イノベーションが技術革新を指すのではなく、もっと広義の「革新」を示す概念であることは、いまや多くの方々の共通認識となっています。しかし、このイノベーションという言葉が日本に入ってきた時に、単なる「革新」という訳語にならなかったのは、なぜでしょうか。
(シュンペーターによるイノベーションの定義は「新結合」と訳されているようですが。)
これを最初に日本に導入したのは昭和33年の経済白書でしたが、当時は「革新」というと社会主義的な政党とか市民活動などを指すイメージが強く、自民党政権下において政府がポジティブな意味で「革新」という語を使うのは政治的にいかがなものか・・・という議論があったためだそうです。
この話を思い出したのは、三重県が県立高校で進めている 若き「匠」育成プロジェクト のニュースを知ったからです。(リンクはこちら)
若き匠プロジェクトとは、職業高校において、専門性や技術力の向上、新たなアイデアを創出できる人材の育成、学科間連携の取組等について研究開発を行う事業。昨年度から始まったもので、指定されているのは以下の6校です。