2013年3月31日日曜日

朝日新聞「東海経済 若手組」に一宮君が!

早いもので平成24年度(2012年度)も今日で終わり。明日からは新しい年度が始まります。

 年度最後の記事に何を書こうかを迷えるのは、平成25年度はここ近年では珍しい?、年度始まりの4月1日が月曜日からスタートするという年回りだからでしょうか。

 平日は時間がないのでサササッと文章を作るのですが、土日は考える時間が多いので、わりとテーマをあれこれ考えてしまうのです。

 そんな中、図書館で朝日新聞を読んでいたら、東海経済 若手組という連載記事に、尾鷲市にある、地産地消レストラン&物産販売&海洋深層水のスーパー銭湯の複合施設である 夢古道おわせ の一宮嘉仁さんが大きく取り上げられていました。
 一宮さんは現在、夢古道おわせの社員ですが、このブログで以前から何度も取り上げている、東紀州長期インターンシップ事業のインターン生OBでもあります。
 明るいニュースでもあるので、年度末最後の記事はこの話題にさせてもらいます。

2013年3月30日土曜日

三重県経営品質賞授賞式に行ってきた

 三重県経営品質協議会による、2012年度三重県経営品質賞表彰式が先日、津市内のホテルで開かれました。

 経営品質賞とは三重県が、県内で素晴らしい経営を実践している会社や団体、組織などを顕彰するもので、10年ほど前から続けられています。

 今年度は、最優秀賞に相当する「知事賞」は該当がありませんでしたが、伊賀市にある株式会社オートセンターモリと、伊勢市にある株式会社マスヤの2社に「奨励賞」が授与されました。

 わし個人的には、奨励賞の授与基準である「経営品質審査基準によるBマイナス」という評価は非常に優れたものであり、それを実践していることは素晴らしいことだと思いますが、残念ながら、あまりマスコミには取り上げられていないようなので、簡単にレビューしてみます。

 実はこの、マスコミに取り上げられにくいことが「経営品質」の弱点でもあるからです。

2013年3月28日木曜日

新宿、渋谷、ショップめぐり

 東京の注目商業スポットを巡ってきました。
 東京の先端的な商業施設のコンセプトや店舗づくり、品ぞろえなどは、必ずエピゴーネンともいうべき追随者によって全国に波及していきます。
 そのタイムラグが数か月後か何年後か、取り入れるのが大手スーパーや大手量販店の店舗が早いか、地元資本の中小企業や個人経営の店が早いか、などといった違いはありますが、ほぼ半年から1年後には、ははーん、この店はあそこのファサードを参考にしたなとか、内装イメージをマネしたなとか、もっと危ない話としては、ロゴとか字体をパクったな、とか、いろいろ思い当たることがわしの経験則としてあります。
 というわけで、ざざっと行ってみます。 

2013年3月26日火曜日

Ten questions to ask yourself every month

 GIGAZINEに、アメリカ?の起業・創業の支援サイトである A Smart Bear の記事が掲載されています。
 「スタートアップを成功に導くために毎月自身に問いかけるべき10の質問というタイトルですが、スタートアップ(日本語でいう「ベンチャー」、つまり起業家や起業間もない企業のこと)以外でも、わしのようなサラリーマンにとっても示唆深い内容となっています。



2013年3月25日月曜日

この補助金は「使える」かも・・・

 中小企業庁が「地域需要創造型等起業・創業促進事業」という名称の補助金の公募を行っています。
 新たに起業・創業を行う方や、既に事業を営んでいる中小企業・小規模事業者において後継者が先代から事業を引き継いだ場合などに業態転換や新事業・新分野に進出する、いわゆる「第二創業」を行う方に対して、その取り組みに要する経費の一部を補助するものです。

 補助要件の主な内容は以下のとおりです。
(1) 既存技術の転用、隠れた価値の発掘(新技術、設計・デザイン、アイディアの活用等を含む。)を行う新たなビジネスモデルにより需要や雇用を創出する事業であること。
(2)認定支援機関(はんわし注:銀行などの金融機関や、商工会議所、商工会のような支援機関で国の認定を受けたもの)による事業計画の策定から実行までの支援を受けるもので、そのことについて認定支援機関からの確認書が入手できるものであること。

 はんわし流に解釈すると、(1)は、当然ですが、補助金とは国からタダでお金がもらえる制度なので、誰でもOKというわけでなく、審査により補助金の交付先が選抜されるということです。

2013年3月24日日曜日

丸の内タニタ食堂に行ってみた

 タニタが地味な「はかりメーカー」から脱皮し、総合栄養管理メーカー、もっと言えば、「食を通じた健康創造企業」的なイメージが広く消費者に共有されるようになったきっかけが、タニタ食堂ではなかったでしょうか。

 製造業は、製品(ハードウエア=もの)づくりでは、もはや競争優位に立つことがなかなかできません。製品には各社とも差異がなくなり、性能が均一化している、いわゆる「コモディティ化」が進んでいるからです。
 
 「もの」に証憑した「ものがたり」「ストーリー」といったソフトウエアこそが差別化の源となる時代に移行しており、タニタはそのような「ものがたり」で他社を抜きん出た大成功例として知られています。

 タニタ社内にあった社員食堂が、そこで提供される健康的なメニューとともに、社員のダイエットや食習慣改善に大いに効果を発揮しているとしてテレビ番組に取り上げられるようになったのは、数年前のことです。

 体重計や体脂肪計を製造している企業イメージともあいまって、ついに社食メニューのレシピ本が「体脂肪計タニタの社員食堂」として刊行され、それがベストセラーとなります。
 好評が好評を呼び、レシピ本のメニューが実際に味わえるレストランとして、東京丸の内に「丸の内タニタ食堂」がオープンしたのは昨年1月のこと。
 1年以上たって、さすがにブームも沈静化したとみたはんわし、先日、東京に行く機会があったので実際に行ってみることにしました。

2013年3月22日金曜日

三重県が起業支援型地域雇用創造事業を公募中

 三重県(庁)が、「起業支援型地域雇用創造事業業務」の企画提案コンペを行っているので共有しておきます。
 この業務は、起業後10年以内の三重県内の企業等が、地域資源を活用した新製品・新サービスの開発や販路開拓、新たなビジネスモデルの構築等、地域に根ざした起業に資する事業活動(建設・土木事業は除く)が対象です。

 本来、このような試行的な色彩の強い事業は県が自ら実施すべきなのかもしれません。しかし、それをビジネスの分かっていない役所である県庁が行うより、企業に行わせた方が効率的で効果も上がるため、「委託」つまり、県の事業を県に代わって企業に行ってもらうという形になっているのです。(たまに委託事業を補助金と混同する方がありますが、両者は全く別物で、このへんをよくわかっておかないと後が大変です。)

2013年3月21日木曜日

名著「ものつくり敗戦」を再読する

 もう一年以上前に読了した木村英紀著 ものつくり敗戦 ~「匠の呪縛」が日本を衰退させる~(日経プレミアシリーズ)を再読しました。

 「敗戦」とは何かおどろおどろしいタイトルですが、その真意は、今のままでは日本の製造業(ものつくり)は、太平洋戦争での敗戦に匹敵するような致命的な破綻・破滅をきたすことになるのではないか、という実に真摯な危惧です。
 一読に値する本なので、地域産業振興に関心がある方に強くおすすめします。

 筆者である木村さんは長らく大学工学部で研究と教育に従事されてきました。その中で、日本の製造業界では、異常なほどに「現場」とか「技術」を重視し、「理論」を軽視するという風潮があることを実感したそうです。

 日本では、学校で学ぶような「理論」は、頭でっかちで青臭く、しょせんは世間では通用しないものとみなされがちです。現場を動かしているのは、技能者の長年の経験や勘、そしてそれらを蓄積した「職人」や「匠」といったマンパワーです。
 「理屈を言う前に、まず手を動かせ」とか「成功するまで何度でもチャレンジしてみろ」という議論が、日本では(工学に限らず)様々な分野で国民の共感を得ています。

2013年3月20日水曜日

四日市萬古焼が三重ブランドに

 先日、三重県(庁)は平成24年度の「三重ブランド」新規認定品を公表しました。

 三重ブランドとは、全国に通用する高い商品力があり、三重県に対するイメージの向上につながる県産品と、その生産や製造を行っている事業者をセットで「三重ブランド」として認定し、全国に情報発信していく制度です。
 言ってみれば三重県の特産品に県庁がお墨付きを与える制度で、過去、伊勢えびやあわび、松阪牛、真珠など三重県の代表的な産品が認定されています。

 これとよく似た地域ブランド認定制度は、今では全国の府県にありますが、三重ブランドは平成13年、つまり今から10年前にスタートした、全国でも草分けといっていい存在です。

 さて、このたび新規認定されたのは、三重県四日市市周辺の伝統的工芸品産業である「四日市萬古焼(ばんこやき)」と、その生産業者である、銀峯陶器株式会社、醉月陶苑、有限会社藤総製陶所の3社です。(リンクはこちらを)

2013年3月19日火曜日

春の予感

 午前11時ごろの津駅東口。
 この時間、この付近を通るのは久しぶりでした。

 津ステーションホテルとか、三重県水産会館が解体工事の真っ最中だったのには驚きましたが、それにしてもなんだか、どうもいつもと雰囲気が違う。やたら制服姿の中学生が多い。あふれているといって良いくらいです。(写真は、あえて中学生の群れを外して撮ったものです。)

 今日は県立高校入試の合格発表があったようなのでした。津駅は徒歩圏内に、津西高、津東高、津商業の3つの高校があるので受験生も相当な数になるはずです。

2013年3月18日月曜日

小企業の新たな顧客層開拓(マニアック)

 日本政策金融公庫論集(2013年2月号)に掲載されている、日本政策金融公庫総合研究所研究員 井上考二氏による「小企業の新たな顧客層開拓の取り組み」というレポートが面白いので紹介します。(マニアックな内容なので関心がない方は無視してください。)

 日本の企業のうち約98%は中小企業であり、しかもそのうちの8割近くは小規模事業者(小企業)といわれる個人事業者や家族経営体、従業者が20名以下の企業です。
 これらの小規模事業者が活性化しない限り、本質的に日本の経済活性化は決してありえないわけですが、あまりにも数が膨大なため、個別の小規模事業者に向けた経営改善の支援は、商工会議所や商工会、金融機関や、士業によるものが中心なのが現状であり、行政が政策として行う小規模事業者対策は、金融支援(資金供給)や倒産防止共済、不公正取引の制限などマクロ的なものにならざるを得ません。

 しかも、このマクロ政策も、地域経済を支える小さな企業を守れ、という政治的なプレッシャーによる競争制限的なものと、企業の「多産多死」こそ経済活性化の源であるので、起業を促進して、市場から退出するべき企業を延命させる必要はない、という競争促進的な政策が混在しています。この間を、その時々の世情によって振り子のように動いているというのが、実は日本の商工業政策の歴史です。

2013年3月17日日曜日

紀伊長島ICハイウェイ・ウォークに行ってみた

 2月20日付けのブログで書いたとおり、紀勢自動車道の新規開業区間が3月24日に供用開始されます。
 現在の終点である紀勢大内山ICから10.3km延伸し、新設される紀伊長島ICが終点となります。(くわしくはこちらを)

 それを記念して、紀北町観光協会が主催した「紀勢自動車道 開通記念イベント ハイウェイウォーク」が行われたので参加してきました。


 朝、紀北町役場に集合。そこから紀伊長島ICまで無料バスで送ってもらい、片道約2.5km、往復5kmを歩くイベントです。開通すれば高速道路を歩行者が歩く機会は絶無となるでしょう。開業直前のタイミングでの貴重な体験でした。

2013年3月16日土曜日

伊勢市駅前は今、どんなふうになっているのか(その3)

 昨年6月にこのブログで「伊勢市駅前は今、どんなふうになっているのか」という内容を書きました。
 さらに11月には「6月1日にこのブログで「伊勢市駅前は今、どんなふうになっているのか(その2)」を更新しましたが、この記事は両方ともアクセス数が多く、多くの方が興味を持っているようです。
 そこで、平成25年3月16日時点の状況をお伝えします。


 JR伊勢市駅舎は昨年冬に外観がリニューアルされ、内部にはコンビニもできました。現在は駅前広場とバス・タクシー乗り場を整備しており、工事がたけなわです。

2013年3月15日金曜日

尾鷲商工会議所インターンシップ報告会に行ってきた

http://internship.owasecci.com/
 尾鷲商工会議所では、今年度から本格的に「長期実践型インターンシップ」の事業を展開しています。

 昨年は、夏休みを利用して尾鷲市と紀北町で5名の大学生がインターンを行いました。
 そして、現在、春休みを利用した第2期のインターン生として6名の大学生が滞在し、インターン先の企業でチャレンジを行っています。
 先日、三重県熊野古道センターで、彼ら2期生の活動状況を報告する事業報告会が開催されたので参加してきました。

 インターン生は、紀北町の河村こうじ屋(味噌、こうじ等の醸造業)に、愛知淑徳大の吉野さんと南山大の阿部さんの2名。
 尾鷲市の夢古道おわせ(物販、飲食店、海洋深層水による温浴施設)に拓殖大の石和田さん、愛知淑徳大の佐宗さんと笠井さんの3名。
 尾鷲市の(有)小川耕太郎∞百合子社(木材加工、蜜ろうワックス等)に愛知大の毛受くん。
 の計6名。
 この皆さんは尾鷲出身ではありません。いわば見知らぬ土地に単身やってきて、住み込み、インターンをしている意欲的な若者たちです。

2013年3月14日木曜日

中森製茶とミートショップたなかが「商業界」に

 月刊誌「商業界」の13年3月号は いまどき「バカ売れ」の秘密 行列店大集合 という特集でした。
 全国の小売店の成功事例、ユニークな取り組み事例がいくつか紹介されています。
 この中に、三重県内のお店がなんと2軒も取り上げられていますので、共有させていただきます。

 まず一つ目は、三重県中部にある度会町(わたらいちょう)で、お茶の生産と加工販売を行っている中森製茶です。

 度会町は、国交省の水質調査で長らく日本一を誇っている清流 宮川が流れており、お茶どころとして有名です。宮川の川霧が漂う中、背後の丘陵地に広がる緑の茶畑がぼんやりと浮かびあがる景色はまるで墨絵のようです。

 さて、この地域のお茶は「伊勢茶」というブランド名で流通していますが、製茶の工程で取り除かれる葉や茎など見た目が悪い部分は、加工しても茶葉1kgあたり100円という非常な安値でしか販売できない悩みを抱えていました。

2013年3月13日水曜日

紀南ツアーデザインセンターがエコツーリズム大賞に

http://homepage3.nifty.com/kinan-tdc/
 環境省がエコツーリズムを実践する地域や事業者の優れた取組を表彰する「エコツーリズム大賞」に、三重県熊野市の紀南ツアーデザインセンターを選出したと発表しました。
(環境省ホームページはこちら

 エコツーリズム大賞の表彰は、平成17年度から実施されており、今回は第8回目。
 全国から65件の応募があり、有識者5人の審査員による審査を経て、大賞以下9件の受賞が決定したとのことです。

   紀南ツアーデザインセンターの活動は以下のようなものです。

 紀南地域の自然・歴史・文化を素材として、熊野の自然と文化を共有の財産と考え、保全を図りつつ、熊野古道をはじめとする個性豊かな熊野の魅力を「熊野を極めた達人」たちが案内し、地域一体で熊野を支える自然観と歴史観を伝えるエコツアーをデザインしており、活動開始から10年が経過した現在も地域内外における各種活動が継続的に発展している。

2013年3月12日火曜日

あまりに日本的な新幹線という乗り物

 まあ、知っている人々にとっては、今さらなんだと言う話かもしれません。

 時刻表には端っこのほうに、「営業キロ」という駅と駅の間の距離が書いてあります。運賃は距離によって変わるので、それを計算するために書かれているのですが、東海道新幹線のページを見ると奇妙なことに気づきます。

 東海道新幹線は、在来線の東海道線と並行して走っています。しかし実際の線路は、並走している区間もあれば、全然別の場所を走っている区間もあり、超高速運転する関係上、新幹線の方はカーブが緩やかに、なるべく直線距離を多くとるように線路がひかれています。(地図で見比べてみると一目瞭然です。)

 ところが、時刻表の「営業キロ」は、新幹線も在来線もまったく一緒なのです。
 たとえば、新幹線の東京~新横浜は28.8kmで、東海道線在来線の東京~横浜間の距離とまったく同じ。
 さらに、新幹線にしか駅がない、たとえば新神戸と東京の間は589.5kmで、これは東海道・山陽本線の東京~神戸間と同じ。
 つまり、新幹線の「営業キロ」とは、現実の新幹線の線路の延長とはまったく違う、架空の長さ、便宜上の距離なのです。

2013年3月11日月曜日

Bsize 八木社長のお話に感激

 先日、大手監査法人が主催するベンチャーセミナーに参加してきました。非常に興味深い内容だったので共有させていただきたいと思います。

 講師は、まさに時の人の感がある、Bsize(株)の八木社長でした。

 同社が作るLED照明ライト「ストローク(STROKE)」は、一本のパイプを継ぎ目なく直角に折り曲げた、ユニークなデザインが日本のメーカー離れした洗練さを持っておりで、非常に人気を集めています。
 またこのBsizeは、社員が社長一人だけという、いわゆる「一人メーカー」であり、日本におけるMAKERSムーブメントの最先頭を走るベンチャーとしても有名な企業です。

  八木社長は驚くほどお若く、また物静かな語り口で、ベンチャー起業家によくいる暑苦しいタイプとは正反対の、理知的な印象を受けました。

2013年3月10日日曜日

なぜ車内販売はなくなるのか?

 来る3月16日、JR東海ではダイヤ改正が行われます。

 JR東海がその概要「平成25年3月ダイヤ改正について」を発表していたのは昨年12月のことですが、この一番最後に

◆車内販売の取りやめについて
 在来線特急列車「しなの」、「ひだ」、「南紀」、「しらさぎ」の、当社エリアで実施しているすべての車内販売を取りやめます。

 というものがあります。

 車内販売は、新幹線でも「こだま」ではすでに廃止されていますし、私鉄では近鉄特急も数年前に車内販売サービスを廃止しました。
 朝日新聞の記事(3月10日付け)にもあるように、駅の売店やコンビニエンスストアの利用が増え、「買って乗る」スタイルが定着して近年は売り上げが伸び悩んでいた、ということが理由でしょう。

2013年3月9日土曜日

夜の外宮参道を歩く

 JR・近鉄伊勢市駅前から伊勢神宮外宮(げくう)を結ぶ数百メートルの区間は、「外宮参道(参宮道路)」と呼ばれるコミュニティ道路になっています。

 今年、平成25年は、20年に一度、伊勢神宮の鳥居や神殿を新しく建て替え、神宝や装束もすべて新しく作り替える「式年遷宮」が行われる年に当たります。
 そのためか、外宮前の参道周辺でも新しい施設のオープンが相次いでおり、以前は夜になるとほとんど人通りがなかったような状況でしたが、最近は夜でもそぞろ歩く観光客などをよく見かけるようになってきました。

 観光ガイドを見ても、夜の外宮参道はあまり掲載されていないと思いますので、夜7時ごろの状況をアップしてみます。


 伊勢市駅を降り、外宮参道をまっすぐに進むとこんな感じです。都会の繁華街とは比べるべくもなく、全国の地方都市に共通する悩みであるシャッター通りですが、それでも最近人は徐々に増えてきました。

2013年3月6日水曜日

津市のコミュニティレストランが閉店へ

http://oneday-tsu.seesaa.net/
 津駅のJR側出口から北に徒歩5分の場所にある、コミュニティレストランO+(オープラス)今月いっぱいで閉店することを発表しています。

 オープラスは平成22年5月に、現在とは別の場所であるJAビル近くにオープン。

 プロの調理人ではない家庭の主婦や退職者、学生などの一般市民が、毎日日替わりでシェフとなって、交代で自分の得意料理をランチとして提供する、いわゆる「ワンデイシェフシステム」によるレストランであり、津市では初めての試みとして大きな注目を集めました。

 その後、オープラスは津市の中心市街地にある大門商店街内のビルに移転し、1年ほど前に、さらに現在地に移転していました。
 シェフ希望者は多いと聞いており、何度かわしが食べに行った限りにおいても、常にそこそこお客さんは来ていたのですが、やはりテナント料の高い駅周辺や中心市街地では収益的に厳しかったのかもしれません。オープラスのホームページには閉店の理由が書かれていないので、あくまでも推測なわけですが。

2013年3月5日火曜日

春・・・勢田川に魚の大群

 今日は二十四節気の「啓蟄」だそうです。
 もともと太陰暦の節気なので、厳密に言えば現在の太陽暦とはズレているのではないかと思うのですが、それはさておき、ここ何日かで梅の花が咲き、桜のつぼみが膨らみ、何となく春めいてきました。
 朝、出勤途中、鳥の声がいつも以上に騒がしかったのも、暖かくなって活動が活発になってきたせいかな・・・と思ってしばらく歩いていたのですが、どうもそうではありません。
 カワウとか、ゴイサギとか、いつも勢田川河畔にたむろしている鳥たちは「興奮」していたのです。

 勢田川の水面が波打って泡立ち、真っ黒に見えるほどに小さな魚の大群で埋め尽くされていたからでした。



 例年、春先にこのような光景は見かけるのですが、今年は特に寒い冬で伊勢市でも寒さが長引いていたので、3月上旬のこの時期に見ることができたのはある意味で意外な感じでした。

2013年3月4日月曜日

道徳を学校で教えると

 確かに世の中、腹の立つことばかりです。

 非常識な我利我利亡者が跋扈し、礼儀を知らない若者、慎みを忘れた老人が満ちあふれています。

 社会の捉え方には、時代が下るにつれてだんだん進歩してくるという「進化論」的な考え方と、反対に、時代が下るにつれてだんだん堕落していくという「退化論」的な考え方があるわけですが、人類の頭脳や能力が器質的に一定とすると、技術進歩によってコンピュータだの携帯電話だの新しく覚えなくてはならないことが増え、その分、常識とか礼節とかは容量から押し出されてしまうのかもしれません。

  このようなギスギスした社会にほとほと病み疲れた時、人々のアタマにひらめくのは小学校で子供たちに「道徳」を教えたらいいのではないか、というアイデアです。二宮金次郎の石像を校庭に復活させ、教師は訓導と名を改めて清く正しい大人の手本となればいいのではないか、という発想です。
 道徳を正式教科にしたら素直で明るい心を持った少年少女たちが育まれ、老醜が死に絶えて彼ら彼女らが社会の主役になる近い未来、父母に孝、兄弟に友、夫婦に和、朋友には信、謙譲の精神が世に満ち、身を挺して国家国民に役立つことを喜びとする、古代中国から現代日本に連綿と伝わる価値観があまねく国中を覆うようになるだろう、という一縷の望みです。

2013年3月3日日曜日

「三重の建築散歩」を読んだ

http://www.i-nagi.com/
三重県伊勢市にある出版社、月兎舎が 三重の建築散歩 歴史を語る建造物とまちなみ50選 という新刊を出したので早速購入してみました。
 三重県を代表する歴史的な建造物や町並みが、大きく美しい写真と建築家によるコメントで紹介されているものです。

 わしが三重県庁に入った時、新採職員の研修で「三重県の歴史」みたいな講義があったのですが、その時の講師が、「残念ながら三重県はあまり文化を大切にする県ではありません。文化財級の自分の県庁を明治村に寄付しちゃうくらいですから・・・」と言っていたことが強く心に残っています。
 文化を大切にしていないかどうかはともかく、確かに建築に関しては、三重県内の代表的なものを一冊にまとめたという本はあまりなかったのではないかと思います。

 この本には、現在は博物館明治村に移築されている旧三重県庁(明治12年)、三重県尋常師範学校(明治21年)、宇治山田郵便局(明治42年)という3つの建築を始め、江戸時代から現代にかけての建築が39、歴史的な町並みが11、掲載されています。

 率直に言って、たいへん丁寧に編集された本であり、内容も素人でも分かりやすく、いい本だと感じます。時間がある時にぱらぱらとめくって眺めたり、まだ見たことが建築などは実際に出かけて行ってこの目で見たくなります。ご関心のある方にはぜひお薦めします。(1500円。税別)


2013年3月1日金曜日

みえ紀南4号の商品化検討がスタート

紀南新聞on lineによると、三重県紀南果樹研究室が昨年10月に品種登録した中晩生柑橘(1月~5月ごろまでに収穫される、温州みかん以外のかんきつ類)「みえ紀南4号」について、先日、果汁の試飲会を開催されました。(2月28日付け リンクはこちら

 三重県東紀州地域は温暖な気候を活かしたかんきつ栽培が盛んで、一次産業の中で重要な位置を占めています。しかし、近年は「果物離れ」と言われるように、かんきつ類の消費量が減少しており、生産農家は厳しい経営状態を強いられています。

 そこで、公設試験研究機関である三重県農業研究所紀南果樹研究室が、現在の中晩生かんきつ類の主体である「甘夏」に替わる新たな高品質・高単価品種を開発すべく、中晩生かんきつである「清見」に「春光柑」の花粉を交配して新品種を育成し、「みえ紀南4号」と命名したとのことです。

 「みえ紀南4号」の特徴は、果皮が硬く手では剥けないほどですが、包丁でカットすると種子がほとんど無く、さわやかで独特の風味を持つとのことです。また、約60日間の常温貯蔵が可能で、市場に出まわる柑橘類が少なくなる4~5月ごろに合わせて出荷できるというアドバンテージもあります。