2017年3月5日日曜日

これもロボット革命

 ロボットとか人工知能に関するセミナーを受ける機会がたまたまこの半月間に集中して、ロボット技術とかAI技術の最先端というよりも、それがわしらの市民生活とか職業にどんな変化をもたらすのかという面からお勉強することができました。
 一般的にはロボットやAIの普及で、定型的なデスクワークや単純作業は、ほぼこの十数年の間に放逐されると考えられています。逆に、高度な専門知識が必要な、会社経営、デイトレード、法律交渉、医療行為などの仕事や、美術や工芸、建築などの仕事も機械では代替できないというのも世間一般の認識でしょう。
 しかしわしが聞いた専門家によると、これは必ずしもそうではありません。AIを使った経営戦略の作成、投資や資産運用、法律問題の交渉、診察や診断は実用化段階に近づいており、作曲や創作なども遜色ないレベルに近づいているそうです。最大のボトルネックは、こうした人生の重要課題に、ロボットやAIといった人工物を関与させることへの心理的な抵抗や嫌悪感をどう克服するのか ~あるいはあえて克服すべきでもないのか~ という人間の側、社会の側の受け入れ態勢の問題です。


 人類にとって非常に難しい問題ですが、少なくとも日本はこれから生産年齢人口(労働人口)が急激に減少していくので、あらゆる産業においてロボットやAIが導入されることは時間の問題といえます。世界で最初に人口減少社会に突入する日本は、いわば壮大な社会実験として世界から注目されているとのことです。

 そんな中でハフィントンポストを見ていたら、「性産業の現場でロボット革命が起きていた」という趣旨の興味深い記事が載っていました。(3月4日付け)
 内容の詳細はハフポスをご覧いただきたいのですが、このビジネスの経営者はハーモニーAIなる人工知能技術の開発を進め、行為の相手をするロボットが人間側の想像通りの性格を発現させるそうです。
 性が産業と言えるのか、あるいはこのビジネスが社会的に健全かどうかはしばらく置くとして、現実にはこうした分野で ~しばしば政府や識者が全く予想しない形で~ ロボット化が既成事実として猛スピードで突き進んでいくことは認識しておくべきだと思います。

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