2017年3月8日水曜日

こういう職員が県政を支える

 三重県公式ウエブサイトに、「滞納自動車税を7千万円縮減 ~県税「差押強化月間」の取組結果~」という情報がアップされていました。(リンクはこちら
 一応、マスコミにも資料提供されたようですが、実際に新聞記事やニュース番組に取り上げられたのかどうかはわかりません。
 これによると三重県は、県税を納期限までに納付している大多数の納税者との公平性を保つため、納める資力がありながら納付しようとしない滞納者に対して、法律に基づく滞納処分を徹底して行っているとのこと。平成28年12月から平成29年1月の2か月間は「差押強化月間」として、県内8ヶ所の県税事務所が一斉に徴収強化に取り組んだそうです。
 強化月間中に預貯金・給与・自動車等の差押処分を1,480件執行するなど、徴収強化に取り組んだ結果、今年1月末の自動車税の滞納税額は2.3億円となり、前年同月より0.7億円縮減。1月末の現年自動車税の徴収率についても99.7%となり、前年より0.1ポイントアップしたそうです。


 行政のことをよく知らない人は、税務とは法律で税率も課税対象もきちんと決められているのでちゃんと捕捉でき、払わない人や会社はどんどん差し押さえすればよいと考えがちだと思います。
 しかし、強制執行は公権力の発動ですから、やる行政の側は慎重のうえにも慎重な裏付けが求められます。しかもマスコミを筆頭に日本社会は判官びいきなので、権力的な行政は往々にして過剰な批判を受けます。払わないほうにも言い分はあるとか、もっとよく話し合って折り合いを図るべきだといった意見です。
 結果的にそのことが滞納を増やすわけで、こうした無責任な風潮に流されずに、法に従って適正な滞納処分を行ったのは、担当者の方にもきっと大きな葛藤があったことと拝察します。

 税金取り立ての情報は地味ではありましょう。しかし、もっと大きく取り上げられ、県民から正しく評価されるべきと思います。わしら県民の生活を支えているからです。

 本来、組織のリーダーたる者、激しいネゴシエーションにさらされ、法と権利のはざまで汗を流しているこうした部署こそ職場を実地訪問し、職員を励まし、感謝することがリーダーシップであり現場主義を貫くということのはずです。

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