2017年8月9日水曜日

ピアゴ上地店が11月で閉店へ

ピアゴ上地店(Wikipediaより)
 中部経済新聞によると、ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のユニーは、伊勢市上地町にある総合スーパー ピアゴ上地店(店舗面積約6000㎡)を11月で閉鎖すると公表しました。(8月7日付け「ピアゴさらに3店閉鎖」)
 ユニーは、かつては絶大に支持された総合スーパー(GMS)というビジネスモデル ~生鮮食品のほか、生活雑貨や衣料、医薬品などの売り場、フードコートなどもすべて併せ持つスーパー~ に全国的に陰りが見えるようになっても多店舗展開の拡大路線を続け、その結果経営不振に陥り、平成28年にファミリーマートに吸収合併されています。2年後をめどにアピタ、ピアゴなどの総合スーパーを約25店舗、コンビニエンスストアはサークルKサンクスからファミリーマートへの店舗転換を含め約1000店舗を閉鎖する内容の合理化計画を公表しており、ピアゴ上地店もその一環としてリストラの対象になったものとみられます。


 同店は平成12年に開店。ユニー系列のスーパーとしては国内最南端に位置していました。
 三重県南部の大型商業施設はほぼイオンの独壇場と言ってよく、非イオン系のGMSは松阪市にアピタがあるほか、伊勢市北部のこのピアゴしかありません。イオンカードやワオンでの顧客囲い込みはどうしても非イオン系には不利で、ピアゴ上地店もここ数年はテナントの空きが埋まらず、店舗や設備も老朽化が目立っていました。

 また近年は、北に約2km離れた地点にザ・ビッグエクストラ玉城店や、地元スーパーの雄「ぎゅーとら」明和店がオープン。南にはやはり2kmほどの場所にドン・キホーテが新規開店するなど挟み撃ちのような状態で、わしが傍目から見てもユニーの商品力で客足を回復させるのは相当に難しいのではないかと思えたほどでした。まことに厳しい、小売り戦国時代だと思います。

 しかしながら、こうした「安きに流れる」という消費者の行動が結果的に経済合理的だったとは限りません。ピアゴ上地店周辺の住民は、11月で便利だった身近な買い物施設を確実に失うことになります。わずか2kmほどとはいえ交通量の多い県道を運転していくのはこれから大変だという高齢者も多いことでしょう。
 犯人探しをする気は全くないし、そもそも誰も犯人などではないのですが、大規模店の安売り競争と同時に、消費者の安買い競争も、地域の買い物事情を複雑にしています。 
 

2 件のコメント:

イセオ さんのコメント...

これを読んでいて、関係ないのですがベリー御園は大丈夫か心配です。

半鷲(はんわし) さんのコメント...

 ベリーみその店は場所が良くない気がしませんか。駐車場への経路が複雑すぎていつもひやひやします。根本的にはそっちが問題ではないかと・・・