2013年8月31日土曜日

イオンのお葬式

スーパー大手のイオンが、納骨と永代供養を3万5000円という破格の価格で提供するサービスを明日9月1日からスタートすると報じられています。(スポニチの記事はこちら

 イオンでは、平成21年から葬儀事業をスタートさせており、通常の葬儀のほか、一日葬、家族葬など、多様化する葬儀・供養ニーズに応えるサービスを提供しています。
bとかく面倒であったり、わかりにくいと言われる葬儀サービスですが、イオンは圧倒的な信用力と低価格、価格体系の明示等によってシェアを伸ばしているとのことです。

 実は、昨日のブログで取り上げたシンポジウム「地域ぐるみによる若者が根付く元気な地域社会づくり」(主催:一般社団法人 地域問題研究所)において講演した、中央大学の山田昌弘教授のお話しの中に、これと関連する興味深い内容があったのでメモしておきます。


地域に若者が根付くためには

 今日は名古屋市で開催されたシンポジウム「地域ぐるみによる若者が根付く元気な地域社会づくり」(主催:一般社団法人 地域問題研究所)を聞きに行ってきました。

 希望格差社会からの脱却を目指して、というサブタイトルがあるように、シンポジウムの基調講演は「希望格差社会」という造語の生みの親である社会学者の山田昌弘中央大学教授によるものでした。


 山田さんは30年にわたって、日本社会における家族観や、職業観、結婚観などの変遷を研究しておられ、ソフトな語り口ながらデータを活用した大変実証的なお話しでした。

 内容は多岐にわたったのですが、統計によると、現代の若者の4人に一人は生涯独身、さらに4人に一人は結婚しても離婚を経験する。つまり、我々(わしのような中年男性)が一般的に考えるような、結婚して子供がいて、という家族構成が実現できる若者は、二人に一人しかいない(!)ことが現状である、というような事例を多くお話しいただきました。

2013年8月29日木曜日

伊勢で見かける風景(その2)

 伊勢神宮の式年遷宮に伴って開催され、多くの伊勢市民をはじめ全国各地からの多数の崇敬者が熱狂して集った「お白石持ち行事」もいよいよ最終日程が近づき、暑かった伊勢の夏も終わろうとしています。

 お白石を伊勢神宮に奉献する奉献団は、基本的に伊勢市内の各町内ごとに結成されていますが、一団当たり千人から千数百人の規模。
 この写真は、伊勢市民以外の全国から募集された神社関係者による「特別神領民」による奉献行列ですが、この奉献団も一日当たり3~4千人規模にのぼります。
 これらの行列が7月と8月の毎金土日(特別神領民は月曜日も)、一日数団~10団が内宮・外宮周辺の道路を練り歩くので、当然ながら交通は麻痺し、町は一種のパニック状態になります。

 もっともこれは20年に一度のお祭りであり、7世紀から連綿と続いている伝統行事で、伊勢市民は慣れている(諦めている?)ので、大きなトラブルになる例はあまり聞こえてきません。


 
  お白石持ち行事の間、伊勢の街角にはあまりよそでは見ることができない看板やチラシを多く見かけます。ちょっとメモっておきます。

2013年8月28日水曜日

学力テスト結果は日教組組織率と関係あるのか?

 今日一番のニュースは何と言っても今年4月に実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の都道府県別結果が公表されたことでしょう。

 このテストは全国の国公私立計3万962校の小学6年生と中学3年生、約228万7千人を対象に実施されたもので、国語と算数・数学の2科目について、基礎的な学力と応用的な学力を問う、AとBの2種類の試験が実施されました。

 
 平成19年度の調査開始以来、初めて公立小学校の全科目で、最も低い正答率の都道府県と全国平均の差が5ポイント以内に収まったとのことで、文部科学省によれば「学力の底上げが進んだと分析している。」とのことです。
 また、基礎的知識のA問題よりも知識の活用力を問うB問題の正答率の方が低く、前提条件を幾つか積み重ねた上で結論を導くプロセスは従来の試験結果同様、子ども達は苦手としているようです。
 もっとも、応用が苦手だとか、合理的な推論ができないというのは大人もまったく同様であり、長時間集中して考え続けることができないのは日本人全体の弱点であって、まさしく子は親の鏡だというのが真実でしょう。
FNNニュースより リンクはこちら
さはさりながら、これまた横並び意識の強い日本人にとっては、都道府県のランキングに一喜一憂し、なぜあんな田舎の県が・・・とか、どうして隣の県の方が・・・などと、あることないこと、尾ひれ羽ひれ、自分のできの悪いことは棚に上げて子ども達や先生や、社会やマスコミや、誰かを犯人に仕立ててそれを叩き、溜飲を下げるということもまた、繰り返されているようです。

2013年8月27日火曜日

イプシロンには理念が感じられないのだが

イプシロンロケット JAXAホームページより
成功間違いなしと言われていた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星用固体ロケット「イプシロン」の打ち上げが急遽中止されました。
 JAXAホームページによれば、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に姿勢異常を検知し、打上げ約19秒前に自動停止したためで、本日の打上げは中止。原因については現在調査中とのことです。(リンクはこちら
 
 一部にはこの出来事を失態だと揶揄する向きもあるようですが、打ち上げてしまってから墜落したり空中爆発するよりは、事前に安全側に停止したのですから、これはむしろJAXAの技術力の高さを証明するものだと思います。

 まだまだ日本のロケット技術は発展途上であり、原因を究明して必要な措置を施したあと、安全に打ち上げればいいのです。後日を期すべきです。(せっかく鹿児島くんだりの打ち上げ会場まで行って見守っていたチビッ子たちには残念でしたが。)

2013年8月26日月曜日

商工会の未来ビジョンを読む

月刊商工会の2013年8月号は、商工会の未来ビジョンという特集でした。

 商工業が集積している都市部に多い「商工会議所」が、その地域にある中小企業経営者の意見を集約して行政に提言することを業務の筆頭事項に挙げているように、中小企業の経営支援も重要な業務に位置付けられているにしろ、本質的には「地域財界のサロン」であるのに対して、「商工会」は主に郡部(町村部)で設立されており、大企業や中堅企業が少なく経済力が高くない地域において、小規模な事業者の経営を改善活動を行うことがメインである違いがあります。

 町村部の商業者は商店街が代表的なものですが、消費者の嗜好や生活スタイルの多様化についていけず多くが衰退しています。
 また、工業も地方は下請型が多く、生産拠点をコストの安い海外に移す趨勢の中で、やはり衰退モードに入っています。
 人口減少や少子化・高齢化が進む中、地域社会におけるもっともアクティブなセクターである中小企業、中でも個人事業主や家族経営事業者などの小規模事業者が、減少し衰微することは、まさしく「地域力」「コミュニティ力」の衰退に直結する深刻な問題です。

 これについて全国商工会連合会(全国連)の検討チームが検討した内容は以下のようなものです。


2013年8月25日日曜日

【読感】成長戦略のまやかし

今年6月に公表された安倍内閣の成長戦略(日本再興戦略)の内容が期待以下のものであったとして株価が下落し、為替が円高に振れたことは記憶に新しいところです。

 この、成長戦略に対する異常なまでの期待感、つまり政府がキチンとした成長戦略さえ作れば、現状の厳しい経済情勢は好転するに違いない、といった類の思い込みは、株式市場だけでなく政治家も、マスコミも、企業経営者も、そして多くの国民も、共通して持っているように思えます。
 この本 成長戦略のまやかし 小幡 績著(PHP新書)も言うように、これは非常に奇妙なことです。

 政府の作る成長戦略が、実はまったく経済成長につながらないことは多くの有識者が実証的に指摘しています。
 事実、民主党政権、その前の自民党政権時代も通じて多くの成長戦略が作られ、実行されましたが成長どころか経済の好転にさえつながっていないことは客観的にも明らかです。

2013年8月24日土曜日

熊野市紀和鉱山資料館に行ってみた

 今は人口1000人あまり、市街地から遠く離れた山あいの地域に過ぎない三重県熊野市の紀和地区(旧三重県南牟婁郡紀和町)ですが、実はかつて日本有数の銅鉱山(紀州鉱山)であり、古く奈良時代から連綿と採掘が続けられ、昭和初期から高度成長期にかけては空前の繁栄を遂げた一大産業都市だったことは、すでにこのブログには何度か書いています。

 聞くところでは、昭和53年閉山後の今も当時の坑道(全長は3000km以上あった!)はまだ無数に地中に残っており、そこからの大量の湧水は強酸性を帯びていることから、アルカリで中和してから排水するという作業が現在も続けられているそうですが、もちろんそれらの地域は立入禁止であり、かつて東洋一といわれた選鉱場も廃墟が残っているのみで、現役当時の鉱山の様子をうかがい知ることはほとんどできません。
 ほぼ唯一、それらを体系的に展示している施設が、熊野市紀和鉱山資料館であり、閉山まで鉱山会社(石原産業株式会社)の事務所本館があった跡地に建設され、平成7年にオープンしたものです。

 

2013年8月23日金曜日

三重県内に創業支援連携体が続々!

 松阪商工会議所が、松阪北部商工会、松阪西部商工会、NPO法人Mブリッジや金融機関、松阪市などと連携した、松阪地域の創業者支援体制を設立しました。


 「松阪商人サポート隊」と名付けられたこのプラットフォームは、8月20日からサービスを開始するようです。

 このような、地域の商工団体が核となって創業を支援するための連携体を構築する動きは全国的に見られ、三重県内でも以下のような連携が作られています。

(三重県信用保証協会のホームページを参照にしました。これ以外にもあるのかもしれませんが・・・)



2013年8月21日水曜日

神農協同組合とは何か

 京都府福知山市で8月15日に開催された花火大会で起こった露店の爆発事故による死者が、とうとう3名にものぼりました。花火大会と言えば夏の風物詩で、全国津々浦々で多くの大会が開かれています。不幸にして事故に遭われ亡くなった方には心からお悔やみを申し上げずにはいられません。わしもそのような立場になったかもしれないからです。他人事ではありません。
 また、けがをされ入院している方、療養中の方も多数いらっしゃるようです。一日も早いご回復をお祈りします。

 ネットで話題になっていますが、被害者の方々、特に亡くなられた方々のお名前は大きく報道されているのに、加害者である疑いが濃厚な(自身も受傷しており、この事故の重要な当事者であることは間違いない)大阪市の露天商の名前が一切報道されないことは不可解です。
 また、この露天商をはじめ花火会場に出店していた170店の多くが加盟しているらしい「京都宮津神農協同組合」なる団体の代表者も一切表に出ず、記者会見などもまったく行われていないことも不思議な気がします。
 花火大会の主催者であるドッコイセ福知山花火大会実行委員会の谷村紘一会長が所属する福知山商工会議所が事故の釈明に追われ、一部からは「監督責任」まで追及されているのとはあまりに対照的です。
 この 京都宮津神農協同組合 とは一体どのような団体なのでしょうか?

2013年8月20日火曜日

来たるべき世界

 見るたびに何とも不愉快な、やり切れない光景です。

 狭い生活道路をランドセルに背負われているように小さい小学生の児童たちが、傘をさして、長靴を履いて、道の端っこを立てに一列になって歩いていす。そこに一台の軽自動車。
 ちょうど子供たちがさしかかったその場所に大きな水たまりがあったのですが、軽自動車はまったく速度を緩めることなく、小さな傘の列をすり抜け、そこを突っ切っていったのです。当然ながら水たまりの水が大きなしぶきとなって子供たちにぶっかかりました。
 びしょ濡れになってはしゃいでいる1年生くらいの子もいましたが、もちろん大部分の子供たちは何事もないように走り去っていく軽自動車を呆然と見送るしかありません。

 わしは徒歩通勤なのでよくこのようなさびしい光景を目撃するのですが、このタイプの無神経な運転手の90%は女性ドライバーであることは断言できます。
 彼女たちは、広い道であろうと細い道であろうと同じ注意力しか払えません。他者への配慮も遠慮もありません。隅っこを小さくなって歩いている小学生の列など視界に存在しないのでしょう。

 話は変わって、ある共同作業に出ていたときのこと。差し障りがあるので詳しいことは書けませんが、まあ、ある女性のリーダーからわしも含めた数人のグループに、ある作業をするように指示があったとお考えください。

2013年8月19日月曜日

見ていて怖くなるほどの・・・

 経済産業省の出先機関、中部経済産業局のホームページに、いわゆるアベノミクスの三本の矢の一つ「機動的な財政政策」を体現したともいえる、中小企業に対する凄まじいばかりの補助金交付の採択結果が続々と掲載されています。
 行政が行う商工政策の重要なジャンルに、中小企業の振興策があります。中小企業は大企業に比べて人材や資金、技術力などの経営資源が劣っており、これらが市場で競争していくにあたっては行政による支援が不可欠という認識のもと、過去から営々と中小企業に対しては補助金や助成金が交付されてきました。
 その結果がどうであったのか、補助金を出しても中小企業の多くは生産性も競争力も低いままではないか、という見方もあるでしょうし、いや、もし補助金を出さなければ中小はもっと衰退して大企業による寡占化が進んでいたはずだという見方もできるでしょう。はっきりしているのは、成果はいま一つ明らかではないということです。

 アベノミクスでは、さらに景気対策として補助金を出している部分があるので、補助金のメニューも百花繚乱。「バラマキ」とか「参院選の選挙対策」という声もあったゆえんです。
 わしは中小企業振興は必要だと思うし、住民の生活に密着しており、生業とも呼ぶべき小規模な事業者が多く、しかも多くの地域雇用を支えている商業やサービス業に対しては特に十分な行政支援が必要だと思っています。

 しかし、この驚くべき補助金メニューの数と採択実績の数を見ていると、怖くなってくるほどです。これら補助金の財源となる国のおカネはおそらく何百億円というオーダーになるでしょう。そのほとんどはもはや税金で賄うことができず、国は多くの国債(子孫へのツケ)を発行してまかなっている状況であることには銘記が必要です。


2013年8月17日土曜日

伊勢市駅前は今、どんなふうになっているのか(その5・最終回)

 平成25年5月26日付けのブログ「伊勢市駅前は今、どんなふうになっているのか(その4)」から3か月近く経ってしまいました。
 今年の年頭から始まっていたJR伊勢市駅前の改修工事、近鉄伊勢市駅の駅舎改築はともに7月には完了、供用開始しました。
 また、JR駅舎の右隣りには伊勢市観光協会が運営する、木造二階建ての立派な「伊勢市駅手荷物預かり所」も竣工、7月25日からサービスを開始しました。手荷物預かりは9時から17時300分までで500円。ほかにレンタサイクルや授乳室などもあるそうです。(くわしくはこちらを)

 この写真は外宮参道からJR伊勢市駅を撮ったもので夕方なので薄暗いのですが、今年6月8日に建立された鳥居(伊勢神宮の古材を再利用しており、高さ5.3m、幅4.5m)も写っています。



 また、地元にとって長らく懸案であった伊勢市駅前再開発事業の目玉ともいうべき、宿泊・販売施設 伊勢神泉 も8月11日にオープンしました。以前この場所にあったジャスコ伊勢店が閉店・解体撤去されて以来、十数年ぶりに伊勢市駅前の顔とも呼べる建物が竣工したことになります。

2013年8月16日金曜日

持たざる国への道 なぜその予算が組まれたのか

 昨日は68回目の終戦記念日でした。

 こういう物言いは、あるいは不謹慎かもしれませんが、もう二世代以上も昔の遠い出来事になった太平洋戦争は、それがいくら塗炭の苦しみと悲しみと絶望の、狂おしいほどに苦く、辛い体験であったとしても、今の日本を暮す人々、そして将来の世代にとっては、8月のこの時期にだけ妙にテレビへの露出度が多くなる、おじいさん・おばあさんたちが語る「エピソード」に過ぎなくなるのでしょう。

 これは日本特有の現象ではなく、かの中国でも先の戦争を取り上げたテレビドラマの一部が、中国軍兵士が気功や妖術を操って日本軍を殲滅させるといったような荒唐無稽なストーリーとなり、中国の戦争体験者や有識者から批判が出ています。これも戦争を知らない世代が大多数になってきた、その同じ流れなのでしょう

 そんな中で、もし未来につながる方向性があるとすれば、「史料」や「事実」の検証を積み重ねて先の戦争のことをを少しでも客観的・体系的に分析し、実際に戦争を体験したのとは別の次元で、二度と戦争を繰り返さないために、なぜ戦争は起こったのか、回避する手段はなかったのか、もし今同じ局面に立った時、我々はどう行動すべきかについて考察していくことではないでしょうか。

 この本、「持たざる国」への道 ~あの戦争と大日本帝国の破綻 (中公文庫) 松元 崇著 もそのような視点からの一冊で、大変読みごたえがあります。ある程度の政治や経済の基礎知識は必要ですが、読みやすい文章なのでぜひご一読をおすすめします。(特に地方公務員には、現在の地方税制や地方交付税制度が発足する経緯がよくわかり、たいへん勉強になります。)


2013年8月15日木曜日

まさか、このわしが!?

 見知らぬ番号から電話がかかってきたので出てみると、クレジットカード会社のセキュリティ担当者と名乗る若い男からでした。

 あなたのクレジットカードが不正使用されている疑いがあるので、最近の使用状況を確認したいのですが、とのこと。

 最近は、油断も隙もならない世相なので、この種の電話自体が怪しいといえば怪しいのですが、話し方が礼儀正しく説明も理に適っているので、まあホンモノと判断して話を進めてみました。

 概要はこんなようなことでした。
 8月6日(火)の10時ごろ、某通販サイトにあなたのカードの番号が入力された。しかし何も買わずに終わった。
 その直後、また別のサイトに番号が入力された。これも何も買わずに引き上げていった。
 午後になって某大手家電量販店の通販サイトにアクセスがあり、10万円ほど買い物がされた。このように短時間のうちに複数のサイトにアクセスし、最初は様子を見、次に高額の買い物をするというのは典型的な不正使用のパターンなので、この決済は一時的にストップしてある。
 これは本当にあなたが使ったものですか?という確認でした。


2013年8月14日水曜日

観光庁が平成24年観光地域経済調査結果を公表

http://kanko-chosa.jp/index.html
国土交通省観光庁が実施した、平成24年観光地域経済調査(速報)の結果が公表されました。

 この調査は、観光が地域の経済や産業にどのような影響を及ぼしているのかを把握するために、全国から抽出された調査対象地域の、宿泊、飲食、旅客輸送、輸送設備レンタル、旅行代理店・その他の予約、文化、スポーツ・娯楽、小売などの事業者を調査対象として、平成24年9月に実施されたものです。
(今回公表された速報は、北海道から沖縄までの78観光地域分です。実際には5861観光地域が対象になったようなので、来年以降公表予定の確報とは数字が異なる場合があるとのことです。)

 調査の内容は、各観光地域の産業における観光売上割合(主な事業の売上・収入金額のうち、観光客向けの売上・収入金額が占める割合)や、生産・供給構造、雇用状況など非常に多岐にわたっています。
 従来の統計ではこれらの数字は把握できていなかったため、観光産業の実態を示す資料として、今後のビジネス展開や行政の施策に活用が期待されるとのことです。


2013年8月13日火曜日

尾鷲で今年もまた長期インターンがスタート!

中日新聞記事(尾鷲商工会議所フェイスブックページより)
本日(8月13日付け)の中日新聞「くろしお版」(三重県南部である東紀州の地域版)に、尾鷲商工会議所が実施する、長期実践型インターンシップ・プログラムの第三期がスタートしたことが報じられています。
(わしは自宅で中日新聞を購読していますが、くろしお版は読めないので、このことは尾鷲商工会議所のフェイスブックページで知りました。)

 長期実践型インターンシップとは、主に大学生が、地域の中小企業などで長期間(1か月程度から、長い場合は1年近く)インターンを行うものです。

 単なる学生の就業体験ではなく、実際に経営者の片腕となって新規事業の企画や新商品・新サービスの開発、販路開拓などの実務に従事するという、いわば「弟子入り」のような研修であり、学生にとっては実地に経営者の視点や経営判断の現場を体験できるとともに、経営者にとっても今までできなかった新しいプロジェクトに挑戦できるという、双方がWIN-WINの関係を作るものです。
 岐阜市のNPO法人G-netなどが草分けとしてこのインターン事業モデルを確立しましたが、尾鷲商工会議所でもそのノウハウの移転を受け、平成21年度から全国的にも珍しい、商工会議所が主催する長期実践型インターンシップ事業として行われています。
(財源的には平成23年度のこの事業は、尾鷲商工会議所が三重県から「中小企業の魅力体験緊急雇用創出事業」を受託して実施されているものです。)


2013年8月12日月曜日

遅ればせながら京都水族館に行ってみた

 京都市下京区に昨年3月オープンした京都水族館に遅ればせながら行ってきました。
 京都水族館がある一帯は梅小路公園と呼ばれ、京都駅から徒歩20分ほど。近くには、たくさんの蒸気機関車が動態保存されている梅小路蒸気機関車館もあります。


 普通、水族館というと海の近くに立地していることが多いのですが、ここ京都水族館は当然ながら周りに海などないので、海水魚の飼育にはすべて人工海水を使用しています。(このようなタイプを内陸水族館というのだそうです。)

2013年8月10日土曜日

日本ほめる達人協会三重県支部が伊勢に

ほめ達三重支部HPより
世の中にあまたある自己啓発セミナーの中でも、「キワモノ系」かつ「お笑い系」の両方を兼ね備えて注目を集めているのが、一般社団法人日本ほめる達人協会なる団体ではないでしょうか。

 マラソン金メダリストの高橋尚子選手を育てた小出義雄監督が「誉めて育てる」というタイプの育成者として有名でした。
 それまで日本では、厳しくしごく星一徹型と、優しく誉める小出監督型の両極端の指導法があり、現場の指導者たちはその両極を行ったり来たりしながら最適な指導法を体得していたわけですが、高橋選手のオリンピック金メダルという、これはもう、スポーツ界にとっては押しも押されもせぬ金字塔で絶対の最高権威を獲得したことによって、小出型の指導法が正しいことが証明された形となり、日本でも誉めることが市民権を得て、それがビジネスの人材活用の世界でも主流になってきた感があります。

 日本ほめる達人協会、略して「ほめ達」とは、ホームページによると以下のようなものです。


2013年8月9日金曜日

ついに来たるべきものが来た

 インターネット情報によれば、三重県熊野市の土木工事業者である株式会社森岡組が8月1日、事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して自己破産申請の準備に入ったそうです。負債額は約10億円とのことです。
 同社は大正時代に創業した歴史を持つ東紀州地域では大手の企業であり、主に官公庁の公共工事を受注してきましたが、昨今の公共工事の発注減に伴い利益が出しにくい経営状態になっていたとのことです。

 三重県熊野市を中心に多くの雇用が失われることにならないか心配されます。また、比較的負債額も大きいことから取引企業への影響も懸念されます。

 三重県県土整備部が平成24年3月に公表した三重県建設産業活性化プランによると、三重県内における建設投資額は平成3年度がピークで、それ以降は漸減傾向にあります。
 国による景気対策で一時的に投資額が伸びる年度はありましたが、小泉改革による公共工事削減方針の決定からは削減率が大幅になっており、三重県でも平成12年度から22年度の10年間で官民合わせた建設投資は、何と45%も減少しています。

2013年8月7日水曜日

中小企業の国際化人材をここで見つけられれば・・・

新卒者(留学生)就職応援プロジェクトHP
 「新卒者(留学生)就職応援プロジェクト」なる国の事業が開始されており、就職支援大手のマイナビが事務局となって、事業に参加する留学生(新卒者)や中小企業の募集を行っています。

 この事業は簡単に言えば、外国人留学生を対象として日本国内の中小企業でインターンシップを行い、実際の現場に触れる機会を提供するとともに、 中小企業で働くために必要な技能や技術、ノウハウなどを習得してもらうことで、グローバル人材とみなされている外国人留学生の中小企業への就職を支援し、それによって中小企業のグローバル化を進めようということが狙いのようです。

 ここ数年、新興国の市場が急拡大したことなどで中小企業もグローバル化の必要性が叫ばれています。今まで国内市場に目を向けていれば、あるいは国内企業との取引のみに目を向けていればよかった状況が徐々に変化しており、海外市場に打って出ていくことに活路を見出す中小企業が増えています。
 また、積極的な海外展開はしない中小企業であっても、海外の企業や消費者から寄せられる外国語での問い合わせに答える必要性が求められる場面は、今後増加していくでしょう。

2013年8月6日火曜日

若いうちは、こてんぱんにやられろ!

 このブログは一応アクセス解析をしているのですが、夏休みになった途端、なぜか大学からのアクセスが急増しています。教職員なのか、はたまた学生がご覧になっているかまでは定かではないのですが、もし学生さんが見ているのだとすれば、ちょうど若い方々に読んでいただきたくなるような記事がGIGAZINEに載っていたのでご紹介したいと思います。

 雑誌フォーブスのウエブサイトに掲載された、「若い頃に知っていれば良かったのにと感じるとても大切な20のこと」(20 Things 20-Year-Olds Don't Get)というトピックを紹介したものです。
 この記事をフォーブスに投稿したJason Nazarという人は、アメリカの起業家で現在はコンサルタントをしているようです。


GIGAZINEより転載 リンクはこちら


2013年8月5日月曜日

みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金の交付先が決定

 公益財団法人 三重県産業支援センターが、平成25年度第1回「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金」と、「みえ農商工連携推進ファンド助成金」の助成先内定を公表しました。

 これらの助成金は、三重県産業支援センターに造成された基金の運用益を財源として、中小企業や個人事業者、NPOなどの多様な主体が、新しい時代の担い手として地域の発想や工夫による特色あるビジネスを創出することを支援するため、地域課題を解決するビジネス(コミュニティビジネス)や地域資源活用ビジネスにおける新商品・新サービスの開発などに対して、審査のうえで交付するものです。

 スモールビジネスにとって大変使い勝手が良い制度であり、わしは三重県内の地域経済活性化に大きく寄与していると思うのですが、なぜかあまりマスコミにも取り上げられないようなので、採択された事業者の方々にエールを送る意味でも、ここで紹介したいと思います。
 なお、これらの情報はすべて三重県産業支援センターのホームページで公開されている内容です。詳細はこちらをご覧ください。


2013年8月3日土曜日

本物は遠いので近場のご当地富士に登ってみた

 富士山がユネスコの世界文化遺産に登録されて以来、登山者が激増しているそうです。
 わしも20年くらい前に一度だけ富士山に登ったことがあります。それまでも北アルプスや鈴鹿の山には登ったことがあったのですが、富士山は6~7合目から上は火山灰や溶岩が風化した真っ黒な砂原となり、まわりには一本の草木もない荒涼とした光景であったのには驚きました。富士山が火山であることを思い出しました。
 見上げるとジグザグの登山道が気が遠くなるほど延々と続いており、当時も登山者は多くて渋滞するし、時々落石や落空き缶が物凄いスピードで落ちてくるし、空気は薄くなるしで、実はあまり快適だった記憶がありません。
 結局ご来光は拝めず、浅間神社と、お鉢巡りを途中まで行って帰ってきました。

 不完全燃焼だったのでリベンジしたい気持ちヤマヤマなのですが、考えると伊勢から富士山は遠い。体力も衰えた。
 というわけで、全国各地にある「ご当地富士山」の一つ「伊勢富士」こと松阪市の堀坂山(ほっさかさん)に登ってきました。


2013年8月2日金曜日

(株)みえエコくるセンターが民事再生手続きへ

(株)みえエコくるセンターHP
食べ残しや賞味期限切れとなって廃棄される生ごみ、いわゆる「食品残渣」を回収し、それをたい肥に加工して販売する事業を行っていた、三重県津市にある(株)みえエコくるセンターが、7月17日、津地方裁判所から民事再生手続きの開始決定を受けたことが報じられています。負債額は約9億円とのことです。

 同社のホームページによれば平成19年度の食品廃棄量は1100万トンにも及んでおり、食料の大部分を輸入している我が国にとって非常に深刻な問題です。

 みえエコくるセンターは、食品製造業者等からの残渣の回収と、モミガラや剪定枝、刈草のチップ、米ぬかなどを混合して発酵させるたい肥作りを行っていますが、さらにはそのたい肥を使用す農家の手配や、たい肥を使って出来た農作物の販売をコーディネートするなど、一貫したリサイクルを行っている非常に意欲的な事業者でした。

 経営陣には、6次産業化の成功実例として、おそらく日本で一番有名な(そして三重県内で最も卓越した経営をしているといえる)アグリビジネス企業の、農事組合法人 伊賀の里モクモク手づくりファームの木村修社長や吉田修専務も名を連ねています。
 まさに盤石の体制とビジネスモデルであると思われていただけに、今回の民事再生は多くの関係者に衝撃を与えているのではないでしょうか。

2013年8月1日木曜日

三重県内の創業塾・起業塾情報(平成25年度夏版)

三重県内でこれから開催される、主に起業・創業希望者を対象としたセミナーなどの情報です。

 はんわしが三重県内の商工会議所、商工会、金融機関などのホームページを閲覧して集めた情報なので、漏れがあるかもしれません。
 受講に関心がある方は、必ず主催者のホームページ等で直接内容をご確認のうえ、お申し込みください。