2017年2月12日日曜日

丁酉、一白水星とはどんな年か

 わしの愛読する月刊 商業界がこの3月号から装丁をリニューアルし、ホッチキス留めみたいなスタイルになりました。
 これのほうが見やすいといえば見やすいし、表紙もイラストに変わって、ネットとの競争激化で苦戦が伝えられる雑誌業界では、専門誌とはいえこうした変革にチャレンジしているのでしょう。
 わしが常々、自分の力不足も実感しているのは、三重県(庁)は商業やサービス業の中小企業支援をいろいろ行っており ~以前のブログでも県による認証や表彰制度に触れました~ それなりに成果があるとは思うものの、この「商業界」にせよ、やはり専門誌の「食品商業」とか、日経MJなど、マーケティングや仕入れ担当者が読んでいるメディアに三重県内の中小企業や生産者が取り上げられることが大変に少ないことです。
 良いものを作り、あるいは良い商売さえしていれば、おのずとメディア側が見つけ、取り上げてくれるようになるはずというのは幻想です。


 記者も忙しいので、現実にはかなり積極的に企業のほうから情報を提供しないと取り上げられることはなかなかありません。何せ中小企業の数は多いので、記者やライター、コンサルといえどもすべてを知っているわけではないからです。こうした専門マスコミ向けの情報提供はもうちょっと行政も手伝えるところは手伝い、とにかく業界の人に知ってもらうようにすることが最優先課題だと思ったりします。

 それはさておき。
 3月号に2017年時流予測という特集記事が載っていました。船井総研の唐土新市郎上席コンサルタントによる大人気セミナーの紙上再現ということで、どんな話だろうと思って読んでみたのですが、わしにとっては意外な展開だったのでメモっておきます。

 唐土さんによれば、2017年を切り開く5つのキーワードは、①相互理解、②ねぎらう、③見えないもの・ことを意識する、④自覚する、⑤新しいものを見つけ、生み出す というもの。
 これらはまあ、タイトルだけを見ていても「そうやろなあ」と思うようなことです。まあ誰でも言いそうなことです。

 面白いのはここからで、唐土さんはある時から「時流」というものを強く意識するようになったそうです。時代には川のような流れがあって、それには逆らえないと気付いたとのこと。そこでたどり着いたのが、古代中国の陰陽道、つまり「十干十二支」の考え方でした。

 それによれば今年(平成29年2月4日から30年2月3日まで)は、丁酉、一白水星の年に当たります。古いものが改まっていいものが生まれる年、また、これまでの正解が通用しなくなる年だそうです。これもまあ、誰でも言いそうだと言えなくもありませんが。
 丁は陰陽五行の「陰の火」で、ともし火のごとく安定・整を意味します。一方で酉は「陰の金」で相克を意味します。つまり、丁と酉の組み合わせは相性がいいとはいえず、お金に絡むことが増えるかもしれないとのことです。

 一方、一白水星ですが、これは兄弟のない孤独な星。しかし「水」ゆえに変幻自在、津波のような大きな力も持つそうで、目に見えないうちに大きな出来事が起こるかもしれない年とのこと。
 前回60年前の一白水星の年は昭和32年でした。神武景気が終了して「鍋底不況」が始まった年です。東京の人口が851万人となってロンドンを抜き世界一人口が多い都市になったり、ソ連が人工衛星の打ち上げに成功した、東海村の原子炉が初めて臨界に達した、トヨタがアメリカへの輸出を始めた、などの年でもあるそうです。
 60年後の今、すべてではないもののこれらは縮小路線への転換を余儀なくされています。自分が今やっていることが「水の泡」にならないか、時代にあっているものなのか、自問自答が必要だとのことです。

 以上がこの大人気だという時流予測の概要です。実際には非常に詳細にお話しされているので、興味がある方はぜひ商業界をお読みください。

 いわゆる占いモノは確かに面白いし、陰陽五行のようにある程度論理だっている話だとそれなりの説得性も感じますが、見方によってどうとでも解釈できるし、一部矛盾している部分も多くあるように感じます。
 これを否定したり、無視したりするのでなく、唐土さんも言うように「常に自問自答」することが必要なのかもしれません。その判断の目が曇らないよう、澄んだ心で平静を保ち続けるのが最も難しく、これに成功した人はあらゆる運勢や運命を乗り越えられるのでしょう。
 

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