2016年2月28日日曜日

猫カフェ「ねこのいえ」に行ってみた

 三重県玉城町にある 猫カフェ ねこのいえ に行ってきました。
 このカフェのことはわしもニュースか何かで聞いて知っていましたが、今まで行ったことがありませんでした。

 わしは特にネコ好きというわけでもないのですが、先日「犬に名前をつける日」という映画を見て、ペットに癒しやパートナーシップを求める人が多い現代社会においてペットショップのような「動脈」ビジネスは必要だと思いますが、それだけでなく、いわば「静脈」に当たるペットビジネスこそ実は今の日本に重要なのではないかと気付き、ちょっと覗いて見る気になったのです。
 その意味では、このねこのいえは里親募集型の猫カフェであって、店内にいるネコは捨てられたり保護されたネコだそうです。里親探しも熱心に推進しているカフェとのことで、その問題意識にも興味がありました。

 ただ、この種のペットカフェにわしはまったく行った経験もなかったので、やってくるお客は猫が大好きなマニアばかりではないか? カフェのスタッフもそれに輪をかけたマニアなのではないか? 店に入った途端、わしのネコに関する知識のなさ、はっきり言えばネコへの愛情のなさを看破され、肩身が狭いのではないか・・・といった不安はぬぐえませんでした。

2016年2月26日金曜日

蝗害(こうがい)の時代へ

 北海道美瑛町の有名観光スポットであった、通称「哲学の木」が所有者によって伐採されたことが大きな衝撃を広げています。
 広々とした畑が広がる丘陵に屹立する一本のポプラの木。季節によって、天気によって、あるいは日差しや風によって刻々と景色を変えるその姿は、雄大な北海道を代表する景観としてあまりに有名で、おそらく写真や映像を見たことがない人のほうが少ないのではないかと思います。


 伐採の理由は、樹齢は不詳なものの実際はかなりの老木であり、枝が落ちたり、倒壊する危険があったことも挙げられていますが、この木を見に押し寄せてくる観光客や写真愛好家らが、私有地である畑に無断で立ち入って撮影し、作物を踏み荒らしたり、農作業の妨げになるからと退出を求めると、観光客から逆ギレされたり、といった非常識とも言えるマナーの悪さに所有者の農家が我慢できなくなったことが真相のようだとのことです。

2016年2月24日水曜日

3月12日に紀北町で「釣りコン」が

このブログではたびたび取り上げていますが、三重県紀北町で開催されている 遊び体験婚活イベント 釣りコン が、過去の開催で成立したカップルのうちから、このたび2組がめでたく入籍したとのニュースを発表しました。
 昨年11月に開催された第5回目の釣りコンでは、何と10組ものカップルが誕生したとのことです。この種のイベントは最近わりと全国各地で行われていますが、その中でも比較的、成果が上がっている ~少子化対策という視点での成果として~ のではないでしょうか。
 そして、待望の第6回目の釣りコンが、3月12日(土)9時から、紀北町の会場釣り堀 貞丸と、キャンプ inn 海山(みやま)を会場に開催されるそうです。
 参加対象は20歳~40歳代の独身の男女。参加費は男性9800円、女性は3800円。
 主催は第3次ベビーブームの会。後援は紀北町。
 そもそも「釣りコン」をよく知らない方のために説明すると、内容はこんな感じだそうです。


2016年2月23日火曜日

本当に生メロンが乗っていた件

 志摩市浜島町に新しくオープンしたメロン専門カフェ めろんはうす に行ってみました。

 意外に知られていませんが、志摩市浜島町は気候が温暖なことを活かした「マスクメロン」の栽培が盛んで、特産品にもなっています。
 メロン農家が集まる地区が、「南張(なんばり)」という地名なので、南張メロンというブランドを名乗り、贈答用などの高級メロンとして三重県内を中心に流通しています。
 同じくメロンが有名な、夕張(ゆうばり)があるのは北海道ですが、その夕張とこの南張に何か関係があるのかはわしにもよくわかりません。

 この めろんはうす を経営するのは、南張メロンの農家である川口農園というところ。使っているメロンは、当然ながら、お店のすぐ隣に建ち並んでいる温室で栽培された新鮮な自家製メロンということです。
 ここで今日、わしは「生メロンパン」というものを初めて食べ、軽い衝撃を受けたのでレビューしておきます。

2016年2月22日月曜日

良い規制緩和、悪い規制緩和

 またまた日経新聞ネタです。本日(2月22日)朝刊のコラム「春秋」が秀逸でした。
大田区HPより
 東京都大田区が国家戦略特区制度を使って、一定要件に該当する外国人滞在者への宿泊提供に関しては旅館業法を適用しないという、いわゆる「民泊特区」制度をスタートさせたことにまつわるものです。
 自宅を不特定多数の客に有償で宿泊させる行為は、Airbnbなどの仲介サービスが全世界的に普及している実態がある一方で、既存の旅館やホテル、民宿などからは事実上の脱法行為であって営業圧迫になるとの声も強く、何らかの解決策が強く望まれていたところです。
 このような中で、外国人訪問者が急増し、空港に近いにもかかわらず宿泊施設の十分なキャパシティがなかった大田区が、いち早く特区を活用して民泊を解禁したのでした。

 春秋は、大田区が民泊を始めたい希望者に対して配布した説明資料の、まず法律用語の難解さを嘆くところから始まります。
 さらに資料を読み進めて、手続きの図解を見ると、民泊開業のための事前相談が、区役所(生活衛生課、建築審査課、環境清掃管理課)、消防署、税務署の最低5ヶ所で必要なことなど、現実問題として幾多のハードルがあることを再認識させられます。
 結果として、「合法な民泊」は個人が気軽に始められるものではないとよくわかった。
と春秋子はボヤき、次のエピソードに続いていきます。

2016年2月21日日曜日

政府が「経営力向上計画」制度を創設へ

 日本経済新聞に、政府が今春、中小企業事業活動促進法を改正して新たに「経営力向上計画」の認定制度を創設することになったとの記事が載っていました。(2月21日付け「中小の税率3年間半減 固定資産税 政府が法改正案」)
 この制度創設は、経済産業省の中小企業政策審議会 基本問題小委員会が、中小企業の生産性向上について議論する中で具体化してきたもののようです。本年1月にはかなり詳細なディスカッションペーパーがインターネットで公開されています。
 これによると、
・少子高齢化等による労働力人口の減少や、国際競争の激化等が進む中で、中小企業の経営環境は厳しさを増しており、特に「少子高齢化等の社会の変化に対応する事業分野(はんわし注:医療、介護などに代表されるサービス業)や、輸出等によって国の付加価値を増加させる事業分野(はんわし注:製造業)については、生産性向上による効率化・競争力強化が求められる。
・しかし、中小企業の多くは生産性(はんわし注:従業員一人あたりの付加価値額)は低迷し、大企業との格差も開いており、人材確保や事業の持続的発展に懸念が存在している。
・このため、 中小企業の生産性を向上させ、労働の供給制約を克服し、将来の飛躍的な成長のための経営力強化を支援する必要がある。
 という理屈になっており、その具体的な支援方策が「経営力向上計画」になるようです。


2016年2月18日木曜日

紀勢自動車道に「ゆずり車線」が

 国土交通省紀勢国道事務所が、紀勢自動車道の紀伊長島IC~海山ICの間で整備している「ゆずり車線」が、2月27日(土)午前6時から開通すると公表しました。
 この区間には現在すでに約600mの「ゆずり車線」が設けられています。今回開通するのは、その南側を数百メートル海山方面に進んだ区間で、上下線とも約1kmに渡って新設されます。
 

 片道一車線の高速道路では低速車がある場合、その後続車は走行速度が低下して、交通容量や安全性、快適性が低下します。紀勢国道事務所は「ゆずり車線によって、低速車が後続車を追い越させることで、快適な走行速度を保ち、高速道路全体のサービス水準を高める」と説明しています。

2016年2月17日水曜日

ミエマンのカレー伊勢うどんを食べてみた

 先日、近鉄鳥羽駅近くにある土産物店&レストランの複合施設の 鳥羽1番街 に行ってきました。
 もっとも、ここはわしの実家のすぐ近くにあって、天気のいい休みの日なんかは鳥羽駅界隈から佐田浜港あたりをよくぶらぶら散歩しているので、立ち寄ることも多いスポットではあります。
 しかしまあ、そう思いつつも、この時は今年になってから初入館したような次第で、2階の土産物売り場に 三重のええもんBEPPIN なるコーナーが新設されていたのを初めて知りました。

 伊勢志摩地方の特産である真珠とか伊勢えびだのの海産物以外に、三重県には、萬古焼(ばんこやき)、日永うちわ、伊勢木綿、松阪木綿、尾鷲ヒノキ、といったようなさまざまな地域特産物、伝統工芸品があります。また、これらから派生したデザイン性の高い手ぬぐいであるとか、木工製品、加工食品であるとかもさまざま新商品が開発されていますが、これら三重県のご当地モノを一堂に集めたコーナーです。
 最近は高速道路のパーキングエリアなどには全国どこでも必ずこんなコーナーが設けられています。なのでコンセプト自体は目新しいものではありませんが、確かに鳥羽1番街には今までこんな売り場はなかったので、そこそこ新鮮に感じました。

2016年2月16日火曜日

飼い主には重大な責任がある

 伊勢進富座で「犬に名前を付ける日」(山田あかね監督)を見てきました。
 わしは今までに金魚やカブトムシ以外のペットを飼ったことはありません。もちろん犬も猫も、飼育した経験はありません。近所にも親戚にも飼っているところはなく、そんなものとして大人になってしまったので、今まで特に飼いたいと思ったこともありません。
 しかし、世間では捨て犬や捨て猫が意外に多く、それらのうち殺処分されるものも少なくないことは知っていましたし、最近はペットの絶対数は減少しているものの、少子化が進む人間の子どもの数よりも犬・猫のほうが多いとか、飼い主が高齢化しているため散歩の手間がかからない猫が犬よりも人気を集めている、といったことも話題になっていたと記憶します。


2016年2月15日月曜日

インバウンド旗艦店「イオンモール常滑」に行ってみた

 昨年12月にオープンした、イオンモール常滑(とこなめ)に行ってきました。
 常滑市は愛知県・知多半島の中央部に位置し、常滑焼という急須などの焼物で非常に有名です。東海地方の空の玄関口である中部国際空港セントレアがある街でもあります。
 イオンモール常滑は、そのセントレアの対岸に位置する「りんくうタウン」という広大な開発地域に建設されました。空港開設をにらんで企業や物流基地などの誘致を目論んで造成されたようですが、残念がらと言うべきか、関西国際空港と同様にほとんど誘致が進んでおらず、このイオンと、コストコなどがあるほかは地平線の向こうまで更地が続いているという、大変にシュールな光景が広がる地区でもあります。
 逆に言えばイオンモール常滑も敷地が広いだけに駐車場が充実しており、駐車台数は何と4200台。しかも6時間まで料金無料です。電車の駅(名鉄りんくう常滑駅)もすぐ近くですが、本数が少なく、買い物にはクルマ利用のほうが何かと便利かもしれません。
 それはさておき、イオンが「海と空を120%楽しむエンターテイメントパーク」と命名して、常滑ならではのご当地の魅力(ローカル)と、セントレアを核とした国際的な要素(グローバル)を融合した、グローカルな店づくりを進めていくと宣言しているこのモール、いったいどれほどワクワクするのでしょうか。

2016年2月14日日曜日

NPOが「市民の伊勢志摩サミット」を開催へ

 愛知、岐阜、三重のNPOで構成する「東海市民サミットネットワーク」などの主催により、 市民の伊勢勢志摩サミット(略称:市民サミット) が5月23日~24日の二日間、四日市市で開催されることが決定しました。

 みえNPOネットワークセンターが発表したもので、5月26日~27日に主要国首脳会議(G7)が三重県で開催されることに伴い、国内外のNGO等が集って、市民社会の立場からG7に向けた政策提言を行う内容になるそうです。

 東海地域では、サミット開催地の市民社会を担う立場から「東海市民サミットネットワーク」が、
a.環境(身の周りから地球規模まで、環境に関連する問題を幅広く捉える)   
b.災害(自然災害を中心に多様な災害を対象とし、災害に関連する問題を幅広く捉える)   
c.子ども・若者(格差、貧困、就労など、子ども・若者に関連する問題を幅広く捉える)
d.地域間格差(東海地域の農村漁村の問題、世界的な南北問題など、幅広く捉える)
e.移民・難民・多文化共生(東海地域における外国人の問題について幅広く捉える)
f.力強い市民社会(自治体から国際レベルまでのガバナンスや民主主義の問題など)
という6つのテーマについて、地域からの政策提言をする予定となっています。

2016年2月13日土曜日

イクメンはやっぱり強者の論理

 自分の子育てを妻任せにせずに、積極的に関わっていく生活信条を持ち、かつ実際に行動に移す男性が、いわゆる「イクメン」と呼ばれる人たちの定義になるのでしょうか。そのイクメンを自認し、男性の国会議員として初めて育児休暇を取得したいと公に表明していた衆議院議員が、先日、自身の身の不始末から辞職に追い込まれました。
 駒崎弘樹氏も言うように、「センテンススプリング砲」の凄まじい破壊力を目の当たりにした気がしますし、軽率としか言いようのないこの国会議員の下半身の問題と、少子化対策としての育休制度の充実や夫の意識の改革などの問題とは、慎重に切り分けて考えるべきなのは確かにその通りでしょう。(リンクはこちら
 しかし、イクメンに体現される、「男性にも育休を!」という掛け声は、わし自身、上から下々への号令、要するに強者の論理であって、社会キャンペーンとしてはやや上滑っているような気がしてなりません。全男性のうち少なくない割合は、今一つ腹に落ちていないような気がするのです。
 実際に、世間男女の声の多くはこの辞職議員に同情的ではなく、議論の切り分けを冷静に求める声もあるものの、今回の出来事で一時的に「イクメン」は停滞するであろうという見方が多いのではないでしょうか。

2016年2月11日木曜日

紀北町「卵卵ふわぁ~む」に行ってみた

 三重県紀北町にある洋菓子店 卵卵ふわぁ~む に行ってきました。
 卵卵ふわぁ~むは、地元の養鶏業者(垣善フレッグ)が直営しており、鶏のエサや飼育にこだわって生産された新鮮なタマゴを使っていることが特徴だそうです。このブログでも以前、道の駅まんぼうで購入した「カステラ」を取り上げたことがありますが、その後、お店のほうは改装などで約1年間休業しており、昨年の10月にリニューアルオープンしたものです。
 やはり、タマゴを原料としたロールケーキやプリンなどがイチ押しのようですが、先日、新聞にバレンタイン特別スイーツが期間限定で発売されているという記事が乗っており、今日はお休みだったのでリニューアル後の店の様子も見がてら買いに行ってきたのです。

 卵卵ふあぁ~むがある場所は、国道42号が赤羽川(あかばがわ)をまたぐ、新長島橋の左岸(尾鷲側)の交差点のすぐ近くです。交差点といっても建物がほとんどない、堤防と河川敷しか見えないところに卵卵ふあぁ~むの白い建物がポツンと建っており、かなり大きな看板も出ているので迷わずに行くことができると思います。(地図はこちら

2016年2月9日火曜日

普通の公務員が起こしたイノベーション

【読感】県庁そろそろクビですか?「はみ出し公務員」の挑戦 円城寺雄介著(小学館新書)

 わしは存じ上げなかったのですが、この本の著者の円城寺さんという方は、地方公務員(佐賀県職員)で、高い志と深い洞察力、そして型破りな実行力を兼ね備えて地方行政にイノベーション(革新)を起こし、それを着実に根付かせてきた実績を持つ、その道では大変有名な方とのことです。
 平成13年に佐賀県庁に入庁され、土木事務所や生産者支援課(農協などを監督する部署)、職員研修所、医務課などで勤務をされてきたという、一見普通の若手公務員です。
 しかし、この人がすごいのは、全国どこでも深刻な問題となっている救急患者のたらい回しを解決すべく、救急車にiPadを配布し、ICTを活用することで搬送可能な病院を素早く導き出すシステムを全国で初めて導入したり、さらなる救命率向上のために大学病院などと連携して佐賀県にドクターヘリを導入する実務に尽力され、現実に、それまで長くなる一方だった救急搬送の所要時間をわずかながら短縮した(これは非常に画期的なことで、全国的に例がない)という素晴らしい成果を上げていることです。
 県庁という組織からはみ出している「はみ出し公務員」と自称しているものの、それでも現場に困りごとがあれば職務範囲外であっても寝食を忘れて取り組む情熱と、解決していく能力を持つ、世間一般では「カリスマ公務員」とか「スーパー公務員」と呼ばれるようなタイプかもしれません。
 しかし意外にもというか、円城寺さんは「このところのヒーロー型公務員がもてはやされる風潮が気になる。」と明確に危惧を述べています。

2016年2月8日月曜日

日本初、再チャレンジ専門の投資ファンドが

 一般社団法人MAKOTO(仙台市)と福島銀行が、「再チャレンジ」に特化した日本初の投資ファンドである 福活(ふっかつ)ファンド を設立したことが関係者から注目を集めています。

 日本の経済は停滞していると言われて久しいのですが、その現れの一つが、地域にとって重要な経済セクターである中小企業、なかんずく、小規模企業と言われる従業員が少ない企業や個人経営、家族経営の事業体がどんどん減少していることです。
 小規模企業といえどもその経営者は良くも悪くも人の上に立つリーダーであり、地域経済に能動的に関わる立場にあります。その経営者が減ってしまうことは地域の経済活力を奪うことにつながります。日本では、戦後復興の時期から個人事業主が激増し、開業率(全事業体のうち新規起業・創業した割合)はバブル期までは6~7%もありました。しかしバブル崩壊とともに4~5%に低下し、同時に1990年代後半は戦後世代の創業者がリタイアする時期と重なって、廃業率が開業率を上回るようになってしまいました。
 情報通信分野を中心にベンチャーが勃興し、活力を取り戻していたアメリカを見習って、日本でもベンチャーなどへの起業支援、創業支援が盛んに行われるようになりました。
 しかし、これと並行して、もう一つの問題が頭をもたげてきました。一度起業にチャレンジし、不幸にして事業に行き詰ってしまい倒産や清算の憂き目にあった人が、もう一度新しいビジネスで起業しようとしても、金融機関から融資が受けられない、という問題です。

2016年2月7日日曜日

引退するJR紀勢本線キハ48に乗ってきた

 JR東海は平成28年3月26日のダイヤ改正により、紀勢本線と参宮線でのすべての普通列車をキハ25形及びキハ75形のディーゼルカーで運行すると発表しました。
 旧国鉄時代から運用されてきたキハ40系ディーゼルカーは、JR東海管内からすべて引退することとなります。
 先日、亀山に行く用事があり、たまたまやって来た列車がキハ48だったので、わしは鉄ちゃんでは決してありませんが、記念に写真を何枚か撮りましたのでアップしておきます。

 このブログでは何度も書いていますが、三重県内の伊勢湾沿いの主要都市間はJRと近鉄が並走しており、運行本数、所要時間、運賃などすべての点で近鉄の利便性がはるかに勝っているので、ラッシュ時を除いてはダイヤも1時間一本程度であり、昼間のためかこのようにガラガラに空いていました。
 車内に入るとどことなく油煙の臭いがします。2人掛けの座席が向き合って並んでおり、機関車に引かれて走る昔の「客車」のような雰囲気がします。

2016年2月6日土曜日

鈴木三重県知事が給与の自主削減を撤回へ

 三重県内各紙は5日、県が公表した平成28年度一般会計当初予算案の内容を一斉に報じました。7366億円という予算額は昨年度に比べて実質60億円もの増加となっています。
 これと同時に、「日本一給料の安い知事」を選挙公約に掲げて平成23年の知事選挙で初当選し、実際に給与月額の3割、ボーナスの5割を自主削減していた鈴木英敬知事は、この知事給与特例を廃止して、条例で定める本来の給与額に戻すことも発表されています。
 現在任期二期目である鈴木知事の平成27年度の年収は約1390万円で、一期目を終えた際に受け取ることができた退職金約3620万円も受け取っていません。
 今回の自主削減廃止によって年収は約2170万円へと大幅な増額になる予定であり、現在47都道府県知事の中で最低の年収額は、全国20位台へと一気に上昇する見込みとのことです。
 自主削減を止める理由として鈴木氏は、平成26年末に県特別職報酬等審議会が「知事給与は削減前の本来の額に据え置くのが本来あるべき姿」と答申していたことを上げています。
 このタイミングでの自主削減撤回について、県議会最大会派「新政みえ」の代表をつとめる議員は「一期目の公約との整合性を説明してほしい」とコメントしているそうです。
 鈴木氏が初当選した際は、給与を自主削減する公約を支持した有権者も多数いたと思われ、ある意味で結果的な公約破りとなる今回の措置には反発の声も高まりそうです。
 わしの雑感をメモしておきます。

2016年2月4日木曜日

地域振興という「総力戦」の果て

 地域振興は「総力戦」である とは、地域おこし、地域産業活性化などの最前線で活躍されているような関係者からも時々聞こえてくる言葉です。

・地域外から収益が得られるような産業がなく、経済的に疲弊している地域であっても、その地域に固有の農林水産物や特産品、郷土食といった「宝もの」があるはずだ。
・それを商品にすれば、すなわち地域外のお客から対価が取れるような価値がある売り物にブラッシュアップすれば、都会で販売できたり、そこから地域に観光客がやってきたりして、ものや人の交流が活発になり、地域が収益を上げられる。
・そのためには、人材、人脈やコネ、資金、企業、学校など、その地域にある、ヒト、モノ、カネ、智恵、情報などの資源をすべて投入し、「総力戦」で地域間競争に勝たなくてはいけない。
 
 という議論です。
 地域振興にとって、地域の人々の目に普段は入らないような、それとはなかなか意識しないような地域資源を積極的に活用すべきだというのはそのとおりです。
 しかし、総力戦で戦った結果、もし仮に競争に「敗けてしまった」ら、どうなってしまうのでしょうか?
 太平洋戦争後のごとく焼け野原となる。実際には日本は焼け野原から高度経済成長を遂げましたが、21世紀の「地方」では、そもそもそのような再度の立ち直り可能性はほとんどないことは意識しておいたほうがいいいかもしれません。


2016年2月3日水曜日

伊賀越「アルコールゼロしょうゆ」を使ってみた

 イスラム教徒向けの、戒律に従って製造されたことが第三者認証されている食品、いわゆる「ハラール認証食品」への注目が高まっています。
 今後、イスラム圏でも日本食への需要が高まると見込まれることから国内の食品メーカーがこぞって参入しており、三重県内の企業でも製造しているところがいくつもあるやに聞いてはいましたが、先日、近所のスーパーで、伊賀市の老舗醸造メーカー 伊賀越による「アルコールゼロしょうゆ」なるものを発見したので早速購入してみました。

 ご承知の方も多いでしょうが、一般的なしょうゆには微量のアルコールが含まれています。
 現在のしょうゆ造りでは最終工程で熱消毒されるためにアルコール分が飛んでしまうことから、あえて少量のアルコールを添加しているケースが多いようですが、本来は醸造の過程でアルコール分は自然に生成され、それがカビを防いだり、しょうゆ独特の香りを高めるなどの役割も果たしているそうです。

 イスラム教徒にとってアルコールは禁忌です。しょうゆメーカーはハラール認証を得るべく、味を落とさずにアルコール分をゼロにする製法の開発にしのぎを削っているようなのです。
 このしょうゆも肩ポップに「ゼロ」と大きく表示されているのみならず、特許出願中などとも書かれています。いったいどんな味がするのでしょうか?

2016年2月2日火曜日

サミットテロの危険性を減らすには

 伊勢新聞が10日ほど前に、志摩市教育委員会がG7主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に関連してテロの危険があるとして、市内の小中学校に対し、開催期間前後の運動会実施の自粛を呼びかけたことを報じていました。これについては、ああそんなものかと思っただけでしたが、近鉄がサミット警備に伴って、会場付近に乗り入れる近鉄志摩線の賢島~鵜方間の運行を開催期間の1週間ほど前から運休する方針としたとか、4月末にジュニアサミット開催が予定されている桑名市の会合で、桑名警察署の警備課長が「テロの発生は否定できず、むしろ危険性は高まっていると思ってほしい」と警戒を呼び掛けたというニュースを見ると、考えたくはないことですが、これはやはり世界情勢から判断して、何らかのテロ攻撃が行われる可能性は我々が漠然と考えている以上に高いもので、むしろ避けられないと覚悟したほうがいいのかもしれない、とさえ思ってしまいます。
 何事によらず、自分は死んでもいいと腹をくくった人間が、刃物なり銃器なり爆弾なり毒ガスなり放射性物質なり、どんな手段を使ってでも他人を殺傷してやろうと仕掛けてきた場合に、これを完全に防ぐことは極めて難しいことです。
 しかも、日本では警察にせよ海上保安庁にせよ自衛隊にせよ、残念ながら ~と言うか、ありがたいことにと言うべきでしょうが~ ほとんど対テロの実戦経験がありません。
 できる限りテロの被害を少なくし、あわよくばテロを未然に防ぐためには、やはり一般市民が不審な人物やモノ、不審な行動などに気をつけて、警察と連携を密にして対処していくほかはないでしょう。


2016年2月1日月曜日

民泊規制はTPP違反?

 自宅の一室を旅行者に有料で貸し出して宿泊させる、いわゆる「民泊」が話題になっています。
 外国人観光客が急増し、国内のホテルや旅館の宿泊予約が取りにくくなっている中で ~確かに、東京出張で ビジネスホテルを探してもほとんど空きがない~、今すでにあって、しかも余っている「自宅の部屋」や「マンションの一室」を活用するというアイデアは、当然の知恵と言えばその通りでしょう。
 この、「今あるモノを皆で共有して使う」ことは大きなビジネスにもなっていて、シェアリング・エコノミーと呼ばれ、全世界で急速に広まっています。民泊ならAirbnb(エアービーアンドビー)というICTを使った仲介サービスが有名ですし、やはりICTにより自家用車をハイヤーとして使うUberというサービスも、以前このブログで取り上げたことがあります。
 しかし一方で、民泊は旅館業法に抵触する恐れが強く、既存の宿泊業者の経営圧迫になることや、衛生面・防犯面で不安があること、閑静な住宅街に宿泊客がやってくる(そしてしばしばハメを外す)ことが近所迷惑であるなど、多くの懸念やトラブルが生じていることも事実です。
 このため政府では、これらの声にも考慮して、民泊を旅館業法上の簡易宿泊所と位置付けて規制を一部緩和し、現在のような無許可状態ではなく営業許可の取得を容易にする方向で検討が始められています。また、東京都大田区では国家戦略特区制度に基づいて、外国人の長期滞在者向けの民泊を認める条例がこのたび施行されたところです。