2015年9月30日水曜日

100のありがとう風呂がグッドデザイン賞に!

 公益財団法人日本デザイン振興会が選出した「グッドデザイン賞2015」に、尾鷲市にある海洋深層水温浴施設「夢古道の湯」が企画・事業展開している100のありがとう風呂が選出されました。

 100のありがとう風呂とは、尾鷲市の特産であるヒノキの間伐材(直径9センチほどのもの)を3センチの厚みに輪切りにしたものに、「おばあちゃん、ありがとう」とか「いつまでもお元気で」といったようなメッセージを書き込み、それを99枚、つまり99のメッセージを湯船に浮かべて入浴することで、ヒノキの香りやメッセージを楽しもうという入浴イベントです。夢古道の湯で、平成21年の6月(父の日)から企画・実施されました。

 99枚にプラスして、最後の一つのメッセージは入浴者が直接誰かに伝えることで「100のありがとう」が完成するという趣向。
 実に心温まる企画だと思います。

 夢古道の湯からはじまったこの「100のありがとう風呂」は、輪切りにしたヒノキ99枚セットとしてパッケージされ、全国各地のこの趣旨に賛同する温浴施設に横展開され、敬老の日や母の日などを中心に、45都道府県の480施設で実施されました。

2015年9月29日火曜日

【読感】「学力」の経済学

 今たいへん話題になっている本 「学力」の経済学 中室牧子著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読みました。

 文部科学省が行っている全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の平均点は、福井や富山、秋田、青森といった県が高い傾向があります。この学力テストの結果は各都道府県で競争になっており、順位が低いことをさも一大事のように大騒ぎし、自分の府県の平均点を全国平均以上に引き上げなくてはならない、などと政治パフォーマンスを打つ知事が各地に現れています。

 しかし、中室さんによると、全国学力テストの結果と、その学校の生徒の学力の相関関係は、実は明確ではありません。このことは中室さんのような教育経済学の関係者間ではコンセンサスになっているそうです。

 たとえば、私立の小学校が多数参加している、学習塾大手・四谷大塚が主催する全国統一小学生テストというものがありますが、こちらの成績上位県は、東京、神奈川、千葉、埼玉といった都市部が占めています。
 つまり、子供たちが学力を育む上では、学校でどういう教育が行われているか、つまり「どこの学校に行っているか」と同じほどに、子供の家庭での教育環境はどうか、つまり「どういう親のもとに育てられたか」も子供の学力に与える影響が大きいのです。

2015年9月28日月曜日

VW排ガス不正問題の元祖はいすゞのトラック?

 政府からの巨額の罰金とリコール命令、消費者や株主からの賠償請求、などなど、真面目な話、会社の存続が危うい事態となりつつあるフォルクスワーゲンの不正事件。
 GIGAZINEが、この不正が社会問題となるきっかけになった、米・ウェストバージニア大学のグレゴリー・J・トンプソン博士らの研究者チームが、昨年5月に発表した論文の内容を取り上げています。(フォルクスワーゲンに約2兆円の罰金が科される排ガス不正を見つけた研究の内容とは 2015年09月24日 14時30分00秒

 これによると、トンプソン博士らは、NOx吸蔵還元触媒技術(LNT)を用いたFR車(車両A)、尿素SCRシステム搭載FR車(車両B)、尿素SCRシステム搭載4WD車(車両C)の3台(はんわし注 ネット上では、車両AはVW ジェッタ、車両BはVW パサート、車両CはBMW X53だそうです。)を使い、高速道路、ロサンゼルス市街地、アップダウンのある田舎道、サンディエゴ市街地、サンフランシスコ市街地、EPAの基準である「FTP-75」、「US06」及びヨーロッパの燃費測定方法である「新欧州ドライビングサイクル(NEDC)」の7つのルート・方法で、「アイドリング状態(時速2km以下)」、「低速(時速2km~50km)」、「中速(時速50km~90km)」、「高速(時速90kmより速い)」でのそれぞれの排出物の計測を行いました。

GIGAZINE より

2015年9月27日日曜日

紀北町で第5回「釣りコン」が!

 来たる11月14日(土)、三重県南部にある紀北町で体験型アミューズメント婚活イベント「釣りコン」が開催されます。

 紀北町内の住民有志による「第3次ベビーブームの会」が主催し、紀北町役場が後援、さらに、松阪市にある結婚式場 オルヴィエートが協賛して行われるもので、今回で第5回目を数えます。
 今年2月に開催された第4回の釣りコンには16組32名が参加し、3組のカップルが成立したとのこと。

 釣りコンとは、文字通り「魚釣り」を男女の会話のきっかけにするもので、紀北町内にある会場釣り堀「貞丸」が会場となります。釣り堀なので、必ず何かは釣れるはずであり、しかも会場をキャンプ場(キャンプイン海山)に移して釣った魚を調理してもらえるバーベキュー大会もセットになっています。

 独身男女の出会いの場として、さまざまな婚活イベントが全国各地で行われていますが、これらの中でも「釣りコン」は比較的、成果が上がりやすいものだということです。(その理由は以前このブログにも書きましたので参照してください。リンクはこちら

 開催時期が11月半ばなので、海上はもう寒いと思いますが、海と山にはさまれた自然豊かな紀北町を楽しい出会いの場とする趣向は悪くないと思います。
 ご関心がある方は、下記のフェイスブックページをご覧ください。

■釣りコン   https://www.facebook.com/turikonn

■海上釣り堀 貞丸   http://www.sadamaru.net/


2015年9月26日土曜日

アクアイグニス多気が2019年に開業へ

 三重県菰野町で温泉リゾート施設を運営している(株)アクアイグニスが、同県多気町内で建設を計画している (仮称)AQUA×IGNIS 多気(アクアイグニスたき)の概要が公表されました。
 多気町内には、高速道路である伊勢自動車道と紀勢自動車道の分岐点「勢和多気ジャンクション」がありますが、アクアイグニス多気はこの勢和多気IC周辺の約115ヘクタールの山林を開発して建設されるものです。
 健康は日々の食事によって作られるものであるという「医食同源」をコンセプトにし、教育、環境、漢方・薬膳、スポーツなどの多様な切り口から「心と体の健康を提供する滞在型複合施設」になるそうで、具体的には、有名パティシエである辻口博啓さんのスイーツ店、有名シェフの奥田政行さんらによる薬膳レストラン、キッチンスタジアム、温泉や薬草湯を備えた温浴施設、約50室を擁する宿泊施設、地元農水産物の産直市場、木質バイオマス・コージェネレーションシステムなど、20棟、11施設が建設されます。
 平成31年オープンの予定で、総事業費は約70億円。年間目標来場者は800万人、目標売上は300億円だとのことで、滞在型複合施設としては国内最大級。
 三重県内でも、リゾート施設としてはおそらく平成6年に志摩市にオープンした志摩スペイン村(総事業費約600億円)に次ぐ超大型案件になるものと思われます。

2015年9月24日木曜日

中小企業支援をもっとビジネスに

 雑誌、新聞の無料閲覧に申し込むとか、通販で何か買ったとか、インターネット社会の宿命というべきか、わしには毎日ものすごい数のお知らせメールがやって来ます。
 ほとんどは読まずに削除していますが、ふと「補助金・助成金の自動診断ツールがついに登場!」というタイトルに目がとまり、開いてみました。
 東京に本社がある株式会社ライトアップが運営している Jマッチ というサイトです。
 中小企業に対して政府は、経営課題の解決を支援するために多額の金銭的な援助、すなわち「補助金」とか「助成金」のような資金交付を行っています。

 しかしJマッチによると、その種類は3000種類もあり、忙しい中小企業経営者は、そもそも自分の会社はいったいどんな補助金を使ったらよいのか、使えるのか、がわかっていません。
 また、書類作成や申請の手続きも煩雑なため、実態として、国の支援は必要なところに届いていないのです。
 支援制度のPRが不十分なことは国もよく理解しており、たとえば経済産業省(中小企業庁)は大手広告代理店に依頼して「ミラサポ」なる中小企業向けのポータルサイトを開設しています。
 しかし、そこにもたくさんの補助金・助成金が掲載されており、いかんせん「どれを使えばわからない」状態であることに変わりはありません。

2015年9月23日水曜日

シルバーウイークの京都でもみくちゃになった(その2)

 伏見稲荷大社を後にしたわしは、この後、下鴨神社、大徳寺、建勲神社、出世稲荷神社跡地、などなどを巡り、午後3時ごろに「京の台所」と誰かが呼んでいる錦市場に行ってみました。

 ウィキペディアによると、錦市場とは
 京都市中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、「寺町通 - 高倉通」間に存在する商店街である。魚・京野菜などの生鮮食材や、乾物・漬物・おばんざい(京都言葉で日常の惣菜)などの加工食品を商う老舗・専門店が集まる市場。京都独特の食材は、ほぼここで揃う。
 とのことです。

 以前は(20年くらい前は)、もちろん京都の町の真ん中になるので買い物客はたくさんいましたが、客層の中心は、近所の人(それこそ、生鮮食品や総菜などを買っていく)や、遠方の人(鯖寿司とかハモとかウナギとか、やや高級な食材を求めてやって来る人)、そして料亭関係者、という感じでした。
 観光客もいるにはいましたが、今のように大挙して押しかけてくる感じではなかったのではないかと思います。

 近年、食の安全安心や地産地消などへの関心が高まり、錦市場も京都のご当地産品の集積地として観光客の関心が高まるようになりました。これを受けて、食品小売や食品卸がほとんどだった商店街の中に、京野菜などの地元食材を使った飲食店も出店が進むようになりました。


2015年9月22日火曜日

シルバーウイークの京都でもみくちゃになった(その1)

 わしにとっては、完全に棚ボタといってよいシルバーウイークで、せっかくなら超有名観光地に行ってみようということで、京都の市内観光に行ってきました。
 京都市は京都観光総合調査の結果を6月に公表していますが、これによると平成26年の市内観光客数は過去最多となる5564万人となったとのことです。さらに、宿泊客数も1341万人で過去最多、さらに外国人宿泊客数(183万人)も、観光消費額(7626億円)もいずれも過去最高の数字となっているとのこと。
 特に外国人宿泊客数は前年から62%も増加し、中でも台湾、中国、タイ、マレーシアの宿泊者数は2倍以上という急激な伸びとなっているとのこと。
 アジアからの旅行客の「爆買い」は、以前このブログでも大阪での見聞を書きましたが、京都もそんなにすごいのでしょうか。さっそく、外国人に人気が高いという伏見稲荷大社に行ってみました。


 朝10時。気温23度。快晴。
 すでに伏見稲荷の玄関に当たる「楼門」の周囲は相当な混雑となっていました。

2015年9月20日日曜日

はさめずの「デミグレイス醤油」を使ってみた

 伊賀市にある、みそ・しょうゆの醸造メーカー 福岡醤油店 が製造販売している、デミグレイス醤油を購入しました。

 福岡醤油店は明治28年(1895年)に創業したという老舗で、「はさめず」という商品名の醤油がたいへん有名です。(はさめずといってもお酢ではありません。)

 このデミグレイス醤油ですが、「はさめず」を成長著しいアジアの飲食市場向けにプロモーションしていたところ、シンガポールのバイヤーから「醤油は塩辛い」という指摘を受けたことがきっかけで開発されたものだそうです。
 この時に醤油は塩辛いのが当たり前だと切り捨てていたら何も生まれません。
 それならばと、「はさめず」をベースに、ハチミツと唐辛子を加えて甘辛く仕上げたまったく新しい醤油を開発したのです。
 とろみの成分として寒天を使っているため食物繊維を豊富に含んでいるのが特徴とのこと。
 ソースのような醤油で、肉料理によく合うそうなので、わしもさっそく使ってみることにしました。

2015年9月17日木曜日

モクモクが京都にレストランを初出店

 伊賀の里モクモク手づくりファームは、京都市にあるホテルビスタプレミオ京都に、直営レストランである 元気になる農業レストラン モクモク を9月19日にオープンすると発表しました。
 モクモクの直営レストランは7店舗目で、京都には初の出店となります。

 モクモクは昭和53年、三重県伊賀市(当時の阿山町)でハム・ソーセージの工房としてスタートしました。
 平成元年に、ソーセージ作りなどを一般客に体験させる体験型の農畜産施設に転換を始めましたが、この路線が大成功し、平成7年には体験型の農業公園 モクモク手づくりファームをオープンさせるに至りました。
 モクモクの事例は、全国の農畜産業の活性化や地域経済活性化のお手本となる、いわゆる「6次産業化」の成功例として広く知られるようになり、今では三重県を代表する農業コングロマリットに成長しています。

 わしも、伊賀市にあるモクモク手づくりファームにはもちろん何度も行ったことがありますし、三重県内に展開している直営レストランにも行き、その時の様子はこのブログにも書きました。(伊賀市にあるハハトコ食堂のレビューはこちら。津市にあるハハトコ食堂津松菱店のレビューはこちら。)

 モクモクレストランの京都店はどのような店になるのでしょうか。

2015年9月15日火曜日

企業を弱める、とある問題(マニアック)

 以前、このブログに、中小企業が新たに販路を開拓する一つの方法として、国や県、市町村などが公募している物品調達とか委託事業への応札、受託などがあることを書きました。(はんわしの評論家気取り 【読感】地方自治体に営業に行こう!! 2015年3月3日
 たとえば三重県(庁)なら、現在公募している公共工事とか物品調達の情報は、ウエブサイトの「三重県電子調達システム」で誰でも見ることができます。県レベルになると、備品の購入やパンフレットの印刷など、おびただしい数の業務が発注されていることがわかります。(応札するには一定の資格要件が必要)
 これらの物品調達は、品種とか品番、数量、納期などの仕様があらかじめ明示されているので、最も安い価格で応札した企業が県と契約できることになります。いわば価格競争です。
 一方、これとは別に、地方公共団体の契約決定方法には、企画提案コンペというものがあります。
 これは、たとえば県が交通安全を啓発するチラシを作成するに当たり、単にチラシを何万枚印刷してくださいという業務とは異なり、このチラシを誰に対して配るのが最も交通安全に効果的か、そのためにどのような内容のチラシにして、どのような方法で必要なところに撒くか、といったような、「交通安全PR」という最も肝になる部分に関して、企業から提案を募り、コンペを行って(=提案者に競争させて)、最も優秀な提案だと県が認めた相手にその仕事を委託するという方法です。
 この企画提案コンペも、おびただしい数が発注されています。(三重県ウエブサイトの関連リンクはこちら

2015年9月14日月曜日

伊賀ドライブインで知った「伊賀福」

 この週末、親戚宅へ曾祖父の墓参りを兼ねて遊びに行っていました。名阪国道を通って行ったのですが、休憩に立ち寄った伊賀ドライブインで、三重県を代表する例のなんとか餅とそっくり(に見える)お餅が売られているのを発見しました。


 その名も「伊賀福」。
 写真では見にくいですが、薄いピンク色の紙で包装され、商品名も朱色と茶色の文字でアーティスティックに書かれています。イラストこそ松尾芭蕉や上野城など伊賀の象徴的なものが使われていますが、まあ率直に言って、あやかり商品ではないかという印象はぬぐえないものがあります。
 平積みされた商品の近くには、中身の様子がわかるスケルトンモデルが置かれていました。消費者には分かりやすくて良いのですが、もうこれは完全にアレでした。

2015年9月12日土曜日

観光行政のうさん臭さ

 三重県(庁)が平成27年の夏休み期間中(7月18日から8月31日までの45日間)における、三重県内の主要観光施設(21施設)への観光入込客数(のべ数)を発表しました。(リンクはこちら
 これによると、入れ込み客数は600万2021人となり、昨年度と比較して72,183人、1.2%の増加となったそうです。たいへん明るいニュースだと言えるでしょう。
 ところで増加の理由として県は、
 官民あげた「三重県観光キャンぺーン~実はそれ、ぜんぶ三重なんです!~」の展開に加え、民間施設における、遊園地での新規アトラクションの導入、ファミリー層をターゲットにしたイベント開催など創意工夫された取組の実施や、県における「みえ旅プレミアム旅行券」の発行、インバウンドの推進などが、増加に寄与したと考えられます。
 と説明しています。
 つまり、官(要するに三重県庁)が主導している観光キャンペーンや、プレミアム旅行券、外国人観光客の誘致などを増加の大きな要因としていますが、これは本当でしょうか?


2015年9月10日木曜日

志摩市役所が碧志摩メグを一時撤去へ

 伊勢新聞によると、海女をモチーフにした三重県志摩市の公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」のパネルとポスターが8月7日に同市庁舎から撤去されたことがわかりました。
 開会中の志摩市議会9月定例会での中で、ある議員が指摘したことから発覚したものです。
 この指摘に対して同市の商工観光部長は、胸や脚を強調したデザインで海女文化を傷つけているなどとして公認撤回の署名が市民から提出されたことを受けて、大口志摩市長が先月、「指摘された部分のデザインを変更し、皆さまに愛されるデザインにしていきたい」と発言したことから、今回の対応も、デザインを変更するために一時的に撤去したものであることを強調したそうです。
 市側はまた、「(インターネット上の批判では)税が使われているなど誤った情報も流れている。趣旨を正しく理解してもらい、デザインの変更があれば再び掲示する。」と答弁しており、大口市長も「今後、問題の現状を分析した上で、海女らと対話の機会をつくっていきたい」と話したとのことです。(伊勢新聞 9月9日付け
 いずれにせよ、何とか事態を収拾してほしいと思います。

2015年9月9日水曜日

もうかる農林水産業のためのビックデータ・IoTセミナー

 三重県主催により、「もうかる農林水産業の実現に向けたビックデータ・IoT活用セミナー」が開催されるようです。富士通の関連会社が講師を務める、非常に興味深い内容なのでメモしておきます。
 農林水産業がはたして儲かる産業と本当に呼びうるのかどうかは疑問な面がなくはありません。しかし、いわば見果てぬ夢だった「儲かる農林水産業」が、ビッグデータやIoTといったICT(情報通信技術)によって実現できる可能性がわずかでも高まってきたのは事実でしょう。
 マーケティング、商品の開発、生産、流通、を一貫して把握し、コントロールする「バリューチェーン」という考え方は、製造業などでは常識で、中小企業にもかなり浸透しています。
 しかし農業や水産業にはこの概念そのものが浸透していません。バリューチェーンの確立にICTは強力な支援になりますし、すでに富士通にはイオンとタイアップした成功事例もあるようなので、このセミナーでもその内容が取り上げられるかもしれません。


2015年9月8日火曜日

熊野古道「夏みかん線香」を買ってみた

 有限会社御浜柑橘が販売している、「甘夏みかん様」というお線香を買ってきました。

 御浜柑橘がある三重県御浜町は気候が温暖で、年中みかんがとれる町をキャッチフレーズにしているほどミカンの栽培が盛んな地域です。
 御浜柑橘は、自家栽培したミカン(生果)のほか、ジュースなどの加工品も販売していますが、線香とはまた毛色が違う商品です。同社のホームページによると「春から夏にかけて爽やかな甘酸っぱさとスッキリとした香りが魅力の甘夏みかんを丸ごとパウダー状にしてお線香に練り込んだ」もので、墓参などはもちろん、和室や寝室、リビングなどにもオススメの香りだとのこと。

 おそらく、この線香が開発され販売開始されたのは一年以上も前なのですが、販売は同社の通販サイトと、御浜町内の道の駅など限られた店舗のみのため、わしはなかなか購入する機会がありませんでした。
 で、先日、御浜町の道の駅「パーク七里御浜」に立ち寄った時にやっと買うことができたのです。
 わしが買ったのは20g入りの、商品ラインナップとしては一番小さなもので、約66本入っているそうです。値段は360円(税込)でした。

2015年9月7日月曜日

二子玉川・蔦屋家電に行ってみた

 「ニコタマ」こと二子玉川(東京都世田谷区)に今年4月オープンした 蔦屋家電 に行ってきました。TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営しているもので、まったく新しいコンセプトの書店「代官山蔦屋書店」の家電版のお店のようです。
 わしは何年か前に代官山蔦屋書店には行ったのですが、本と雑誌を中心にして、カフェ、雑貨なども交えた生活提案型の書店 ~なので、これはもう本屋としての書店とは別モノ~ に痛く感動しました。
 感動した理由は二つあって、ひとつはそんなふうな知的好奇心を十二分に満たしてくれる素敵なお店であること。もう一つは、これは都会、なかんずく渋谷、代官山でしか成り立たないビジネスモデルだろうということでした。
 この蔦屋家電も、家電という店名から電器屋を連想すると、やはりそれとは全く違った、本をキーワードにした、電化製品、フィットネス機器、文具、ホビー用品、などなどのアイテムが融合している、やはりまったく新しいお店でした。

 そもそも場所ですが、東急電鉄の二子玉川駅(渋谷から10分くらい)下車、徒歩5分ほどのところにある、二子玉川ライズという、マンション、オフィス、ホテル、ショッピングセンターが集まる巨大複合施設の一角です。あまりに広すぎて、ショッピングゾーンだけでもいくつもあるので、わしは駅を降りた途端方向感覚を失い、右往左往していました。蔦屋家電があるのは、「テラスマーケット」という、一番端の方にあるショッピングセンターの1階と2階の部分です。

2015年9月6日日曜日

フレッシュにしむらが店舗改装へ

・・・・・東紀州マニアの方以外は読み飛ばしてください・・・・・

 三重県大紀町(たいきちょう)の国道42号沿いにある食品スーパー「フレッシュにしむら」に立ち寄ったら、店舗改装のため、10月3日(土)~16日(金)の2週間を休業するとの掲示がありました。
 休業直前の10月1日(木)、2日(金)は売り尽くしセールを行うとのことです。

2015年9月5日土曜日

熊野の秘湯「湯ノ口温泉」に行ってみた

 三重県最南部、北山川をはさんで和歌山県に面している熊野市紀和町に、100%源泉かけ流しの 湯ノ口温泉 という温泉があります。
 神経痛、筋肉痛、五十肩、冷え性、疲労回復などに効果があるナトリウム・カルシウム塩化物泉で、湧出量は毎分1200リットル、水温は45.7℃と非常に良好な源泉であり、地元住民が利用しているのはもちろんですが、熊野市街地から車で1時間近くもかかることもあって、ある種の秘湯として観光客の人気も集めています。
 わしは10年くらい前に行ったきりだったのですが、今年3月、施設がすべて新しく作り直され、リニューアルオープンしたとのことだったので、やや遅くはなったのですが、出かけてみることにしました。

2015年9月4日金曜日

日立の新型冷蔵庫に三重県企業の技術が

日立アプライアンスHPより
 日立アプライアンス株式会社は今年8月から、大容量冷蔵庫「真空チルド」シリーズ12機種を発売開始しました。
 容積(730L)は業界最大の定格内容積であるとともに、野菜室まるごと、野菜の栄養素やみずみずしさを守る「新鮮スリープ野菜室」を備えていることが大きな特長です。

 この新鮮スリープ野菜室は庫内に「プラチナ触媒」が設置されています。

 野菜は、呼吸によって炭酸ガスやエチレンガスを放出しますが、このエチレンは野菜の鮮度を落とす作用があるため、庫内からエチレンを除去すれば鮮度を保持できることは原理的に解明されていました。

 この日立の新型冷蔵庫では、メソポーラスシリカなどのナノ空間材料を担体とした、低温でも効率よく働くプラチナ触媒によって、エチレンガスを分解することができます。野菜室の炭酸ガス濃度を高めると野菜は気孔が閉じて呼吸活動が低下します。いわば「眠り」につくのです。こうすれば栄養素の消費を抑えて野菜を長持ちさせることができるとのことです。

2015年9月3日木曜日

三重県内の商店街で「まちゼミ」が広がる

 四日市商工会議所は、来年2月に市内の商店街で「まちゼミ」を開催しますが、それに先立って9月11日に「四日市で初開催!あなたが講師になるまちゼミって??」なるセミナーを開催するそうです。
 「まちゼミ」とは何なのか、どのような効果が期待できるのか、などについて、全国での開催事例を交えてお伝えするセミナー&勉強会とのこと。
 ちなみに、まちゼミの定義は四日市商工会議所のホームページで下記のように紹介されています。

個店の活性化なくして地域の活性化なし!
 「得する街のゼミナール」通称『まちゼミ』は、商店街等のお店のスタッフが講師となり、プロならではの専門的な知識と情報,コツを受講者(=お客様)にお伝えする少人数制のゼミで地域の方々に、お店の存在や特長を知っていただくとともに、お店(=店主)のファン創りを勧め個店と地域の活性化を行います。
 現在、全国100箇所以上の地域でまちづくりの事業として実施され成功しています。

 わしが知る限り、三重県内ではすでに、松阪市、伊賀市、伊勢市尾鷲市で、中心市街地商店街を舞台としてまちゼミが開催されています。三重県最大の都市、四日市市での取り組みが遅かったのは意外ですが、近鉄四日市駅前の商業集積規模は大きなものがあるので、首尾よく行けばきっと大きな効果が生まれることでしょう。


2015年9月2日水曜日

県政は軽く、市町村政は重たく

 鈴木英敬三重県知事が、9月28日にアメリカ・ニューヨークで開かれる日本政府主催の経済セミナーに出席するため、予定されていた三重県議会の一般質問の日程を変更したことを各紙が報じています。
 知事の都合によって県議会の議事日程を変更するのは極めて異例で、三重県では平成7年9月以来20年ぶりのこと。
 鈴木知事は県議会の代表者会議において日程変更の理由につき、「議会を軽視したり、おろそかにしているわけではない」が、「日本政府から参加を強く要請され」、「セミナーは三重県を世界に情報発信する絶好の機会。このような機会は極めて得難い。」などと釈明し、議会側も了承したとのことです。
 議会と衝突を重ね、結局は市長の座を去ることを表明した山中光茂松阪市長の剛腕とは好対照をなす鈴木知事の議会操縦能力の高さですが、このセミナーでアメリカ政府関係者を対象に演説する内容が、サミット本来のテーマともいうべき国際平和とか民族・性差といった反差別、あるいは地球環境保全の重要性などを訴える内容ではなく、サミット開催地としての伊勢志摩の魅力だの、サミットを通じた地域活性化への挑戦だのといった内容に過ぎないものであることを知ると、政治家の信念の強さとか理念の崇高さ、つまり政治家としての格とは、うわべだけではなかなか一概に比較できないものであることを再認識させられざるを得ません。

2015年9月1日火曜日

伊勢神宮の新しさ

【読感】神都物語 伊勢神宮の近現代史 ジョン・ブリーン著 吉川弘文館

 伊勢神宮をお参りするときに「願いごとをしてはいけない」のは、伊勢など地元の人々にとってよく知られている常識です。

  内宮の祭神である天照大神は天皇家の祖先であり、民族、国家の始祖である。したがって個人的な願い事などでなく、我が国の平安と皇室の弥栄こそを祈るべきものである。ただし、荒御魂を祭っている別宮の荒祭宮においては、自分がこれから何かの(プライベートなことでも)目標に向って努力することを誓う祈りは許される。
 というものです。
 なるほどと思いますし、最近はSNSでこの種の「雑学」も拡散するので、これを守ってお参りしている方も多いでしょう。

 しかし、この常識は意外にも新しいものです。弥次さん喜多さんなど多くの庶民が参宮に訪れていた江戸時代、参拝客の伊勢神宮に対する認識は「日本で一番偉い神様」「全国の神社の総本山」といったもので、祈ったのはもっぱら現世利益でした。天皇の存在感自体が希薄なこの時代、伊勢神宮と天皇の関係など庶民のほとんどは知る由もありませんでした。 
 なので、江戸幕府が崩壊して、天皇制の下に新国家を建設することとなった明治政府が伊勢神宮に求めたのは、天皇を伊勢神宮以上の存在に神格化して国民を教化することでした。
 つまり天皇の神聖性を強調する手段として、伊勢神宮の知名度を最大限活用したのです。