2014年11月1日土曜日

伊勢ひじき納豆を食べてみた

 松阪市にある納豆専門メーカー、奥野食品工業が製造している「伊勢ひじき納豆」を食べてみました。
 わしは目に付くと変わりダネ納豆を買ってきて試していますが、三重県南部では「東京納豆」というブランドで浸透している奥野食品が、ひじき納豆の類の変わりダネを作っていることはあまり認識していなかったので、店頭で見かけた時は軽い驚きでした。


 ご覧のように、超地味なパッケージです。ミネラルが豊富なひじきと、「カルシュウ民」というダジャレをひっかけているのも貧相な感じでたまりません。
 伊勢市民愛用の地元密着型スーパー ぎゅーとら で見つけたからいいようなものの、地域外のスーパーに置かれてもほとんどのお客さんは素通りでしょう。

2014年10月30日木曜日

お水、大丈夫でしょうか?

 お昼、とあるファミレスで定食を食べていました。
 そこへ、ポットを持ったウエイトレスさんがテーブルを周りながらやって来て、わしに

「お水のほう、大丈夫ですか?」
 
 と聞いてきたので、ちょっと新鮮でした。

 あ、大丈夫です、と答えた後に、ああ、この人の言っていることの意味は十分にわかるのだけれど、やはり日本語としては文法がおかしいよなあ・・・とあらためて思ったのでした。

 もちろん、この人が言いたかったのは、「見たところ、アンタのコップの水が少ないみたいだけど、今、私が入れてあげなくても大丈夫か?」という意味です。
 まったくの善意、サービスで、すごくありがたい問いかけです。

 ただ、こう言ってきたウエイトレスさんは、わしと同い年か、やや下くらいの妙齢の女性。おそらくお子さんに手はかからなくなったとはいえ、やはり家計を助けるのにお昼はパートをしている、という事情が垣間見えるようなタイプの方でした。
 
 ヘンな日本語が有識者の指弾を受ける時代は終わり、テレビのクイズ番組のネタになる時期も過ぎて、きわめて「現代的」な日本語の用法や言い回しが、いよいよわしら世代の日本人にも定着してきたということなのでしょう。

2014年10月29日水曜日

観光地化しないのがいい、奈良・今井町

 先日、奈良県橿原市にある、今井町(いまいちょう)に行ってきました。
 今井町は至徳3年(1386年)の興福寺の記録にはその名が見えるという非常に古い町で、戦国時代の天文年間(16世紀中ごろ)には一向宗の門徒たちによって周囲に濠をめぐらせ、武装した寺内町(じないちょう)という都市構造となりました。
 江戸時代になると商都として繁栄し、「大和(今の奈良県)の金は今井に七分」と言われたほどに豪商が集積していたそうです。
 今も、江戸時代のたたずまいが色濃く残っており、平成5年には重要伝統的建造物群保存地域に選定されました。

 今井町散策のスタートは、最寄駅である近鉄京都線の八木西口駅です。


 駅の西出口から、歩いてすぐに飛鳥川が流れており、橋を渡るとそこから今井町の町並みが始まります。

2014年10月28日火曜日

記者の命令を聞かないと、イジめられる

 この前、実家が購読している毎日新聞を読んでいたら、プレスルーム:「丸投げ」モデル事業? という記事が載っていました。しかし、これが実に不可思議、わしにとって理解不能な記事だったので世に問いたいと思います。
 ネット版の毎日JPにもあるので、原文はこちらをお読みいただきたいのですが、要するに
1)生活困窮者を支援する国(政府)のモデル事業を、伊勢市役所がNPOに委託した。
2)毎日新聞の記者が、市役所の課長に事業内容を質問すると、「把握していない。NPOに聞いてほしい。」という回答。
3)記者が「後でいいから調べて回答してほしい」と求めても、メモすら取らず、返事もない。
4)生活困窮者の自立支援は伊勢市の重点事業なのに、担当窓口がまるで人ごと扱いである。市にとっては「丸投げ」モデル事業ということのようだった。
 と、市役所を批判しています。

 しかし、少なくともわしの常識では、この批判はまったく的外れです。この記者は、毎日新聞社という権力をバックに、小役人と見下している市役所職員にさも当然のように居丈高に要求したところが、逆にピシャリと跳ねのけられたので、よほど驚き、逆上したのでしょう。少なくとも健全な常識を持つ社会人であるのか、わしは疑わしく思わざるを得ません。

2014年10月27日月曜日

もし自分の土地を売ってくれと言われたら

 今話題の映画、プロミスト・ランドを観てきました。
 マット・デイモンが主演と脚本を担当し、「ファーゴ」で圧倒的な存在感を示したフランシス・マクドーマンドが共演という、いかにもマニア向けの映画ですが、実際にストーリーも地味で、「シェールガスが埋蔵されている可能性がある(アメリカ・ペンシルバニア州の)田舎町の農地を、大手エネルギー企業の社員、スティーブ(ディモン演じる)とスー(マクドーマンド演じる)のペアが、莫大な補償金を地元住民に提示して買い漁っていく。」というお話です。
 オールロケで、カーチェイスも激しいバトルもなし。もちろんラブシーンもありません。製作費が低予算なのは間違いなく、おそらく一番高いのはマット・デイモンのギャラではないかと思います。
 それはさておき。


 技術革新によって、地層の比較的深いところに埋蔵されていて採掘が困難だった「シェールガス」「シェールオイル」の採掘が可能となったのはここ10年ほどのことです。
 埋蔵量が莫大で、採掘コストが低いことからアメリカでは「新しいエネルギー革命(シェール革命)」と呼ばれ、自らが産油国のアメリカも、実は今まではけっこうな量の石油をアラブから輸入していたものが、シェール革命によって石油も天然ガスも100%国内産出が可能となり、しかも自国の消費だけでは使い切れないので海外にも安い値段で輸出しようということになって、ガス会社を筆頭に産地や関連企業は大いに好景気に沸いている状態だそうです。

2014年10月26日日曜日

来月、興味深いセミナーが四日市で2つ

ビズ・スクエアよっかいちHPより
 来月の15日(土)、三重県の四日市ドームで開かれる「みえリーディング産業展」で興味深いセミナーが2つ開催されるのでご紹介しておきましょう。

 1つ目は四日市市のインキュベーション施設であるビズ・スクエアよっかいちが主催するセミナーです。講師はあのジャパンディスプレイ(株)の最高財務責任者(CFO)である 西 康宏氏で、テーマは「世界に打って出る財務戦略・日本の技術」というものです。

 ジャパンディスプレイは、平成24年に、日立製作所、東芝、ソニーの中小型液晶パネル事業部門が統合して設立された会社です。液晶パネルはかつて日本のお家芸であり、薄型テレビが世界を席巻しました。しかし国際競争に打ち勝つには連続した技術革新と同時に、製造装置への巨額投資が必要であり、トップダウンで迅速な投資決断を行った韓国のサムスンなどに対して、合意型意思決定の日本企業は次第に後れを取るようになり、ついにはシャープ、パナソニックなどの経営危機を招いたのでした。
 そこで、高い技術力を持っているものの、各社がライバル関係で単独による大型設備投資に踏み切れなかった3社を、産業革新機構(はんわし注:重要産業・企業を再生させるための官民共同による投資ファンド。形態は株式会社。)が主導して、すなわち資本金を出資して合併させ、誕生した会社です。

2014年10月23日木曜日

鳥羽商船高専が、またまた受賞

鳥羽商船高専HPより
 先日、岩手県で行われた全国高等専門学校プログラミングコンテストにおいて、鳥羽商船高等専門学校の学生が優秀賞(準優勝)と特別賞(3位相当)を受賞したと同校が公表しました。

 自由部門で準優勝した「はなまるフォーム」というプログラムは、スポーツの上達をサポートするアプリで、簡単な操作で自分や手本となる人の動きを確認することができるというもの。
 課題部門で3位となった「人(ヒート)マップ」は、人の行動を地図に可視化するアプリで、SNSなどから情報を集めて地図にまとめることにより、災害時などに「この道は冠水しているようだから別の道を通ろう」といった判断をできるものとのこと。

 「はなまるフォーム」は、審査員からも「素晴らしい!」「アプリとして配信しているのか」と絶賛の声が上がり、NICT賞として「起業家甲子園」への出場権も獲得したそうです。
 鳥羽商船高専は、今月、東京で開催されたU-22プログラミング・コンテストにおいても、「P.M.カラオケ-Projection Mapping KARAOKE-」なる次世代のカラオケシステムが経済産業大臣賞(最優秀賞)を受賞しています。

 スマホの浸透によってユビキタス社会が現実のものとなり、ICT産業が経済を牽引していくことが間違いない21世紀において、若者たちのこの活躍は、三重県にとって喜ばしい、明るいニュースであるということができます。彼ら彼女らに、心から敬意を表したいと思います。

■鳥羽商船高等専門学校   http://www.toba-cmt.ac.jp/

 その一方で、実に「残念」なのが大人たち、特に地方自治体で行政の実務に就いている公務員たちです。