2013年12月31日火曜日

大切な、このレトロメモリー

 平成25年、2013年もいよいよあと数時間で終わろうとしています。
 先輩たちから聞いていた、年齢を重ねると共にだんだん月日の経つのは早く感じられるようになるというのはまったくの真実で、月並みですが本当にあっという間の1年でした。

 個人的には、仕事は正直言ってそんなに忙しくなく、現場に出たり、セミナーや勉強会に出たりする機会が多く、たいへん有意義な、インプットの一年でした。
 しかし、恥ずかしながら、以前のブログに書いたように生まれて初めて突然の片頭痛に襲われたり、暗いところで細かい字がいよいよ見にくくなってきたりと、体力的には明らかにとっくにピークを過ぎ、今や下り坂を順調に加速しているようなスピード感に苛まれ出した一年でもありました。
 いずれにしろ、未来は予測不能なので、まずはリアルに、自分と、家族と、そしてまわりにいる友人・知人の皆さんのご多幸とご健康をお祈りしたい(もちろん、そのための努力もしたい)と思います。

 年の終わりに、この曲、capsule(カプセル)の「レトロメモリー」を聞きたくなりました。



2013年12月30日月曜日

NPOが政治に接近する際に留意すべきこと

 わしが、かねてからその活動を尊敬していたNPOのホームページに、ある地方の有力政治家のにこやかな顔写真が掲載されてるのを見つけてビックリしました。
 そのNPOは、非常に重要な、ある社会的な課題の解決に向けて特定非営利活動促進法(いわゆるNPO法)が発足した直後に法人格を取得し、それ以来、営々と活動を続けてきています。
 そのNPO幹部たちが政治家を囲んで収まっている写真も、今までの活動に対して政治家が理解と賛意を示したことの現れであり、有力政治家の後ろ盾を得ることで、NPOの存在が広く社会に知られ、さらに活動がやりやすくなるのであれば、そのメリットは計り知れないほど大きいものでしょうし、影ながらそのNPOに関心を持っていたわしも、ご同慶の至りというべきか、共に喜ぶべきことなのかもしれません。
 しかし、直感的に、わしは何だか嫌な予感というか、ある種の不安がよぎったのでした。
 直感なので、合理的な根拠はないのですが、よくよく考え直してみると、以下のような心理的作用が働いて、そういった直感が生まれたのではないかと思います。

2013年12月29日日曜日

乾杯条例に意味はない

 三重県名張市と伊賀市で、相次いで「宴会などの乾杯は地元産の清酒(地酒)で行おう」という趣旨の、いわゆる「乾杯条例」が制定されました。

 伊賀の情報誌YOUなどによれば、名張市の12月議会で可決・制定されたのは「伊賀名張の酒・名酒で乾杯を推進する条例」というもの。条例案は名張市議会が今年9月に、市内の地域づくり委員会や名張商工会議所、市内にある4社の酒造場、の3者からの要望を受けて審議してきたたそうで、市内の酒造業や関連産業の発展などを図ろうと、地酒による乾杯の習慣を広めることが目的で議員提案されたものです。(YOU 平成25年12月4日付け

 一方、伊賀市の12月議会で可決・制定されたのは「伊賀市乾杯条例」というもので、中日新聞によれば、蔵元や小売店でつくる伊賀酒類連絡協議会と伊賀焼振興協同組合が市議会に乾杯条例の制定を求める要望書を提出していました。条例の趣旨は、伝統産業である伊賀酒と伊賀焼(陶器)の普及が狙いで、市民に協力を呼び掛け、市や事業者には普及に努めるよう求める内容です。罰則はなく、個人の好みや意思に配慮すること、交通ルールや飲酒マナーを守ることを記したことが特徴とのことです。(中日新聞 平成25年12月26日付け

 これらの乾杯条例、さて、どれくらいの効果があるものなのでしょうか。

2013年12月28日土曜日

伊勢観光でよくある10の質問

 伊勢神宮への参拝客が統計開始以来最高の1300万人を越える見通しになっています。言うまでもなく20年に一度の式年遷宮が行われた年であり、この機会に新宮にお参りしようという方々が各地から押し寄せているためです。


 このような現象、つまり遷宮の年前後になると参拝客が急増し、数年経ってやや落ち着きだすと客数が徐々に減少していく。そしてまた遷宮直前になると増加し、という繰り返しは、千数百年にわたる伊勢神宮の長い歴史の中でずっと繰り返されてきたことですが、この機会に初めて伊勢に来た、あるいは何度か来ているが目新しいところが知りたいという方も多いようです。
 そこで、現在は伊勢市在住のはんわしが、観光客からよく受ける質問をリストアップしてみますので、ぜひ参考にしてみてください。なお、神宮の歴史とか、買い物情報、グルメ情報なんかはほかでもたくさん情報提供されているので、マニアックなものだけに厳選します。

2013年12月26日木曜日

平成24年経済センサス‐活動調査(卸売業、小売業)を見る

 国(総務省)が実施した 平成24年経済センサス‐活動調査 の調査結果が先月公表されました。

  この調査は製造業や商業など産業別に行われており、三重県分の製造業部門については三重県庁のホームページでもすぐに詳細な分析結果が公表されました。
 ところが、商業(卸売・小売業)部門については不思議なことに ~県庁の職務怠慢(?)というべきか~ 分析どころか、結果概要の発表すらされません。仕方ないのでわしが勝手にまとめてみました。

 経済センサス活動調査の産業別、都道府県・市町村別の詳細な結果は総務省統計局のホームページに公開されており、だれでも入手できます。(リンクはこちらです。)
 しかしデータ量が膨大なため、これを整理したうえで比較分析する作業は個人では並大抵のことではありません。なので、ごくごく簡単な内容のみです。

2013年12月25日水曜日

【読感】永遠のゼロ


 最近文庫版が出た 永遠の0(ゼロ) 百田尚樹著 講談社文庫 を読了しました。ややブームに乗り遅れてしまった感はありますが、大変面白かったのでレビューします。

 太平洋戦争が終わった(日本がアメリカや中国などの連合国に無条件降伏した)のは1945年。今から67年も昔のことで、実際に戦争を体験した人の割合はどんどん減っています。
 戦争が始まったのは1941年12月8日です。毎年12月8日になるとテレビや新聞は、必ず大々的に「開戦記念日」に合わせた特集番組や記事を報道をしていたものでしたが、それもここ数年はすっかり見かけなくなってしまいました。現実問題として、日本人の構成の変化と、それに伴う悲惨な戦争体験の風化は避けることができないのです。

 その意味で、この物語は読ませるストーリー展開になっています。
 主人公はいかにも今風のニート(名目上は司法試験浪人)の青年と、フリー編集者で結婚と仕事の選択に焦りが見える姉、という姉弟です。この二人が、終戦のわずか数日前にゼロ戦で特攻し、26歳で戦死したという祖父の足跡を訪ね歩くという展開です。
 現代と往時が行きつ戻りつ話が展開していくのと、早世ゆえに謎に満ちた祖父の行動や人生観、そして人物像が、今は年老いた戦友たちの証言から少しずつ明らかになっていく謎解きの面白さがあって、ついつい話に引き込まれてしまいます。

はんわし的評価 ★★☆(おすすめ)

2013年12月24日火曜日

【読感】日本型モノづくりの敗北


 日本の製造業は、技術力はあるものの経営力が低いために収益が確保できないという説が広く世間一般に信じられています。

 実際に、有名な経営学者である妹尾堅一郎氏の著書に「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」(ダイヤモンド社)という本があり、数年前にこれを読んだときはわしもなるほどと納得したものでした。
 しかし、この本 日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ 湯之上隆著(文春新書)によれば、この説は残念ながらまったくの神話だということになります。
 すなわち、日本企業は経営力が低いうえに、技術力も決して高くないのです。そして、この事実を見据えない限り日本製造業の復権はないと言い切ります。

 著者の湯之上さんは半導体技術者として昭和62年に日立に入社し、その後、不振のDRAM事業を立て直すために国策で主導された日立とNECの合弁会社エルピーダメモリ(株)(のちに経営破綻)に出向。さらに日本の半導体産業復権を旗印とした(株)半導体先端テクノロジーズ(略称セリート)へも出向した経験を持つ、いわば日本半導体産業の盛衰を現場で実地に体験してきたエンジニアです。
 その彼が、日本企業に技術がない、と言うのはいったいどういう意味でしょうか。

2013年12月23日月曜日

紀伊長島で見た蜃気楼

 今日は三重県紀北町の紀伊長島漁港で毎年この時期に行われる 年末きいながしま港市に行ってきました。

 日本有数の水揚げを誇る紀伊長島で開催されるとあって、鮮魚やひものなどの水産加工品の店舗が15ブース、お弁当、お寿司、味噌、みかん、お菓子類といった店舗が19店舗の、合計34ものブースが賑やかに物産を販売していました。

 12月21日がスタートだったので、この日は3日目。会場では何人かの知り合いにあったので様子を聞いてみると、やはり今年3月24日に高速道路・紀勢自動車道の紀伊長島ICが開通し、名古屋方面や三重県北部からの交通の便が格段に良くなったためか、例年より人出が多いように感じるとのことでした。

 今までは観光バスによる買い物ツアーも多かったようですが、今年は明らかにマイカーでお客さんが多いようで、北部からの来客を促進させる紀勢自動車道だけではなく、9月29日に全通した自動車専用道路(通称・熊野尾鷲道路)によって熊野市など県南部からの来客も目立っているとのことでした。やはりというべきか、おそるべし道路効果です。



2013年12月22日日曜日

伊勢神宮の冬至の日の出を見てきた

 伊勢神宮の内宮、そこにある五十鈴川(御裳濯川)にかかるのが宇治橋です。
 堂々たる大鳥居を持ち、日本最大の長さ100mの木橋を支える木組みの美しい姿はまさに伊勢神宮の象徴であり、多くのテレビ番組や雑誌にも登場します。
 また、一年のこの時期、冬至前後の日の出がちょうど宇治橋正面の大鳥居の真上から登るということも有名で、写真や映像で見る機会も多いことと思います。

 伊勢神宮は今年10月、20年に一度の式年遷宮(有史以来第62回目となります)が催行され、社殿や鳥居などが新たに造り替えられました。
 式年遷宮後初めての冬至の日の出を見に行ってきました。

 伊勢地方でもこの時期の日の出は朝7時ごろです。はんわし、6時半ごろに内宮に到着しました。宇治橋があるあたりは五十鈴川の河岸で谷間にあるため、平野部よりもさらに15分ほど日の出の時間が遅いので、少々時間があり、まずは宇治橋を渡って内宮を参拝することにしました。

2013年12月21日土曜日

久しぶりにBizcafeよっかいちに


 三重県四日市市にあるビジネスインキュベーションの ビズスクエアよっかいち(Biz Square 41) で開催されたBizcafeよっかいちに参加してきました。

 毎月1回、土曜日の午前中に開催されていますが、わしはなかなか日程が合わず、おそらく約1年ぶりくらいの参加となりました。

 今日の講師は、四日市のco-creation戦略コンサルティング企業である株式会社ジーニーズの代表取締役  阪 和幸氏でした。

 ジーニーズについては、以前このブログでも新商品のリリース情報を取り上げたことがあります。(はんわしの「評論家気取り」 ありがとう!を育てよう Plasica(プラシカ) 2012年8月22日

 阪社長による「心地よさのデザイン」とタイトルされたお話しが非常に参考になるものだったので、メモしておきます。(当然ですが文責ははんわしにあります。)


2013年12月19日木曜日

産業競争力強化法説明会に行ってきた

 今週のはじめ、中部経済産業局が開いた「産業競争力強化法の施策説明会」に行ってきました。
 先日の国会で成立し、来年1月の施行が予定されている産業競争力強化法(以下、産競法と略称します。)は、アベノミクスの第三の矢である「成長戦略」を具現化するものと位置付けられています。

■経済産業省ホームページ  http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/

 経産省の担当官の話によると、産競法を理解するキーワードは、(政府が定義するところの)現在の日本経済が抱える3つの課題、「過剰規制」「過当競争」そして「過少投資」をいかに解消するかという点です。

 詳細を見ていきます。


2013年12月18日水曜日

「上書き」という行政の無責任文化

 最近、三重県内のある尊敬すべき経営者と、ある地方政治家が対談している記事を、ふと目にしました。三重県南部、特に和歌山県や奈良県に接している東紀州地域(三重県の尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)の経済振興についての意見交換で、興味が湧いたので、何の気なしに斜め読みしてみると、

・東紀州は農林水産業しか産業がなく、しかもそれは「素材提供」にとどまっている。
・素材を卸しているだけでは利益が出ないので、それを商品に加工し、付加価値をつけて都会に販売することが不可欠。
・しかし、生産者は往々にして独りよがりの商品開発をし、とても売れそうにないものを作っては、結果的に在庫の山を作っている。
・そのためには行政や、ノウハウを持つ企業が積極的に参画し、商品づくりや販路開拓を支援しなくてはいけない。
  というようなニュアンスのことが書いてありました。
  じっくり読んだわけでなく字面を流しただけなので正確ではありませんが、だいたいこんな内容だったと思います。

2013年12月17日火曜日

頭痛外来でCTデビュー

 思い当たることと言えば、昨日の夜、帰宅の途中に吹きっさらしの交差点で信号待ちしている時、今日はやけに寒いなー、風邪ひきそうやなー、と感じたことでしょうか。

 次の日の朝。
 この時はまだそれほどでもなかったのですが、出勤してパソコンで作業していた10時ごろになると、頭がズキズキ痛んできて仕事が手につかなくなってきました。

 実は、はんわし、頭痛になったことが今までの人生でほとんどなく、頭痛持ちならばこの程度は普通の痛さなのかもしれませんが、わしにとっては何だかただならない、異常の前兆のような気がしてきました。

 この日は午後から大事な会議があったので、それに出席するまで我慢できるだろうかという心配と、いや、このままズルズル痛みに耐えていては後で脳内出血だったとか取り返しのつかないことになるのでは・・・・・という不安が入り混じり、ますます頭は痛くなり、ついには耐えられないくらいになってきました。

 仕方なく上司に相談して許可をもらい、休暇を取って頭痛外来を標榜する医院に行くことにしました。


2013年12月16日月曜日

「外国人客はありがたいけど面倒」というホンネ


ガジェット通信に、観光の現場から漏れる「外国人客はありがたいけど面倒」というホンネ という興味深い記事が載っています(出典はキャリコネからの転載記事)。

 以前このブログにも、赤福の前会長の発言は地元伊勢では比較的冷静に受けとめられていることは書きました。

 現実問題として、外国人の来日観光客は円安傾向の定着などもあって増加の趨勢であり、12月11日に発表された日本政府観光局(JNTO)の情報によると、今年の訪日外国人観光客は政府目標の年間1000万人を初めて突破する見通しとのことです。この傾向は東京オリンピックまでの間は続く可能性が高いでしょう。

 その一方で、観光業、特にホテル、旅館といった宿泊業の現場では、外国人客への対応について戸惑いが生じているのです。

 外国人観光客市場は、観光産業にとって有望であり、観光産業に依存する地域経済にとっても重要な市場です。観光業関係者の一層のスキルアップや、外国人客への対処事例の共有化とノウハウ化のような取り組みが必要でしょう。結果的にそれが生産性の向上にもつながるはずです。

 政府も「成長戦略」などと称して外国人を呼ぶ込めるだけ呼び込んで後は知らん顔ではなく、業界や地域と一体になった、きめ細かい対策が求められていると思います。

2013年12月15日日曜日

(マニアック)東アジアおよび東南アジアにおける神仏習合


 伊勢市の皇學館大学 研究開発推進センター主催の公開シンポジウム「東アジア及び東南アジアにおける神仏習合・神仏関係」に参加してきました。
(マニアックな内容なので関心がない方は無視してください。)

 神仏習合、すなわち日本古来の神(土着の神とうべきか)と、インドから中国、朝鮮を経由して渡来した仏は一体の存在と認識され、ともに信仰の対象となる現象は、現在でも多くの日本人にとっては普通のことで、特別に違和感を抱くものではありません。
 歴史的に見ても神仏習合は奈良時代ごろには成立しており、明治時代になって新政府により神仏分離が断行されるまでは、お寺の中に神社があったり、神社に僧侶がいたりすることは珍しいことではありませんでした。

 このような神仏の習合が生まれた理由については、往々にして日本人独特の宗教観に基づいているもので、世界中でも日本にのみ顕著な現象だと理解されていました。
 しかし、近年の宗教学、歴史学の研究によれば、神仏習合は日本独自の思想ではなく、基本的な原理は中国仏教に源流があり、その考え方が日本に伝わって定着したものだそうです。

 それでは、中国ではどのように神仏習合が生まれたのでしょうか。また、仏教はカンボジア、タイなど東南アジアにも広く伝播しており、その過程で現地の神とも習合が起こっているはずです。それはどのようなものなのでしょうか。さらに、あらためて日本の神仏習合とはどのようなものと整理できるのでしょうか。


2013年12月14日土曜日

熊野地鶏を通販で購入してみた(レビュー)

 三重県熊野市の熊野市ふるさと振興公社から、通販で地域特産の「熊野地鶏」を購入してみました。先日、モノが届いたのでレビューしてみます。

 熊野市ふるさと振興公社のサイトのトップページから、熊野地鶏娘の写真あたり、もしくは左側の「お買い物はこちら」のバナーをクリックすると通販のページにジャンプします。
 どうやら 鬼伝説熊野 地鶏こん棒 なるアイテムが新発売されたようなので、それを購入してみることにし、あわせて熊野地鶏のカット肉も購入することにしました。
 わしも公務員の端くれで、実は先日ボーナスをもらったので、地域経済活性化に貢献すべく、もう少し太っ腹に3万円分くらい注文すべきでは・・・という考えもアタマをかすめましたが、まあ今回はお試しということで・・・。

 サイトで申し込むとすぐに注文受付の確認メールが届きました。受け取りの都合で配達時間を夜にし、代引き決済にしました。予定通りやって来たのはこんな感じの箱でした。

2013年12月12日木曜日

三重県地域資源活用商品カタログ「みえづくし」

三重県HP(PDF)より
三重県と、その外郭団体である三重県産業支援センターが、三重県地域資源活用商品カタログ「みえづくし~三重の風土が育てた品々~」を発刊しました。

 三重県産業支援センターでは、数年前から「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金」、そして「みえ農商工連携推進ファンド助成金」という制度を設けており、県内の中小企業やNPOなどが、三重県固有の地域資源(農林水産物、原材料、加工技術など)を活用した新商品や新サービスの開発、製品化などに支援を行っています。

 これらの支援事例はかなりの数にのぼっていますが、今までそれによって商品化したものを一つにまとめたカタログがありませんでした。

 今回の「みえづくし」では、食品、工芸品・工業製品、そしてサービス業の3つのカテゴリーにしたがって、96の製品やサービスを紹介しています。

 美しいカラー写真が使われており、発行元の説明によれば「一つ一つの商品を身近に感じていただくことができるよう、地域資源の魅力や地域資源活用に携わる方々の想いなど、商品の背景や物語をお伝えするとともに、商品の内容量、価格などの基本的な情報を掲載しています。」とのことで、ぜひ多くの方に見ていただき、三重県内の素晴らしい商品と企業を知っていただきたいと思います。

■三重県ホームページはこちら

2013年12月11日水曜日

東国原さんが三重県知事を目指すべき3つの理由

 東国原英夫氏が日本維新の会を離党し、同時に衆議院議員も辞職することが報じられています。
 思い起こせば、年末に政治家が離合集散するのは風物詩になった感があります。残念ながら、その多くは決して重鎮の議員ではなく、マスコミから政党助成金目当て、選挙目当てなどと揶揄されるような当選回数の少ない議員が多く、当選1回、しかも任期も1年しか果たしていない東国原氏も同じ匂いがしないとはいえません。
 また、彼は宮崎県知事を(いろいろ問題はあったにせよ)見事に務めたものの1期で止めてしまい、東京都知事選に出て落選。その後、国会議員になって、そしてまた辞任、というわかりにくい軌跡をたどって今日に至っています。今回も今後の進路は未定のようです。
 しかし、わしはこの人、三重県知事になっていただいてはどうかと思います。(あくまで頭の体操としてお読みください。政治的な主義主張ではまったくありません。)

2013年12月10日火曜日

熊野尾鷲道路で交通量は増えている

 国土交通省紀勢国道事務所が、今年9月29日に全線開通した三重県南部の熊野尾鷲道路(三木里IC~熊野大泊IC(13.6km))の全通1ヶ月後の交通状況について、概要を発表しました。

■紀勢国道事務所 熊野尾鷲道路 1ヶ月後の交通状況 (PDF)

これによると、
1)熊野尾鷲道路の交通量は平日約6,000 台/日、休日約8,000 台/日
2)東紀州地域北部で交通量が約10%増加
3)観光業関係者等から熊野尾鷲道路の開通による効果を実感する声
 とのことであり、交通量の増加など顕著な効果が生まれているようです。


2013年12月9日月曜日

三重県中小企業振興条例案について(これが最後)

 プレジデント・オンラインに大前研一氏が、就職に困らないドイツの「10歳のハローワーク」 という面白い記事を書いています。

 ドイツには、さまざまな産業分野の職人の能力を国家試験で見える化し、高い質を保っている「マイスター制度」があります。この制度と連動した、ドイツ独自の職業教育である「デュアルシステム」について書かれたものです。

 ドイツの教育制度は国内一律でなく州によって内容が異なるそうですが、一般的には日本の小学校に当たる「基礎学校」(4年制)を卒業すると、大学への進学を目指す「ギムナジウム」(8年制)という学校か、手に職を付けるための職業訓練学校(5年生や6年制)かのどちらかに進学します。わずか10歳にして、自分の進路を考えなくてはならないわけです。
 ギムナジウムに進学するのは全体の3割に過ぎず、大部分の若者は職業訓練学校に進学しますが、ここで採用されているのが「デュアルシステム」です。


2013年12月8日日曜日

しまかぜとトワイライトエクスプレスで行く初詣


 近鉄ホームページによれば、近鉄はJR西日本、近畿日本ツーリスト、日本旅行と共同で、観光特急「しまかぜ」と、「トワイライトエクスプレス」を利用する伊勢神宮と出雲大社の初詣ツアーを催行するとのことです。

 今年(平成25年)は5月に出雲大社の「平成の大遷宮」が、10月に伊勢神宮の「式年遷宮」が行われた記念すべき年であり、10月にもこれと同様、しまかぜとトワイライトエクスプレスを使った伊勢神宮と出雲大社の参拝ツアーが行われましたが、この企画は即日完売となるほどの好評だったとのことで、今回の初詣ツアーはその第2弾となるもののようです。

■近鉄ホームページ
  しまかぜ&トワイライトエクスプレス車両で行く初参りツアーの実施について (2013年12月03日)



2013年12月7日土曜日

「中小企業振興条例中間案」意見交換会に行ったら


 伊勢商工会議所で開催された、「三重県中小企業振興条例(仮称)」中間案に対する意見交換会というものを聞きに行ってきました。(三重県政や地域産業振興に関心がある人以外は無視してください。)

 
 配布資料によれば、この条例の制定趣旨は、
・三重県の中小企業は、県内企業数の99.8%、雇用の86.3 %を占めており、また石油化学、輸送用機械、電気の分野を中心に三重県の中小企業製造品出荷額は、全国14位、製造業全体の付加価値額も全国11位(どちらも2009年)と高い競争力を有している。
・一方で、2008年の世界金融経済危機の際、経済成長率が全国で最も落ち込みが激しくなるなど、三重県は特定の業種に偏った脆弱な産業構造でもある。
・こうした中で、県内中小企業の競争力の維持・強化はむろん、地域に密着している小規模企業者
 の意欲を引き出すことが重要な課題であり、中小企業の存在そのものが地域社会の形成や維持に寄与しており、少子高齢化や地域の過疎化が進む中、環境や雇用などに十分配慮し地域社会の活性化に貢献することを目指し実践する企業の振興を図る必要がある。
・このため、三重県では、小規模企業を含む中小企業の果たす役割の重要性をかんがみ、中小企業の振興に関する条例の策定作業を進めており、このたび、条例の中間案をとりまとめたところ。
 とのことで、来年4月からの条例制定・施行を目処に最終案の作成に反映させていくため、伊勢商工会議所がこの意見交換会を企画・主催したもののようです。

2013年12月6日金曜日

「ミラサポ」で何ができるのか試してみた

ミラサポトップページより

 経済産業省中小企業庁が ミラサポ なるウエブサイトを立ち上げています。

 
 未来の企業★応援サイト というサブタイトルが示すように、中小企業、その中でも小規模事業者をターゲットにして、国や公的機関の支援情報・支援施策をわかりやすく提供するとともに、経営の悩みに対する先輩経営者や専門家との情報交換の場を提供する支援ポータルサイトが狙いとのことです。

  中小企業庁によれば、このミラサポは7月末から「お試し版」としてスタートしていましたが、開設から約2か月半でアクセス数約20万件、ユーザー登録数は約1.6万件を達成し、多数活用されて好評なため、10月から本格運用が始まったそうです。

  では、このミラサポで経営者や創業希望者は何ができるのでしょうか?
  実際に、はんわし、会員IDを取得して中に入ってみました。(誰でも無料で利用できます。)

2013年12月5日木曜日

消費税の増税準備は大丈夫か

 先日、津商工会議所で開催された「新事業展開セミナー ~消費税転嫁をスムーズに~」に行ってきました。講師はこのブログでも時々取り上げている月刊誌 商業界にもよく寄稿されている、ジャイロ総合コンサルティングの大木ヒロシさんでした。

 はんわし、つねづね内心不思議に思っているのは、消費税の税率アップは来年4月に迫っており、企業や課税事業者はそろそろ本格的な準備を始めなくてはならず、実際に準備に取りかかってみると、運用上よくわからない点、不明な点などがいろいろ出てくるに決まっているのですが、企業、中でも特に中小企業や、その中小企業を支援するべき団体・組織からも、準備不足を心配するような声がほとんど聞こえてこないことです。

 企業は、単に増税分の3%を自社の商品やサービスに上乗せすればよいのでしょうか?

 大木さんによれば、もちろんそうではありません。

2013年12月4日水曜日

今年もこの季節 日経MJヒット商品番付

日経新聞WEB版より

 いよいよ年の瀬。それを実感するのが日経MJが例年この時期に公表している「ヒット商品番付」です。

 東の横綱はセブンイレブンの「セブンカフェ」、西の横綱はNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でしたが、日経的にメガバンクを敵に回し半沢直樹を横綱に選ぶことはあり得ないので、まあ順当な結果かと思います。

 日経新聞のWEB版によれば、「今年のキーワード」は、あまちゃんから流行した方言の「JJJ(じぇじぇじぇ)」だそうです。これら3つのJが表すのは「上質」、「Join」そして「ジャパン」とのこと。

 「上質」の代表例が「セブンカフェ」。
 セブンイレブンが提供する淹れたてコーヒーですが、佐藤可士和氏がデザインしたコーヒーマシン1杯ごとに豆をひきドリップします。1杯100円とは思えない品質で大ヒットとなり、年間販売見込みは4億5000万杯と販売量日本一に躍り出ました。

 また、「上質」消費の象徴が、東の小結「ロレックス」です。アベノミクスによる高額消費の回復で、1本50万~100万円のものが売れ筋に。高島屋では1~11月半ばの売上高が前年同期比で8割も増加したそうです。
 Join、ジャパンの説明も記事に出ていますので、詳しくはMJをお読みください。


2013年12月3日火曜日

(勝手に抄録)進化するビジネスと中小企業の生き残り戦略

 先日、大阪で開催された「ビジネスチャンス発掘フェア」のセミナーで聞いた、伊藤元重東大教授の講演「進化するビジネスと中小企業の生き残り戦略」の内容をレビューしておきます。

  80分にもわたる長時間の講演でしたが、経済界の第一線で活躍する伊藤教授らしく孫正義氏や柳井正氏などの日本を代表する経営者のエピソードも豊富に交えたお話で、時間があっという間に過ぎてしまいました。

  講演前半は、高齢化やグローバル化、ICTに代表される技術革新など、日本を取り巻く環境が速いスピードで変化しており、しかし日本はそれに対して上手く対応できなかったため20年近いデフレに陥った。企業も消費者もマインドが冷え込み、投資が行われなくなったことが最大の問題で、ようやくアベノミクスによって景気回復の歩みが本格化してきた、という前振りが語られました。

 以下の要約は講演の後半部分で、さらにそれをダイジェストしたものです。わしの主観が入りまくっているので、当然ですが文責はわし個人にあります。あくまで参考程度にお読みください。

2013年12月2日月曜日

カレーの「てちや」に行ってみた

 伊勢市の中心市街地にありながら参道が閑散としており、空き店舗も多かった伊勢神宮・外宮(げくう)界隈が、いわゆる「遷宮効果」によって劇的に変化していることは、たびたびこのブログにも書いています。
 JR伊勢市駅前の広場とバス乗り場は新しく整備され、ランドマークである鳥居も建立されました。その鳥居をくぐって進む外宮参道も沿道は新しいお店のオープンラッシュで、たくさんの参詣者が昼夜散策しています。
 これはこれで喜ばしいことですが、新しくできるのは参詣者や観光客に向けた飲食店や土産物店が多く、ここで暮らしている伊勢市民にとっては「よそゆき」の店です。
 そんな中、外宮参道からは少し離れていますが、伊勢市役所と裁判所と百五銀行のすぐ近く、県道37号、通称「御幸道路」(みゆきどうろ)沿いに新しいカレー屋さんがオープンし、評判になっていると聞いたので行ってみました。

 
 それが、カレーのてちや です。