2016年4月29日金曜日

賢島はお巡りさんだらけだった

 今日から世間一般では、大型連休、いわゆるゴールデンウィークに突入です。
 デービッド・アーキンソンさんによると、日本の観光産業をダメにしているのが、観光業者が何の努力もしないのに勝手にお客さんが押し寄せてくる、このGWという社会システムだとのことで、これには一理ありますが、まあともかく、標準的な日本人なら休みを使ってどこかに出かけてみようという気持ちが高まるし、観光業者にとっては書き入れ時であるのは間違いありません。
 主要国首脳会議(G7)の開催が1か月後に迫ってきた三重県伊勢志摩地域、特に主会場となる賢島(志摩市)は空前のサミットブームに沸いており、例年に比べて内外から多くの観光客が押し寄せていると連日報道されています。
 一方で、警戒態勢も厳重となり、地元住民の日常生活にも一部では支障が出ているとも聞こえてきます。
 実際のところ、賢島は今どんな感じなのでしょうか。出かけてみることにしました。

2016年4月28日木曜日

熊野古道伊勢路の来訪者数は35万人

 三重県と東紀州(三重県南部の、尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)の各市町で構成する東紀州地域振興公社が、平成27年の熊野古道伊勢路の来訪者数(推計値)をまとめ、このたび公表しました。各紙が報じています。
 それによると、来訪者は35万2262人となり、熊野古道がユネスコの世界遺産に登録された10周年目に当たり、統計を取り始めて以来最高の来訪者数となった平成26年に比べて7万6436人、約18%の大幅減となりました。
 しかしながら、絶対数としては平成26年に次いで二番目に多くなっており、高水準を維持しています。

 先般、国土交通省紀勢国道事務所が平成26年3月に全通した高速道路(紀勢自動車道)と自動車専用道路(熊野尾鷲道路)の開通に伴うストック効果についての報告書をまとめたことは、このブログにも書きました。(リンクはこちら
 その中では、道路の延伸によって東紀州の観光客数は平成24年以降3年間連続で増加しており、平成26年は過去最高であったことが華々しく書かれていましたが、増加の要因は道路効果だけでなく、世界遺産登録10周年として実施されたさまざまなイベントや観光キャンペーンの効果も一定はあったことが読み取れる結果かもしれません。

2016年4月27日水曜日

ついに登場した「路線バスの旅」アプリ

 日経MJによると、路線バスでの旅を支援する「旅ツクール」なるスマートフォンアプリが登場しました。東京のソフトウエア開発業者であるビーディスが開発したもので、iOSとアンドロイドの両方に対応し、アプリは無料で配布されます。(4月25日付け)
 「食べる」「泊まる」「見る・遊ぶ」などのカテゴリー別に目的地が探せ、ユーザーは旅行先で旅のプランを見ながら、近くのバス停や目的地までのバスの路線、時刻を調べることができるそうです。


value press! より

 言語は日本語のほか、英語にも対応しています。また、今年中に韓国語、タイ語にも対応するとのことです。
 路線バスの旅は、元祖とも言える田川&蛭子コンビによるテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」のほかに、徳光サン&田中律子サンのテレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」も人気を集めるなど、中高年(中高生ではない)を中心に静かなブームになっているようです。

2016年4月26日火曜日

大阪市・修学旅行ものづくり工場見学ツアー

 時事通信社が配信している地方公務員向けの情報サイト 官庁速報 に、「修学旅行生に工場ツアー企画=大阪市」という記事が載っていました。(4月22日付け)
 かつて紡績業が盛んで、今も高い技術力のある企業が多く立地する大阪市大正区で、大阪を訪れる修学旅行生を対象にした同区の工場見学ツアーを本格実施する、というものです。
 大正区では、ものづくりのまちをアピールする事業(大正ものづくりプライド)を平成25年度から展開しており、平成27年度には修学旅行生向けの工場見学ツアーを試験的に始めたところ、福島県など7校から約350人が参加し好評だったことから、平成28年度からの本格実施に踏み切ったとのこと。
 中小企業の作業現場に学生・生徒に足を運んでもらい、ものづくりに関心を持ってもらうのが目的としているとともに、就職先に大正区を選んでもらい人口減少に歯止めをかけたい考えもあるそうです。
 工場など産業の現場を部外者に見学させたり、体験作業をさせるのは、「産業観光」とよばれるものです。

2016年4月25日月曜日

セミノールは食べにくい

 今日は小ネタ。
 先日のブログで、三重県紀宝町のみかん農家、石本果樹園が行っている「みかん頒布会」にわしも申し込んだことを書きましたが、今日、4月便が届きました。
 8kgの段ボールに入っていたのは、春ハウスはるぽん、日向夏、津の香、セミノール、の4種類のみかんでした。(それぞれのみかんが4ケ~10ケくらい入っています。)
 このうち、スターのポジションに君臨するのはやはり「春ハウスはるぽん」です。種類としては不知火(しらぬい)、一般的には「デコポン」として知られているものですが、石本果樹園のHPによると、
 通常デコポンは1月下旬には収穫を終えますが、石本果樹園では『超完熟』にこだわり、木成りのまま3月下旬まで育てます。木が弱ってしまうリスクを背負うものの、十分目を配り管理を徹底することで、甘みの強い本当に美味しい『はるぽん』に育ちます。
 とのことで、長年の栽培ノウハウを生かして独自の育成方法で作り上げたものであるため、スーパーなどでは決して見ることがなく、直送でのみ販売しているそうです。
 実際に食べてみると、ちょっと形容の表現が浮かばないくらい、超美味です。

2016年4月24日日曜日

GW中に伊勢志摩に行ってもいいの?

 先日の朝日新聞に 伊勢志摩観光、サミット逆風? GWの予約、出足鈍く という記事が載っていました。(4月19日付け)
 5月26日と27日に三重県志摩市で開催される主要国首脳会議(G7サミット)まで1か月余りとなり、伊勢志摩では本来なら大きな書き入れ時となるゴールデンウィーク(GW)中のホテルや旅館等の宿泊予約状況が今年は低調であり、空室も目立つ、という趣旨の記事です。
 実際には宿泊が制限されるのは開催直前の5月中旬になってからで、GW中は問題なく宿泊はできるそうなのですが、サミットという国家行事のためか、細かいスケジュールなどの情報が政府から現場になかなか示されない事情もあって、旅行会社では4月、5月の伊勢志摩観光ツアーを自粛するケースが多発しており、このことが一種の「風評被害」として個人客にも波及する形となっているようです。
 一方で、鳥羽市や志摩市に行ってみるとわかりますが、警察関係の車両が頻繁に走っており ~中には長野県警や兵庫県警など全国から応援に来ている車両も目立ちます~ 、駅や公共施設には警察官も配置されていて、伊勢志摩全体がある種の緊張感に包まれだしていることは紛れもない事実です。
 今日、鳥羽市内をぶらついていてあらためて感じたことをメモしておきます。

2016年4月21日木曜日

紀北町の動画が何とも悩ましい

 三重県紀北町の紀北町役場が 紀北町一次産業就業促進動画 なるビデオクリップを、Youtubeで公開しています。
 『あなたの異住がここにはある』編、移住者インタビュー『人生の再出発』 農業編、移住者インタビュー『帰ってきて実感する地元の魅力』漁業編、 「後継者たれ」編、「魅力ときめきいっぱい紀北町」編、などなど数種類のよく似た長ったらしい名前の動画が次々アップされていて、これだけでかなり混乱した脈絡のない感じを受けるのですが、実際に再生時間数分ほどのこれらの動画を見ても、出演しておられるIターン、Uターンの農林水産業者の若者には申し訳ないと思いながら、どうもあまり心に刺さってこないというか、ハッキリ言えば、凡庸な、ピントの甘い印象しか受けないのが正直なところです。
 紀北町に移住したいと考えている人に見せたいのでしょうが、移住したいと潜在的に夢見ている人の数は日本全国ではかなりにのぼるであろうなかで、では実際に三重県紀北町に移り住もう、とすでに明確に決めている人がどれくらいいるのでしょう。
 この動画を見ればかわかりますが、紀北町が日本のどこにあるのかといった地図情報は一切ありません。それどころか、これを見て仮に移住について紀北町の誰かに相談しようと思っても、相談先がどこなのかも、この映像が誰の監修で製作されているのか(つまり著作権者)の表記もまったく、全然ないのです。
 このビデオを見て、いったいどうしろというのでしょうか?