2017年1月8日日曜日

初めて朝日屋で松阪肉を買ってみた

 以前もこのブログで松阪肉の名店にして、お中元・お歳暮シーズンには店の前に長い行列ができているほどの人気店である津市の朝日屋を取り上げたことがあります。(リンクはこちら

 しかし、恥ずかしい話ですが、わしは実は朝日屋で肉を買ったことがありません。それどころか店内に足を踏み入れたこともありませんでした。
 そもそも高価な松阪肉など買う機会はそうそうあるものでなく、しかもいつもあれだけお客でごった返している朝日屋で買ってみようという気が起こらなかったのです。
 ただ、今年の正月は我が家恒例のすき焼きができなかった事情があり、代わりにこの連休にやってみようということになって、まあ話のついでに初めて朝日屋で買ってみようということになったのでした。
 さすがに年末ほどは混んでいないだろうと踏んだのですが、駐車場はけっこう一杯になっており、朝日屋の根強い人気を実感せざるを得ません。


 店の入り口は国道23号に面しており、歩道には大きな屋根(アーケード)が作られています。シーズンにはここにずらりとお客が並んでいるわけです。


 ショーウインドーには松阪肉の贈答用パッケージのサンプルとともに、今まで数々の松阪牛の鑑評会などにおいて、朝日屋が高値で競り落とした牛の表彰楯(?)がずらりと並んでいました。


 なんだかものすごく高級感が漂っていて、わし的には非常に入りずらい雰囲気です。
 で、実際に店に入ってみると。
 かなり混んでいました。精肉だけでなく、生コロッケ(というのか、パン粉が付いていて、あとは油で揚げるだけの状態になったもの)とかハンバーグとかハムのような加工品や、ホルモンなども売られていたのが意外でした。松阪牛専門店なので、松阪肉だけしかないものと勘違いしていたのです。
 写真にはありませんが、肉が並べられたガラスケースは全長が15mくらいあり、牛肉も、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、ステーキ用、その他用、みたいに用途によって、また、さまざまな価格帯によって何十種類も並べられています。パッと見、素人にはどこがどう違うのか全然わかりません。


 お客さんは慣れている人が多いみたいで、店員さんが前のお客を対応し終わった瞬間にスッと近寄っていき、「すき焼きのいくらのを何人前!」とか、「ホルモンの味付けなしのやつを300グラム!」とかどんどん注文していきます。
 まごまごしているうちにガラスケースの一番端っこまで追いやられてしまいました。ここが一番高い価格帯のようですが、それでも100グラムで2000円~3000円くらい。安いとは言えないでしょうが、かといってべらぼうに高いわけでもありません。適正価格なのは好感が持てます。

 わしは明らかに不慣れな客と思われたようで、店員さんのほうから声をかけてきてくれました。
 いろいろ質問し、結局、松、竹、梅で言えば竹くらいに当たる(と思われる)100gで1200円のロース肉を購入しました。「いやー、とうとう買っちゃったよ」みたいに妙にテンションが上がりました。

 ただ、朝日屋の購入方法は独特で、外国のデパートみたいに、売り場(ショーケース)では注文した肉を包装して値段や重量が印刷されたラベルを貼ってくれるところまでです。お客はそれを持って一番左の隅にあるレジコーナーに移動し、そこで代金を払うシステムでした。
 つまり店内は一方通行になっています。なかなか合理的だと思いましたが、そうしないと混雑時にはお客がさばけないということなのでしょう。


 遠方からのお客さんは、保冷剤をタダで2つまでもらうことができます。冬場、1~2時間くらいならこれで十分です。


 というわけで、店に滞在したのはものの数分でしたが、なかなかエキサイティングな体験でした。
 三重県は伊勢エビやアワビ、松阪肉、伊賀肉など高級食材の宝庫ですが、当然ながら三重県民がいつもそんなものを食べているわけではなく、わしなど松阪肉なんて何年に一度くらいしか食べません。
 うやうやしく家で開封したらこんな感じでした。


 これは責任重大だ。絶対失敗できないと緊張しながらすき焼きを作りました。ただ我が家には専用のすき焼き鍋などないので、ホットプレートのテフロンでグレー色した安い感じの鍋で調理せざるを得なかったのが、高級松阪肉に対して申し訳ないように思いました。
 味のほうはもちろん申し分ありませんでした。サシが入っているので想像以上に食べごたえがあり、これで当分すき焼きは食べなくていいと思えるほどでした。

■名産松阪肉 朝日屋   http://www.asahiya.net/

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