2017年3月30日木曜日

91点差で負けた英心高校って

 朝ぼんやり新聞を読んでいたら、高校野球の地区大会で91対0という結果の試合があったというニュースが載っていました。3月27日に行われた春季東海地区高校野球三重県大会の南勢地区1次予選で、伊勢市にある三重県立の宇治山田高校と私立の英心高校が戦ったスコアでした。
 英心高校はこの試合で、1回に8点、2回に31点、3回に41点、4回に11点を失い、62被安打17失策で5回裏を待たずにコールド負けしました。これほどの大差は三重県に限らず全国の地方大会でも珍しいそうです。
 ちなみに大勝した宇治山田商高は県下でも屈指の野球強豪校。甲子園出場も何回か果たしており、地元では山商(やましょー)と呼ばれて親しまれています。
 一方で、英心高校のほうは恥ずかしながら伊勢市民であるわしも校名を知りませんでした。それどころか、地元のわしの知人に聞いても、よく知らないかまったく知らないというばかり。いったい英心高校ってどんな学校なのでしょうか。

2017年3月29日水曜日

カルビーポテトチップス「鯛めし味」を食べてみた

 コンビニでふと見たら、カルビーのポテトチップス 鯛めし味 なるものを見つけました。
 カルビーは、うす塩味やコンソメパンチなどの通年商品、いわゆる定番商品のほかに、北海道バターしょうゆ味や博多めんたいこ味といった地域の味という商品ラインナップも有しています。
 しかし、この鯛めし味はそれらとも趣向が違い、地元に根付いた味をポテトチップスに再現する「カルビーポテトチップス47都道府県の味」シリーズという商品。
 47都道府県の県庁や市役所などの協力を得て、今年から順次発売していくということだそうです。
 よくよく袋を見ると、確かに「愛媛の味」と書いてあります。「鯛めし」は愛媛県の代表的郷土料理だそうですが、中でも鯛を丸ごと釜に入れて炊き込む、北条地区の鯛めしをイメージしたものだとのこと。

2017年3月28日火曜日

地方創生の目的は何だった?

 中部経済新聞に「決め手欠く地方創生 止まらぬ東京一極集中」という記事が載っていました。(3月27日付け)
 安倍政権が政府主導の目玉事業として地方創生や「まち・ひと・しごと創生」などを平成26年度から掲げて2年半。首相官邸内にまち・ひと・しごと創生本部を立ち上げ、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定や、地方自治体に向けた地方創生推進交付金の創設、東京から地方へ本社移転した企業への減税制度創設、地元企業へ就職した学生への奨学金返還制度を設けた地方自治体への財政支援、などなど多くの支援措置を講じてきたわけですが、総務省の「平成28年住民基本台帳人口移動報告」によると、首都圏の転入超過(つまり、地方からの人口流出)は伸び率には頭打ち感があるもののトレンドとしてはほとんど変わっていません。
 中部経済新聞は、東京一極集中の是正を掲げる国や、人口増加などを掲げる地方ともに、対策に決め手を欠いている状況であり、一極集中は東京オリンピック・パラリンピックに向けてさらに加速することも予想されると報じています。

2017年3月27日月曜日

未知マーケティングは本命か

 開けるまで何が出るかわからない、あえて中身を隠して売る手法が、書籍やレンタルDVD、さらには航空券にまで広まっているそうです。ネットであらゆる情報が入手できる今、消費者は予定調和的なモノやコトには響かない傾向が強くなっており、このように「未知」を売る市場が急成長しているというのです。
 このことを報じている日経MJは、「わずかな手がかりをもとにワクワクしながら選ぶ体験が購買を二重三重に後押ししている」というこういった手法を 未知マーケティング と名付けたと宣言しています。(3月24日付け)
 しかし、昔からデパートの初売りなんかで売られている「福袋」はこれとおんなじコンセプトではないのかしらん、などとわしは思ってしまいます。誰もがこの方法を真似して成功できるとは思えず、すでに今時点で消費者の厚い信頼を得ているマーチャンダイジングが前提になるような気はしますが、未知マーケティングは果たして本命になりうるのでしょうか。

2017年3月26日日曜日

おやつカンパニー28年ぶりに社長交代

 おそらく三重県内に本社がある企業の中で、最も知名度が高いと思われる 株式会社おやつカンパニー(本社:津市) が3月1日付けで社長を交代したことを日本経済新聞が報じています。(3月25日付け)
 ひげそりメーカーであるシック・ジャパン出身の手島文雄氏が新社長に就任し、社長だった松田好旦氏は代表権のない会長に就いたとのこと。
 松田氏は父親が創業し、ベビースターラーメンなどの有力商品を持つ同社の経営を平成元年から引き継ぎ、売上高200億円規模の菓子メーカーにまで育て上げました。新社長の手島氏は、同社としては初の創業家以外のトップとなります。
 ところで、おやつカンパニーは平成26年にアメリカの投資会社であるカーライル・グループと資本・業務提携を結びました。このニュースは三重県の経済界に大きな衝撃を与えたのです。

2017年3月25日土曜日

南北格差、一層の拡大

 国土交通省が3月21日に公示地価を発表しました。平成29年1月1日現在の1平方メートル当りの土地の標準価格を示したもので、三重県では住宅地293地点、商業地110地点などの432地点が調査対象になっています。
 これによると、県内の公示地価は平均で前年より1.6%減となり、25年連続で下落しています。県北部では下落幅が縮小傾向であり、地価が上昇した地点も多くあるのに対して県南部は地価の下げ止まりが見えず、三重県の宿痾ともいうべき南北格差が、資産の面でも拡大していることが浮き彫りになっています。
 中日新聞によると、住宅地で継続調査した284地点のうち、地価が上昇したのは四日市市の15地点、桑名市の7地点、津市の4地点の計26地点のみ。上昇率が1.9%とトップだったは、三年連続で津市大谷町の地点(1平米あたり10万5千円)でした。(3月22日付け「南北格差、さらに拡大 県内地価、25年連続下落」)


2017年3月22日水曜日

熊野・丸山千枚田オーナー募集中

一般財団法人熊野市ふるさと振興公社が、「日本の棚田百選」に選ばれ、ユネスコの世界遺産にも登録されている、熊野市・丸山千枚田のオーナーを募集しています。
 オーナーといっても田んぼの地主になるわけでなく、丸山千枚田の景観維持と保全活動の資金に3万円の年会費を払う賛同者を募るもので、4月上旬の畦塗り作業から始まって、初夏の田植え、梅雨時の伝統行事である「虫おくり」、盛夏の案山子づくり教室と草刈り、そして9月の稲刈りに至る、一連の農作業がスタッフのアドバイスの下で体験できるほか、千枚田で獲れた新米10kgと地域の特産品のプレゼント、さらに宿泊施設の割引と温泉入浴半額回数券(20枚)の提供など、さまざまな特典があります。
 熊野市ふるさと振興公社は、「丸山千枚田を愛し保全活動に理解のある方で、地区住民をはじめとした地域の人々とのふれあいを大切にできる方」にぜひオーナーに就任してほしいとを呼び掛けています。

2017年3月21日火曜日

伊勢おもてなしヘルパーをやってみた

 以前このブログに書きましたが、わしは車いすを使用している方々の伊勢神宮・内宮の参拝をお手伝いする「伊勢おもてなしヘルパー」の研修を受講し、一応ヘルパーの末席に加えていただいています。
 正式採用(?)の通知が1月ごろにあったのですが、実際に稼働できる機会がなかなかなく、この連休中ようやっとデビューできたので、簡単に様子をメモしておきます。
 伊勢神宮・内宮は平成27年に約549万人の参拝者がありました。このうち車いすの利用者は約1万3千人。割合としては0.23%程度ですが、この数は年々増加しており、一日に換算すると35名の方が車いすで参拝しています。
 内宮は入り口に当たる宇治橋から正宮(本殿)まで約1km砂利道が続き、神宮が無料で貸し出しているタイヤの太い電動車いすを使わないと進行が困難です。また、参道終点から正宮へは25段もの石段があるため、電動車いすでは進めず、参拝は石段下からの遥拝にならざるを得ません。

2017年3月20日月曜日

三重県が庁舎を民間貸し出しへ

 三重県が志摩市にある出先庁舎「志摩庁舎」内の空きスペースを、有料で民間など一般に貸し出す方針を決め、4月から相手先の公募に入る見込みであることを建通新聞が報じていました(15日付け)が、伊勢新聞がより詳細に報じているのでメモしておきます。 
 18日付けの「空き室で財源確保 志摩庁舎 賃貸へ 来月にも公募、県初の試み」という記事で、これによると
・県は志摩庁舎の4階の一部(約550㎡)を民間に貸し出す。公序良俗などに反する利用をさせない基準を策定し、4月にも貸付先を公募する。
・県では官舎や校舎跡地など未利用施設の売却を進めてきたが、売却に適した施設が少なくなる中で、部分的な未利用スペースについても活用の手段を検討していた。
・相手方から利用方法や賃料などを提示させる「プロポーザル方式」で審査を行い、5月の契約締結を目指す。
 とのことです。

2017年3月19日日曜日

三重県内ロケ映画が世界的ヒット

 三重県桑名市の六華苑や諸戸氏庭園でロケが行われた韓国映画「お嬢さん THE HANDMAIDEN」が世界的なヒットとなっており、3月から始まった国内公開の集客動向に注目が集まっているそうです。
 この映画はパク・チャヌク監督の作品で、韓国では成人映画(R19指定)扱いでの公開でしたが、観客動員が約400万人にもなる異例の大ヒットとなりました。原作は、イギリスの人気作家サラ・ウォーターズ氏の「荊(いばら)の城」という小説で、映画での舞台を1939年(昭和14年)の日本統治下の朝鮮半島に変えて描かれています。
 2016年のカンヌ映画祭でも、コンペティション部門で最も優れた技術的成果を挙げた作品として、ヴァルカン賞を受賞しているとのこと。ただ、わしにはこの賞がどれくらいスゴいのかがよくわからないのですが。
 なお、日本ではR18+指定(18歳以上なら観覧可)とのことですが、残念ながら現時点で、三重県内の映画館では上映されていません。当然、わしも見ていません。

2017年3月18日土曜日

「アニマルフリー」肉が食卓へ

 GIGAZINEに、人工で作った食用肉に関する興味深い記事が載っていました。 少子化と人口減少が進む日本ですが、全世界では総人口の増加が続いており、食料をいかに確保するかは大きな課題になっています。中でも肉(食肉)は畜産や養殖によって生産せざるを得ず、環境汚染や飼料の制約があるほかに、当然ながら家畜や家禽を屠殺しなくてはいけない問題もあります。
 記事では、このような中で、ニワトリや牛の成体から採取した細胞を培養することで食肉を生産する技術が開発され、実用化に近づいていると報じており、実際にこうしたビジネスに取り組んでいるバイオベンチャー企業(スタートアップ)を紹介しています。
 わしの記憶では、子供のころ、旭化成が「サンバーグ」という冷凍ハンバーグを発売していて、それが石油を原料にしている人造肉だ、みたいな話を誰かから聞いたことがありました。結局それは都市伝説だったそうですが、どうしてもある種の「疑わしさ」を感じてしまうこの手の話。実際はどうなのでしょう。

2017年3月16日木曜日

三重県はこの話題に弱い・・・

 朝日新聞が昨日、シャープが平成30年にも液晶テレビの国内生産から撤退する方針であるとのスクープを報じましたが、今日(3月16日)にはシャープがこれを全面否定しており今後も区内生産は継続されるというニュースを各紙が掲載しています。
 この「シャープ亀山問題」は、三重県民にとって、なかんずく地元亀山市の宿泊業者、タクシー業者など、さらには三重県庁をはじめ企業誘致に携わってきた行政関係者には非常にナーバスな問題で、三重県内の報道のされ方はおそらく全国でも突出して大ニュース扱いになっているはずです。
 朝日新聞の記事は、戴正呉社長のインタビュー記事で、テレビ生産は台湾の鴻海精密工業が担い、国内では開発や試作、アフターサービスなどを行っていくと語ったと報じていました。亀山工場製の液晶テレビ「アクオス」を表す、一世を風靡した「世界の亀山モデル」も消滅してしまうと思われたのです。

2017年3月15日水曜日

素人経営者が増えないと地域は活性化しない

 日本人と外国人を比較する時、よく何事につけて日本人は「道」を究めることが特徴だと言われます。
 利益を得る行為に過ぎない「商売」を、三方良しのような商人道の実践に高める。
 武人たちの命のやり取りから、生や死の作法である「武士道」という哲学に高める。
 所詮は趣味や道楽に過ぎないお茶や生け花、俳諧なども、これを通して作者の生き方を追求する「道」に見立てる。
 これにはもちろんすばらしい面があり、こうした強い上昇志向というか、一つ一つの些事であっても、必ず大きな目標とか目的につながっているので万事をおろそかにしない几帳面さが、日本人や日本文化の強さであることは間違いありません。
 しかしその反面、何かことに関わる時は、真剣に全身全霊で取り組むべきであって、まずやってみよう、ダメならすぐやめたらいい、という姿勢で物事に関わろうとするのは、中途半端な、腰が引けた、不真面目な姿勢であるという常識はたいへんに根強いものがあります。

2017年3月14日火曜日

海の博物館が鳥羽市営化へ

 鳥羽市浦村町にある 海の博物館 の運営が、公益財団法人 東海水産科学協会から、鳥羽市に移ることが明らかとなりました。
 海の博物館は昭和63年に現在地にオープン。全国で唯一と言われる、海や漁業、漁村をテーマにした専門博物館で、約1万8000平米もの広大な敷地に、収蔵庫や展示棟、体験学習館など8棟の建物があり、約6万点の資料を保有しています。
 資料自体が全国各地の漁村から収集された貴重なものだそうですが、建物群も高名な建築家である内藤廣氏の設計になるもので、集成材を使った大型木造建築である展示棟や、プレキャストコンクリート・ポストテンション組立工法の収蔵庫は、平成5年に日本建築学会賞を、平成10年には建設省(当時)による全国公共建築百選を受賞しています。

2017年3月13日月曜日

次に地方自治体が迎えるブームは

 地方公務員向けの業界情報サイトである「官庁速報」によれば、山形県が平成29年度の組織改正で、新たに「観光文化スポーツ部」を設置します。山形県は、外国人観光客数を平成31年に26万人に増やす目標を掲げるほか、東京オリンピック・パラリンピックに向けて10カ国・地域からの事前合宿誘致を目指しているそうで、その実施体制を整えることが目的とのことです。(2017年3月9日付け)
 スポーツに関する部は、岩手県が平成29年度から「文化スポーツ部」の新設を明らかにしているほか、石川県も同様の部の新設を公表しており、山形県は3例目となります。
 またすでに、秋田県は「観光文化スポーツ部」、群馬県には「生活文化スポーツ部」、京都府では「文化スポーツ部」、山口県には「観光スポーツ・文化部」という組織があり、北海道や福島県、三重県、大分県、沖縄県などにもスポーツを冠した局(部と課の中間くらいの位置づけ)があります。

2017年3月12日日曜日

O-GOE杉山さんのプレゼンが神だった

 先日、三重県中小企業家同友会のセミナーにオブザーバー参加してきました。「若者が定着する企業とは」と題したテーマで、講師は四日市市にある(株)OーGOE(オーゴエ)の杉山社長でした。
 杉山さんは大学卒業後、商社の人事畑で経験を積まれました。その中で、中小企業には社長の人柄や会社の雰囲気がよく、業績も安定している素晴らしい会社が多くあるにもかかわらず、人材の確保に苦労している現状に危機感を抱き、独立して三重県で初の新卒採用コンサルティング会社であるオーゴエを起業。就活アドバイザーとして学生や企業へのコンサルや採用代行などを業務としており、昨年春には近鉄江戸橋駅前に 学生のミカタ はてなカフェ という学生と企業が交流するユニークなカフェも開店しています。
 杉山社長はいわば人前でしゃべるのがお仕事なので、プレゼンがうまいのは当然なのでしょうが、話のポイントがわかりやすく、時々脱線もして聞き手を飽きさせず、しかもきちんと時間通りに終わる、という「神」なプレゼンだったのでメモしておきます。

2017年3月8日水曜日

こういう職員が県政を支える

 三重県公式ウエブサイトに、「滞納自動車税を7千万円縮減 ~県税「差押強化月間」の取組結果~」という情報がアップされていました。(リンクはこちら
 一応、マスコミにも資料提供されたようですが、実際に新聞記事やニュース番組に取り上げられたのかどうかはわかりません。
 これによると三重県は、県税を納期限までに納付している大多数の納税者との公平性を保つため、納める資力がありながら納付しようとしない滞納者に対して、法律に基づく滞納処分を徹底して行っているとのこと。平成28年12月から平成29年1月の2か月間は「差押強化月間」として、県内8ヶ所の県税事務所が一斉に徴収強化に取り組んだそうです。
 強化月間中に預貯金・給与・自動車等の差押処分を1,480件執行するなど、徴収強化に取り組んだ結果、今年1月末の自動車税の滞納税額は2.3億円となり、前年同月より0.7億円縮減。1月末の現年自動車税の徴収率についても99.7%となり、前年より0.1ポイントアップしたそうです。

2017年3月7日火曜日

尾鷲市が「おわせ暮らしサポートセンター」を設置

 尾鷲市が3月1日から「おわせ暮らしサポートセンター」事務所を開設しました。
 地域おこし協力隊員が定住移住コンシェルジュとして4名配置され、移住希望者の相談に応じるほか、移住者向けに市内の空き家を紹介する「空き家バンク」の業務にも応じるとのことです。(市役所サイトへのリンクはこちら
 尾鷲市は平成23年にとうとう人口が2万人台を切り、高齢化率も40%に近づいています。移住の促進、特に若い世代の定住促進は急務と言っていいでしょう。
 中日新聞によると尾鷲市の空き家バンクは平成26年の設立以来、96軒の物件登録があり、50世帯(102人)もの交渉が成立しています。移住の相談とか登録物件の案内は休日を希望する人が多いそうなので、サポートセンターは月曜の定休日以外の土日も開所するため、さらに多くの移住希望者からの相談対応が期待できるとのことです。
 また、東紀州ほっとネット くまどこ によると、3月10日の夜にはサポートセンターで「地域を、語ろう。~若手しゃべり場座談会in尾鷲~」なるイベントも開催されるそうで、まだ10日足らずなのになかなかアクティブに活動が始まっているようです。

2017年3月6日月曜日

神戸市が職員の副業推進へ

 日本経済新聞などによると、神戸市が4月から市職員の副業に関する独自の許可基準を策定するそうです。地方公務員は、農業や不動産賃貸など一定の分野においては、承認を得たうえで副業が認められています。しかし神戸市のように、NPO法人などで報酬を得て事業活動に従事することを公然と認めるのは、極めて画期的なことです。
 今回の措置の狙いは、
1)職員の働き方の多様化
2)公務で培った知見を地域貢献活動に生かす
3)外部での経験を市民サービスの向上につなげる
4)中高年の職員が退職後に備えて、在職中から地域貢献活動などに参加しやすくする
 などにあるようですが、実際にどのような形で副業が進むのか、そしてその結果、市が想定したとおりの目的が達成されるのかが注目されそうです。

2017年3月5日日曜日

これもロボット革命

 ロボットとか人工知能に関するセミナーを受ける機会がたまたまこの半月間に集中して、ロボット技術とかAI技術の最先端というよりも、それがわしらの市民生活とか職業にどんな変化をもたらすのかという面からお勉強することができました。
 一般的にはロボットやAIの普及で、定型的なデスクワークや単純作業は、ほぼこの十数年の間に放逐されると考えられています。逆に、高度な専門知識が必要な、会社経営、デイトレード、法律交渉、医療行為などの仕事や、美術や工芸、建築などの仕事も機械では代替できないというのも世間一般の認識でしょう。
 しかしわしが聞いた専門家によると、これは必ずしもそうではありません。AIを使った経営戦略の作成、投資や資産運用、法律問題の交渉、診察や診断は実用化段階に近づいており、作曲や創作なども遜色ないレベルに近づいているそうです。最大のボトルネックは、こうした人生の重要課題に、ロボットやAIといった人工物を関与させることへの心理的な抵抗や嫌悪感をどう克服するのか ~あるいはあえて克服すべきでもないのか~ という人間の側、社会の側の受け入れ態勢の問題です。

2017年3月4日土曜日

なぜインターネットは匿名文化なのか

読感】バグは本当に虫だった -なぜか勇気が湧いてくるパソコン・ネット「100年の夢」ヒストリー91話 水谷哲也著(ペンコム)

 パソコンの作業中に突然動かなくなる、あるいは特定のタイミングで特定のキーを押すとフリーズしてしまう。ユーザーにとっては泣きたくなるようなこうしたトラブルは、往々にしてソフトのプログラムに原因があって、それらは「バグ」と呼ばれます。
 バグという言葉は本来「虫」という意味なので、何万行、何百万行という膨大なソフトウエアのソースコードの中にうっかり入り込んだ誤植とかちっぽけなミスの比喩としてバグと呼ばれているのかと思ったら、本書によるとそうではありません。
 1950年代のコンピュータは電磁リレー式回路であり、稼働中は実際に内部でメカが動き大量の放熱がありました。このためしばしば虫が入り込んで機械が故障したのです。これがバグの語源だということです。

2017年3月2日木曜日

コワーキングカフェCCに行ってみた

 三重県庁にほど近い、津市栄町2丁目にあるコワーキングカフェ CCに行ってきました。
 コワーキングとは、事務所とかミーティングスペースなどを共有しながら仕事をするスタイルをいい、独立開業して間もないとか、フリーランスとして働く人々の共同オフィスのようなイメージになるかと思います。
 CCはこうしたコワーキングスペースがカフェ風になっているものらしく、オフィスワークや打ち合わせはもちろん、読書や資格勉強にも使える居心地のいい場所がコンセプトとのことです。
 わしは有料のこういった場所にはあまり行ったことがないので、昼休み、何だかドキドキしながら向かってみました。

2017年3月1日水曜日

新しい日本

 戦後(太平洋戦争後)の奇跡的な高い経済成長を遂げた日本が後世から評価されたとき、成長の原動力の一つがイノベーション(創新、革新)であって、自動車やテレビ、カメラなどと並んで、ヤマト運輸の「宅急便」が戦後日本を代表するイノベーションであったと評されるのは間違いないでしょう。
 しかし、そんな宅急便のビジネスモデルが曲がり角に来ている、もっと言えば、持続不可能になりつつある、ことがここ数日で明らかになってきました。
 ヤマト運輸が人手不足や長時間勤務が常態化している宅急便の現場改善のため、現行のサービス内容を抜本的に見直し、お昼の時間帯指定配達の取りやめや、集配業務の終了時間の繰り上げなどで労働環境の改善を図る見通しになったことが報じられたのです。