2016年12月17日土曜日

ネコノミクスは田舎にとっての追い風である

 日経MJに「キャットストリートビュー」なるものが人気を集めているという記事が載っていました。近年はネコブームとのことで、昨年、平成27年のネコの飼育数は約987万4千匹となり、犬の約991万7千匹を追い抜くのも時間の問題だと報じられたリもしました。(12月16日付け)
 キャットフードなどのペットグッズはもちろん、ネコに関連するサービスなども含めてネコ人気がもたらす経済効果は ネコノミクス と呼ばれ、ある試算によると2兆300億円強にものぼるとのことです。
 日経MJには「CAT面舞踏会」という参加者が全員ネコのお面をつけて、ネコ語をしゃべりながら交流するイベントとか、さらにその変身願望がエスカレートし、ネコがデザインされたコートやネクタイ、シッポがついたブラとショーツなど猫愛ファッションに身を包む愛好者たちの姿もルポされていました。


 このブログでも、肉球雑貨専門店「ホワイトアンドピーチ」とか、猫カフェ「ねこのいえ」について書いたりしていますが、2兆円という数字は、そもそも「経済波及効果」というものが数字の拾い方次第でどうにでもなる怪しげなデータであるにしても、ネコノミクスがそれ相当の広がりを持っている現象であることは認めざるを得ないでしょう。

 さてこのキャットストリートビュー。ネコの町として知られる広島県尾道市の商店街や町々の路地や坂道を、ネコの目線で探索できるというもので、画面を開くと、地上から15センチくらいの高さ(と言うか、低さ)で街の風景を見ることができます。


 街を徘徊していると、お仲間とすれ違ったり、駐車場がネコたちの集会場になっていたりして、これはこれでなかなか楽しめる趣向です。


 また、街なかに点在する神社の境内なども散策できるようになっていて、尾道観光の定番である街歩きを本当に体験しているような気分になれます。

 この動画サイトは広島県(庁)が観光キャンペーンの一環として作成し、昨年9月に公開したところ1週間で132万ものページビューを獲得したそうです。第二弾として、やはり街並みが有名な竹原市内のコースも追加されたとのこと。 ネコブームを単なる世相の出来事として聞き流すのでなく、これを情報発信に生かした広島県の発想は見事だと思います。

■広島 CAT STREET VIEW     http://hiroshima-welcome.jp/kanpai/catstreetview/
 
 ところで、尾道や竹原といった有名観光地、しかもある程度の規模の都市でなくとも、漁村などにはネコがたくさんいますし、ネコを核にしたり、テーマにした観光案内 ~移住案内でもよい~ などは十分可能ではないかと思います。
 田舎のネコのほうが都会のネコよりも伸び伸び生きている感じもあるし、何となく性格が良さそうな(?)感じもするので、都会と地域をつなげるためにネコノミクスとかネコの魅力をもっと活用できるのではないでしょうか。

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