今回わしが一番面白かったのは、ある水産会社が販売していたマンボウ(もちろん魚の)です。地元紀北町では広く食用されていますが、一般のお客にはほとんどなじみがない魚なので、調理の仕方が分からず二の足を踏んでいた方も多かったのでしょう。このようなレシピが作られていました。これはなかなかいい工夫だと思います。
(ただ、マンボウを模した紀北町のゆるキャラである「きーほくん」が涙目のように見えるのが切なくもあります。)



 断トツの大人気だったのは「七輪コーナー」です。
 港市で購入した魚やエビ、カキなどをここで焼いて食べられるのですが、料金は何と無料。このため長蛇の列ができており、わしがのぞいた時も20分~30分待ちという盛況でした。

 
 、ただ、ほぼ毎年来ているわしから見ると、今年で10回目という伝統のある年末港市ですから、すっかり恒例というか風物詩になっており、良く言えば定番商品が揃っていて買い物客の期待を裏切りませんが、一方で悪く言えば若干のマンネリ感は拭いようがないところです。
 しかし今回は例年と違っている点もいくつか見られました。
 前回まで常連だった事業者がいくつか出店していませんでしたし ~これは日によって違うのかも~、なぜかミスタードーナツが出店していたり、写真のようにフォルクスワーゲンの展示会が行われたりしていました。VWも地道にやっているのですねえ。ある意味感心します。


 また、ド演歌が大音量で会場に流されているのもなくなっていました。あれは正直、流している意味が全く分からなかったので、このほうが落ち着いて店の人と会話できていいと思いました。

 わしは目当てだったものが見つからなかったので、お昼の寿司(尾鷲市にある三紀産業のブースで購入した、昆布〆鯛の握り寿司)を購入。
 ついでに、大台町から出店していたイルヴィーヴォのカキチャウダーも購入。弁当組は岸壁に座って食べている人が多かったので、わしも同じように海を見ながら食べました。


 青空にトンビが輪をかいて飛んで、何とも穏やかな海の景色です。
 ふと横を見ると、初老の女性が岸壁にたたずんでいました。ちょうど沖から一艘の漁船がエンジン音を響かせて港に入ってきたので、それを迎えに来たようです。
 船がまさに着岸する直前に、船長(この女性の夫でしょう。やはり初老の男性でした。)に向かって無言で着岸用のロープを放り投げ、船長もそれを無言で受け取って船を横付けします。言葉は交わさないのですがピッタリ息があっていて作業に淀みがありません。このご夫婦はもう何十年もこうやって漁で生活しているのでしょう。
 この様子が目の前で見られたのが、今日の一番の思い出になりました。

■2016三重紀北町年末きいながしま港市   http://www.minatoichi.com/

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