2012年5月31日木曜日

三重県内企業の休廃業・解散の状況は

帝国データバンク津支店、四日市支店が、先日「2011年度 三重県内 休廃業・解散動向調査」なるレポートを公表しました。

企業が事業活動を止めることは、一般的には「倒産」と呼ばれます。
しかし、この倒産という言葉には厳密な法的定義はありません。帝国データバンクでは、
(1)2回目の不渡りを出し、銀行取引停止処分を受ける
(2)内整理する(はんわし注:いわゆる任意整理)
(3)裁判所に会社更生法の適用を申請する
(4)裁判所に民事再生法の手続き開始を申請する
(5)裁判所に破産を申請する
(6)裁判所に特別清算の開始を申請する
のいずれかに該当する場合を倒産と定義しているようです。

これに対して、今回公表した「休廃業」「解散」は倒産とどう違うのでしょうか。

2012年5月30日水曜日

市井ブロガーの宿唖・・・ネタ消費

タレント(お笑い芸人というのでしょうか?)の柳原加奈子さんがよくやっていたネタで「ブロガーママ」というのがありました。
おそらく、やっと歩けるようになったくらいの幼い子供を連れた若い母親が、一挙手一投足、何かというと子供の写真を撮りまくり、コメントと共にそれをブログにアップしまくるというもの。

子供が可愛いのはどこの親でも同じで、「子供がご機嫌だった」だの「風邪引いた」だののブログ記事を書いているのは微笑ましくもあります。
しかし、あまりに度が過ぎると目に余るようになってきます。しょせん人の子供なんて他人にとっては特別に関心があるわけでもないのであって、自分が贔屓の引きだおしになっていないか「親バカの自家中毒」には要注意です。
さて、その我が子に溺れるブロガーママを柳原加奈子は彼女独特の鋭い観察眼でもって、基本的には小バカにしてネタにしているわけですが、わしは絶対にこんなんじゃないと思いつつ、ドキリとしたのは今日の日経新聞の記事「書き込みのネタ探せ」というものでした。

2012年5月29日火曜日

尾鷲よいとこ定食の店2012

三重県尾鷲市で、地魚を使った定食を提供している選りすぐりの飲食店20店を紹介した 平成24年度版 尾鷲よいとこ定食の店 が発行されました。
これは昨年度の平成23年度版に続いたもので、旧版で取り上げられていたのは14店だったので、新版(24年度版)ではいくつかの店が新たにプラスされていることになります。


2012年5月28日月曜日

BizSQ41(ビズスクエア四日市)でミーティング

今日は、四日市にあるインキュベーションオフィス、BizSQ41(ビズスクエア四日市)に行く機会がありました。

ここは同市にあるICT企業 サイバー・ネット・コミュニケーションズ(株) が設置・運営しているもので、三重県では公設のインキュベーション施設が多い中では異色のものです。

施設には3つの貸しオフィスと、2つのミニオフィスがあるほか、フリーデスクスペース、ミーティングスペースや、利用者が談話できる休憩スペースもあって、非常に充実しています。
無線ネット環境が整っていることはもちろん、近鉄四日市駅から徒歩10分ほど、JR四日市駅は徒歩3分ほどという市街地の中心部にあります。
ビジネスの環境としてはたいへん恵まれていると思います。

2012年5月27日日曜日

メガソーラーができるという「光の街」に行ってみた

三重県最大のバス事業者「三重交通」のグループ会社で、建設・不動産の中堅業者である三交不動産(株)が、大規模太陽光発電事業、いわゆるメガソーラーに参入し、伊勢市二見町内で20億円を投資して太陽光発電所を建設することを発表しました。

建設場所は、同町内の住宅団地、「光の街」に隣接する約10haの土地で、今年6月から工事に着手し、来年夏ごろには完成して発電事業を始める予定とのこと。
発電能力は500kwであり、年間総発電量550万kwh。これは約1500世帯の年間電力使用量に相当するそうです。

三交不動産が建設する予定地はいったいどんなところなのでしょうか。


2012年5月25日金曜日

正面からぶつからず迂回することが習い性になると

昔、何かの本で読んだのですが、江戸時代の人々は、夏は朝5時ごろから仕事を始めて、暑さがピークになる午後2時ごろには終えていたとのこと。あとは昼寝したりして暑さをやり過ごしていたそうです。冷房もない時代ですから、そういう生活リズムにならざるを得なかったでしょう。
今ではすっかり当たり前になっている。朝8時ごろから夕方5時ごろまでの労働時間(または学校の時間)というスタイルは、実は明治以降になって西洋文明の影響を受けてから始まった、比較的歴史が浅いものなのです。

そんなことを思い出したのは、最近、2つの新聞記事を読んだからです。
一つは、インターネットによる通販が最近はシニア層にも広く浸透してきており、60歳代のネット注文は午前11時台がピークになっている、という記事。
もう一つは、大手スーパーのイオンが、6月から各店舗の時間を午前7時からに早めるという記事です。

2012年5月24日木曜日

日本に求められるのは法律インフラの充実

*****テクニカルな内容なので法律に関心がない方は無視してください*****

内田貴著「民法改正 -契約のルールが百年ぶりに変わる-」(ちくま新書)を読了しました。
一般国民が日常生活を送る上でかかわる法律上の行為における、原則的な規範を定めた法律が民法です。
人は誰でも、日々の買い物から不動産の売買、お金の貸し借り、結婚離婚、相続など森羅万象あらゆる法律行為と隣り合わせて暮らしています。その意味で、国民に最も身近で、重要な法律だといえます。

しかし、日本の民法は明治29年に制定されてから、戦後に大改正があった親族・相続編は別として、総則、物権、債権という大部分の規定はほとんど変更されることなく、明治時代の規定がそのまま今も使われています。


2012年5月23日水曜日

東京スカイツリーってテレビ塔だったの?

世界一高い電波塔「東京スカイツリー」(634メートル)が昨日オープンしました。

建設したのは東武鉄道グループで、総事業費は約650億円。
ツリーの足元には飲食やファッションなど312店舗が入る商業施設「東京ソラマチ」、すみだ水族館、プラネタリウムなどがある複合施設「東京スカイツリータウン」が併設されており、東京の新名所としてタウン全体で初年度に約3200万人の来場者を見込んでいるとのこと。
ツリーがある東京都墨田区が平成20年に公表した試算では、スカイツリーの経済波及効果は年間約1700億円に上るそうです。
 
このように大騒ぎの東京スカイツリーですが、そして、これはこれで明るいニュースだとは思いますし、いつかわしも行ってみたいとは思いますが、よく考えてみれば、そもそもテレビの地上波デジタル放送の電波塔として建設されたはずです。
多くのマスコミ報道がうわべの浮かれ騒ぎに終始している中で、毎日新聞が「曽野綾子さんと考えた 東京スカイツリーなんて、いらない!?」なる興味深い記事を掲載しています。

2012年5月22日火曜日

ネットショップ(EC)のためのセミナー2題

 6月4日(月)14時から松阪北部商工会嬉野支所において「ネットショップ活用セミナー」が開催されます。

おもに三重県で活躍している経営コンサルタント(株)アーリーバードが企画実施するもので、ネット販売をしたいが具体的な方法がわからない人、管理コストが高くネット販売に踏み込めない人などが対象です。

講師はアマゾンジャパン(株)マーチャントサービス事業部の根路銘一亮氏。全国各地で精力的にセミナー講師をしておられる第一人者です。

もはや書店最大手というより、ネット通販の最大手ともいえるアマゾンドットコムの戦略などもお話しいただけるかもしれません。受講料は無料、定員は30名(先着順)とのことです。

また、6月18日(月)13時30分からは、桑名商工会議所「ネットプロモーションセミナー」が開催されます。

ブログをホームページ代わりに使ったり、Facebook、twitterなどのSNSや、Youtubeなどの動画サイトを自社のプロモーションに活用することは、もはや完全な定石になっています。

しかし、SNSの多用は自社と他社との差別化を難しくしている面があります。
仲間内にしか通用しない独りよがりの情報発信が多くなってしまっては、新しい顧客を発掘するという目的が全く達成できないどころか、かえって逆効果になってしまうかもしれません。

そこで、実際にブログを活用している事業者の紹介などを通じ、SEOなどネットプロモーションを学ぶ内容なのがこのセミナーです。
講師はミエワンブログを運営するITコンサルタント企業の(株)アイエリアで、受講料は桑名商工会議所会員は1000円、その他は2000円とのことです。

SEOの概念は広く浸透してきましたが、この技術は日進月歩です。常に新しい情報を仕入れて対処することがネットショップオーナーに求められています。ぜひご活用いただいてはどうでしょうか。

詳細については各リンク先にお問い合わせください。

■アーリー・バード ネットショップ活用セミナー リンクはこちら

■桑名商工会議所 ネットプロモーションセミナー リンクはこちら

2012年5月21日月曜日

金環日食グラスはまだ捨てるな

今日の早朝の三重県伊勢市は薄曇りでした。
本州では129年ぶりという金環日食が見られるか危ぶまれましたが、わしが出勤した朝7時頃は雲の切れ間から右上方が丸く欠けた太陽がちらっとのぞいていました。
やってはいけないとは重々知ってはいたのですが、雲が切れて日が差してきたなあと感じたのでそちらを見上げると、薄曇りの中にはっきりと見ることができたのです。もちろんほんの一瞬です。

四日市に着いてから、職場の人が金環日食グラスを持っていたので見せてもらいました。四日市も朝は曇っていたそうですが、こちらはまったく見ることができなかったそうで、もう左下方がほんのちょっと欠けたいた程度でしたが、みな異常に興奮していました。
というわけで、わしは肝心な金環日食は見ることができませんでした。

お昼休みのテレビは全国各地の金環日食と、それを見て狂喜乱舞する人、見られなくて落胆する人の映像が洪水のように流れていましたが、伊勢志摩経済新聞がちょっといい写真を掲載していたのでリンクしておきます。(5月21日付け 「月の神様」の森の中から金環日食-伊勢神宮の「月夜見宮」で

伊勢神宮内宮の祭神は天照大神で太陽の神様ですが、大神には弟の月読命(つきよみのみこと)という兄弟神がいます。その月読命をお祭りしたのが月読宮(月夜見宮)です。
今日の金環日食は、伊勢神宮的には姉神と弟神との邂逅ということになるのでしょうか。

ところで、ガジェット通信には「金環日食グラスまだ捨てないで!」という記事が載っています。今年、平成24年は天文界のゴールデンイヤーと呼ばれているそうで、今日の金環日食に続いて、6月6日(水)午前には6年ぶりとなる金星の太陽面通過が見られるため、金環日食グラスには間もなく再び活躍の時がやってくる、という内容です。
さらに8月14日(火)には23年ぶりに金星食も観測できるとのこと。金星食とは空が暗い時間帯に、金星が月に潜入し、月を通過して再び出現する現象のこと。さすがにこれはグラスは不要と思いますが、いずれにしてもまた数年後か数十年後の天体ショーに備えて、グラスを大切にとっておくのも夢があるように思えます。

2012年5月20日日曜日

地域おこし系インターンシップの未来像は

三重県最南部にあって、ウミガメの産卵地で有名な紀宝町のミカン農家、石本果樹園の石本さんのブログを見ていたら、5月から新しいスタッフを雇ったという記事がありました。
この男性は、三重県北部の四日市市出身。昨年9月に起こった台風12号の復旧ボランティアに何度も東紀州地域に足を運んでいるうち、石本さんと出会ったことがきっかけの一つとなって就職(紀宝町へ移住)することになったそうです。
たいへん素晴らしいことで、石本さんと新たに就職された木下さんにはエールを送りたいと思います。
(詳しくは石本果樹園のブログを。リンクはこちら

2012年5月19日土曜日

ドナ・サマーさんが死去

ディスコの女王として70年代~80年代を第一線で活躍したスーパースター、ドナ・サマーさんが亡くなりました。享年63歳。

わしが高校生の時、ホットスタッフとか、バッドガールズといった、今でも時々テレビコマーシャルで使われているような名曲がちょうど大ヒットしていました。

1年生の夏休み、かなり遠方にいる親戚の家に一人で遊びに行ったことがありました。夜行列車に乗って一日がかりでたどり着き、年上の従弟と、小学生の時以来4年ぶりに合いました。

しばらく会わない間に彼はものすごく大人びていて、もう18歳だったので車の免許も取っており、一緒にドライブに行こうということになりました。

その時にカーステレオで流していたのが、忘れもしない、ドナ・サマーのアルバムでした。
生意気ですが、あっ、こんな田舎でもドナサマーは流行っているんだ、なんて思いましたし、いとこも一人でこの曲を聴いているわけはなく、きっと彼女でもできて、よく二人でドライブに行っているのだろうな・・・なんてぼんやり思った記憶があります。

報道によると、ドナ・サマーさんの死因が肺ガンだったことから、遺族はドナさんが喫煙者だったと誤解されることを恐れて「ドナ・サマーは非喫煙者でした」との声明を発表したとのこと。たぶん、ポップシーンの中心にいるセクシー系、マッチョ系のアーティストには抜きがたく「喫煙者」(場合によってはタバコ以上にたちの悪いある種の薬物の使用)というイメージがあるのかもしれません。

しかし、わしが彼女のレパートリーで心を打たれたのは、アルバムBad Girlsの最後に収録されていた I Believe In Jesus という歌です。
黒人、しかも女性ということで、スーパースターに至る過程にはさまざまな苦難もあったことでしょう。彼女がよく取り上げるゴスペルのナンバーは、その苦難に打ち勝つ中で得た強い信仰心を表していたのではないかと思います。
つまり、派手な見た目とは違って、謙虚で真面目な人だったのではないか、と思います。

ご冥福をお祈りします。

I Believe In JesusはYoutubeで聞くことができます。リンクはこちら

2012年5月17日木曜日

熊野古道伊勢路の来訪者数が減少


東紀州観光まちづくり公社が、三重県内にある世界遺産熊野古道伊勢路の平成23年1年間の来訪者数をまとめ、このたび公表しました。
この来訪者数は、同公社が熊野古道語り部(ボランティアガイド)による案内人数と、県、市町などが実施したイベントへの参加人数を基にして集計した推計値です。

熊野古道伊勢路は、急峻な地形で、しかも多雨地帯である東紀州(三重県南部の、尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)の各地を通って、伊勢と熊野を結んだ街道です。
往時の石畳が今も美しく現存している区間が多いことから、たくさんのハイカーが訪れ、自然と触れ合いながら散策を楽しんでいます。

 

2012年5月16日水曜日

政府が学生のインターンシップを後押し!?

本日の日経新聞に、「地元での就業体験を後押し 政府、若者雇用戦略で骨子案 」という記事が載っていました。
若者の就職を支援する若者雇用戦略なるものだそうで、大学にハローワークの窓口を設置するほか、地元企業へのインターンシップなどを後押しし、大企業志向が強い学生と中小企業を結びつけることを主な内容としているとのこと。
背景としては、今春卒業の大学生の就職率(4月1日時点)が93.6%となって4年ぶりに改善したことから、この改善傾向を定着させたいことがあるようです。

たしかに就職活動真っ最中の大学生や親御さんには心強いことかと思いますが、それと同時にいくつかの疑問も浮かびます。

2012年5月15日火曜日

金環日食は三重県で見よう

5月21日(月)は、日本で1987年9月に沖縄で観測されて以来、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など全国の広い範囲で金環日食が見られるということで、各地で観察会などのイベントや企画旅行などが予定されているようです。
次回の日食は2030年6月。北海道での金環日食まで18年間は見るチャンスがないようなので、天文ファンならずとも興味が惹かれてしまいます。

2012年5月14日月曜日

QBカットハウス VS カットコムズ

わしは地域の商店街を愛しており、できる限り地元の商店で買い物したり、サービスを受けたりしており、床屋についても月1回ほど、20年来行きつけの地元の理容店に行っています。
しかし、どういうわけか今年度4月当初、5月当初と何だかんだいそがしく、その床屋さんに行くことができませんでした。
そこで、4月はQBハウス、5月はカットコムズという、どちらもいわゆる1000円カットハウスという業態のチェーン店を利用しました。
そのレビューです。

QBハウスは東京都渋谷区にあるキュービーネット(株)が展開しているチェーン。1000円、10分間という低価格・短時間のヘアカット専門店です。
インターネットで調べると、このビジネスモデルは全国に数多くあるようなのですが、はんわしが知る限り、マスコミに多く取り上げられ、最初にメジャーになったのはこのQBハウスだったと思います。(創業は平成7年)
1000円札で自販機からチケットを買い、イスに座ると、理容師さんに「どんなふうにしますか?」と聞かれ、答えると首に薄紙を巻かれてエプロンみたいなのをパッとかけられ、いきなりカットが始まります。サービスはカットのみで、ひげ剃り、顔剃り、洗髪、パーマなど他のサービスは一切ありません。
イスの前には鏡と、その下の液晶モニターには時事通信社の文字ニュースとか天気予報が流れており、それほど退屈しない仕組みになっています。

2012年5月13日日曜日

“ちいさな企業”未来会議へ行ってみた

豊田商工会議所で開催された、“日本の未来”応援会議~小さな企業が日本を変える~地方会議【愛知県豊田市】を聞きに行ってきました。


この大仰な名前の会議は、日本の事業活動の圧倒的大多数を占める中小・小規模企業が、昨今の厳しい経済情勢の中、いかにしてもう一度元気になってもらうかが国民的課題であることから、若手・女性の経営者を中心に、商工団体や金融機関など幅広い主体が参加して、これまでの中小企業政策の見直しと、現在の課題、今後の施策の在り方を討議するという趣旨で設けられたものであり、全国で地方会議が開催されています。(くわしくはこちらを)

この“日本の未来”応援会議には「“ちいさな企業”未来会議」という略称が付けられています。
このほうが目的をよく表しているような気がしますし、豊田の会議でも中小企業庁長官、中部経済産業局長などの経産省幹部が出席し、製造業、建設業、サービス業などの地元の中小企業経営者が15名ほど、商工会や金融機関、中小企業診断士など支援の立場の人々が10名ほど、総勢30名近くのメンバーが会した立派な会議でした。

2012年5月12日土曜日

6年ぶりに四日市萬古まつりへ

今日(5月12日)と明日、四日市市で開催される萬古(ばんこ)まつりに行ってきました。
わしが地場産業担当だった数年前は、三重県を代表する伝統的工芸品産業であり重要な地場産業でもある陶磁器「萬古焼(ばんこやき)」業界の一大イベントである萬古まつりには必ず来ていたのですが、担当を外れてから来る機会がなかなかありませんでした。考えてみたら6年ぶりに来たことになります。


2012年5月11日金曜日

新型カローラとエシカルマーケティング

トヨタ自動車が、新型「カローラ」の記者発表会を行いました。
新しくモデルチェンジしたのは「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」の二車種で、1966年の初代カローラから11代目に当たるとのことです。
国民車としてのカローラの原点に戻り、「大人4人が、安心、安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」を基本コンセプトに設定。カローラアクシオは、カローラのモデルチェンジ史上初となるダウンサイジングが行われ、従来モデルから全長が50mm短かくなったとのことです。(しかしながら室内長は40mm広くなり、快適な空間性が確保されているとのこと)
これは、なんだかんだ言って日本人の消費性向に根強い「大きいことはいいことだ」という右肩上がりモデルを、とうとう当のメーカー側が見直したという画期的な出来事に思えます。

もう一つの特長は、新型カローラの生産がトヨタの子会社であるセントラル自動車の宮城工場で行われ、「東北からニッポンを元気に」というスローガンが大々的に宣言されていることです。
豊田章男社長は、最先端の設備を導入した宮城工場を、中部・九州に次ぐ第3の国内生産拠点として、「日本のものづくりを世界に見せよう」「東北から日本を元気にしよう」とメッセージ語り、発表会に列席した村井宮城県知事も、新型カローラを仙台空港に展示することなどをコメントし「復興の息吹を感じて欲しい」と語ったとのこと。“東北生まれ”の新型カローラを強く印象づける発表会となったそうです。(ガジェット通信の関連記事を参照してください)


2012年5月10日木曜日

小売り大手が宅配に続々参入

先日、セブンイレブン・ジャパンが5月7日の配達分から、弁当・食事配達サービス「セブンミール」の新サービスを全国のセブンイレブン店舗で開始すると発表しました。昨秋より都内の一部地域で先行実施していたサービスの検証を経て、本格的な配達サービスを全国で展開するものです。

新サービスの特徴は、500円以上の注文は無料で配達するというもので、全店の7割にあたる約1万店からスタートし、今後実施店舗を順次拡大するそうです。
セブンイレブンでは、今回の新サービス導入をきっかけに店内商品も合わせて配達するなど、顧客の利便性をさらに向上するということです。

3月には、ファミリーマートが今後さらに増加すると見込まれる高齢者向けサービス事業に本格参入する目的で、高齢者向けの弁当宅配サービス「宅配クック ワン・トゥ・スリー」を展開するシニアライフクリエイトを子会社化することも発表しています。

2012年5月9日水曜日

PayPal Hereは中小企業を活性化するか

ソフトバンクがPayPalと戦略的提携を行い、50%ずつ出資した合弁会社「PayPal Japan(ペイパルジャパン)」を設立することと発表しました。(リンクはこちら

この新規事業戦略発表会には孫正義社長、eBay Inc.のジョン・ドナホー社長兼CEO、PayPalのデイヴィッド・マーカス代表、ソフトバンクモバイルの喜多埜裕明取締役常務が出席し、孫社長は新会社がオンライン決済とオフライン決済のNo.1を目指し、日本の決済を変えていくと強調したとのことです。

会見の詳細はGIGAZINEに掲載されているので、ソフトバンクが発表した資料と合わせてご覧いただきたいのですが、肝になるのは、グローバルモバイル決済ソリューションである「PayPal Here」の導入を目指している点です。
PayPal Hereとは、スマートフォンに差し込む方式の親指大のカードリーダーと、無料のモバイル・アプリケーションを使って、クレジットカードやデビットカード、PayPalによる支払いを受け付けできるサービスだそうです。

2012年5月8日火曜日

ブーム到来!?「菊芋茶」を飲んでみる

三重県大台町にある(株)郷の彩(さとのいろ)が製造販売している「菊芋茶」(きくいもちゃ)を購入しました。

菊芋(きくいも)とは、北アメリカ原産のキク科の植物で、アメリカ先住民は古くから食用に用いていたそうです。
日本でも以前から栽培はされていたようですが、最近になってにわかに注目を集めたのは、菊芋には「イヌリン」という成分が豊富に含有されているためです。
イヌリンは多糖体ですが、体内で消化されてもブドウ糖にはならないため、血糖値が上昇せず糖尿病患者にとってはその治療に有効性があるという説もあるようです。(ただしWikipediaによれば厚労省はこの効果を否定しているそうですが。)


2012年5月7日月曜日

黒田清子さんが伊勢神宮臨時祭主に就任

伊勢神宮(神宮司庁)は本日7日、池田厚子神宮祭主の補佐役として、天皇陛下の長女である黒田清子さん(43)が4月26日付で臨時神宮祭主に就任したことを発表したそうです。
池田祭主は昭和天皇の四女であり、昭和6年生まれ。すでに81歳とご高齢であり、伊勢神宮の鷹司尚武大宮司からは「祭祀の万全を期すため、式年遷宮の完遂に至る間、黒田さんに就任していただくことになった」という趣旨のコメントもあったようです。

ネット上にも多くの解説が出ていますが、祭主という役職は伊勢神宮に特有のもので、他の神社等には見られないものです。

駅ボラで感じたこと

ゴールデンウイークとお盆の時期に、近鉄鳥羽駅周辺で行なわれている鳥羽駅ボランティアガイド(通称:駅ボラ)にスタッフとして参加してきました。

これはNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが鳥羽市の委託を受けて実施しているもので、5月3日から5日までの3日間、駅構内に特設ブースが設けられて、市民などから募ったボランティアが観光客への道案内や相談などに応じます。
わしは昨年のお盆に初めて駅ボラに参加したのですが、その時の酷暑に比べると5月は爽やかな気候で、観光客に対応していてもさほど苦になりませんでした。

お客さんから多く寄せられるの質問は
・鳥羽水族館(ミキモト真珠島、遊覧船乗り場、伊勢湾フェリー乗り場 etc)はどっちに行けばいいのか?
・バス、遊覧船、鳥羽市営定期船などの時刻を教えてほしい
・伊勢神宮(二見夫婦岩、二見シーパラダイス、志摩スペイン村 etc)にはどう行ったらいいのか?
というものが圧倒的に多いのですが、中には

2012年5月6日日曜日

日本の組織が同じ過ちを繰り返す理由

鈴木博毅著 「超」入門 失敗の本質(ダイヤモンド社)を読了しました。

この本は、今から30年前に出版された「失敗の本質」という本の解説書として書かれたものです。1930年代後半から日本は全面戦争の時代に突入します。小競りあいをきかっけに中国との本格的な戦争になり、1941年にはアメリカ、イギリスとも戦争を始めます。
当初は有利な戦局であったものの、次第に日本は巻き返され、各地で連戦連敗となって犠牲者を積み重ねていきます。結局、日本はほぼ全世界の諸国を敵に回した形で1945年に敗戦を迎え、明治維新から数十年で欧米列強諸国と肩を並べた輝かしい日本は、ボロボロになってすべてを失います。

「失敗の本質」は、なぜ日清・日露戦争では勝利した日本の軍部が、最後は精神主義に陥って迷走し自壊していったのかを、太平洋戦争中の代表的な作戦を実証的に見直し、日本軍の戦略や作戦行動にどのような問題があったかを検証することを通じて、軍部に代表される日本の「組織} ~会社、学校、団体、政党など、日本人が構成し運営しているあらゆる組織~ に共通する課題を抽出した論文集です。

最近では、東日本大震災や福島原発事故での政府や地方自治体、企業の無為無策ぶりから、日本は敗戦を経ても、なぜまた同じ過ちを繰り返すのか、という世間の疑問と共に再びベストセラーに返り咲いたという不朽の名著でもあります。

正直に書くと、わしもこの「失敗の本質」は読んだことがないのですが、世間にはそのような人が多いらしく、この 「超」入門 失敗の本質は、そのような初学者向けに原著の論点を整理し、そのうえで詳しくは「失敗の本質」を読んで理解を深める目的で出版されたものです。

2012年5月4日金曜日

アイデアの種が生まれるという「ブレスター」をやってみた

松阪市のNPO法人 Mブリッジが主催する「ブレスター体験」に参加してきました。

はんわしは「ブレスター」をまったく知らなかったのですが、ブレーンストーミングや創造技法の実践と理論の第一人者である石井力重氏なる人物が開発したカードゲームであり、このゲームを行うことにより参加者は知らず知らずのうちにブレーンストーミングを楽しみながら体験できるというものだそうです。
石井さんは アイデアプラントという「アイデア出しの代行サービス」を行う組織を平成17年に創設しており、そこで得られるノウハウを活かして「アイデア創出の支援」や、産学官連携での「創造性育成ツール開発」をしてきたとのこと。
この「ブレスター」というカードゲームも みやぎものづくり大賞2007 優秀賞 を受賞していますが、ほかにも創造性をエンパワーメントするゲームやアイテムを多数企画、販売しています。



2012年5月2日水曜日

皇学館大学神道博物館の「神社名宝展」に行ってみた

三重県伊勢市にある皇學館大学が創立130周年を迎えたということで、大学内にある佐川記念神道博物館で開催されている 特別展 神社名宝展 -参り・祈り・奉る- に行ってみました。

神社は、壮麗な社殿建築であるとか、独特な神事や祭事であるとかに関しては存在感が目に見えますが、仏教やキリスト教のような偶像崇拝がないため、「神社の名宝」とは果たしてどんなものかが意外と想像できませんでした。

この特別展は、東海・近畿を中心に、伊勢神宮をはじめ、各神社に所蔵されている宝物類の中から、日本の歴史や文学、美術に関する名品や名宝と、神社に対する崇敬の姿を如実に物語る祭典図、神社境内図、参詣曼荼羅の中から日本人の信仰と日本文化の精華の一端に触れることができる作品を選び、その美と信仰の様子を知っていただくことを目的に企画された とのことであり、伊勢神宮や熱田神宮、八坂神社、住吉大社、太宰府天満宮など11の神社から、創建の由来を記した古文書や、神鏡、神像などの神宝、絵図などが展示されています。

2012年5月1日火曜日

製造業が日本を滅ぼす

野口悠紀雄さんの最新刊を読了しました。(ダイヤモンド社)
いつもながら著者は非常に視野が広く、整然とした論理展開には大変説得力を感じます。
本の中身はダイヤモンドオンラインの連載記事などをベースに再編したものなので読みやすく、その意味でもおススメです。また、地域産業振興に従事している関係者は必読です。

「製造業が日本を滅ぼす」とはショッキングなタイトルですが、これは字面どおりの意味ではありません。
80年代以降、日本の経済を引っ張ってきた自動車や家電などの輸出型製造業に関しての考察であり、原材料を海外から輸入し、エネルギーを投入して加工し、再び輸出して、貿易黒字を稼ぎ出すという「貿易立国モデル」は、もはや日本では存続できないので、大至急の方向転換が必要だ、という主張です。

今、産業界では「超円高」が叫ばれ、理由なき(?)円高のために輸出で利益が出ないことに悲鳴が上がっています。
しかし、野口氏によれば、00年代以降の為替水準は、市場原則に逆らって政府が介入したことで誘導された異常な円安であり、なんら実体経済を反映したものではなかった。むしろ現在の水準が適正なのであって、80円で成り立たない製造業はもはやビジネスモデルが崩壊している、というのです。