2013年7月31日水曜日

7月で「高速ツアーバス」は廃止

昨日の夜、近鉄宇治山田駅横の道路沿いに見慣れないバス停が出来ているのに気づきました。
 その時は真っ暗だったのでよくわからなかったのですが、今朝よく見てみると、三重県松阪市に本社がある青木バス株式会社が設置した、高速路線バス乗り場でした。
 青木バスでは8月1日から、宇治山田~松阪~亀山と中部国際空港を2時間45分で結ぶバス路線をスタートさせるとのことです。(リンクはこちら

 昨年4月、関越自動車道でいわゆる「高速ツアーバス」が7名の死者を出した事故が起きたことをきっかけに、現行の高速ツアーバスという業態は本日7月末を持って廃止され、新たに「高速乗合バス」という制度に一本化されます。

 現在高速ツアーバスを運行している事業者が新高速乗合バスに移行する場合には、適用される法律が旅行業法から道路運送法に変わります。

 このバス停も、きっとそのような法改正の一環として新路線の開設と同時に置かれたものなのでしょう。


2013年7月30日火曜日

ビルド・アンド・ビルド

 この「はんわしの評論家気取り」にもありがたいことにコアなファンの方がいて、なぜかブログへのコメント投稿ではなく、直接わしに感想や注文を聞かせてくれます。
 その方から、「最近、伊勢と伊勢神宮の観光案内のブログになってるなあ」と言われたので、初心に戻り、三重県の地域産業振興とイノベーションについてもより積極的に書くことにします。(しかし、そうするとどうしても内容がマニアックになってしまいます。今回も、中小企業振興なんかに興味がない方は無視してください。では、また明日。)

 先日のこと。今までウン十年、多数の企業をIPOさせてきた実績があると自称する「専門家」のご意見を拝聴する機会がありました。
 その専門家は「どうして県(行政)の産業振興策は、あれもやる、これもやる、という総花的なものなんですか。もっと選択と集中が必要ではないですか。」などと言っていました。
 この方は経営支援にはお詳しいのでしょうが、行政の現場はご存知ないようなので、行政のプロから見ると取るに足らない、このようなピント外れのことをつい言ってしまうのでしょう。

 産業振興策、中でも商工業分野の中小企業支援に関する施策は実に様々なものがあり、関連する多くのセクターがあり、目的と手段が輻輳しているので、その全体像を正確に把握することは容易ではありません。

2013年7月28日日曜日

ヨーロッパ映画風だった「風立ちぬ」

 今話題のスタジオジブリの映画「風立ちぬ」(宮崎駿監督)を見てきました。
 ジブリ作品はもともと(わしにとっては)難解なストーリーが多いのですが、この風立ちぬは創作とはいえ明治末期位から昭和初期にかけての日本での実話をベースにしており、現実的な内容です。小さな子供を連れていくと、時代背景に着いていけず退屈することと思います。つまり完全に大人向きの作品です。

風立ちぬ 公式サイトより

 ストーリーはネタバレになるので書けません。
 しかし、昭和史を勉強しておくと、スパイ事件などいろいろ伏線になるサイドストーリーも楽しめると思います。
 堀辰雄の小説も読んでおくといいかもしれません。ただし、間違っても松田聖子の曲は聞いて行っても役に立ちません。小説のほうです。


「お白石持ち」ボランティアに行ってきた

 全国の神社関係者などが、伊勢神宮の式年遷宮に向けお白石を奉納する、特別神領民お白石持ち奉献のボランティアに行ってきました。
 このボランティアについては以前このブログに書きましたので、こちらをご覧ください。

 昨日(7月27日)の内宮での奉曳(ほうえい=お白石を乗せた車を綱で引っ張ること)が特別神領民奉献団の皮きりだったようで、これ以降、神領民(伊勢市民)の奉献とは別に、9月までのほぼ毎週の土・日・月の20日間、内宮と外宮あわせて総数7万3千人の特別神領民が奉曳・奉献するとのことです。

 この日のボランティアは400人あまり。個人の他に、地域や職域からの参加も多数あり、奉曳、木遣り、救護、給水などそれぞれの役割によって朝5時~6時に集合。この写真は全体朝礼です。

2013年7月25日木曜日

残念だなあ、と思う

 茨城県で通行中の女児が変質者の男性から、わいせつ目的で殴る蹴るの暴行を加えられ意識不明の重体になった事件がありました。一日も早い回復を祈るばかりです。

 発生当時は詳細が報じられていましたが、大変悲しむべきことにこの種の暴力事件は日本各地で日常茶飯に起こっており、今はもう、この被害者の容体が報道されることもありません。

 子どもが理不尽な犯罪の被害者となる事件が起こると、マスコミは洪水のように報道を繰り返し、世論も沸騰しますが、人のうわさも七十五日、次第に人々の関心はほかの目新しいことに移り、怒りは薄れ、記憶は失われ、単なる遠い日の出来事になってしまいます。

  伊勢市内のこの交差点に、こどもSOSなる緊急通報装置が作られたのはもう数年も前のことになるでしょうか。

 その時もどこかで子供が犠牲になる痛ましい事件があり、子供の登下校時の安全を守れとばかりに全国各地、雨後の竹の子のように「子供SOSの家」とか、「登下校みまもり隊」とかがどわっとブームになった、その頃のことです。

 あれから幾星霜、今この通報装置はこの状態です。


2013年7月24日水曜日

サービス産業の海外展開は人づくりから

生産活動がハード(モノ)からソフト(サービス)へとシフトしているなかで、今まではともするとメイド・イン・ジャパンのクルマや家電といったモノが海外で高く評価され、競争力を有してきましたが、日本で独特の発展を遂げたサービス業も大きな輸出コンテンツとなる可能性を秘めています。

 しかしながら、モノのように目に見え、手に取れるものと違って、顧客の価値観や感性に大きく左右されるサービスは、海外に展開する上でさまざまなハードルがあるであろうことも容易に想像できます。

 日本のマンガやアニメーションが全世界のマニアから熱狂的に支持されていても、それが商品にならなければビジネスにはならないわけで、サービスやコンテンツという資源を商品にし、利益を生み出すための「ビジネスモデル」として構築することは、今後日本が最も注力しなくてはいけない分野だと思います。

 この点、テーマパークを例にしてもアメリカの先進ぶりは突出していて、ディズニーランドであの気色の悪いネズミが愛想を振りまいているのにですら日本人の子どもは熱狂し、親やジジババは喜んでカネを落とすのです。
 クールジャパンといわれても、実際に優れた独自のビジネスモデルを持っている日本の企業はまれだし ~キティちゃんくらいではないでしょうか?~ 、ディズニーランドが強みの源泉を人材(キャスト)に有していることも象徴的なように感じられます。サービス業の本質は「人」であり、競争力の源は「人材」だからです。
 もし日本の優れたサービス業を海外に展開していこうとするなら、いかに海外市場に優秀な社員を送り込めるか、そして、現地で優秀な社員を獲得し、養成できるかは大きなキーになるでしょう。

 さて、一般財団法人海外産業人材育成協会(略称HIDA)が、中小サービス業等海外現地人材研修支援事業というものを行っています。先日の日経MJにも載っていましたので紹介しておきます。

2013年7月23日火曜日

吉野家vsすき家「うな丼の戦い」

 昨日の土曜の丑の日あたりから、気のせいか蒸し暑さがぶり返してきたような気がします。
 ふだんはもっぱら牛丼やカレーを食べに利用している吉野家とすき家で、ほぼ連続して「うな丼」を食べたので、食べ比べをレポートしてみます。
 ただし、2食続けて食べると1400kcal近いカロリー摂取になりますので、良い子はマネをしてはいけません。あなたの健康を損なうおそれがあります。

 まず、吉野家ののれんをくぐってみました。
 「夏は鰻丼 夏季限定」と書かれたのぼりが立っており、ものすごく美味そうな鰻丼の写真が載っています。
 蒲焼が一切れ載った並盛が680円なので、みそ汁とサラダが付いたAセット(120円プラス)で注文してみました。
 待つこと1分。出てきたのは驚くべき鰻丼でした。

2013年7月22日月曜日

世襲の力 ~もしくは、これから起こりそうなこと~

 大方の予想通り、昨日の参院選では自民党が圧勝しました。
 実ははんわし、数日前の帰路の途中、某野党候補の演説会が行われるホールの前をたまたま通りかかりました。あちこちからぞろぞろと聴衆たちがそのホール目指して歩いてくるのですが、その元気のないこと、足取りの重いことはなはだしく、この党が大勝利した前回の時とはまるで様変わりでビックリしました。
 会社から今夜は演説会に行くように動員がかかり、仕方なくそれをこなしにやってきたということが丸わかりで、それまで接戦が伝えられていたこの候補の落選をわしは確信したのでした。(そして結果的にそうなった。)

 しかし、今回の参院選では、いわゆる「世襲候補」がどれくらい当選したのでしょうか。アベノミクスが一時的にせよ景気を浮揚させ、国民にある種の明るい期待を与えていることは間違いありません。なので、混沌とした世相では強みを発揮する浮遊層よりも、国民の一定数が同じ方向を向き始めた世相では、支持者や支持組織がしっかりしている二世三世の候補者の方が強みが発揮できるのではないかと思ったのです。

2013年7月21日日曜日

経営学者はドラッカーを読まない(マニアック)

高名な経営学者であると後に知ったP・F・ドッラカーの本を初めて読んだのは、わしがコミュニティビジネスの担当をしていた8年くらい前のことです。

 コミュニティビジネスとは、地域が抱えている様々な課題を、地域の資源や人材を活用したビジネスの手法で解決する事業のことであり、その担い手として、企業のほかにNPOなどの非営利組織への期待も高まっていた頃です。
 そこである人から勧められたのが、ドラッカーの「非営利組織の経営」という著作でした。

 まさに目からウロコ。それまではわしも何となく、非営利組織イコールボランティア組織、のような認識を持っていたのですが、アメリカではコミュニティビジネスはもちろん、教育、医療、福祉、住民サービスなどの事業に多くの非営利組織が従事しており、そこでは「経営」が真剣に論じられていることを知りました。
 この本には、顧客を増やすにはどうするか、支持者や寄付者を集めるにはどうするか、メンバーのインセンティブを高めるためにリーダーはどのような経営戦略を描くべきか、といった非営利組織ならではの経営課題に対する解決のヒントが書かれていおり、大変参考になったことを今でも思い出します。その後、「もしドラ」が日本でブームになったので、まがりなりにもドラッカーを読んでいたわしは密かに優越感さえ抱いていたのでした。

 それだけに、今日紹介する 世界の経営学者はいま何を考えているのか 入山章栄著 英治出版 をパラパラ読んでいて、アメリカの経営学者のほとんどはドラッカーの著作を読んでいない、という文章には衝撃を受けました。

2013年7月20日土曜日

伊勢で見かける風景(その1)

 伊勢には伊勢神宮をはじめ、二見浦夫婦岩、伊勢志摩スカイライン(朝熊岳)など観光名所が多く、たくさんの観光客がいらっしゃいます。
 ただ、多くは観光施設とその周辺を散策されるだけで、たとえばごくふつうの伊勢市民が日々の買い物をするスーパーマーケットにやってくる人は少数でしょう。
 そこで、はんわしが今日買い物をしたスーパーで見かけた、おそらく市外の人にとっては珍しいもの~市民にとっては当たり前の光景~を、ゆるーくご紹介してみます。携帯で撮った写真なので画質が悪いことはご容赦ください。

 今日、伊勢神宮にお越しになった方は、数人または十数人の男性の集団があちこちからやって来て、高い竹の旗ざおを境内に立てかけている作業を見かけた方も多いでしょう。
 今年は20年に一度、伊勢神宮の神殿や鳥居、神宝などがすべて新しく作り替えられる「式年遷宮」の年です。10月の遷御(神様の引越し)に先立って、今月末から8月にかけて、お白石持ち行事が行われますが、かつて神領と呼ばれていた旧宇治山田やその周辺の地域が町内単位で奉献団を組織してこの行事に参加するので、その奉献団の旗を奉納していたのです。

アンテナショップを絶対に成功させる方法

  昔、何かのセミナーで講師から「成功の反対語は何か?」という質問をされたことがあります。(以前もこのブログに書いたような気はしますが。)
 普通に考えれば成功の反対は「失敗」ですが、それでは気が利きません。講師の答えは「何もしないこと」というものでした。

 成功も失敗も、まずあなたが何かアクションを起こしたことによって初めて生まれる結果であって、そもそも何もしなければ絶対に成功しない、だから成功の反対は何もしないことだ、というような謎かけだったと思います。

 もちろん、これはヘンです。反対語の対立軸(価値観というべきでしょうか)を出題者が恣意的に変えているので、一般の人は引っかかってしまうだけです。もっとも、講師にとってはそれが話術というものなのでしょう。
 話は飛躍しますが、この種の論法は今から70年近く昔、日本がアメリカ、イギリス、中国、ソ連などと戦った太平洋戦争の際にも軍部が弄したもののようです。

2013年7月18日木曜日

「昔ながら」という神話

漬物製造の三井食品工業が、三重県特産品の漬け物である「伊勢たくあん」の生産量を倍増させると発表しました。

 伊勢周辺の小俣(おばた)、御薗(みその)、明和(めいわ)などの農村では古くから大根の栽培が盛んで、保存がきく「たくあん」の加工製造も盛んでした。わしが子供のころは、冬に近鉄電車に乗って松阪方面に向かう途中、広々とした刈田に丸太で「はさ」が延々と組まれ、数百、数千という大根が寒風にされされていた光景をよく見かけたものです。

 しかし、都市化が進んだことなどから大根を栽培する農家が次第に減少し、伊勢たくあんも製造量が減っていたとのことで、三重県漬物協同組合が、三重県産の原料を使用し、合成保存料を使わないなどの諸条件をクリアーしたものを「伊勢たくあん」と認定して地域ブランドを守っている状態です。
 三井食品工業は地元農家による生産グループと大根の全量買い取りを契約し、平成25年には4万5千本と、現在の2倍の伊勢たくあんを製造。東京の百貨店などでの販売増を目指すそうです。

 この新聞記事を読んだ何日後かにスーパーで「三井の伊勢たくあん」を見つけたので、懐かしいと思って購入してみました。

2013年7月17日水曜日

はんわし、大阪に行く(グランフロント大阪編)

 あべのハルカスに続いて、JR大阪駅に近接してオープンした グランフロント大阪 も見物してきました。JR大阪駅付近は、大阪駅の大改装とJR高島屋の開店、それに続く阪急百貨店の改装など大型商業施設が次々オープン、またはテコ入れされており、ここ数年で大きく様変わりしました。
 その現時点での集大成が、いわゆる「うめきた」と呼ばれていた地域の再開発と、このグランフロント大阪です。
 南館、北館に大きく分かれますが、北館はタワーBとインターコンチネンタルホテルが入るタワーオフィスの2つのビル(タワー)から成っており、さらにオーナーズタワーという高層マンションもあるので、遠目には超高層ビルが4つ並んでいるように見えます。


 商業スペースには266もの店舗があるとのことなのですが、とても一度には見切れないしカネもないので、ピンポイントで効率よく攻めることにします。
 まずは、JR大阪駅直結の一番いい場所に陣取っている「パナソニックセンター」に行ってみました。

2013年7月16日火曜日

はんわし、大阪に行く(あべのハルカス編)

 大阪、近鉄阿部野橋駅(隣接するJRの駅名は天王寺)のターミナルビル あべのハルカス に行ってきました。
 あべのハルカスは地上60階、地下2階で、高さは300mあり、日本で一番高いビルということです。
 建物自体は竣工しているものの、営業しているのは6月13日にオープンしたデパート「あべのハルカス近鉄本店」の地下2階から地上14階部分のみです。しかし、完成すれば、既存の売り場と合わせて10万平方メートルにもなる、これまた日本最大のデパートとなるそうであり、大阪の都心北部である大阪駅(梅田駅)周辺のJR伊勢丹、阪急などに対抗する、都心南部の代表的施設として近鉄の力も入っているようなので、ぜひ見たいと思って行ってきたのです。
 

2013年7月15日月曜日

テロにどういう態度を示すべきか

Internater より
公務員の一人として、先日の宝塚市役所の放火事件は衝撃でした。

 事件の経緯はNAVERまとめなどに詳しく載っていますのでここでは繰り返しませんが、所得に対して公平に課税された税金を納めるのは市民として当然の義務であり、市職員や市民を負傷させ、市役所の建物や設備に1億5千万円にものぼる損害を負わせた責任が、100%、高橋とかいうこの放火犯にあることは言うを待ちません。

 もし仮に課税処分や滞納処分に対して不服があるなら、法的に不服を申し立てることもできるし、専門家による相談会なども利用できます。ここまで不満があったのなら、なぜその前の段階で社会人としての良識がある解決ができなかったのか不思議ですし、犯人の愚かさにはあきれ果てるばかりです。

 しかし、現場の公務員にとって考えるべきはここからです。すなわち、税務のように住民に負担を求め、しかも役所側に差押えのような強権的な措置が認められている行政分野においては、役所が適正、適法に事務を進めていても、相手方からの不満・不満は山のように出てくるし、実に残念なことですが、その不平・不満の一定割合は担当している職員に対する常軌を逸した嫌がらせや脅迫、さらには暴力に至ってしまうということです。
 対行政暴力などと言われますが、はっきりとテロと認識したほうがいいと思います。このような暴力は結局は住民による自治の仕組みや民主主義を自壊させてしまう行為だからです。

2013年7月14日日曜日

悪いことは言わん、伊勢神宮に車で来るな

今日は連休の中日だったこともあってか、伊勢市内の伊勢神宮(内宮、外宮)周辺の道路の混雑は尋常ではありませんでした。

 自宅から車で外宮前を通って市内を通過するだけで20分近くかかかった(普段なら5分くらいの距離)ことだけでも信じがたいのですが、お昼ごろは、自転車で通りかかった内宮付近(宇治浦田町交差点)でも駐車場はすべて満車。入場待ちの車の列が延々数百メートルも続いており、お気の毒ではありますが、列の最後尾の車の方が内宮に参拝できるまでにはおそらくこれから2時間ぐらいかかったのではないでしょうか。

 今週末、夏休みが始まったらこの混雑には一層拍車がかかることでしょう。
 特にこの夏は今年10月の式年遷宮を控えて、新築された正宮の敷地に白石を奉納する「お白石持ち行事」が行われます。この行事のために数百人~数千人規模の奉献団が神宮周辺を行列することから、かなり広範囲に交通規制が行われることにも留意が必要です。
 つまり、お白石持ち行事の日、時間帯は、まったく交通がマヒする状態になると思われます。(伊勢市在住でない方は、あまりこの、お白石持ち行事の規模がピンと来ないかもしれませんが。)

2013年7月13日土曜日

宮川の花火を山上から見下ろしてみる

 今日は伊勢市に本格的な夏を告げる、宮川の花火大会(正式には「神宮式年遷宮奉祝 第61回伊勢神宮奉納全国花火大会」という長い名前だそうです。)が開かれました。
 お昼ごろに雷雨がありましたが、夕方にはやや曇りがちながら天気は安定していたので多くの見物客が宮川河畔に詰めかけたようです。

 わしは、今年は趣向を変えて、伊勢志摩スカイラインを使って朝熊岳に登り、山上の展望台から眼下に花火を見下ろしてきました。普段は夜間は通行止めとなっている伊勢志摩スカイラインですが、宮川花火の日の特別企画として、夜間開放、しかも19時以降にゲートを入った場合は通行料金が半額(普通車で610円)になると聞いたので出かけてみたのです。

 午後7時15分。朝熊岳山上展望台にはすでに100台ほどのクルマが停まっており、係員に誘導され、徒歩3分ほどの北西向きの斜面(パラグライダーの出発場らしい)に陣取ります。
 夕闇が迫る伊勢市街がよく見渡せます。


2013年7月12日金曜日

あの電通が事務局「小規模事業者活性化補助金」

小規模事業者活性化補助金HP
中小企業庁が、小規模事業者(すべての個人事業主と、製造業などは常時使用する従業員の数が20人以下の企業、卸売業・小売業・サービス業では5人以下の企業)を対象とした補助金の公募を開始しています。

 小規模事業者活性化補助金と名付けられたこの補助金は、小規模事業者が、消費者の多様なニーズに着目して行う、早期に市場取引を達成することが見込まれる新商品・新サービスの開発等に要する経費の一部を補助するもので、補助率は2/3、最大200万円が交付されます。

 この「早期に市場取引の達成が見込まれる事業活動」とは、事業の完了後、概ね1年以内に売上げを見込める事業活動の意味だそうです。

 この補助金は、あの大手広告代理店 電通が中小企業庁から委託を受けて事務局を務めており、そのせいかどうかわかりませんが、一般的には非常に読みにくく、わかりにくい「公募要領」が他の補助金に比べて見やすいような気が(?)します。

 これから新事業展開などに取り組もうとしている経営者には使い勝手のいい補助金と言えますので、ここで簡単にポイントを挙げてみましょう。


2013年7月11日木曜日

四日市の真のB級グルメはここ「ひもの食堂」

 現場で汗を流す労働者、営業で駆けずり回るサラリーマン、そんな日本経済を支える男たちが集う四日市B級グルメの殿堂、弁イ水産ひもの食堂に行ってきました。

 国道23号に沿って四日市市街を桑名方面に進み、富田一色町の交差点を海側(富双)に曲がります。堤防や倉庫が並ぶ殺風景な中、以前このブログに書いたマグロの殿堂 大遠会館と、このひもの食堂が向かい合って建っています。
 大型トラックや営業車のバンがずらりと停車しており、ガテン系な雰囲気が漂います。


 ここを経営しているのは昭和初期からこの地で煮干しなどの水産加工品を製造してきた株式会社弁イ水産です。
 ひもの食堂は昭和60年に営業を始め、増改築を重ねて現在に至っているとのこと。

2013年7月10日水曜日

三重県が飲酒運転で職員を懲戒免職へ

 三重県が、平成25年7月8日付けで県立学校に勤務する事務職員を飲酒運転を重ねたとして懲戒免職処分にしたと発表しました。

  発表事項によると
・懲戒免職になったのは、三重県北勢地域の県立学校に勤務する48歳の男性職員。この男性は平成24年9月9日(日)午後5時頃、鈴鹿市内のコンビニエンスストアの駐車場で、ウイスキーの水割り250ミリリットル4本を飲酒した後、自動車を運転し、午後7時4分頃、同市内の別のコンビニエンスストアの駐車場に駐車しようとしたところ、同駐車場に停車していた車両の後部に車を接触させた。
・その後、警察の呼気検査により、呼気1リットルにつき0.15ミリグラム以上のアルコールが検出され、平成25年5月27日付けで道路交通法違反(酒気帯び運転)により罰金35万円の刑に処せられた。
・この男性は7年前にも飲酒運転で交通事故をおこし、戒告処分を受けたにもかかわらず、今回の行為に及んだ。
 とのことです。


2013年7月9日火曜日

真夏日の塩浜散歩

 今日の四日市は快晴。正午ごろの気温は確かに体温以上はあったように感じました。
わしの職場がある塩浜は海に近いせいかわりあいに風が強い地域で、あまり猛烈な暑さは感じないのですが、それでもここ数日の暑さにはまだ身体が慣れません。
 健康のため昼休み続けている散歩も、日陰を選んで、ごく近場をゆっくり、ゆっくりと歩くことにしました。

 さて、この週末は三重県最南部の熊野市紀和町、世界遺産である丸山千枚田で「虫送り」行事が行われたようです。わしは今年は残念ながら行くことができませんでしたが、昨年に参加したときには本当に幻想的な光景で、日常からかけ離れた別世界にいるような不思議な感動を覚えたものです。(今年の虫送り行事の様子は、東紀州ほっとネット くまどこでレポートされています。リンクはこちら

 それで連想したわけでもないのですが、散歩コースである四日市市馳出町の旧塩浜街道(下街道)沿いにある「虫供養塔」について書こうと思います。


2013年7月8日月曜日

「尾鷲まるごとヤーヤ便」が日経MJに!

7月8日付けの日経MJに、三重県尾鷲市の尾鷲観光物産協会が行っている特産品の頒布会 尾鷲まるごとヤーヤ便 のことが大きく取り上げられています。

 尾鷲まるごとヤーヤ便は、平成21年度から始まったサービスで、熊野灘と大台山地に挟まれた海と山の自然豊かな尾鷲市の生鮮魚介、水産加工品、農産物、林産物、お菓子などの食品を、年4回季節ごとに宅配するというものです。

 年間価格は25,800円で決して安いわけではありませんが、新鮮かつ郷土色豊かな商品ラインナップでお買い得感を感じる人が多いためか、年々購入者が増加しており、昨年は2000人以上の頒布会会員を獲得。売り上げは何と5000万円近くにも上っているとのことです。

 MJ紙は、尾鷲まるごとヤーヤ便について明確に「成功例」と評価しており、記事の中では、ヤーヤ便の特長として「地域の生産者の顔が見える」という点を挙げています。

 パンフレットの商品説明は生産者の顔写真つき。メッセージも入っており生産者の思いが伝わる工夫をしています。
 また配達日時を担当者が電話などで必ず確認し、生鮮品が確実に購入者に配達できる工夫についても触れています。
 さらに、頒布会会員と生産者との交流を深めるために企画された、奇祭「尾鷲ヤーヤ祭」の見学ツアーや、漁師体験ツアーなども尾鷲のファンやリピーターを増やすのに役立っていることも書かれています。まさにベタ褒め状態で、日経新聞にしてはここまで賞賛しているのは珍しい感じがします。

2013年7月7日日曜日

ゆめまぼろしの如く

 先日、三重県大紀町に行く機会がありました。大紀町は三重県南部の、俗称「奥伊勢」と呼ばれる地域であり、行政区分としては度会郡(わたらいぐん)に属する旧大宮町、旧紀勢町、旧大内山村が平成17年に合併して誕生した自治体です。

 こことわしは因縁浅からぬものがあります。年号が平成に変わってから数年後のこと。当時から過疎高齢化、地場産業の衰退が課題であったこの地域は、いわゆる「地域おこし」に熱心に取り組んでおり、ソフト面では地元有志による地域おこし活動への支援、ハード面では「過疎債」や「地域総合整備事業債(地総債)」とよばれる過疎町村に有利な起債制度と、農林水産業関係の補助金を組み合わせた拠点施設の建設や公園の整備などを行っていました。

 バブル景気が弾けて日本の景気は低迷しており、経済対策としての公共事業が国を挙げて推進されていた頃です。過疎町村向けの起債は、借金ではありますが超低利で、しかも町村が返済すべき元利償還金を、国が地方交付税で一定程度肩代わりしてくれるという、つまりはほとんど元手が必要ない打出の小槌のような財源です。わしは、その時の県(出先)の担当者の一人だったのです。当時は市町村が起債するには県の許可が必要で、その許可を出す仕事でした。

2013年7月5日金曜日

日本初の路面電車型 「神都バス」に乗ってみた

 三重交通が7月3日から伊勢市駅前~伊勢神宮内宮前間で運行を開始した 神都(しんと)バス に早速乗ってきたのでレポートします。

 伊勢神宮が今年10月に式年遷宮を迎えることから伊勢市では観光客が急激に増加しています。神都バスは、その旅客運送手段の目玉として、かつて伊勢市内を走っていたチンチン電車を模して7千万円かけ改装されたバスで、丸屋根、集電ポールなどの外観と、木目調の床板、真鍮製パイプの手すり、丸型室内灯などの内装が再現されています。
 世間では、ボンネット型などのいわゆる「レトロ風」のバスはすでに多く運行していますが、路面電車を模したバスというのは日本初とのことです。

 神都バスの乗り場はJR伊勢市駅から徒歩2分の大通り沿い(ファミレスさと前)にあります。


2013年7月4日木曜日

地方国立大学に何ができるか

この前、新聞を読んでいたら国立三重大学と桑名市が相互友好協力協定を締結したという記事が載っていました。
 三重大学が三重県内の市町との間でこのような包括協定を結ぶのは十二例目だとのことです。

 ただ正直に不思議なのですが、一地方国立大学と市や町が「協定」をすることに、いったい何の意味があるのでしょうか。
 言い換えると、わざわざ協定を結ばないと三重大学は市町の行政に関与も協力も連携もしないということなのでしょうか。

 もっと言えば、すでに十一例あるはずの三重大学と協定した市町で、何か華々しい成果が上がっているところが一つでもあるのでしょうか。

 恥ずかしながら、わしはまったく聞いたことがないので、誰かに教えてほしいのです。

2013年7月3日水曜日

開業率増加という見果てぬ夢

Gyaoより
テレビを見ていたらソフトバンクの例によってあまり品がない(と、わしは思う)CMをやっており、その寸劇に出てきたのがボブ・サップ氏だったのでびっくりしました。

 言うまでもなく彼は有名な格闘技家であり、10年位前は日本のバラエティ番組にもよく出ていた人気者でした。

 そして、商工業振興のジャンルが長いわしにとっては、「ドリーム・ゲート」のイメージキャラクターとしての印象がものすごく強烈な人物でもあります。

 以前もこのブログに書いたように、失われた10年という言葉が流行っていた平成15年ごろ、政府は日本がなかなか不景気から脱せず、アメリカのように経済を牽引するITや金融といった新しい産業が生まれないのは、「新しく生まれる企業が少ないからだ」と結論付けました。
 じゃによって、日本でも新たに創業・起業する人を増やし、なかんずく先端的な科学技術を生かした製品とか、独創的なビジネスモデルによるサービスといった「ベンチャー」をどんどん増やそう、という政策が展開されたことがあります。
 

2013年7月2日火曜日

お白石持ボランティア説明会


 伊勢神宮の式年遷宮の神事の一環である、「お白石持ち行事」をサポートするボランティアの説明会に行ってきました。

 伊勢神宮の新しい正宮(神殿)の敷地に敷く「お白石」と呼ばれるこぶし大の白い石を、信者が一人一つを持って奉献する行事で、一般人が決して立ち入ることができない神域に入れる、人生で決して何度もない貴重な機会です。

 通常は神領民を自称する伊勢市在住の地元信者が各町内ごとに奉献団を組んでお白石を奉納するのですが、これとは別に、全国から公募された神社関係者が「特別神領民」としてこの行事に参加します。その数7万人。

 もちろん、この7万人が一斉に奉献するわけでなく、内宮と外宮、それぞれに10日間ほどに分かれて奉献を行いますが、それでも一日あたり2000~3000人が参加する計算になるそうです。