2017年2月6日月曜日

三重では珍しいミカン?「天草」

 石本果樹園のみかん頒布会で、ポンカン、いよかん、ハッサクなどのミカンたちとともに、「天草」というミカンが送られてきました。

 ミカン業界は産地間競争が激しく、国や地方自治体は、より美味しく、より栽培しやすいミカンの新種の開発にしのぎを削っているし、農家側としても扱う品種を多様化して経営の安定化を図ったり、まだ知名度が低いうちにいち早く栽培に取り組み、市場シェアを席巻する経営戦略を取ったりするので、わしなどには信じられないくらいたくさんの聞きなれないミカンが世に流通するようになってきました。
 この「天草」というのも全く知りませんでした。勉強になるっス。

 写真のようにピンポン玉みたいにまん丸いのが「天草」です。シールが直に貼り付けらているのでかろうじてそれとわかります。
 あと「カットして下さい」と謎めいたメッセージが付記されていますが、これは皮が固い、もしくは薄いので、手でむかずにナイフで切って食べなさいという意味かと思います。


 石本果樹園によると、

 甘みも高く、果肉の、優しい~柔らかい感触が…おすすめの柑橘です。本州では、なかなか~見る事が無く、石本果樹園でも生産量の少ない柑橘です

 とのこと。

 大分県国東町の常緑果樹試験所で、学んでいたから…
 九州の柑橘(みかん)も生産したくて、選んだこの「天草(あまくさ)」が、やっと、ある程度の生産量になり、販売が始まりました!

 ということだそうで、三重県内ではまだ珍しいミカンのようです。



 どんなミカンなのかネットで調べたのですが、天草を品種開発した農研機構(農業・食品産業総合技術研究機構)のホームページよりも、フーズリンクの「旬の食材百科」のほうがはるかにわかりやすいのでこちらから引用すると、
・天草は、農研機構の果樹試験場・長崎県口之津支場において、「清見タンゴール」と「興津早生みかん」を掛け合わせたものに「ページオレンジ」を交配した品種で、平成7年に品種登録されたかんきつ。「天草オレンジ」、「天草みかん」などとも呼ばれる。また、大分県中央柑橘連から出荷されるものは「美娘」というブランド名が付いている。
・果実は200g前後で、果形は扁球形で玉揃いが良い。果皮はかなり薄く、赤橙色で艶があり滑らか。果肉は柔らかくとてもジュ-シー。
・皮がとても薄く、じょうのう膜と一体化している感じで、みかんのように手で皮を剥くことはできない。果肉が柔らかく果汁も多いので、房ごとにバラすこともできない。
 とあります。(リンクはこちら
 

 旬の食材百科では、食べるときはナイフで皮を剥き、オレンジのようにナイフを使って房どりするか、半分に切ってから何等分かに串切りにして、皮の部分を持ってかぶりつくように食べる、とあります。
 わしは写真を撮るためにグレープフルーツみたいに横にカットしましたが、旬の食材百科のとおり、縦に何等分かにカットしたほうが食べやすいです。
 味は、甘みと酸味のバランスがよく、しつこい甘さでなくさっぱりしているので、まさしく「オレンジジュース」を食べているみたいなイメージです。とてもおいしいです。

 石本果樹園では通販も行っているようですので、詳しくはこちらをご覧ください。

■三代続く石本果樹園 みかん直売所    http://isimotokajuen.com/

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