2016年1月31日日曜日

伊勢市内の危険石灯籠を撤去へ

 伊勢市内の伊勢神宮・内宮(ないくう)と外宮(げくう)を結ぶ県道(通称、御幸道路(みゆきどうろ))の道沿いには約4kmにわたって、石灯籠が建てられています。
 神都・伊勢らしい光景であるこれらの石灯籠は、昭和28年に斎行された第59回式年遷宮に奉賛するために、民間団体が資金を募って建立したものです。
 ところが、その団体は昭和40年ごろに解散してしまっており、600基以上残っているという石灯籠は、現在、所有者も管理者も不明な不法占用状態であり、一種の違法建築物であることは、意外に知られていないかもしれません。
 これは長年にわたって行政当局と市民を悩ませてきた問題であり、第62回式年遷宮があった平成25年ごろにも老朽化が進んだ石灯籠は行政が撤去を進める方針となったことは、以前にもこのブログに書いたことがあります。(はんわしの評論家気取り 伊勢最大のタブーが解決へ前進か? 2013年6月19日
 これが幾ばくか改善されそうなニュースが報じられました。G7主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催が迫っていることを受け、ぐらつきがあるなど特に危険性が高い石灯籠32基を県が撤去する方針が固まったとのことです。

2016年1月28日木曜日

「重点道の駅」にパーク七里御浜が

国交省発表資料より
 国土交通省が、全国各地の国道に設置されている「道の駅」のうちで、地産地消の促進や、医療や買い物などの地域サービスを集約する「小さな拠点」の形成などの、地方創生の核となるような取り組みに対して重点的に支援する、重点道の駅 を38カ所選定し、公表しました。
 昨年1月にも35か所が選定されており、今回は2回目の選定となります。
 重点支援の具体的な内容は、自治体や関係機関による協議会を新たに設置し、今すでにある各種の交付金など支援措置の活用についてアドバイスするほか、駐車場や休憩施設、トイレ、道路情報提供施設などの整備費用の一部を社会資本総合交付金などで財政措置するものです。
 三重県内では、道の駅 奥伊勢おおだい(大台町)と、道の駅 パーク七里御浜(御浜町)の2カ所が選定されており、いずれも三重県で初めて選定された重点道の駅となります。

 このうち、パーク七里御浜の取り組みのポイントは次の3つです。
1)地元の農林水産物直売施設を拡充し、道の駅内の販売機能を生かした地産地消の促進


2016年1月27日水曜日

中部地区のインバウンド消費は伸び悩み

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、平成27年に日本にやって来た外国人による消費(インバウンド消費)額は対前年比が71.5%の増となり、中部地区(愛知、静岡、岐阜、三重、福井)でも30.7%の増となっていますが、これを外国人客一人あたりの個人消費額でみると、全国が16.5%の増(伸び)なのに対し、中部は逆に-12.4%と減少に転じているとのことです。
 この調査は「2015年のインバウンド消費」というレポートで、日本政府観光の「訪日外客数・出国日本人数」と、国交省観光庁の「訪日外国人消費動向調査」を基に推計したもの。
 各紙が報じている内容は以下のようなものです。(カッコ内は対前年比)
   
     訪日外国人数    インバウンド消費額     一人当たり消費額

全国 1973.7万人(47.1%)     3兆4771億円(71.5%)         17.6万円(16.5%)

関東 1139.7万人(48.3%)       1兆9173億円(68.5%)         16.8万円(68.5%)

中部 294.4万人(49.1%)            1734億円(30.7%)           5.9万円(-12.4%)

関西 789.9万人(64.8%)            6950億円(68.0%)           8.8万円( 1.9%)

2016年1月26日火曜日

ドイツ人は1年に150日休んでも仕事が回る

【読感】 ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか 熊谷徹著 青春新書

 本書の中で、NHKで政治記者を務め、90年代からドイツで暮らしている著者の熊谷さんが紹介するドイツ人の働きぶりには驚かされます。

 ドイツでは法律で、労働者には年30日の有給休暇が与えられます。これは日本の20日と比べても多い日数ですが、一般労働者のほとんどは、この30日もの年休を何と100%完全に消化しているそうです。
 日本人としては素朴に「そんなに休んで周りに迷惑がかからないのか?」が心配になりますが、ドイツでは社員は ~もちろん、取引先の会社やお客さんも~ すべてが交代で100%年休を消化するので、当たり前すぎて、そもそもそんな問題にはならないのだそうです。
 しかも、労働者はこんなに休むのにもかかわらず、ドイツの経済は非常に好調です。2015年3月時点で失業率は4.7%。欧米先進国の中でもきわめて低い数値です。また、GDPも2014年の実質経済成長率は1.6%で、ユーロ圏諸国平均の0.9%を大きく上回っています。(ちなみに日本の平成26年の実質経済成長率は、-0.1%)

 なぜこんなことが可能なのでしょうか? 逆に言えば、なぜたくさんの人が夜遅くまで残業して頑張っている日本は低成長のままなのでしょうか?

2016年1月25日月曜日

サッポロ一番「三重亀山ラーメン」を食べてみた

 わしん家の近くにあるサークルKに行ったら、カップヌードルや金ちゃんヌードルのような定番カップラーメンがずらりと並べられている棚の隅に、いわゆる「企画モノ」というのか、九州の有名ラーメン店とタイアップしたとか、有名シェフが監修したとか、ご当地グルメ的なカップラーメンが固まって陳列されていました。その中に サッポロ一番 三重 亀山ラーメン 牛骨味噌味 なるものを見つけたので購入してみました。


 亀山ラーメンとは、名前は聞いたことがありましたが今まで食べたことはありませんでした。
 ラベルには「牛骨味噌味」とあって、牛骨エキスをベースにしており、3種類の味噌を合わせたスープが特徴らしく、ぐるなびによるご当地ラーメングランプリ2013でグランプリを獲得した実績もあるという輝かしいラーメンのようです。

2016年1月24日日曜日

すずか輪ゴムグランプリに行ってみた

 今年で第3回目になるという すずか輪ゴムグランプリ を見に行ってきました。

 輪ゴムグランプリとは、市販の輪ゴムを動力にした車(ミニカー)で、どれだけ長い距離が走れるかを競うものです。そもそもの発祥をわしはよく知らないのですが、どうも平成18年に、兵庫県姫路市で「ゴム・ワン グランプリ」として始まったのが由来のようです。

 鈴鹿市といえば鈴鹿サーキットが有名ですが、ホンダを頂点にして無数の自動車部品製造業が集積しており、名実ともに「日本のモータータウン」というイメージがぴったりの街です。
 これらの自動車関連企業は常に高精度や軽量化、コストを厳しく求められています。「すずか輪ゴムグランプリ」は、そこで培われた技術力と開発力を、輪ゴムカーの制作と競技を通じて広く市民に知ってもらうことが目的で開催されているとのことです。
 会場は、大型ショッピングセンター 鈴鹿ハンターの2階です。市内の企業の製品を展示する「鈴鹿市ものづくり企業交流会」の中のイベントとして開催されていました。

2016年1月23日土曜日

自殺防止相談員の人手不足が深刻

 先日の中部経済新聞に 自殺相談 人手不足が深刻 という記事が載っていました。(1月19日付け)
 自殺の恐れがある人たちから電話で相談を受ける「自殺防止センター」や「いのちの電話」などを運営する団体の多くでは、相談員の確保が困難となっており、運営資金も不足がちで、閉鎖を決めたセンターもあらわれ始めた、という内容です。
 記事の中で紹介されている、大阪市のNPOが運営する大阪自殺防止センターの業務は、確かに大変ハードなものです。
 電話の受け付けは金曜日の13時から日曜日の10時までの57時間、約40人の相談員が交代で担当します。かつては24時間無休で受け付けていましたが、人手不足のため現在の時間だけになりました。毎月約6千件もの電話がかかってくるそうですが、実際に相談員が対応できるのはこのうちの500件ほどに過ぎません。
 1回の相談が2時間近くに及ぶ場合、話を聞いても相談者の気持ちが変わらない場合もあります。相談した結果、死ぬのをやめたと解決することはむしろ少なく、相談員にとっても応対には心理的な負担が非常に大きいものだそうです。


2016年1月20日水曜日

プレミアム商品券はサンバレーを救えない

 ちょうど1か月前にこのブログで書いた、イオン津南ショッピングセンター、通称サンバレーの閉店に関する記事が、多くのアクセスを集めています。(はんわしの評論家気取り 津サンバレーが閉店へ 2015年12月19日

 昭和53年にオープンしたサンバレーは、三重県の津市周辺地域、いわゆる中勢地域での郊外型大型ショッピングセンターの第一号だったと言ってよく、長らく高茶屋地区のランドマークでした。市民にとって閉店は非常にショッキングなニュースであったのだと思います。

 しかし、わしも含めて多くの一般消費者にとって気が重いのは、このような郊外型、大型のショッピングセンター、一般的には総合スーパー(GMS)と呼ばれる業態は、地方都市において今後ますます淘汰が進み、この春以降は全国で閉店ラッシュになるのがほぼ確実であるということです。

2016年1月19日火曜日

近鉄主要駅で銀聯カードが使用可能に

 近畿日本鉄道が平成28年1月21日から、主要駅の営業所窓口において旅行商品(特急券、普通乗車券を含む)を購入する際に「銀聯カード」を使用可能とすると発表しました。
 同時に、駅の窓口で特急券や「まわりゃんせ」等の企画乗車券等を購入する際にクレジットカードが利用可能となること(3月16日から)、また、駅の自動券売機で普通乗車券等を購入する際に、PiTaPa、ICOCA等の全国相互利用サービス対象の交通系ICカードが利用可能となること(2月 1 日から順次)も決まりました。
 「特急券をキャッシュレスで購入したい」という訪日外国人をはじめとする乗客の要望に応えるとともに、より便利に鉄道を利用してもらうため、今回のクレジットカード・やCカードの利用範囲の拡大措置となったものだそうです。
 銀聯カードは中国銀聯が発行しているクレジットカードで、中国でのシェアは9割以上(中国国内でカード発行業務が認められているのは中国銀聯だけだそう)、カードの累計発行枚数は50億枚以上となっており、2015年(平成27年)第1四半期における銀聯カードの取扱高は約1兆9000億ドルと、米・ビザカードの1兆6500億ドルを初めて抜き、事実上世界最大のカード会社となったことが大きく報じられたのも記憶に新しいところです。

2016年1月18日月曜日

こんなのがあった!国交省ネガティブ情報サイト

http://www.mlit.go.jp/nega-inf/
 先日、長野県軽井沢町で起こったスキーツアーバス転落事故は本当に痛ましい出来事でした。
 わしが学生の時にも、愛知県内の大学生を乗せた三重交通のスキーバスが道路から川へ転落し、25名の死者を出した衝撃的な事故がありました。それ以来、この種の ~リーズナブルで、比較的若者の利用が多い~ ツアーバスとか夜行バスは、ほぼ何年かおきに重大な死亡事故を起こしています。
 今回も、バスを運行していたイーエスピーなる会社が事故の2日目に、国土交通省が昨年2月に実施した一般監査で、運転手の業務への適性や知識を確認する「適性診断」も受けさせていなかったことから、道路運送法に基づいて1月15日から20日間、バス1台を使用できなくする内容の処分を受けていたことが後になって明らかとなりました。
 このケースは処分からツアー当日までの間が短すぎ、現実問題として一般国民がイーエスピーが処分を受けたことを知ることはできなかったようですが、これを自分の身に置き換えた場合、自分が利用するバスの運行会社が法令違反をしていないかについてはぜひとも知りたいし、可能なら一刻も早くそのような情報を入手したいと考えるのが当然でしょう。
 そのためもあってか、国交省がネットで公開している ネガティブ情報等検索サイト への注目が高まっているようです。
 国土交通省所管の事業者の、過去の行政処分歴を検索することができるというこのサイト、恥ずかしながらわしもその存在を知ったのは今回の事件がきっかけでした。

2016年1月17日日曜日

熊野の美味しい地魚取扱店

 熊野市役所がホームページで、熊野の美味しい地魚取扱店 というものを公開しました。

 熊野市内の港で熊野漁業協同組合所属の漁業者によって水揚げされたか養殖された魚介類や、その魚介類を主原料とした干物などの水産加工品を「熊野の美味しい地魚」と定義し、それらを提供する飲食店や小売店のうち、以下の条件をすべて満たすものが、市長から「熊野の美味しい地魚取扱店」として認証される仕組みです。

1.「熊野の美味しい地魚」を年間通じて可能な限り広く取り扱えること
2.その日に取り扱う「熊野の美味しい地魚」をお客に対して説明できること
3.「熊野の美味しい地魚」の仕入先を明らかにできること
4.納期の到来している市税を完納していること又は当該年度中に市税を完納できると認められること

 4だけはやや異質な条件ですが、市役所が主導する以上これは仕方がないと思います。
 このような厳しい認証基準をクリヤーしたのは19店です。詳細はホームページをご覧いただきたいのですが、すくなくともわしが行ったことがあり、もしくは買ったことがあるお店を紹介しておきます。

2016年1月16日土曜日

エンゲル係数上昇中

日経MJ より
 昨日(1月15日付け)の日経MJの一面には驚かされました。
 生活者の消費支出に占める食費の割合である「エンゲル係数」が、近年、我が国で急上昇しているというのです。

 エンゲル係数はその国の国民の生活水水準を示す指標によく用いられており、一般的には経済が成長して国が豊かになれば、エンゲル係数も下がっていくというのが一般的ですし、現に日本もそのような動向を示してきました。

 しかし、総務省が昨年末に公表した家計調査(2人以上の世帯が対象)によると、エンゲル係数は25.7%となり、7カ月連続で25%を超えました。日本では平成17年にエンゲル係数が最低となり、近年は23%前後で推移してきました。
 25%を恒常的に上回るのは約25年ぶりのことで、バブル期と同水準であり、ここ2年ほどで2%も急上昇した背景には、我が国の世帯では構成人数が減少したことに伴って個食化や外食化が進んだほか、消費増税や原料高が重なったことがあるようです。

2016年1月13日水曜日

三重県の周年企業

 お正月の中部経済新聞に、今年「周年」を迎える企業のリストがざざざっと見開き2ページに渡って掲載されていました。
 日本は欧米とか中国のような諸外国とは異なって、企業とは利益を最大に獲得するためのタスクフォースというよりも、働く人が自分をさらに高めて周りも幸せにする、「商の道」とか「匠の道」を究める共同体であるべきだことが理想とされています。
  したがって、企業にとって重要なのは、従業員の和を保ちつつ、質の高いサービス提供や製品づくりを行って、顧客の期待に応え、それによって事業を細く長く継続することです。
 このような日々の取り組みを営々と続けた結果、数十年、さらには百年以上も企業が存在しつづけることは、やはり称賛に値することではないかと思います。
 三重県内の主な企業として、次のようなところが挙げられていましたのでメモしておきます。 


創業170周年
 (株)宮崎本店 四日市市・酒造業  創業弘化3年(1846年)

創業120周年
 井村屋グループ(株) 津市・食品製造業  創業明治29年(1896年)
         
 (株)金星堂  桑名市・看板広告業     創業明治29年(1896年)

創業100周年
 (株)松阪鉄工所  津市・工具等製造業  創業大正5年

2016年1月12日火曜日

「“ちいさな企業”交流キャラバン」が尾鷲市で

 経済産業省(中小企業庁)は、厳しい経営環境の中で地域の“ちいさな企業”が持続的に発展していくため、「何が本当の課題か」、「今求められている対策は何か」について、地域の事業者と交流・対話を行う一環として “ちいさな企業”交流キャラバン を開催することとしています。
 全国を8ブロックに分けて1カ所ずつ開催していますが、中部地域においては平成28年3月14日(月)、三重県尾鷲市で開かれることが公表されました。(会場や開催時間は未定です。中小企業庁ホームページへのリンクはこちら
 この、経産省による「ちいさな企業」うんぬんという一連の施策は、平成24年ごろ、いよいよ日本経済の長期低迷が「失われた20年」となるのが確実となり、あらためて地域の経済や雇用を支えている中小企業、なかんずく小規模な企業や個人事業主を支援することで経済再生に取り組もうという機運が高まってきたことから生まれたものです。
 中小企業庁の幹部が、小規模企業の経営者や、商工会議所とか金融機関で支援の第一線にいる人々とひざを交え、率直に意見交換することはそれまでほとんど見られなかったことでした。
 全国各地で「ちいさな企業未来会議」などと命名されたミーティングが重ねられた結果、小規模企業振興基本法や小規模事業者支援法など、製造業であれば従業員20名以下、商業・サービス業であれば5人以下くらいの規模の ~しかし、このような小規模事業者は国全体の7割くらいある~ 企業や個人事業主に対する支援措置、具体的には経営計画の策定支援、補助金、低利融資、販路開拓支援などが講じられるようになりました。
 3月に尾鷲市で開かれる “ちいさな企業”交流キャラバン でも、どのような意見交換がなされるのか興味があるところではあります。

2016年1月11日月曜日

レガシー活用の困難さ

 前回のご遷宮以来、低落傾向が続く伊勢志摩地域の観光を活性化してほしいとの地元財界の強い要請によって、三重県では、伊勢神宮が伝承してきた文化を日本、そして全世界に発信する一大イベントの開催を決定しました。
 国(政府)からの全面バックアップと、県内各市町村と経済界、さらには一般県民の協力・参加を得て、事業の推進母体となる外郭団体が立ち上げられました。
 会場は、全国各地から人が集うゾーンと、文化・食・交流を行うゾーンが作られ、来場者のみならず地元も展示や催事に積極的に参加することによって、準備期間も含めるとたいへんに長丁場に渡った一大イベントは大成功裏に終了することができました。
 三重県知事は、「このイベントの開催によって、関連道路網など社会基盤整備はもとより、三重のイメージアップやパワーアップにとって非常に大きな成果と足跡を残した。大きく広がった人と人との新たなであいと交流の輪は明日の三重を創造するうえでかけがえのないレガシーであり、こうした成果を今後の三重の飛躍と発展に役立てていきたい。」とコメントしました。
 
 これは、5月に三重県志摩市で開催される主要国首脳会議(G7サミット)のことではありません。
 今から20年以上も前、平成6年に伊勢市で開催された 世界祝祭博覧会(愛称:まつり博・三重94)のことです。この一大イベントを、県職員でも古い人ならはっきり記憶されていることでしょう。

2016年1月10日日曜日

(マニアック)三重県ドローン規制条例の全文

三重県HPより
 来たる先進国首脳会議(G7サミット)を控えて、三重県では、全国の地方自治体として初となる、ドローンの飛行を原則禁止する条例「伊勢志摩サミット開催時における小型無人機の飛行の禁止に関する条例」を制定しました。平成28年1月27日から施行されます。
 サミットに参加する国内外の要人の警護を目的としたもので、対象地域と対象施設周辺地域(サミット開催会場など)の上空においては平成28年5月28日までの間、国や地方公共団体が業務で使用する場合を除くほか、何人もあらかじめ三重県知事の許可を得なければ小型無人機(ドローン)を飛行させることができません。
 また、無許可でドローンを飛行させた場合、または飛行させようとした場合に、知事はその中止を命じることができるほか、命令に従わない場合は排除措置を講じることができます。

 条例の本文が三重県ホームページに掲載されたので、参考までに転載します。(三重県庁の該当ホームページへのリンクはこちら
 なお、許可申請の具体的手続きや様式を定めた施行規則の制定、許可の審査基準や標準処理期間を定めた三重県行政手続条例の改正、さらに条文の外国語への翻訳などは追って行われるようです。

2016年1月9日土曜日

誘拐映画の新しさ「白い沈黙」

 伊勢市にある名画座の、伊勢進富座に行ってきました。
 今年初の映画は、昨年秋に封切りされたサスペンス映画 白い沈黙(The Captive)というカナダ映画です。
 

 ストーリーとしては、いわゆる「誘拐もの」です。
 カナダの小さな街で暮らしている主人公・マシューと妻のティア。二人には9歳の娘・キャスがおり、夫婦は娘がスケート選手を目指して日々練習に励む様子を見守るのが生きがいでした。
 しかし、ある吹雪の日、練習場から帰る途中でマシューが買い物に立ち寄ったほんの数分の間に、クルマに乗っていたはずのキャスが姿を消していました。

2016年1月7日木曜日

はんわし 初詣めぐり2016(その2)

 本日は、津の初午(はつうま)さんとして親しまれている、
蓮光院初馬寺(れんこういん・はつうまでら)
をお参りした様子をご紹介します。

 あらかじめ正直に告白しなくてはいけませんが、わしはここにこんなお寺があることは二十数年前から知っていたし、ここの前も数えきれないほど歩いています。が、境内に入ってお参りしたのはまったく初めてでした。
 津の初午さん、などと書きましたが、そのように親しまれ崇敬されているということも実はよく知らず、たまたま「伊勢の津七福神まいり」というキャンペーンを知って、せっかくだからお参りしてみよう、という感じで行ってみたのです。

 初馬寺は、JR津駅から徒歩5分の駅裏にあります。すぐ北隣は公園、そのまわりはホテルドーミーイン、ホテルサンルート、さらにたくさんの飲食店がある、つまりは繁華街の外れの一角にあります。いつもたくさんの奉賛者によるノボリがはためいているので、ここが何か立派なお寺らしいということにうすうす勘付いてはいました。
 しかし、今日、あらためて門(写真左側)の中に立つ石柱を見ると、「国宝 馬頭観世音」とあります。
 こ、国宝!?

2016年1月6日水曜日

はんわし 初詣めぐり2016(その1)

 仕事始めから二日経ち、そろそろ軌道に乗ってきたということで昼休みの散歩を再開しました。
 この時期はいつも吉田山から徒歩圏内の神社仏閣に初詣をしているので、いくつかご紹介してみます。
 まずは、津市上浜町にある
 小丹神社(おにのじんじゃ)
です。
 近鉄電車に乗って名古屋方面から津駅に近づくと、線路が左に大きくカーブします。その時右側に、いくつかのマンションが建つ小高い山が見えます。ここに小丹神社は鎮座しています。
 津駅西口から近鉄線路伝いに北上し、マンション前の十字路をさらに北に進むと、約10分で小丹神社の広い駐車場に着きます。
 立派な石柱には「式内」とあるので、延喜式神名帳が成立した平安時代中期(10世紀)には、すでにこの神社は存在していたことになります。
 しかし、由緒が書かれた掲示板を見ると、この神社が辿ってきた変遷は驚くべきものでした。

2016年1月5日火曜日

JR東海・名松線が3月26日から運行再開へ

 平成21年10月の台風18号によって、線路への土砂流入、盛土流出、橋台背面流出など甚大な被害を受け、不通となっていた名松線(めいしょうせん)の家城(いえき)駅~伊勢奥津(いせおきつ)駅間17.7kmが復旧し、平成28年3月26日から運行を再開するとJR東海が発表しました。
 現在、同区間は代行バスが1日11便(上り5便、下り6便)運転されていますが、線路復旧後は15便(上り7便、下り8便)に列車本数が増えることになります。
 交通運輸関係のニュースサイト「レスポンス」によると、災害によって不通となった鉄道が運行再開した例では、山田線(岩手県)の平津戸~腹帯間、摩耶ケーブル線(兵庫県)が、それぞれ6年2ケ月間不通となった後に再開したことがあるそうです。名松線は平成21年10月から平成28年3月まで不通だったため6年5ケ月ぶりの再開となる見込みであり、少なくとも戦後最長の復旧例となるそうです。
 
 地方ローカル鉄道線の廃止が全国で相次ぐ中、また、JR東海もあまりの被害の甚大さから当初は同区間を路線廃止する方針を示していた中、三重県や津市など沿線自治体が復旧工事を行うことなどの条件で、ひとまず運行再開に至ったのは喜ばしいことと言えるでしょう。

2016年1月4日月曜日

赤福餅はなぜあんなに取りにくいのか

 年始に京都へ行っていました。昨年秋に改装なった京都駅八条口(新幹線口)の1階部分の売店コーナーを初めてゆっくりと見て回りましたが、今までは確かポルタ地下街が一番最寄だった「イノダコーヒー」が出来ていたりと、色々な発見がありました。
 中でも驚いたのは ~今までそんなことも知らんかったのか!と言われるかもしれませんが~ 土産物店のショーケースに無数に並んでいる京漬物に「常温可」とか「常温で持ち帰れます」みたいな表記が大変目立っていたことです。
 わしの記憶では、ごく一部の種類は別として、しば漬けとか千枚漬けのような京漬物、特に浅漬け系の漬物は保冷剤が必須でした。購入時には店員から「日持ちしませんので」と念を押されましたし、ケーキ屋さんならタダでくれるような保冷剤を、一ケ30円とか50円とかそれなりの値段でで買ってつけてもらっていました。
 それが今回様変わりしており(わしには少なくともそう思え)、逆に「当店には保冷剤はありません」という表記さえ見かけました。
 昔から常温保存できる京漬物もきっとあったのでしょう。でしょうが、大きな広告を出して一等地にある、いわゆる有名老舗の漬物で、常温保存可能なものが主流になったのは、ここ最近のことではないでしょうか?

2016年1月3日日曜日

神奈川県立近代美術館鎌倉館に行ってみた

 日本初の公立による近代美術館と言われている、神奈川県立近代美術館・鎌倉館に行ってきました。

 通称「かまきん」と呼ばれているこの美術館は、ご承知の方も多いと思いますが、今年(平成28年)1月末で閉館され、65年間の歴史を閉じます。

 日本を代表する建築家の坂倉準三氏(明治34年~昭和44年)の設計であり、昭和39年に手がけた三重県伊賀市役所(旧上野市役所)市庁舎などに先駆ける、日本を代表するモダニズム建築としても知られています。
 鎌倉館の敷地は鶴岡八幡宮の所有地だそうで、その借地契約が満了することや、建物の耐震性が現行の基準を満たせないといった理由により閉館するのだそうですが、当初は建物も解体される方針だったところ、日本建築学会などから建物存続への強い要望があり、その後神奈川県が調査を行った結果、建物は保存されることに決まったとのことです。

 NHKテレビの新・日曜美術館で最後の展示会「鎌倉から始まった 1951-2016」が取り上げられたこともあって、かなり混雑しているのではないかと思い、朝一番で向かったのですが、意外にも人が少なく、ほとんど待ち時間なくスムーズに入れました。

2016年1月2日土曜日

お正月なので「めでたい焼」を食べてみた

 三重県南部にある尾鷲市の めでたい屋(三和水産) から、お正月用に「めでたい焼」を取り寄せてみました。
 めでたい焼とは、尾鷲市特産の新鮮な養殖真鯛を、薄塩仕立てで丸ごと一匹焼き上げ、真空パックにして急速冷凍したものです。要するに鯛の丸焼きです。
 特長として、鯛の腹の部分に国産ワカメが詰めてあり、鯛の美しい形がそのまま保たれている ~よく見かける、お腹の部分がへっこんでしまった焼鯛ではなく~ ことや、独自の技法でウロコごと焼き上げてあり、鯛の風味がそのまま閉じ込められているということのようです。
 一つ(一匹と言うべきか)のめでたい焼の頭から尾までの長さは35cmほどもあります。これ食卓には大迫力のサイズで、まさに慶事やお祝いの席に最適と言うことができます。


 めでたい屋の通販で注文して、3日ほどで自宅に到着しました。けっこう大きな箱です。

2016年1月1日金曜日