2017年1月31日火曜日

衝撃(笑激か?)動画「しゃべる金魚」

 伊勢志摩経済新聞に、伊勢市の一般家庭で飼われている金魚が「しゃべる」という驚くべきニュースが掲載されていました。
 「きんちゃん」なる、このしゃべる金魚は、現在高校3年生になる飼い主さんが小学6年の時に「高柳の夜店」の金魚すくいですくった和金(ワキン)のうちの一匹が大きくなったものだそうです。

 MINKEITV-みんなの経済新聞ネットワークの動画ニュース にYoutubeの動画がアップされているので共有します。


2017年1月30日月曜日

SIB自治体職員向けセミナー

 日本財団や京都地域創造基金などからなる「ローカルSIB調査研究・普及プロジェクト」が、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)に関する自治体職員向けのセミナーを全国で開催するようです。
 SIBとは、貧困とか医療、教育といったような社会的な課題をビジネスで解決する事業、いわゆるソーシャルビジネスに関する資金調達の一つの手段です。
 こうした社会システムの先進事例は残念ながら日本発のものはほとんどありません。SIBもイギリスで編み出され、世界で普及しているシステムで、有名な事例としては「元犯罪者の更生」への投資というものがあります。
 アメリカのある州(だったか?)が、刑務所の受刑者や出所者を更生させるプログラムの財源のためにSIBを採用しました。必要額は銀行で債券化されて一般投資家が購入します。州はこの資金でプログラムを実行し、その結果、再犯率が低下すれば、本来は必要であったかもしれない防犯や治安維持のための経費が不要になるので、その金額を「配当」として出資者に分配したというものです。

2017年1月29日日曜日

鹿肉パティの「おいしかバーガー」を食べてみた

 約1年ぶりに大台町へ行きました。昼過ぎに用事を済ませ、せっかくなので昼飯は大台町の名店・一冨士の中華そばでも食べようとお店に向かったら、やはりというか長蛇の列ができており断念。
 これまた約1年ぶりに道の駅「奥伊勢おおだい」に行くことにしました。ここはレストランもおいしいし、お弁当なんかもいろいろあると思って入店すると、しばらく見ない間に店内が改装されていて驚いたのですが、それはまあさて置き、まずトイレに行こうともう一度店の外に出たら、スナックとかソフトクリームとかを売っている屋台で、鹿肉をパティ(ハンバーグ)に使った「おいしかバーガー」なるものを販売していました。
 田舎では必ず見かけるご当地バーガーというやつ ~わしの出身地の鳥羽市にも「とばーがー」というのがある~ の一つで、大台町の地元産物を使った「大台バーガー」という統一コンセプトの中で、使っている材料によって4種類くらいあるそうです。この「おいしかバーガー」は、①鹿肉パティを、②わさびマヨネーズを使い、③抹茶入りのバンズ(パン)で挟んだものとのこと。
 大台町に限らず、猪やシカなどの獣害に悩まされている全国の山村で、駆除を兼ねてこれらの肉をジビエとして活用、商品開発する動きが活発です。
 1個500円と手軽な値段だったので、試しに1つ注文してみました。

2017年1月28日土曜日

三重県の石垣副知事が退任を表明

 鳥羽・志摩の海女漁が、国の重要無形民俗文化財に指定される見込みとなったことは、三重県民にとって嬉しいニュースではありますが、わし個人としては石垣英一三重県副知事が3月いっぱいで退任することとなったというニュースのほうが数十倍インパクトがあり、かつ重要なものであると直感します。
 1月27日の三重県知事の定例記者会見で明らかにされたもので、退任の理由として石垣氏はG7主要国首脳会議の開催終了や、県庁組織の新陳代謝、自身の健康問題などを挙げており、三重県知事も退任を了承したことから、今後、後任の副知事人事が県政の焦点となります。
 各紙が報じているように、現在の三重県政は石垣副知事の人脈、調整力、庁内の人望などに大きく依存しています。これは衆目の一致するところだからこそ、三重県知事は2期目の任期も副知事職の残留を強く懇願し、石垣氏もこれに応えてきたと思われます。
 石垣氏の退任で、今までは「石垣副知事がそう言うなら」、「石垣さんに話を聞いてもらえるなら」ということで丸く収まっていた県政に対する庁内外からの大小硬軟さまざまな意見や要望などが、防波堤を失って一気に噴出する可能性が高まるでしょう。
 収拾がつかなくなるのではないか、とぼんやりした不安を感じます。

2017年1月26日木曜日

3Dテレビが生産終了

 GIGAZINEによると、ソニーとLGが、アメリカのニュースサイトCNETに対し、「2017年は3Dテレビの販売を中止する」と表明したそうです。
 映画「アバター」の世界的なヒットがきっかけとなって、家庭用テレビでも3D技術が開発されることになり、各テレビメーカーは3D機能をハイエンド機種向けに投入。テレビの革命だとか、まったく新しい世界が見える、などと宣伝合戦が繰り広げられていました。
 しかし、3Dテレビで立体映像を見るためには専用の3Dメガネをかけなければならず、しかもそれらにメーカー間の互換性がないこと、そして決定的な問題として、そもそも3Dで放送される番組(コンテンツ)が圧倒的に少ないこともあって、「世界の亀山モデル」の凋落に代表される薄型テレビの不振を払拭できる有力商品とみなされていた3Dテレビの市場は、今一つ盛り上がりに欠ける状況でした。

2017年1月25日水曜日

津市がビジネスサポートセンターを新設へ

 中部経済新聞などによると、津市が4月から、中小企業支援、創業支援などを一元的に行う、仮称「津市ビジネスサポートセンター」をあのつピア内に新設することが明らかとなりました。
 ここ数年、静岡県富士市の富士市産業支援センター(通称、f-Biz)を草分けとして、岡崎市ビジネスサポートセンター(Oka-Biz)や、関市ビジネスサポートセンター(Seki-Biz)など、市のレベルで、中小企業の経営や創業・起業などを支援するビジネスサポートセンターの新設が相次いでいます。
 中小企業の経営課題は、資金繰りや税務申告、労務管理、下請けいじめ対策などといった昔からある内容から、新商品開発、通販サイトの運営、海外向け販路開拓、知財対策、PL法や特商法といった法令対策、などますます多様化しています。
 また、創業や起業も、かつては料理人や美容師などが修行期間を経て独立開業するパターンが多かったものが、新規学卒者がベンチャーを起こしたり、企業OB、主婦などいろいろなバックボーンを持つ人材が新たにビジネスを起こすことが多くなってきました。
 今までも、商工会議所や商工会、金融機関などが地域のビジネス支援には当たってきましたが、それだけでは多岐で多様なビジネス現場のニーズに十分に対応できなくなってきたのです。

2017年1月24日火曜日

「この世界の片隅に」のキネ旬1位に納得した件

 新年早々、2016年キネマ旬報ベスト・テンの日本映画第1位に選出されたこともあって、異例のロングラン上映となっているそうな長編アニメ映画「この世界の片隅に」を見てきました。



 わしは12月に「君の名は。」を見てかなり感動したのですが、こちらのほうは残念ながらキネ旬ベスト・テンではランク外となってしまいました。

2017年1月23日月曜日

「ア・ピース・オブ・コスモス」が道路協力団体に

国交省紀勢国道事務所HPより
東紀州地域(三重県南部の、尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)は平成26年の高速道路(紀勢自動車道)全通によって、革命とも呼ぶべき交通アクセスの劇的向上がありました。これによっていろいろな影響が出てきています。
 顕著なのは国土交通省が公表しているような、観光客の増加とか救急車の搬送時間の短縮化などのプラス効果ですが、これと同時に、三重県北中部から東紀州に来るクルマは多くが高速道路を利用するようになった結果、今までの幹線道路であった一般国道42号の通行量には相当な余裕が生まれ、景色を見ながら、寄り道しながらのんびりドライブするには、むしろ望ましい状態になっています。
 そんな中で、紀北町と尾鷲市の国道42号沿線で、アジサイの維持・管理活動などを行っているNPO法人「ア・ピース・オブ・コスモス」が、国土交通省中部地方整備局長から道路協力団体として指定を受けたことが公表されました。
 道路協力団体とは、道路における身近な課題の解消や、道路利用者のニーズへのきめ細やかな対応などの業務に、自発的に取り組む民間団体等を国交省が支援することで、地域の実情に応じた道路管理の充実を図ることを目的とした制度だそうです。

2017年1月22日日曜日

四日市あすなろう鉄道に乗ってみた

  四日市市の中心部と、南西部の郊外を結ぶローカル鉄道である、 四日市あすなろう鉄道に乗ってきました。
 かつて近鉄内部線・八王子線として運行されていた全国でも珍しいナローゲージ(線路の幅が762ミリと、JR線などの半分くらいしかない)の路線ですが、利用者数の低迷による慢性的な赤字のため、平成27年4月からは新しく設立された「四日市あすなろう鉄道株式会社」により運行が引き継がれているものです。
 ローカル鉄道は全国各地で経営難に苦しんでおり、第三セクターに転換する路線も多くみられますが、四日市あすなろう鉄道は、近鉄に代わって四日市市が線路や電車を所有し、それを株式会社であるあすなろう鉄道に無償で貸与したうえで運行するという、いわゆる「公有民営方式」であることが大きな特徴です。
 初年度となる平成27年度の収支は、運賃の値上げなどを行ったことから利用者がさらに減少し赤字となると見込まれましたが、実際には約5400万円もの黒字。ローカル鉄道再生の事例として全国から注目が集まっていました。
 そんな中、さらに鉄道ファンを狂喜させたのは、新会社となった早々の27年9月に新型車両260系が投入されたことと、それが鉄道愛好者団体の「鉄道友の会」が優れた鉄道車両に贈るブルーリボン・ローレル賞を受賞したことです。

2017年1月21日土曜日

またゲームのルールが変えられる

 アメリカのトランプ大統領が就任しました。アメリカ第一主義を掲げ、アメリカの産業競争力を低下させているのは自由貿易、アメリカの治安を悪くしているのは移民やイスラム教徒、といった明確かつハチャメチャな公約を実現しようとしています。

 ここまで社会や経済のグローバル化が進んでいる以上、人、モノ、カネ、情報が国境を越えてますます盛んに行き来するようになるのは止められないと思うし、その恩恵をもっとも受けてきたのはほかならぬアメリカ合衆国だと思います ~グローバルスタンダードとはアメリカスタンダードのことである、とはよく保守的な人々から指摘されたことです~ が、まあとにかく、現実がこうなってしまったのだから、しばらく様子を見るしかないし、変化に素早く適応していくしかないでしょう。
 こんなことは、わしが言うまでもなくとっくに誰かが指摘しているでしょうが、自分が敗けそうになってくると「ゲームのルールを変える」のはアメリカの常套手段です。今回のアメリカファースト、保護貿易主義もルールチェンジ、もしくはゲームそのもののチェンジだと理解すればいいのではないでしょうか?

2017年1月19日木曜日

流山市、人口急増の誤算

 先日の日経新聞に 「子育ての街」千葉・流山、人口急増の誤算 という記事が載っていました。(1月16日付け)
 子育て世代の誘致に力を入れてきた千葉県流山市が、予想以上の人口流入のため保育園や小学校などの施設がほぼ満杯の状況に陥り、一部では「急激な人口増に歯止め策を」という声も出てきたと報じられています。
 流山市は千葉県北西部にあり、かつては江戸川の水運で栄えた町だったそうです。井崎義治市長が平成16年に市町村では全国で初めて市役所内に「シティ・マーケティング」の担当課を置き、「都心から一番近い森のまち」とのコンセプトのもと、共働きの子育て世帯をターゲットとして住民の誘致(移住促進)策を展開していきます。
 平成17年に都心までを30分で結ぶ鉄道路線、つくばエクスプレス(TX)が開通したことを契機に一艘人口増加が進み、それまで15万人台だった人口が平成21年には16万人を突破。平成28年11月には18万人にまで達しました。
 しかし、都心に近いゆえに保育士がより給料の高い東京都内などに転職してしまったり、マンションの新築ラッシュによる児童増加で小学校の新築が必要になるなど、急激な人口増加による副作用も顕著になっているとのことです。

2017年1月18日水曜日

ソーシャルビジネス資金調達の現状

 日本政策金融公庫論集 第33号(平成28年11月)の「ソーシャルビジネスの資金調達の現状について」という論文が興味深かったのでレビューしておきます。
 社会的な課題をビジネスの手法を用いて解決する「ソーシャルビジネス」は、高齢化が進展する日本において今後ますます発展が期待されるビジネスです。
 ソーシャルビジネスの事業発展のため資金調達は重要な問題ですが、以前からこの点については一般ビジネスにはないソーシャルビジネスに特有の難しさがあるとされてきました。
 国(経済産業省)の過去の調査によると、借り手(ソーシャルビジネス事業者)が金融機関からの融資を受けられない主な理由として、
・「ビジネスモデルが確立されていない」
・「事業計画がしっかり立てられていない」
・「経営能力に問題があり継続性が担保できない」
等が考えられること。また、金融機関側はソーシャルビジネスという社会性と事業性を両立したビジネスモデルに関する目利きが難しいことなどが挙げられています。
 この論文ではさらにこの点を掘り下げて、現場で実際にどのような問題があるのかと、その対応について昨年夏にソーシャルビジネス事業者に対して行ったアンケート(社会的問題と事業との関わりに関するアンケート)結果により考察しています。

2017年1月17日火曜日

熊野古道センター 館蔵品展に行ってみた

 せっかく尾鷲まで来たので、三重県立熊野古道センターの館蔵品展に行ってみました。熊野古道センターは、熊野古道が世界遺産に登録されたことを記念して平成19年にオープンした施設であり、広義の「熊野」(=紀伊半島最南部全域を指す)の自然、歴史、文化に関する展示と、体験イベントや文化講座などの企画・実施を行っています。


 また、多数の史料や文献なども収集、所蔵しているそうで、この館蔵品展は熊野古道センターの開館10周年を記念して、熊野詣でが盛んだった中世期の熊野古道に関する道中日記や道中案内記、旅行記、昔の観光ガイド、書籍、浮世絵、絵画などが展示されていました。

2017年1月16日月曜日

木花堂で見つけたマグカップ

 前回の訪問から2年ぶりに、熊野市のセレクトショップ 木花堂(このはなどう) へ行ってきました。
 尾鷲市梶賀町の網元ノ家から国道311号を走ること約10分。ワインディングロードなので前方だけに注意して走っていると見落としてしまいそうな小さな三叉路が、熊野灘に面した小さな集落である須野町への入り口になります。
 この道に沿って1~2分ほど進むと、水平線が急に視界に入ってきます。ここが須野町の集落で、道の終点は堤防。わずかばかり広くなった場所が集落共有の駐車場です。
 車を停めて、看板に従って集落の中に入っていき、しばらく石段を上った角地の家が木花堂です。
 2年前はご夫婦だけでの経営でしたが、おめでたいことにこの間にお子さんが誕生されたとのこと。
 さらに須野町自体に移住者が徐々に増えており、2年前は5人だった(!)人口が何と10名に倍増したそうです。数字だけで見たら100%増というのは三重県内でも最大級の人口増加率ではないかと思いますが、それはさておき。  

2017年1月15日日曜日

梶賀の「網元ノ家」に行ってみた

 尾鷲市梶賀町(かじかちょう)の特産品である「あぶり」については、たびたびこのブログでも取り上げています。小アジや小サバなどを下ごしらえし、長い竹串にオイルサーディン状に並べて差し、カシやサクラを燃やした煙でいぶしたものです。
 おそらく冷蔵庫もない時代の保存食だったのでしょうが、魚のうまみが燻した風味により一層引き立ってたいへんに美味であり、ビジュアルも含めて全国的にも非常に珍しい食べ方(と言うか、ご当地食材)なので、近年の特産品ブームに乗って食通の方々から高く評価されている食品でもあります。
 今日は、その「あぶり」を実際に作る作業が公開され、希望者は体験もできるとのことだったので、会場である梶賀町の「網元ノ家」に行ってみました。
 梶賀町は、道路が整備された今でこそ、尾鷲市街地から30分ほどで行くことができますが、複雑に入り組んだリアス式海岸の中、谷に沿って家々が立ち並んでいる漁村であり、漁には絶好のロケーションである反面、かつての陸上交通は困難を極めたことと思います。(GoogleMapはこちら

2017年1月14日土曜日

水産庁がクロマグロの違反操業実態調査へ

 朝日新聞によると、絶滅の恐れのある太平洋クロマグロを保護するための漁獲規制をすり抜けて、マグロを水揚げする例が相次いで発覚していることから、水産庁は全国の実態調査に乗り出すこととなったそうです。
 日本はクロマグロの消費大国として世界から批判を浴びていることから資源管理にも熱心に取り組んでいるようですが、こうした違反操業が増えれば国際社会の信頼を失いかねないことが理由とのことです。
 この実態調査のきっかけは、昨年12月末に全国的なニュースとなった、水産庁が長崎県(庁)と三重県(庁)に漁獲規制の徹底と監視体制の強化を求める行政指導を行ったことであるのは間違いないでしょう。
 わしも年末にニュースを読んだときは重要性が今一つピンと来なかったのですが、国際社会から信頼を失うことになれば、日本の食文化のすばらしさ、食材の安全性を世界の消費やにアピールしており、4年後には東京オリンピックも開かれる日本にとって、まさに国恥ともいえる事態です。水産庁から指導を受けた両県庁も、違反した漁業者も、責任は重大です。
 日経電子版の関連記事(クロマグロ違反操業、初の行政指導 長崎・三重両県に  平成28年12月24日)などを参考に整理してメモしておきます。


2017年1月12日木曜日

出生率が2.81だという奈義町って?

 先日の日経新聞に「出生率2.81に急上昇 岡山・奈義町の子育て施策」という記事が載っていました。
 奈義町は岡山県の東北部に位置し、人口約6千人。面積は約70平方kmという小さい町です。いわゆる平成の大合併では、住民投票によって合併をせず単独で生き残る選択をしたものの、長らく人口の減少は止まりませんでした。
 このままでは町が消滅する…という危機感から、平成24年に「子育てするなら奈義町で」というキャッチフレーズを掲げ、「子育て応援宣言」と称した様々な子育て施策を打ってきました。
 子育て関連の予算はそれまでが町予算全体の2%強だったものが、平成28年度には3%強の1億2600万円まで増額し、その結果、平成17年に「1.41」だった合計特殊出生率は、平成26年には「2.81」にまで急上昇したとのこと。
 ちなみに、出生率の平成26年度の全国平均は1.42なので、奈義町は何とその2倍!
 全国で見れば奈義町並みに出生率が高い町村もいくつか存在しますが、ほとんどが九州南部や沖縄の離島の自治体であり、本州にあってこれほどの高い自治体は極めて異例だそうです。

2017年1月11日水曜日

新元号は「やまとことば」で

 今上天皇が譲位を強く希望していることを受けて皇室典範の改正議論に入っている政府は、平成31(2019)年1月1日に皇太子が新たな天皇に即位するとともに、同日から新しい元号とする方針であることを各紙が報じています。
 記者会見で「平成」と毛筆で書かれた紙をかざしている小渕恵三官房長官(当時)の絵づらをわしも強烈に記憶しているのですが、その時に「平成」の由来は古代中国の歴史書「書経」の虞書(ごしょ)・大禹謨(だいうぼ)、及び「史記」五帝本紀中にある、「地平かに天成る」から命名したことも広く報道されました。
 ウィキペディアなどを見ると、「昭和」という元号も四書五経の書経尭典の「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明(しょうめい)にして、萬邦(ばんぽう)を協和(きょうわ)す)からの命名。
 「大正」は易経 彖伝・臨卦の「大亨以正、天之道也」(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)から。
 「明治」も「易経」にある「聖人南面而聴天下、嚮明而治」(聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む)から命名されています。
 元号は中国の古典から命名しなくてはいけないという法律はなく、あくまでも慣例のようですが、今回の天皇譲位による新元号もやはりそれを踏襲するのでしょうか。

2017年1月10日火曜日

今年は休日が4日間消滅

 今日は小ネタ。
 ロケットニュースほか、さまざまな方面ではとっくに話題に取り上げられていることのようですが、今年はいわゆる「日の並び」が悪い一年らしく、昨年に比べて休日(祝日)が4日間も減少することになるそうです。
 これは「祝日が4回も土曜日とぶつかる」ためです。
 祝日が日曜日に当たるときは振替休日となり、翌月曜日が休日になりますが、これは「国民の祝日に関する法律」に法的な根拠があります。しかし、土曜日が祝日に当たる場合は何らの規定もないため、土日の完全週休二日制の人の場合、月曜日に振り替えられるべき休日が減少してしまうことになるわけです。
 ちなみに、今年はその、祝日が土曜日に当たるケースは以下のとおりです.
・建国記念の日  2月11日(土)
・昭和の日   4月29日(土)
・秋分の日   9月23日(土)
・天皇誕生日 12月23日(土)


2017年1月9日月曜日

告知「国道311ひとつなぎ フェス」

 1月15日の日曜日、三重県南部の尾鷲市、熊野市、御浜町をつないで走る国道311号をキーワードにしたイベント、
国道311ひとつなぎフェス が開催されます。
 国道311号は通称サン・ピン・ピンと呼ばれ、尾鷲市から熊野市にかけては複雑に入り組んだリアス式海岸に沿って走り、熊野灘に面して点在する集落を結びます。熊野市から御浜町にかけては山間部のミカン畑を走る生活道路です。カーブと坂が続き、道幅が狭い「酷道」区間もありますが、景色は素晴らしく良く、安全に運転しさえすれば海あり山ありの東紀州地域の魅力が存分に楽しめる道でもあります。
 「国道311ひとつなぎフェス」は、この区間内の7つの集落で行われるイベントを同日開催するもので、一つ一つは小規模でも、来訪者にとっては周遊する楽しみが生まれることを狙ったもののようです。構成イベントは以下のようになっています。

・尾鷲市三木里(みきさと)  三木里野菜塾の収穫祭
・尾鷲市梶賀(かじか)  梶賀まちおこしの会による「あぶり体験」
・熊野市須野(すの)   須野マルシェDX5
・熊野市波田須(はだす)   暮らしを紡ぐワークショップ
・熊野市磯崎(いそざき)  あさなぎ市
・御浜町神木(こうのぎ)  みはまるしぇ仲間のプチマルシェ
・御浜町尾呂志(おろし)  エコファーマーグループ夢アグリの初マルシェ


2017年1月8日日曜日

初めて朝日屋で松阪肉を買ってみた

 以前もこのブログで松阪肉の名店にして、お中元・お歳暮シーズンには店の前に長い行列ができているほどの人気店である津市の朝日屋を取り上げたことがあります。(リンクはこちら

 しかし、恥ずかしい話ですが、わしは実は朝日屋で肉を買ったことがありません。それどころか店内に足を踏み入れたこともありませんでした。
 そもそも高価な松阪肉など買う機会はそうそうあるものでなく、しかもいつもあれだけお客でごった返している朝日屋で買ってみようという気が起こらなかったのです。
 ただ、今年の正月は我が家恒例のすき焼きができなかった事情があり、代わりにこの連休にやってみようということになって、まあ話のついでに初めて朝日屋で買ってみようということになったのでした。
 さすがに年末ほどは混んでいないだろうと踏んだのですが、駐車場はけっこう一杯になっており、朝日屋の根強い人気を実感せざるを得ません。

2017年1月7日土曜日

糸魚川大火で気になること

新潟日報(28年12月23日)より
 12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は、約4万平方メートル、144棟を焼失し、200名以上が罹災しました。最大瞬間風速24.2mという強い南風が吹いていたことにより、複数の飛び火が発生して一気に燃え広がったようです。
 現場となった糸魚川市の大町地区は古い木造家屋が密集する地域で、雪国特有の雁木(がんぎ)という木製の雪よけのひさしが連なっており、場所によっては家と家の間に人が通る隙間もなかった状態だったそうで、これが延焼の一因となってしまったと考えられるとのことです。
 糸魚川市役所が被災前の街並みの映像を「甦れ いといがわ」と題してYoutubeにアップしていますが、これを見ると確かに大変美しい、ノスタルジックな町並みです。
 この地区は昭和3年にも100棟以上が焼失する大火があったものの、市長が「古さが観光の売りにもなっており、住民に愛着もあって、防火のために街並みを変えるというのはなかなかできなかった。」と語った(毎日新聞より)ように、市街地再開発といった抜本対策は住民も望んでおらず、対策を取ることは事実上不可能だったのでしょう。

2017年1月6日金曜日

尾鷲物産が「プレミアムDHAぶり」を出荷


 中日新聞によると、三重県尾鷲市の水産会社、尾鷲物産が、ドコサヘキサエン酸(DHA)を通常の1.5倍含むという「プレミアムDHAぶり」なる養殖ブリを開発しました。
 昨年12月から、同社が直営する観光物産施設 おわせお魚いちば おとと や、名古屋市の高級スーパーで刺し身や切り身として発売されており、今後は津市や関東、関西方面にも進出を目指すとのことです。(1月5日付け「DHA1・5倍の養殖ブリ誕生」)
 DHAには血液中の中性脂肪を低下させるなどの効果があり、魚に多く含まれることが知られています。
 尾鷲物産では近年の消費者に健康志向が高まっていることから、高知大学と共同で、海藻やマグロ、カツオなどを混ぜたDHA含有量の多い飼料を調合し、ブリの養殖期間の終盤にその餌を給餌することで、通常の養殖ブリでは可食部100グラム当たり2グラムであるDHAを、1.5倍の3グラムに増やすことに成功しました。
 この「プレミアムDHAぶり」の刺し身二切れで、厚生労働省が推奨している一日1グラム以上のDHAが摂取することができるそうです。

2017年1月5日木曜日

三重銀行と第三銀行が経営統合協議へ

 三重県の産業にとって近年になかった大きなニュースが飛び込んできました。三重銀行(四日市市)と第三銀行(松阪市)が経営統合を視野に交渉していることが報じられたのです。(読売新聞だけが今日の朝刊に掲載していたので、同紙のスクープなのかもしれません。)
 地方銀行は全国的に再編が進んでいます。地方では人口の減少や高齢化による市場の成熟化が進んでおり、企業活動も低迷しているところが多くみられます。銀行の主要事業である企業への融資や住宅ローンなどでは収益があがりにくくなっており、統合や合併によって経営規模を大きくし、生き残りを図ろうとする動きが顕著になっているのです。
 三重銀行は昨年9月末時点の預金残高が1兆7256億円、貸出金残高は1兆3678億円。第三銀行は昨年3月末時点の預金残高が1兆7884億円、貸出金残高は1兆2493億円となっており、ほぼ同じ規模ではありますが、三重銀行が製造業が多く集積する県北勢地域に多く店舗展開しているのに対して、第三銀行は建設業や観光業、農林水産業が盛んな県中南勢地域が地盤で、かなり以前から両行の経営統合については可能性が取り沙汰されていました。

2017年1月4日水曜日

英虞湾でAIを使った真珠養殖が

 今日の朝日新聞朝刊に、三重県南部の英虞湾(あごわん)や的矢湾で、昨秋から人工知能(AI)を使った真珠養殖の実験が行われていることが報じられています。(1月4日付け)
 名古屋工業大学の大塚孝信特任助教と化学品メーカーの日油技研工業(埼玉県)が取り組んでいるもので、真珠養殖の筏の上から温度センサーを水中に下ろして設置し、測定した水温を、風の向きや強さ、気温、気圧、潮の流れといったデータとともにコンピュータに読み込ませると、AIの学習機能によって数日先の水温が予測できるようになるそうです。
 真珠の母貝であるアコヤ貝は15℃~25℃の水温が生育に最適とされています。水温が急激に変化すると、真珠の表面に光沢が無くなったり、稚貝が死んでしまいますが、今まで養殖漁家は経験や勘で水温変化を予測するしかありませんでした。
 今後AIによる水温変化予測が実用化すれば、養殖筏を事前に温暖な海域に移動させるなど被害を未然に防ぐことができます。地元では真珠の安定供給にも役立つものと期待が高まっているとのことです。

2017年1月3日火曜日

2016年(平成28年)の読感総集編

 昨年読んだ本で、このブログに読書感想を書いたものからベスト10を選んでおきます。よそ様にお勧めするのももちろんですが、順不同であり、わし自身のメモ用です。

1)地方創生大全 木下斉著 (東洋経済新報社)
 様々な地域活性化の取り組みは、それが持続できなくては意味がありません。このためには自主的に稼ぐことが必要であり、ビジネスモデルをしっかり作って、初期投資を最小に事業を始めるためのスキル、ノウハウが必須になります。政府主導の「地方創生」のブームに乗るのでなく、どうすれば自主自立した地域おこしや地域活性化に取り組めるのかを豊富な実例でもって実証的に解説した本です。
 まっとうな地方創生のために(その1)(2016年11月21日)
 まっとうな地方創生のために(その2・完)(2016年11月22日)

2)ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか 熊谷徹著 (青春新書)
 電通社員自殺事件の影響で、今年は「長時間労働対策」がブームとなりそうです。今まで官庁でも企業でも様々な対策は取り組まれてきましたが、社会が変わらないままで帰宅を強制してもサービス残業などのひずみが大きくなるだけです。ドイツ社会は消費者と労働者は対等で、「お客様は神様です」的な甘えがありません。この社会の成熟は見習うべきです。
 ドイツ人は1年に150日休んでも仕事が回る(2016年1月26日)