2014年9月1日月曜日

尾鷲市ホームページが大胆にリニューアル

 尾鷲市役所ホームページのデザインが大きくリニューアルされています。(おそらく9月1日から?)
 尾鷲市の公式ホームページは今まで、わりと地方自治体としてスタンダードな、文字が多いデザインだったのですが、イメージカラーがマリンブルーになり、トップページでは旬の魚が右から左へ次々と泳いでいく、という猛烈に斬新な構成になりました。

http://www.city.owase.lg.jp/
 尾鷲市ホームページには、さかなクンならぬ「おさかな市長」として有名な岩田昭人市長が執筆する「三日に一魚」という有名なコラムがあります。
 このトップページも、旬の魚にそれぞれコメントが書かれており(それも水族館のように学術的なコメントでなく、「刺身がうまい」とか「塩焼きでシンプルに」とかの、もっぱら味わい方のコメント)、三日に一魚のイメージとトーンがあったものになっています。

2014年8月31日日曜日

一般国道で行く「道の駅」めぐり(不定期連載)

 いよいよ今日で8月も終わり。ここ数日でなぜか急に気温も下がって涼しくなり、何となく日の暮れる時間も早くなってきたような気がして秋の気配を感じるようになってきました。
 東紀州ネタについては、この春全通した高速道路(紀勢自動車道と、自動車専用道路熊野尾鷲道路)の効用についてるる書き連ねてきたところです。
 しかし、高速道路と並行して走る在来の一般国道(国道42号)は、観光車両や長距離トラックが高速に流れ、地元車両しか通らないことになってるためか、かなり走りやすくなっており、もし急ぐ旅でもなければ、むしろ下道を、道草食いながらえっちらおっちら行く方が楽しい、という向きもきっとあることと思うので、道の駅めぐりをやってみました。

 伊勢を9時過ぎにスタートし、度会町、大紀町を通って七保大橋から国道42号に入り、そのまま南下します。
 途中の沿道には、道の駅おおだい(大台町)、道の駅木つつ木館(大紀町)、道の駅まんぼう(紀北町)があるので、そこに寄り道しつつ行って帰ってくるというドライブです。

 約1時間で、道の駅 奥伊勢おおだい に到着。意外にも、というべきか、大変賑わっていました。
 この道の駅は、すぐ隣が大台町役場や消防署。同じ敷地には食品と衣料品のスーパー、ドラッグストア、大型書店が建ち並ぶ一角にあって、立地上は非常に有利な場所にあります。

2014年8月30日土曜日

もっと真面目に、知恵を出したい

 読売新聞(YOMIURI ONLINE)に、三重県紀北町海山区にある島勝浦(しまかつうら)地区で、三重大学の学生たちが、地元住民と共同で海の魅力を生かした地域づくりに取り組んでいるという記事が載っていました。
 島勝浦は主力産業が漁業で、約280世帯の約460人が暮らしていますが、人口の7割近くが65歳以上の高齢者です。
 学生たちは、昨年7月から計11回、交代で同地区に入り、海水浴場や宿泊施設、魚市場などを見学し、地区の将来像を住民と話し合うなどして、活性化策を検討してきたとのことであり、8月24日には地区内の海水浴場で海水浴客らに海の幸をPRするイベントを企画。同地区の区長も「学生と一緒に取り組みを進めることで、住民にも活力が生まれてきた」と歓迎していると報じています。(8月30日付け。リンクはこちら

三重県ホームページより
 このような連携事例は、もちろんやらないよりはやったほうがよいだろうし、有意義なことだとは思います。この事業も、三重県(庁)による「集落支援モデルの構築事業」というものの一環として実施されているそうで、なるほど、尾鷲市でも同様の取り組みがあったことは何かで読んだような気がします。

 しかし、東紀州(三重県南部の、尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)の活性化に過去から関わっている方なら、おそらく多くがそう感じるであろうように、このような事例は以前も同じようなこと ~都会の学生が東紀州の集落にやって来て滞在し、学生の視点でもって活性化策を提言するというイベント~ を何度も何度も何度も何度もやっているし、その結果、はばかりながらわしが知る限り、このような提言が実現し、成功した実績はほとんどありません。
 悪い予感ですが、おそらくこの島勝浦の事例も、過去と同じような残念な結果になるのではないでしょうか。(あくまでわしの私見ですが)

2014年8月29日金曜日

尾鷲はマグロのまち?

 やや旧聞に属しますが、夏の初め、尾鷲に立ち寄る機会があったので、尾鷲市中心部の国道42号沿いにあり、事実上、尾鷲市の道の駅と言える おわせ お魚いちば おとと にも寄ってみました。
 おととを運営しているのは、中堅水産会社の(株)尾鷲物産ですが、同社は昨年、遠洋漁船を建造してマグロ漁にも乗り出し、尾鷲に帰港して水揚げしたマグロを「尾鷲生まぐろ」というブランド名で販売しています。
 時間がなかったわしは、ファストフード的なマグロフランクフルトソーセージと、自宅用として「良栄丸の鬢長(びんちょう)まぐろ漬け丼の素」を購入しましたのでレビューしてみます。

 まずはフランクフルトから。



  これは、おとと内の食堂で焼いた調理済のものを売っていたのです。ただ、値段を忘れてしまいました。一本200円ぐらいだったと思います。

2014年8月28日木曜日

死神型補助金政策は可能か

 一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスのエリア・イノベーション・レビュー・ダイジェスト Vol.105 – Vol.107(2014年7月上旬配信分)に、この「はんわしの評論家気取り」の内容を取り上 げていただきました。大変光栄なことと思っております。
 木下さんのコメントで2つ感心したことがあって、一つはこのAIRに取り上げていただいたために、わしのブログのアクセス数が急増したことです。やはり一流の方の発信力は大きいなあと改めて認識しました。
 もう一つは、わしのように氏素性を詳らかにしないで発信している胡散臭いブログでも、見る人が見ると内容をわかっていただけるのだなあということです。
 つまり、書いている人の肩書とかでなく ~口幅ったいようではありますが~ 中身をきちんと見て評価していただけるのです。ありがたいことです。(AIRダイジェストへのリンクはこちら

 しかし残念なことに、木下さんは「ただこのブログの締めが僕としては納得いかないですね。」とコメントされています。
 木下さんによれば「筋のいい案件や頑張っている企業に行政が金を出せば出すほどに、その案件は筋が悪くなり、企業は競争力を落とします。(中略) お金での支援なんてろくなことにならないのです。将来があったのに、その芽をつむようなことになります。」とのことで、「だから潰れてもいい、どうでもいい企業にこそ補助金を出すようにすればよいかなと思います」と、死神型補助金政策なるものを提唱されます。

 これ自体について良いとも悪いとも言えません。ただわしが確信できるのは、もし地方公務員がこの死神型補助金を職場で主張すれば、まちがいなく「左遷」されるだろうということです。なので怖くてわしは言えません。
 木下さんのコメントを読んで、いささかわしのブログに説明下手な点もあったと思うので、念のために補足しておきます。(あくまでわし自身の備忘録的なメモですので、関心がある方以外は無視してください。)

2014年8月26日火曜日

義務教育に一番必要なのではないかと思うこと

 文部科学省が平成26年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表しました。
 全国学力テストは全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に4月に行われ、国・公・私立の約3万校の約215万3千人が受験しました。テストは国語と算数(数学)の2教科で、基礎的な知識の定着度をみる「A問題」と、応用力を測る「B問題」が行われています。
 文科省の公表内容は、都道府県別の各問題の正答率で、これによると、全国の平均値と下位の三県の差は昨年度より縮まっており、文科省は「学力の底上げが進んでいる」と分析しているとのことです。

 都道府県のうち正答率が高いのは、過去からと同じく、秋田県と福井県、青森県、石川県、富山県などですが、今まで下位が続いていた沖縄県は、小学校の正答率が大幅に改善し順位が上昇したとのことです。
 また、問題別の回答傾向もおおむね前回までの結果と同じで、国語、数学とも基礎的知識を問うA問題よりも応用力を見るB問題のほうが平均正答率が低く、児童・生徒たちの応用力には課題があることが見て取れます。

 さて、気になる三重県ですが、MEMORVEによると、
・小学校の全教科正答率は63.6%で全国47位、つまり最下位。(全国国公私立校の平均正答率は66.3%)
・中学校の全教科正答率は63.1%で全国37位。(全国国公私立校の平均正答率は65.0%)
 となっています。
 もともと三重県の全国学力テストの順位は芳しいものではありませんでしたが、今回も全国の平均正答率を下回る結果となっています。

■MEMORVE 
 全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)小学校 2014年(平成26年度)都道府県ランキング

 全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)中学校 2014年(平成26年度)都道府県ランキング

2014年8月25日月曜日

自治体における弁護士職員の積極的活用(マニアック)

 法律時報の2014年8月号の特集は、「法曹養成改革と職域拡大の現在」という非常に興味深い内容でした。
 いわゆる法曹養成改革によって、司法試験に合格し法律の専門家(法曹)の資格を得る者が急増しています。特に弁護士数の伸びは目覚ましく、日本弁護士連合会が発行している弁護士白書(2013年版)によると、平成13年3月末現在の弁護士数は33,624人と30年前に比べ3倍も増えています。
日本弁護士連合会HPより
 わしのように三重県の地方都市に住んでおり弁護士が決して多くはない環境にいると、まだまだ弁護士が身近な存在とは思えないので、弁護士が増えるのは良いことのような気がしますし、この感想は以前このブログにも書きました。(はんわしの評論家気取り「弁護士は余っているんじゃないのか?」2011年9月25日

 法律時報では、弁護士が増えすぎる弊害を説く論者とともに、弁護士の職域の拡大についていろいろな論点から論じられており、法律関係者のみならず、地方自治体で政策法務や規制行政に従事する職員にもぜひ読んでいただきたいと思いました。